バットマンの正体は大富豪のブルース・ウェイン。なので、あんな特製のバットポッドのバイクを作ったり、24時間、いつでも自由に出動可能と、リッチな正義のヒーロー・ライフを送っていられる訳ですが、あんまりバットマンにかまけて、本業のウェイン・コーポレーションの経営をサボると、こうなってしまうかもしれません…。ま、こうした特技をいかしたバイトにつければいいですけどね!!、そんなビジネスマンとして、正義だけでなく、社員の生活も守らなければならないバットマンの最新作「ダークナイト」は、8月9日日本公開です!!
日別アーカイブ: 6月 20, 2008
ピクサー最新アニメ「WALL・E / ウォーリー」をハード・アクションの人類滅亡映画風にしてみた予告編!!
http://videomedia.ign.com/ev/ev.swf
出だしの「アイ・アム・レジェンド」を思い出させる俯瞰のカットから、重厚な緊張感のあるテーマ音楽が流れ、「2800年、人類の運命は、高度な機械に託された」という字幕で、「ターミネーター」の「審判の日」を連想させておき、どんなアポカリプス・ムービー(人類の滅亡や終末世界がテーマの映画)が始まるのか?!、と思いきや、またブラジャーで遊んでる、トホホ…なWALL・E / ウォーリーが登場でズッコケるという、ちょっとふざけてみた予告編ですね。その後はまた、たたみかけるような音楽と、目まぐるしく素早くカットが変わるアクションの連続?、という展開ですが…、果たして、ディズニー・ピクサー最新アニメ「WALL・E / ウォーリー」は、本当は人類滅亡の終末世界のハードなアクション映画だったのか?!は、今年12月に映画館で確認してくださいッ!!
洞窟ホラー「ディセント2」のメイキング映像がイギリスの経済ニュースで初公開?!
イギリスのニュース番組のエンタメ情報ではなく、経済ニュースの動画です。不況のロンドンで、経営方針を転換し、好調に転じた会社として、映画撮影所を経営するイーリング・スタジオを紹介しています。イーリング・スタジオは、112年の歴史を持つ世界最古の由緒ある映画撮影所ですが、建物や設備が老朽化などしてることもあり、使用料を値引きし、本来は映画スタジオをフルに利用する余裕のない低予算映画を積極的に招くことで、活況に転じた…とか報道されてるのですが、そんなことは、この際、どうでもよくて、実例として紹介されてる映画が、2005年製作の、怖すぎて、観たことをマジに後悔する恐怖映画「ディセント」の続編「ディセント2」じゃないですかッ!!、「ディセント」は洞窟探検に出かけた女性ばかりのグループが、動画の中に出てくる、気持ち悪い地底人に襲われるだけでなく、お互いがヒステリーで醜いイガミあいを始めて…という、人間性もズタズタに踏みにじるパニック・ホラーの大傑作です。と、しかし、前作をご覧になった方は、シャウナ・マクドナルドのサラが、なんで続編に出てこれるねん?!と、疑問に思われそうでが、「ディセント」は上映された国によって、終わり方が違っており、撮影中の続編は、日本版のむごすぎる、まるで救いのないオチがカットされた、甘っちょろい北米版を元に作られているので、動画の中で述べてるような、サラが再び、恐怖の洞窟に戻る…というストーリーが成立する訳です。さらに実は、この続編では、サラだけでなく、オリジナルに出演した女優が全員、また、それぞれの役で登場する予定となっています。これまた、何でやねんッ?!とツッコミたくなることが可能なカラクリは、前作に登場していたビデオカメラが続編では鍵となり、映像を再生すると…、という、公開中のスパニッシュ・ホラー「REC/レック」(2007年)や、「クローバーフィールド」(2008年)と同じパターンのアイディアということです。ま、アノ恐ろしい洞窟体験が、また出来るのですから、何でもOKでしょう!!、監督は、前作の編集を手がけていたベテラン編集マンのジョン・ハリスが、この「ディセント2」で、初めてメガホンを握り、デビューです。公開は2009年中の予定とだけ。ちなみに本作のタイトルを英語で書く時は、「The De2cent」となり、“2” を形の似た “S” に見立てた文字遊びとなっています。日本語ではフツーに「ディセント2」と書くしかないですよね…。↓ 下の写真は見分けつかないと思いますが、一応、続編の地底人を用意しました。

アンジェリーナ・ジョリーの電車の乗り方が強引すぎる「ウォンテッド」の動画!!
