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ゲイの映画?という評価もされているものの、キアヌ・リーヴスとパトリック・スウェイジが、男泣きの絆を演じたクライム・ムービーの大傑作「ハートブルー」(1991年)を、女だてらにブチかましてくれた硬派な女流監督キャスリン・ビグローの最新作の戦争映画「ザ・ハート・ロッカー」の予告編とポスターです。本作は、トミー・リー・ジョーンズの「告発のとき」(2007年)でも、イラク戦争をテーマにした原案を書き下ろした新人のマーク・ボールが、初めて完成した脚本を映画化したもので、常に戦時下のバグダッドを舞台に、爆発物処理班の緊張に満ちたドラマをピリピリと描いた社会派エンタテインメントです。すでに本作が上映されたトロント国際映画祭などでは好評価を集め、“キャスリン・ビグローは映画監督として第一線に返り咲いた”と賛辞が送られています。ゾンビ映画の「28週後…」(2007年)でも、良心的なアメリカ兵だったジェレミー・レナー演じるジェームス軍曹が、爆発物処理の高度な訓練を叩き込まれた末、送り込まれたバグダッドで合流した部隊の連中が、まるで戦争を楽しむかのように向こう見ずなことに、彼はショックを受けますが、戦場のカオスに適応しようとした努力の末、彼は自分の中の未知の人格と出会うのだった…と、プロットは紹介されています。戦争の無慈悲な現状を伝えたテーマもさることながら、予告編をご覧いただければ察せられるように、戦闘場面の迫力や、爆弾処理の場面の緊張感の演出などが、リアルで生々しく、観客は自分がその場で体験しているように手に冷や汗をかく…と、顰蹙かもしれませんが、戦場のスリルが凄くて、おもしろすぎるッ!!と人気を集めています。が、そのように観客にも疑似体験で戦争の“楽しさ”を味あわせることで、そうした戦争にのめりこんでいく、危ない狂気の心理をこそ、作り手らは伝えたかったのでは?と言えそうです。この「ザ・ハート・ロッカー」は、アメリカでの公開日が未定のため、予告編は本日10日から上映が始まるイタリアのものです。いずれまた、USA版の予告編がリリースされたら、あらためて紹介したいと思います。
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月別アーカイブ: 10月 2008
片時も離れたくない愛車から、ジェイソン・ステイサムが本当に離れられないサスペンスが見どころの最新作「トランスポーター3」の予告編!!
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来月11月29日(土)に、最新主演作の近未来殺人レース映画「デスレース」が日本で公開されるジェイソン・ステイサムが、クールなプロの運び屋ドライバー、フランク・マーティンを演じている人気シリーズの最新作「トランスポーター3」の新しい予告編です。本作では、気に入らない仕事は請けないはずのフランクが、起爆装置付きのブレスレットを無理矢理に手首にはめられたことから、やむを得ず、悪の手先として、愛車を駆らなければならない…という、新たな趣向のサスペンスが売りとして、加えられています。起爆装置のブレスレットは、フランクが愛車から75フィート=約23メートル離れると爆破して、彼の命を奪うという設定になっているので、フランクは文字通り、片時も愛車から離れられないことになり、予告編で観られるように、列車に乗る時もクルマを屋根に乗せて一緒にッ!!というのがおかしいですね。悪役はご存知、人気ドラマ「プリズン・ブレイク」の両刀使いのティーバッグこと、ロバート・ネッパー。ドラマの中で手首をチョン斬られてたので、今度はそのお返しをジェイソン・ステイサムにしてる感じですね!!、監督は、「EXIT イグジット」(2000年)のオリヴィエ・メガトンです。製作と脚本は言うまでもなく、リュック・ベッソン。本作はアメリカでは11月26日公開。日米ともに主演作がスタート・ダッシュをかけられるか?!、ジェイソン・ステイサムは来月末は、ちょっと気が気じゃないですね。ココに本作のおなじみのデザインのポスターがあります。
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流出は人気映画の証し!!、という訳で、ヴァンパイア映画の超話題作「トワイライト」の予告編を1日早く、ご覧下さい!!
