http://vimeo.com/moogaloop.swf?clip_id=1942081&server=vimeo.com&show_title=1&show_byline=1&show_portrait=0&color=&fullscreen=1
自分でも映画を作ってみてえなぁ…とか映像の仕事をしたいと夢見ている映画ファンの間で人気の高いデヴィッド・フィンチャー監督(写真)のCMの最新作です。NFLをテーマにしたナイキのスポーツCMで、サンディエゴ・チャージャースのラダニアン・トムリンソン/1979年6月23日生まれの29歳と、ピッツバーグ・スティーラーズのトロイ・ポラマル/1981年4月19日生まれの27歳とが、この世に別々に生を受け、お互い知り合うこともなく、それぞれが成長し、大人になってプロのフットボール選手となり、NFLのピッチで激突する“運命の日”までを1分間で絶妙に観せています。素晴らしいカメラワークの映像を撮影したのは、クライヴ・オーウェン主演の近未来SF映画の大傑作「トゥモロー・ワールド」(2006年)で、映画のカメラではなく、自分の肉眼でその光景を目撃してるような気にさせた、コレ、どないして撮ったん?!と驚くことしきりのスゴイ撮影技術を観せていたエマニュエル・ルベツキです。このCMが興味深いなぁ…と思ったのは… →
日別アーカイブ: 10月 18, 2008
「ヘルボーイ」のセルマ・ブレア姐さんがパパラッチのリクエストに応え、気前よく大道芸を披露してくれるハプニング・ビデオ!!
ギレルモ・デル・トロ監督の「ヘルボーイ」シリーズのクールなセルマ・ブレア姐さんが駐車場でパパラッチたちに捕まり、「なんか、芸やってみせて!!」と迫られた末、仕方ないわねぇ~と吉本の女芸人のようにその場でサービスたっぷりにアレコレ大道芸を披露してくれるという変なビデオです。最初は手品を見せてくれるセルマ・ブレア姐さんですが、乱入してきた文盲のホームレスのオジサンをアッという間に文字が読めるようにしてあげるなど、お前は神かッ?!みたいな奇跡までやってのけます。どころか、最後はパパラッチたちから「ヘルボーイやって!!、ヘルボーイやって!!」と子どもみたいにせがまれた挙げ句、リズ・シャーマンの超能力を生で見せてくれますッ!!、と、見始めた途端に、あぁ、これはやらせのコメディ・ビデオだな!!というのはわかりますが、作ったのは「ThoseLilRabbits」という、主にロサンゼルスでライヴで活動しているコメディ・ユニットの人たちだそうです。パパラッチなど登場人物はもちろん、そのユニットに所属しているお笑いパフォーマーの人たちですね。で、セルマ姐がなんで、こんなことをやっているかと言うと、先週の木曜日(9日)からアメリカで放送が始まった新番組のコメディ・ドラマ「キャス&キム」の口コミ宣伝の話題作りとして、このビデオを作ったのでは?と思うのですが、オチが「ヘルボーイ」なので、もしかすると来月11月にアメリカで発売になる「ヘルボーイⅡ:ゴールデンアーミー」のDVD/Bluerayの宣伝も兼ねているのかもしれません。「キャス&キム」のNBCテレビと、「ヘルボーイ」のユニバーサル映画は会社が親子関係なので、宣伝を兼ねることが可能です。「ヘルボーイⅡ:ゴールデンアーミー」も、このブログではとっくに過去の映画のようですが、日本での公開は2009年1月の予定です。ココにセルマ・ブレア姐さんが演じるアホなキムの水着写真があります。

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ショック!!、ダニエル・クレイグのジェームズ・ボンドは最新作「慰めの報酬」で引退?!、これで終わりかも…と本人が微妙発言!!