http://www.traileraddict.com/emb/5208
アンジェリーナ・ジョリーとジェームズ・マカヴォイの殺し屋映画「ウォンテッド」から新たにリリースの動画です。飛んでくる弾丸に、正面から弾丸を撃ち返して、カウンターで正面衝突させるというだけでもあり得ないのに、さらにおなじみの変化球ならぬ、変化弾丸のカーブ射撃でも相撃ちにしてしまいます!!、そんな電車内の決闘に苦戦のジェームズ・マカヴォイにイラついた殺し屋フォックスこと、アンジェリーナ・ジョリーのとる行動が…ッ!!、下手するとコント寸前のスレスレのところを綱渡りしている、何があっても見逃せないアクション映画「ウォンテッド」は9月20日に日本公開です!!
「インクレディブル・ハルク」成功の秘訣のコンセプト・アートを初公開!!
落ち込んだ憂いの表情で、超人パワーも消え失せたようなハルクですが、これは「超人ハルク」史上、最高傑作と言われている最新作の映画「インクレディブル・ハルク」のコンセプト・アートです。これを描いたのは、「アイ・アム・レジェンド」(2007年)や、「ナルニア国物語 第2章:カスピアン王子の角笛」、「ターミネーター3」、日本では11月に公開される「ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝」、また、フランク・ミラーの「ザ・スピリット」、チョン・ジヒョンの「ブラッド:ザ・ラスト・ヴァンパイア」など、代表作をあげればキリがなくなってしまう、ハリウッド№1のコンセプト・アーティスト、アーロン・シムズ(写真)です。コンセプト・アーティストは映画作りの最初の段階で、キャラクターや世界観のイメージを具体化し、映画の方向性を左右する重大な仕事です。「インクレディブル・ハルク」が成功した理由に、色々と語られていますが、その中のひとつとして、このアーロン・シムズのコンセプト・アートもあげられています。アーロン・シムズは、「インクレディブル・ハルク」着手に辺り、原作コミックを重点的に読み込み、主人公のたどった人生を追体験し、ハルクはブルース・バナーが苦悩しながら変化した、あくまでも人間であるという基本コンセプトを大事にし、けして、ミドリのモンスターとして表現されてはならないと考え、ご覧のような、人らしい表情豊かなハルクを描いていったそうです。そして、そんな人の部分を残したハルクと対決する、ティム・ロスが変身のアボミネーションは、見た目的にハルクが勝てなさそうなキャラクターにしなければ、つまらないだろうということで、原作コミックとは少し違う、骨や血管が体の表面に浮き出した不気味なデザインを考えたそうです。最終的に、アーロン・シムズは本作では、コンセプト・アートを2次元で描いただけでなく、自ら、それを立体造型のフィギュアにまで起こしており、映画のCGスタッフは、それを3次元スキャンして取り込んだものから、映画のCGキャラクターを製作していったそうです。それにより、イチからCGを描く時間と手間が節約できただけでなく、アーロン・シムズの描いたキャラクターの持ち味が、よりCGの中に表現することが出来たようです。完成した映画のハルクやアボミネーションが、これらのコンセプト・アートから、どう発展していったか?、その結果は大きなスクリーンでしっかりと確認したいですね。「インクレディブル・ハルク」の公開は8月1日です。続きを読むの後にも、さらに貴重なコンセプト・アートをあげてるので、ジックリとご覧下さい。尚、アーロン・シムズは、先ごろ、亡くなったスタン・ウィンストンのスタジオの共同設立者で、スタン・ウィンストンがパートナーとして、才能に大きな信頼を置いていたクリエイターとしても有名です。
★恐ろしいアボミネーションの全貌はこちら →
ヒラリー・スワンクが伝説の女性飛行家の「アメリア」から写真が初公開!!
