

「バイオハザード」シリーズのポール・W・S・アンダーソン監督が、B級映画の神、ロジャー・コーマンが1975年に製作したカルト映画「デスレース2000」をリメイクの「デスレース」の初公開されたポスターです。無実の罪で放り込まれた刑務所から脱出するために、ジェイソン・ステイサムが優勝の見返りの釈放をかけて、殺人レースに挑戦する、近未来を舞台にした本格バトルカーアクション映画です。ココに写真、ココに予告編があります。ジェイソン・ステイサムは、この映画の前に日本では、銀行強盗を演じた「バンク・ジョブ」がこの秋あたり公開の予定。盗みに入った貸し金庫で、あっちゃいけないはずの王室のエロ写真を見つけてしまったから、さぁ、大変!!、というトンデモ実話の映画化です。ついでに↓ 下に予告編をあげておいたので、ついでにご覧下さい!!
http://www.traileraddict.com/emb/3104
http://www.movieweb.com/v/V08F2krstENQUV
NBAのバスケット・ボールのTV中継の合間に放送された、ディズニー・ピクサー最新アニメ「WALL・E / ウォーリー」のテレビスポットです。WALL・E / ウォーリーは絶対にダンクシュートはできなさそうです!!、本作はアメリカでは明後日となる、いよいよ27日公開。週末興行成績で1位になるのは決定ですが、2位にどれだけ差をつけた数字を叩き出すのか?!が興味津々です。
当のWALL・E / ウォーリーはそんなことより、ルービックキューブが気になるようですが…。日本での公開は半年先の12月です。
これまでに、ココの「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」(公開中)の素晴らしい写真や、ココの社会問題になったマイリー・サイラスの写真などを紹介してきた、写真家アニー・リーヴォビッツの新しい作品です。今回のテーマは、ニコール・キッドマンとヒュー・ジャックマンという共にオーストラリア出身のふたりが共演し、やはりオーストラリア出身のバズ・ラーマン監督が、「ムーラン・ルージュ」(2001年)以来、再び、ニコールとコンビを組んだ、まさにオーストラリアな映画「オーストラリア」です。↓ 下に予告編も用意しましたが、元々、映像のタッチが人工的なバズ・ラーマンの世界を、アニー・リーヴォビッツが撮らえたことで、さらに不思議なムードになっています。本作「オーストラリア」は、第二次大戦前夜、オーストラリアの広大な牧場を相続したイギリス貴族の二コールが、女だてらに、荒くれ者カウボーイのヒュー・ジャックマンと一緒に、2000頭の牛を引き連れたキャトル・ドライブに出かけますが、折りしも開戦し、日本軍の空襲を受ける…というお話です。↑ 上の写真や予告編を観ると、オーストラリア版「風と共に去りぬ」とでも言った感じのエピック・ロマンのようですね。海外では今年11月から上映開始。日本は、ま、2009年でしょうね。続きを読むの後にも、アニー・リーヴォビッツの写真を3枚あげているので、ご覧下さい。尚、今回のアニー・リーヴォビッツの作品は、いつもの「ヴァニティ・フェア」ではなく、ファッション誌「ヴォーグ」に依頼され、撮影したものです。
http://www.traileraddict.com/emb/5047
★アニー・リーヴォビッツの写真の続きはこちら →
6歳の少年がお母さんを探す旅に出た実話の映画化「この道は母へとつづく」で、2005年のベルリン映画祭少年映画部門グランプリを受賞した、ロシアのアンドレイ・クラフチューク監督の最新作「アドミラル」(アドミラルは英語として解釈すると海軍提督の意味)の予告編です。まず力強く、かつ美しい映像に目を見張らされ、それと共に、ドラマの心地よい重さを感じさせる俳優たちの演技にも感銘を受け、戦闘場面の描写もリアルという、稀に観る素晴らしい予告編です。これだけで、すでにこの映画は大傑作ではないか?!と確信に近い予感を抱いてしまいます。物語は、1917年のロシア革命に続く、ロシア内戦が舞台。そんな混乱の情勢を背景に、主人公の海軍将校アドミラル・コルチャックが、妻ソフィアの親友アナに心惹かれてしまい…という内容。大恋愛と戦争という、シンプルで古典的な設定ですが、アンドレイ・クラフチューク監督のドラマチックな演出で、感動に導いてくれる気がします。主役のアドミラルを演じているのは、アンジェリーナ・ジョリーの殺し屋映画「ウォンテッド」でハリウッド・デビューする、「ナイト・ウォッチ」(2004年)、「デイ・ウォッチ」(2006年)のコンスタンチン・ハベンスキーです。本国ロシアを含む東ヨーロッパ圏では今年10月から公開ですが、それ以外のアメリカなどでも公開は未定。本作は20世紀FOXが世界配給権を取得してるはずなので、スパイク・リー監督の「セント・アンナの奇跡」、ダニエル・クレイグの「デファイアンス」などの戦争映画ブームに乗り、日本でも上映されることを大いに期待しますッ!!