映画会社にとっては、宣伝のスケジュールが狂わされるので困る、頭の痛い“流出”ですが、流出ネタにされるというのは、それだけ、その映画が注目されているという人気のバロメーター。という訳で、アメリカでは明日となる10日(金)封切りの映画と共に公開されるはずだった、ヴァンパイア映画の超話題作「トワイライト」の最新版にして、最終の予告編がいち早く、Youtubeにあげられているので、ご覧下さい。本作が超話題作と言われるのは、ステファニー・メイヤーの大ベストセラーの原作のファン・サイトが、英語圏だけでも軽く100以上はあり、日本語を含め世界20ヶ国の言語に訳されていることから、膨大な支持層の地盤を得ていることに端を発し、もしかすると、とんでもない大ヒット映画になるかも?と期待をされているからです。しかし、映画の出来栄えを占う、この最終版の予告編は、超話題作にしては少し地味すぎる印象なため、マニア人気だけで終わってしまう期待ハズレの危険性も感じられます…。本作の監督は、「サーティーン あの頃欲しかった愛のこと」(2003年)や、 「ロード・オブ・ドッグタウン」(2005年)など、非常にレベルの高い青春映画を作ることで定評のあるキャサリン・ハードウィックですが、彼女の作品は映画通や批評家からは支持されるものの、一般には浸透しにくい面があり、果して、最新作の「トワイライト」が娯楽映画としてポピュラーな人気を得られるか?、真価が問われます。この「トワイライト」は、ヴァンパイアでも人の血は吸わず、吸血鬼ではないエドワードと、人間の少女ベラとの恋路を邪魔する?邪悪なヴァンパイアたちとの闘いを描いた、ホラータッチのラブストーリーです。主人公を演じてるのは、「ハリー・ポッター」シリーズのロバート・パティンソンと、「パニック・ルーム」(2002年)のクリステン・スチュワート。アメリカでの注目の全米公開は来月11月21日です。ちなみに「X-ファイル/真実を求めて」みたいに、やらせの自作自演で流出事件をデッチ上げると、バッシングで映画はコケてしまいます…。
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アン・ハサウェイとケイト・ハドソンの美女コンビが醜い素顔を曝け出す、花嫁バトルの最新コメディ「ブライド・ウォーズ」の予告編とポスター!!
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すでに続篇の製作も決定した全米大ヒットのスパイ・コメディ映画「ゲットスマート」が、明日11日(土)から日本で封切られるアン・ハサウェイが、ケイト・ハドソンとバトルを展開する最新コメディ映画「ブライド・ウォーズ」(Bride Wars)の予告編とポスターです。アン・ハサウェイ演じるエマと、ケイト・ハドソンのリヴは大の親友同士。そんな2人が共に結婚することになり、最初は互いに祝福しあっていたものの、結婚式が同じ日になってしまったことから、生涯一度の式を最高のものにすべく、式の会場の奪い合いから、当然ほとんど共通するゲストの友人の盗り合いまでと、どうにかして親友の結婚式を延期させようと手段を問わない闘いをおっ始めるという、女同士のもろい友情?をギャグとして描いた、ある意味、怖~いコメディです。アン・ハサウェイは、姉妹の結婚式に乱入する、ちょっとイカれた主人公を演じたホームドラマの最新主演作「レイチェル・ゲッティング・マリッド」が、アメリカでヒット中なので、また、タイプの異なるウェディング映画に連続出演し、ヒットを狙う格好ですね。一方、ケイト・ハドソンは、最新作の恋愛コメディ「マイ・ベスト・フレンズ・ガール」が、思いっきりハズしてしまい、これまでの男性俳優とのカップル・コメディが飽きられた感じなので、アン・ハサウェイとの女同士ペアで心機一転をはかろうということでしょうか?!、でも、そろそろコメディじゃなく、「あの頃ペニー・レインと」(2000年)や、「サハラに舞う羽根」(2002年)のような、ちゃんとした演技が求められるシリアスなドラマ映画にUターンした方がいいような気がします。この「ブライド・ウォーズ」は、アメリカでは2009年1月9日から公開。監督は「シャーロットのおくりもの」(2006年)のゲイリー・ウィニックです。本作は、脚本を、人気コメディ番組「サタデーナイト・ライブ」のケイシー・ウィルソンと、「ゾディアック」(2007年)に出演していたダイアン・ラフェエルという、ふたりの女優が手がけているところがおもしろいですね。きっと、私なら、ライバルの女をこう痛ぶってやりたい!!などと、互いに本音をぶつけ合いながら執筆したのでは?!、そんなふたりは当然、本作にも本職の女優として、共に出演していますが、もしかして主演したかった?!、さて、女によるオンナのバトル映画はヒットするのでしょうか?!