ジュンパ・ラヒリの原作を映画化した「その名にちなんで」(2006年)だけでなく、「カーマ・スートラ/愛の教科」(1996年)でも知られる、インド出身の女流監督ミーラー・ナーイルが、ヒラリー・スワンク主演で、1932年に大西洋単独横断飛行を成し遂げた女性飛行家アメリア・イアハートの生涯を描く伝記映画「アメリア」から初公開された写真です。ヒラリー・スワンクは、これまでに「ボーイズ・ドント・クライ」(2000年)と、「ミリオンダラー・ベイビー」(2005年)で、それぞれ第72回と第77回のアカデミー賞主演女優賞を、5年おきに2回も受賞しており、周期的にもそろそろなことから、左上の写真のように自分にソックリな、世間で人気のある女性の偉人を演じた、この「アメリア」で、3度めのアカデミー賞主演女優賞を獲ってしまうのではないか?、と期待されています。共演のリチャード・ギアは、アメリアが飛行家になるチャンスを作った出版社の経営者で、彼女が有名になるようプロモーションし、後に結婚して夫となったジョージ・パットナムの役です。で、そんな夫がいながら、不倫してしまうアメリアの浮気相手はユアン・マクレガーで、密会現場の写真は、続きを読むの後に、バッチリ押えてあります。そして、↓ 下のヒラリー・スワンクの隣りの、気になるかわいい女の子は、オーストラリア出身の18歳のミア・ワシコウスカです。アメリカ進出し、今年1月にHBOで放送された、精神科医のカウンセリングをテーマにしたドラマのミニシリーズ「イン・トリートメント」でブレイクし、ダニエル・クレイグの戦争映画「デファイアンス」にも起用された注目の新人女優です。日本でも人気が出るといいですね。さて、歴史の事実がすでに物語っているように、アメリア・イアハートは、1937年の世界一周飛行の途中で行方知らずとなってしまうので、この映画のラストは恐らく、ハンカチが手放せないのではないでしょうか?、本作は撮影が終了し、仕上げのポスト・プロダクション作業に入ったばかり。公開は今のところ、アメリカでも2009年中とだけしか予告されていません。日本で観られるのは、2010年のオスカー・シーズンの春かもしれませんね。書き忘れましたが、トップの写真の左端の美女は、女優たちが美女だと憧れる、「サイドウェイ」(2004年)のヴァージニア・マドセンです。
★アメリアとユアン・マクレガーの浮気現場はこちら →
「デスレース2000」のデビッド・キャラダインがリメイク映画「デスレース」に登場!!
「トランスポーター」シリーズで、すごいハンドルさばきのジェイソン・ステイサムを主演に迎え、1975年のカルト映画「デスレース2000」のリメイク「デスレース」を監督しているポール・W・S・アンダーソンが、MTVの取材に答え、オリジナルの主演俳優デビッド・キャラダインが、リメイクにも出演することを明かしました。リメイク映画では、元の作品に敬意を表し、ファンへのサービスとして、オリジナルに出た俳優などがカメオ出演することは珍しくないですが、ポール・W・S・アンダーソン監督は、「シラジラしいカメオ出演は好きじゃない…」と語っていることから、単に通りすがりのような役よりは、少しインパクトのあるデビッド・キャラダインの登場を用意しているのかもしれません。デビッド・キャラダインは、主に60年代から70年代に活躍したレトロ・スターで、俳優一族のキャラダイン家のひとり。70年代に放送され、今も語り草の人気テレビシリーズ「燃えよ! カンフー」で、絶対にアジア人に見えない風貌なのに、主人公の中国系カンフー・ファイターを演じたことで有名です。それに加え、この「デスレース2000」や、ウォルター・ヒル監督のバイオレンス西部劇「ロング・ライダーズ」(1980年)などで、映画ファンからはカリスマ的な人気を得ている人なのですが、現在は、クエンティン・タランティーノ監督の「キル・ビル」の「ビルだよ!」と言った方が早いですね!!、↓ 下は新たにリリースされた「デスレース」の写真です。ココに予告編があります。アメリカでの公開日は今夏8月22日。今年中に日本の映画館で、死のレースのチェッカーフラッグは振られるでしょうか?!
運転中のイライラを増幅させるエディ・マーフィ最新作「ミート・デイヴ」の宣伝カーがウザすぎッ!!