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日本のアニメ製作会社マッドハウスが製作したオリジナル・アニメ・シリーズ「バットマン:ゴッサムナイト」の動画です。実写の前作「バットマン・ビギンズ」(2005年)と、最新作「ダークナイト」の間をつなぐ6つのエピソードが収録されています。映画の公開にあわせ、日本では7月23日、アメリカでは8月7日に、それぞれリリースです。ま、実写とアニメではどんな感じに違うか、楽しみながら、ご覧になってください。映画の「ダークナイト」は8月9日公開です!!
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たるいところが妙によかった、ドン・コスカレリ監督の「プレスリーVSミイラ男」(2002年)では、伝説のロック・シンガー、エルビス・プレスリーを演じていたブルース・キャンベルが、自ら伝説の人物となり、自分役で主演どころか、自分で製作・監督までこなした、とっくに完成済みの徹底的に唯我独尊の映画「マイ・ネーム・イズ・ブルース」(2007年)が、アメリカでようやく今年10月に公開され、陽の目を見ることが決定しました。本作は、「スパイダーマン」シリーズで有名なサム・ライミ監督とはガキの頃からの連れで、「死霊のはらわた」(1983年)、「XYZマーダーズ」(1985年)、「死霊のはらわたII」(1987年)など初期のサム・ライミ映画に連続主演していたブルース・キャンベルが、それらの映画の中で演じた主人公のヒーロー、「キャプテン・スーパーマーケット」(1993年)こと、アッシュと混同され、オレゴンの田舎でモンスター退治を依頼されるという、ブルース・キャンベルが自分のカルト人気に自分で目をつけた、このうえないバカ映画です。しかも、素晴らしいことに本作は、ついでに続編の製作までが決定。題名は「マイ・ネーム・イズ・スティル・ブルース・キャンベル」=「俺さまはまだブルース・キャンベル」とのこと。日本では絶対にDVDスルーだと思うんですけど、早く観たいですッ!!、しかし、この企画をサム・ライミが監督しなかったところが、彼の低迷ぶりなんだよなぁ…。
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イギリスの映画メディア、エンパイアがリリースした、「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」(1998年)、「スナッチ」(2000年)などのガイ・リッチー監督の最新作「ロックン・ローラ」の予告編です。ロンドンに進出してきたロシアン・ギャングの怪しい土地取引に目をつけた、例によってガイ・リッチー映画ではおなじみのような怪しい連中の一群が、一攫千金を目論むというクライム・ムービー。主演は、ジョディ・フォスターと共演した「幸せの1ページ」が 9月6日に日本公開になるジェラルド・バトラーに、「幸せのちから」(2006年)のタンディ・ニュートン。「007/慰めの報酬」のボンドガール、ジェマ・アータートンも出ています。イギリスでは9月5日、アメリカでは10月31日から公開。日本は2009年3月公開の予定です。ガイ・リッチー監督は、2005年にジェイソン・ステイサム主演で作った「リボルバー」が現在、東京でのみ上映中。追って、地方公開の予定とのこと。ちなみに次回作は、「アイアンマン」(9月27日公開)のロバート・ダウニー・Jrが主演とウワサの「シャーロック・ホームズ」。嫁さんのマドンナも映画監督になったし、ガイ・リッチーもボヤボヤしてらんないっす。