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スチームパンク・ファンタジーの新作「エンバー / 失われた光の物語」の地底都市に巣くう巨大モグラのキモいクリーチャーに襲われる動画!!
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アメリカでは明日となる10日(金)の公開を目前に、最新ファンタジー映画「エンバー/失われた光の物語」がようやく、巨大なモグラの気持ち悪いクリーチャーが襲ってくる、おもしろい動画をリリースしてくれました!!、本作は、ジェニー・デュープロの同名ファンタジー文学を、トム・ハンクスがプロデューサーをつとめ映画化した作品です。200年間の長きにおよび、地底都市エンバーに光を与え続けてきた発電機がその働きを止めてしまうまでの限られた時間の中で、少女リーナが発見した古文書を元に、暗黒に閉じ込められてしまう都市の人々を救おうと活躍するストーリーです。主人公のリーナを演じているのは、、「つぐない」(2007年)の演技で、13歳ながらアカデミー助演女優賞にノミネートされたシアーシャ・ローナン。そんな天才少女と互角に渡り合えるようにと、大人の俳優たちにも、ビル・マーレー、ティム・ロビンス、マーティン・ランドーといった名優が集められています。また、リーナを助ける少年ドゥーンを演じてるのも、デビュー作「ブラザーズ・オブ・ザ・ヘッド」(2005年)での、体がくっついたままの双子のロック・ミュージシャンという特殊な設定の役を見事にこなし、大絶賛されたハリー・トレッダウェイですね。途中で、双子の片割れルークと入れ替わってもわかんなかったりして?!、地底都市が舞台ということで、ちょっとダークなムードと、スチームパンクな世界観がたまらない、期待大の異色ファンタジー映画です!!、日本公開は20世紀FOX配給で2009年中?
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生まれてこなかった水子の霊の祟りを、ゲイリー・オールドマンがお払いする最新ホラー映画「アンボーン」の写真と怖い予告編!!
