イギリスのニュース番組のエンタメ情報ではなく、経済ニュースの動画です。不況のロンドンで、経営方針を転換し、好調に転じた会社として、映画撮影所を経営するイーリング・スタジオを紹介しています。イーリング・スタジオは、112年の歴史を持つ世界最古の由緒ある映画撮影所ですが、建物や設備が老朽化などしてることもあり、使用料を値引きし、本来は映画スタジオをフルに利用する余裕のない低予算映画を積極的に招くことで、活況に転じた…とか報道されてるのですが、そんなことは、この際、どうでもよくて、実例として紹介されてる映画が、2005年製作の、怖すぎて、観たことをマジに後悔する恐怖映画「ディセント」の続編「ディセント2」じゃないですかッ!!、「ディセント」は洞窟探検に出かけた女性ばかりのグループが、動画の中に出てくる、気持ち悪い地底人に襲われるだけでなく、お互いがヒステリーで醜いイガミあいを始めて…という、人間性もズタズタに踏みにじるパニック・ホラーの大傑作です。と、しかし、前作をご覧になった方は、シャウナ・マクドナルドのサラが、なんで続編に出てこれるねん?!と、疑問に思われそうでが、「ディセント」は上映された国によって、終わり方が違っており、撮影中の続編は、日本版のむごすぎる、まるで救いのないオチがカットされた、甘っちょろい北米版を元に作られているので、動画の中で述べてるような、サラが再び、恐怖の洞窟に戻る…というストーリーが成立する訳です。さらに実は、この続編では、サラだけでなく、オリジナルに出演した女優が全員、また、それぞれの役で登場する予定となっています。これまた、何でやねんッ?!とツッコミたくなることが可能なカラクリは、前作に登場していたビデオカメラが続編では鍵となり、映像を再生すると…、という、公開中のスパニッシュ・ホラー「REC/レック」(2007年)や、「クローバーフィールド」(2008年)と同じパターンのアイディアということです。ま、アノ恐ろしい洞窟体験が、また出来るのですから、何でもOKでしょう!!、監督は、前作の編集を手がけていたベテラン編集マンのジョン・ハリスが、この「ディセント2」で、初めてメガホンを握り、デビューです。公開は2009年中の予定とだけ。ちなみに本作のタイトルを英語で書く時は、「The De2cent」となり、“2” を形の似た “S” に見立てた文字遊びとなっています。日本語ではフツーに「ディセント2」と書くしかないですよね…。↓ 下の写真は見分けつかないと思いますが、一応、続編の地底人を用意しました。