「戦場のピアニスト」(2002年)のロマン・ポランスキー監督の新作「ゴースト」に、「ゴースト・ライダー」(2007年)のニコラス・ケイジがゴースト・ライター役で主演し、元007のピアース・ブロスナンと共演することになった。「ゴースト」は、ロマン・ポランスキーが映画化を断念した「ポンペイの四日間」の原作者ロバート・ハリスの別の小説で、内容はポリティカル・スリラー。元英国首相のピアース・ブロスナンの回想録執筆を手伝うことになったゴースト・ライターのニコラス・ケイジが、重大な国家の秘密を知ってしまい、窮地に陥るというお話。脚本も原作者のロバート・ハリスが手がけており、主人公の元英国首相は、ロバート・ハリスの友人であるトニー・ブレア元首相がモデルだと言われている。この情報は、諜報部員から首相に大出世のピアース・ブロスナン本人がMTVの取材に答えたものだが、撮影開始時期などは述べておらず、詳細は不明。ロマン・ポランスキー監督は、1995年にもポリティカルな要素のある「死と処女」(ベン・キングズレー、シガニー・ウィーバー主演)という傑作をものにしており、本来は期待できるが、ゴースト・ライダーがゴースト・ライターかよ?!とダジャレみたいなキャスティングには苦笑ならずとも、ニコラス・ケイジだとベタな映画になるかも?とちょっと心配されている…。
スティーブン・スピルバーグのドリームワークスが、教育出版社のスカラスティックが今年秋からスタートするメディア・ミックス企画の「ザ・39クルーズ」の映画化権を取得し、メディア展開に参加することになった。「ザ・39クルーズ」のベースは児童向けの小説となり、9月9日に第1巻が出版され、その後、2、3ヶ月におきに1冊のペースでシリーズが出され、2年間で計10冊の本を出版する予定。同時にカードゲームや、オンライン・ゲームなども製作される。内容は、ベンジャミン・フランクリンやモーツァルト、ナポレオン、奇術師のフーディニーといった偉業を成し遂げた人たちは、実はみんな一族というカーヒル家の女家長グレースが亡くなり、遺書により、遺産1万ドルを受け取るか?、それともカーヒル家の秘められた超人パワーの謎を解く手がかりを選び、その手がかりを元に、超人パワーの在りかを見つけ、偉人となるか?、のどちらかを選ぶことになった遺族のうち、14歳の少女エイミーと11歳のダンが謎の手がかりを選び、世界各地を巡りながら、謎を解いていくという物語。結末に先がけ、各メディアから与えられたクルー=ヒントを元に謎をといた子どもたちには懸賞金1万ドル(120万円相当)がプレゼントされる。スピルバーグは2~3週間のうちに脚本家を決定し、シリーズとして映画化の準備を進める予定だが、スピルバーグが監督するのか?は未定。また、原作が2年越しの企画なため、このプロジェクトがパラマウント傘下のドリームワークスで作られていくのか?、それともスピルバーグがインドの財閥アライアンス・ADA・グループと新たに立ち上げる新会社のドリームワークスで作られるのか?、も気になるところだ。いずれにしろ、秘宝探しの要素を含んだ子ども版インディ・ジョーンズといったニュアンスのある、この企画でスカラスティックは、第2の「ハリー・ポッター」シリーズのようなブームをめざしたいようだが、ファンタジーの冒険のオチが現金の賞金という、あまりに現実的な設定に、結局、子ども相手に金で釣ってるだけじゃんッ!!と良識ある大人は、今後、賞金目当ての子どもたちが起こしかねない様々なトラブルを予見し、眉をひそめている…。