ロサンゼルスを巡回している、誰も観たくないエディ・マーフィの最新SFコメディ映画「ミート・デイヴ」の、思いっきりエディ・マーフィの顔面をモデリングした宣伝カーの写真です。このクルマの後ろで、もしも渋滞に巻き込まれたら、ずっとエディ・マーフィと見つめ合わなければならないドライバーは、さぞかしイライラするのでは?!、あまりのウッとうしさから、後ろから突っ込んで、エディ・マーフィにカマをホッても、きっと警察も陪審員も状況をくんで同情し、無罪にしてくれると思います。「ミート・デイヴ」は、エディ・マーフィ型のUFO(そんなアホな!)に乗った、小人のエイリアンのエディ・マーフィが主人公の、またエディ・マーフィばっかり出てくる、ひとりよがり映画。↓ 下はその予告編。物好きな人はご覧下さい。アメリカでは7月から公開です。
http://www.traileraddict.com/emb/4165
キーファー・サザーランドのホラー映画「ミラーズ」の目をあわすとコワイ恐怖ポスター!!
先日、ココで予告編と写真を紹介した、「24 -TWENTY FOUR-」のキーファー・サザーランドの最新主演作のホラー映画「ミラーズ」から、夢に出てきてしまいそうな怖~いポスターがリリースされました。キーファー・サザーランドのようなスターが主演なのに、ポスターに彼の顔を出して売るのではなく、ホラー映画としての怖さをアピールしたいようなので、内容に自信があるのかもしれません。本作は、2003年の韓国のホラー映画「Mirror 鏡の中へ」のリメイク。キーファー・サザーランドは、鏡の中の自分に殺される前に呪いを解かなければなりません!!、監督は、「ハイテンション」(2003年)、「ヒルズ・ハブ・アイズ」(2006年)など、ホラー映画の作り手として、今、最も人気のあるアレクサンドル・アジャです。アメリカでは8月から公開。日本に来るのが楽しみですね!!
渡辺謙のハリウッド映画「上海」の撮影禁止を中国政府が解除、晴れて上海で撮影に!!
ジョン・キューザックと渡辺謙さん、チョウ・ユンファ、コン・リーが主演するハリウッド映画「上海」が、今年2月に上海で撮影開始直前、中国国家広播電影電視総局により、中国国内での撮影が禁止されたというニュースを、ココでお伝えしましたが、中国当局が、脚本の修正と中国版タイトルに「上海」という地名を使わないことを条件に、同映画の中国での撮影禁止を取り消し、晴れて「上海」の撮影隊は、上海に戻れることになりそうです。映画「上海」は、2007年秋から、上海で撮影準備に入り、セットなどもすでに組まれていましたが、映画の内容に、アヘンを吸う場面と、売春の場面が多すぎるため、国家の威信を損なうと、突然、中国側がそれまでの協力姿勢から態度を一変させ、国外に追い出してしまったものです。その後、同映画を製作するワインスタイン・カンパニーは、300万ドルの追加予算を投じ、タイとロンドンにセットを作り直して、4月から撮影を始めていましたが、やはり、タイとロンドンでは無理があり、どうしても中国で撮影をするしかないため、中国側の窓口となるチャイナ・フィルムを通じ、国家広播電影電視総局と交渉を続けていたのが、この度、実ったようです。映画「上海」は、第二次大戦前夜の上海を舞台に、親友の死の謎を突き止めるため、同地にやって来たアメリカ人ジャーナリストのジョン・キューザックに、ヤクザの親分のチョウ・ユンファ、日本軍将校の渡辺謙さんがからむ物語で、気がつけば、いつの間にか、↑ 上の写真のように、「バベル」(2006年)の菊池凛子ちゃんまで主要キャストに入っています。監督は、2月に「中国人の裏切りを、俺は絶対に許さない」と暴言を吐いていた、「すべてはその朝始まった」(2005年)のミカエル・ハフストロームです。当初の予定では、今年末にアメリカで封切りですが、また撮影隊がお引越しすることを考えると、その日程での公開はたぶん無理ではないでしょうか。何はともあれ、「硫黄島からの手紙」(2006年)で、ハリウッドに戦争映画復刻ブームを起こした渡辺謙さんの作品だけに、ブームの火つけ役に恥じない映画になればよいなと思います。