原案を担当した「バットマン/ダークナイト」(2008年)が歴史的大ヒット作となり、一躍、名を上げた、「ブレイド」シリーズの脚本で知られるデヴィッド・ゴイヤーが、脚本だけでなく、監督までつとめた最新ホラー映画「アンボーン」の予告編と写真です。この「アンボーン」は、「クローバーフィールド」(2008年)のオデット・ユーストマン演じるヒロインのケイシーが、一緒に生まれてこれず、死んでしまった双子の兄弟にとり憑かれ 、その怨霊をゲイリー・オールドマンが悪魔払いするというお話ですが、呪いの真相が解き明かされるに連れ、悪霊の真の正体はアウシュビッツの収容所で亡くなった霊だったとか、ナチスまでからんでくるという、ちょっとひねりのある物語の展開が待ち構えているようです。ケイシーの友人を演じているのは、「SAW5」(今月24日全米公開)にも出ているミーガン・グッド。ところで、予告編の冒頭で、オデット・ユーストマンが観ている映画が何だか、おわかりになりますか?、走ってるのは、そう、マット・デイモンですよね?!、これは当初、別の映画を使っていたのを、本作のタイトル「アンボーン」にひっかけたダジャレとして、「ボーン・アイデンティティ」(2002年)を使えば?!とユニバーサル・ピクチャーズが映像を提供してくれたとのことです。本作を製作・配給しているローグ・ピクチャーズが、ユニバーサルの子会社だから出来たギャグということですね。映画自体の製作は、マイケル・ベイ監督のホラー映画プロダクション、プラチナム・デューンズですが、あら?、プラチナム・デューンズって、リメイクじゃないオリジナル映画も作れるんだぁ!!と、当り前のことで世間から感動されています。この「アンボーン」は2009年1月9日から全米公開。マイケル・べイ製作、「ダークナイト」のデヴィッド・ゴイヤー監督、そして、「クローバーフィールド」のオデット・ユーストマン主演で、ゲイリー・オールドマンがエクソシスト!!という、宣伝のツカミはかなりパーフェクトなホラー映画ですね!!、続きを読むの後にも、本作の写真をあげているので、ご覧下さい。
★「アンボーン」の写真の続きはこちら →
ジョージ・ルーカスとスピルバーグがインディ・ジョーンズをレイプで犯す、アニメ「サウスパーク」の的確な「インディ・ジョーンズ4」の解釈!!
http://media.mtvnservices.com/mgid:cms:item:southparkstudios.com:187269::
毒舌的な内容が人気のアニメ「サウスパーク」の最新エピソードです。スタンはインディ・ジョーンズの冒険を観に、映画館に出かけたはずが、そこで観せられたのは、ジョージ・ルーカスとスピルバーグにレイプされてしまうインディ・ジョーンズの哀れな姿だった…。これは“史上最低のゴミ映画”、“過去のシリーズの栄光をすべて台無しにしたクソ映画”、“徹底的にファンを根こそぎ裏切ったダメ映画”、“思い出したくもない映画の№1”、“カネ返せの詐欺映画”と、あらゆる言葉で世界中から非難され続けている、カネだけ稼いだ最悪の映画「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」とは何だったのか?!について、「サウスパーク」流に答えてくれた訳ですね。スクリーンで観せられたのは、確かにこんな映画だった気がします…。スタンと一緒に泣きたいよ…。
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第2の「バットマン」シリーズ?と期待されてるダーク・ウェスタン「ジョナ・へックス」の顔半分を失ったヒーローはジョシュ・ブローリンに決定?!
今年6月にココで、ワーナー・ブラザースのスタジオから流出した、「パニッシャー」(2004年)や、「ミスト」(2008年)で知られるトーマス・ジェーンが特殊メイクで主人公のガンマン、ジョナ・へックスに扮した写真を紹介した、ダークヒーローのウエスタン・コミックの映画化「ジョナ・へックス」の真の主演俳優が、おとついの7日(火)にジョシュ・ブローリンに決まったことを確認したと、HOLLYWOOD ELSEWHERE.Com のジェフリー・ウェルズが報告しています。ジェフリー・ウェルズによれば、ジョシュ・ブローリンの代理人は、“まだ決定していない…”と慎重に言葉を選びながらも、ジョシュ・ブローリンがジョナ・へックスであること自体は否定せず、声のトーンのニュアンスにより、すでに契約が確実であることをほのめかしたとのことです。「ジョナ・へックス」は、「バットマン/ダークナイト」でアーロン・エッカートが演じたトゥーフェイスのように、顔の半分が醜く焼け爛れてしまった元南軍兵士のガンマンで、DCコミックスの人気キャラクターのひとりです。その映画化を進めているのは、「アドレナリン」シリーズの監督コンビ、マーク・ネヴェルダインとブライアン・テイラーで、プロデューサーは、「アイ・アム・レジェンド」(2007年)のアキバ・ゴールドマンがつとめています。