http://www.traileraddict.com/emb/5297
7月11日のアメリカ公開に先がけ、昨日28日(土)の夜に、ロサンゼルス映画祭でプレミア上映された、ギレルモ・デル・トロ監督(写真)の最新作「ヘルボーイⅡ:ゴールデンアーミー」の予告編の最終版(↑上)と、映画からのちょっとユニークな場面の動画をまとめて3本(↓下)、ご覧下さい。ギレルモ・デル・トロ監督は、そのロサンゼルス映画祭でのインタビューで、「もし、映画監督にならなかったら、絶対に銀行強盗になってたね」と、おもしろい告白をしています。ギレルモ・デル・トロは、「カタ苦しい組織や、弱い者イジメの弁護士といった、自分たちは尊敬されるべきとカン違いしてる奴らが大ッキライなんだ。銀行はそういう権威の象徴みたいな感じがあるから、ひと泡ふかせてやろうと、よく銀行強盗の計画を考えていたよ」と語り、「でも、銀行強盗の計画を練る作業には、クリエイティヴさが必要だと気づいた。緻密なプランを練り、それを実行できる連中を見抜いて集め、彼らをまとめあげる。そしてガッポリと金を儲けて…と、言い替えたら、現在もそれと同じことをやってるよね。映画監督って、そういう仕事だよ。そして、権威ギライの反社会的な怒りは、映画の中に込めて、表現することにしたんだ」と結んでいます。銀行強盗と映画監督を同一に例えるのは珍しいですが、ギレルモ・デル・トロ監督の過去の作品、「デビルズ・バックボーン」(2001年)、「パンズ・ラビリンス」(2006年)、そして、この「ヘルボーイ」シリーズと、通してご覧になられてる方には、このギレルモ・デル・トロの言葉は、それらの作品の根底に共通して流れるスピリットとして、容易に理解できたのではないでしょうか。そんなギレルモ・デル・トロの個性が、これから作られる「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのプリクエール「ホビット」の世界と、どのように融合していくのか?、とても楽しみですが、それに関して、ギレルモ・デル・トロはすでにヘルボーイこと、ロン・パールマンを「ホビット」に出演させると発言していますが、さらに「ヘルボーイ」から、水棲人のエイブ・サピエンを演じてるダグ・ジョーンズも中つ国に呼び寄せるつもりだそうです。いよいよ、ピーター・ジャクソンの「ロード・オブ・ザ・リング」から、ギレルモ・デル・トロの「ホビット」へと、映画の個性が変わりつつあるようです。ついでに、エリザベス・シャーマンのセルマ・ブレア姐さんの役も作ってくれないでしょうか?!、でないと、タダでさえ出演作少なすぎの尊敬するセルマ・ブレア姐さんの新作を観れる機会がありません!!
ロボットのことなら、ツクモにお任せ!
トイザらス オンラインストア