冒頭のトーマス・ジェーン版ジョナ・へックスの写真は、そのプロデューサー、アキバ・ゴールドマンから主演を打診されたトーマス・ジェーンが、ワーナー・ブラザースが第2の「バットマン」シリーズにッ!!と力を入れている「ジョナ・へックス」の主役を何としても獲得しようと、自費で特殊メイクを施した自作自演のプロモーション・フォトだったのですが、流出し、ネットで公開された結果は、意外にも「ジョナ・へックス」のファンや、映画ファンから好評を得て、トーマス・ジェーンのジョナ・へックスは公けに認められた雰囲気がありました。しかし、監督のネヴェルダインとテイラーは「自分たちのイメージとは違う…」と満足せず、THE MOVIEBLOG.Com で「トーマス・ジェーンは使わない」と公言し、トーマス・ジェーン版「ジョナ・へックス」は儚くも幻に消えてしまった訳なのですが、それがジョシュ・ブローリンとは…、やはり、「アドレナリン」でも、男臭いゴツイ顔のジェイソン・ステイサムを起用している、同監督コンビらのテイストにはマッチしているような気がします。また、ハンサムなトーマス・ジェーンには気の毒ですが、「ノーカントリー」(2007年)で迫力の名演技を披露したジョシュ・ブローリンの方が、見応えあるダークヒーローを演じられそうで、映画への期待がより高まります。ジェフリー・ウェルズの記事が真実であるならば、今月17日にアメリカで封切られる、ジョシュ・ブローリンがブッシュ大統領を演じた話題作「W.」の公開に乗ずるような格好で、ワーナー・ブラザースから、「ジョナ・へックス」について、メディアにアナウンスがあるかもしれません。監督コンビのマーク・ネヴェルダインとブライアン・テイラーは、2009年4月に全米公開予定の「アドレナリン2」が完成次第、「ジョナ・へックス」の製作に移行し、2009年3月からアリゾナやジョージア州、ルイジアナなどで撮影を開始する見込みです。となれば、いずれ近いうちには「ジョナ・へックス」についての新たな情報がリリースされそうですね、続報をお楽しみにッ!!
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イタリアのファッション・ブランドのディーゼルが北京で作ったセクシーで美しい短編映画「XXX:ア・フォービドゥン・ラブストーリー」の予告編!!
http://services.brightcove.com/services/viewer/federated_f8/1214128517
映画会社ではなく、イタリア発のファッション・ブランド、ディーゼルが同社の創業30周年を記念し、スポンサーとなって製作した短編映画「XXX:ア・フォービドゥン・ラブストーリー」(xXx: A Forbidden Love Story ※“XXX”はポルノを示す表記)の予告編です。ご覧になれば、さすがはファッション・ブランドが作っただけあると納得する、セクシーな映像に、ウットリと見惚れてしまいます。この美しいCMのような短編映画を作った監督は、昨2007年に、ジョン・ウーのプロデュースにより発表したデビュー作のフィルム・ノワール「ブラッド・ブラザース」(天堂口)が高い評価を受け、ベネチア国際映画祭のクロージング作品に選ばれた、台湾人のアレクシー・タンこと陳奕利(チェン・イーリー)です。主演の男優は、その「ブラッド・ブラザース」にも出た、「山の郵便配達」(1999年)や、「小さな中国のお針子」(2002年)などで、日本でも有名なリィウ・イエですね。とびきり美人の女優さんは、ジャッキー・チェンの「プロジェクトBB」(2006年)に出ていた、カオ・ユアンユアンです。音楽は、日本人の羽鳥美保(チボ・マット)が担当してくれています。 物語の内容や、映画の詳細については、ディーゼルの宣伝ではなく、映画自体は独立しているというスポンサーの太っ腹ぶりぐらいしか知らされてないのですが、ちょっと短編映画にしとくのは惜しい感じです。撮り足して、長編にすることは無理なんでしょうか?!、本作は、ディーゼルが今週末11日(土)に世界の17都市で同時に行なう、「The DIESEL xXx party」というイベントで上映されるはずですが、北京会場では間違いなく観られるでしょうが、東京・幕張メッセでも上映されるか?はわかりません。興味のある方は、コチラをご覧の上、ディーゼルにお問い合わせください。イベントに行けない多くの人のために、ディーゼルが全編をネットで公開してくれるとウレシイのですが…、でも、この短編映画のクオリティなら、普通に DVD/Blueray で販売してもよさそうです。つかの間、“禁断の愛の物語”の世界に酔いしれてください。
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「ロード・オブ・ザ・リング」の前日譚「ホビット」は1本の大作映画!!と、ギレルモ・デル・トロ監督がスマウグの運命も含めネタバレ発言?!
8月に脚本の執筆がスタートしたというニュースを伝えて以来となる、「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのプリクエール「ホビット」の話題です。「ホビット」の監督であり、脚本も手がけるギレルモ・デル・トロ監督が、MTVの取材に応じ、進捗状況を語ったところによれば、これまで2部作として、2本の映画になると言われていた「ホビット」は、実質的には“1本の大作映画”を前後編の2回に分けて公開すると考えた方が正確な映画になるだろうとのことです。これまで「ホビット」は、1本めではJ・R・R・トールキンの原作「ホビットの冒険」を映画化し、2本めでは、映画「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズの第1作へとつながる橋渡しのオリジナル・ストーリーが語られることになると予想されていました。しかし、すでに7月のココでも「ホビット」は2本の映画でなくてもよいのでは?と疑問を表明していたギレルモ・デル・トロ監督は、その2本めの映画が“橋渡し”の穴埋め映画として軽んじられてしまうことに抵抗を感じ、共に脚本を手がける製作総指揮のピーター・ジャクソン、フラン・ウォルシュ、フィリパ・ボウエンらと相談し、“2本の映画を作る”という発想から、“ひとつの物語を語る”というコンセプトに、取り組み方を切り替えたようです。が、しかし、結局、“2本の映画”という体裁になるなら、前から言ってることと何も変わらないじゃないかッ?!と言う矛盾が指摘されそうですが、作り手となるアーティストの感性では、“ひとつの物語を語る”という考えの方がとっつき易かったんでしょうね。今回のギレルモ・デル・トロ監督の言葉は、一般には少し述べたい要点がわかりづらい風ですが、ギレルモ・デル・トロ監督本人はこうして伝えることで、2本めが“橋渡しの映画”から、余計な形容がとられ、単に“映画”として受け止めてもらえるだろう!!と、その発言の狙いを要約しています。また同時に、これはわかりやすい驚きの発言なのですが、「ホビット」全体のクライマックスになるか?と思われていた、ドラゴンのスマウグ(↓こんな感じ)との闘いは前編で描かれ、1本めでスマウグは死んでしまう…と述べています。1本めでスマウグが死ぬということは、やはり、「ホビット」の原作の大部分は、前編で描かれ、後編にはオリジナルな要素が増えることにもなりそうですが、スマウグの死後、展開する財宝の奪い合いの戦争が、かなりダイナミックな規模で、原作以上にしっかりと描かれるのかもしれません。ギレルモ・デル・トロ監督が6月に行なった予告通りなら、12月にはキャスティングの発表があるはずなので、ボチボチまた「ホビット」のウワサが映画メディアを賑わしそうです。この「ホビット」は約1年後の2009年後半から撮影を開始し、公開は2011年と2012年の予定。要するに、次のオリンピックまで「ホビット」の映画のラストシーンは観られない訳で…、そう考えると「ホビット」の話題は本来は相当、先の話ですね。
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