「007/カジノ・ロワイヤル」(2006年)で、第6代目のジェームズ・ボンドに就任し、その精悍でタフな野性味あふれるガチなボンド像から、シリーズを蘇らせたと大好評のダニエル・クレイグが、「プレイボーイ」の行なった最新のインタビューの中で、彼にとっては第2弾となる最新作「慰めの報酬」に次ぐ、第3弾に出演するか?どうか?、わからない…と答えたことがわかりました!!、ダニエル・クレイグは、すでに4本のボンド映画に主演する契約をしていますが、その点については、本人も「あぁ、確かに紙っ切れにサインはしたさ。そこには後2本、出なきゃいけないと書いてるよ」と答え、契約の事実を認めています。しかしながら、ダニエル・クレイグは「それが何だってんだ?、ギョーカイの約束事が予定通りに守られた試しなんかないよッ」と、契約自体にはあまり重きを置いておらず、「『慰めの報酬』がどうなるか?、まずは見守った方がいい。ウケなかったら、当然、考え直さなきゃいけないだろうね…」と慎重な自分なりの考えを述べています。このダニエル・クレイグの発言だけからでは、彼がボンドを続けたいのか?、それとも辞めたいのか?はハッキリしません。万一、「慰めの報酬」が思ったほどヒットしなかった場合、おめおめとジェームズ・ボンドを続ける訳にはいかないという、ダニエル・クレイグのプロの俳優としての覚悟を示す心意気の責任発言とも受け取れます。ですが、ダニエル・クレイグのジェームズ・ボンドは、初代のショーン・コネリー以来と言ってもいいほど、高い人気の支持を集めており、仮りに本人が辞めたいとしても、映画を製作しているイオン・プロダクション、MGM、ソニー・ピクチャーズらは、契約を楯にダニエル・クレイグを離さないでしょう。その場合、法廷闘争に発展する可能性もありますが、それよりもむしろ、ここで気になるのはダニエル・クレイグが「慰めの報酬」はヒットしないかもしれない…と弱気でいることです。これまでにも最新作の「慰めの報酬」は、前作「カジノ・ロワイヤル」のエンディングを引き継いで物語が始まる、シリーズ史上初めての「続篇」であることや、過去のボンド映画の平均上映時間と比較して、約25分前後も短い1時間46分というコンパクトな内容にまとめられていること、また、ボンド映画のお約束の決まりごと(※)を廃してしまったことなどを紹介し、シリーズの中では異色の作品に仕上がっているようだと伝えてきました。もしかすると、ダニエル・クレイグはそういった点などに不安や、あるいは不満を感じ、「慰めの報酬」に疑問があるのかもしれません。しかし、イギリスBBCが現地17日付けで、世界で最初に「慰めの報酬」のレビューを発表しましたが、これまでのボンド映画と最新作が少し違うことは確かなものの、けして否定的な評価は下していません。BBCは、「慰めの報酬」では、ジェームズ・ボンドとは何者なのか?、彼は何のために戦うのか?といった点が掘り下げて描かれたのを興味深いとした他、オルガ・キュリレンコのボンドガールが飾り物ではなく、人格を持った女性の役として登場している点などを高評価しています。が、えッ?と思うのは、“「慰めの報酬」は明らかに3部作の中間の映画に観える…”としているところです。「カジノ・ロワイヤル」の続篇「慰めの報酬」は、さらにその続篇へと続くラストシーンで終わるのでしょうか?!、ならば、ダニエル・クレイグが出ない訳にはいかないはずですが…。「慰めの報酬」は、イギリスで今月末31日に世界最速公開の後、11月14日から全米公開となります。ダニエル・クレイグの去就も含め、また本作の耳よりな情報があれば、お伝えします!!、日本での公開は2009年1月です。(※「ボンド…ジェームズ・ボンドです」と、ボンドという名前を強調して2回言う点や、ドライ・マティーニを必ず飲むなどの約束ごとの演出が廃止された)
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ヒロイック・ファンタジー「コナン」の監督に、どんな映画もつまらなくするブレット・ラトナー決定で筋肉バカなコナンのガキ映画は間違いなし?!
先月、ココで、アーノルド・シュワルツェネッガーの代表作「コナン・ザ・グレート」(1982年)の再映画化の監督は、マイリー・サイラスのプロモーション・ビデオさえ、まともに作れないダメダメ職人監督のブレット・ラトナーか?!というスクープを紹介した記事をお届けしましたが、その続報として、映画サイトのAICNが、そのスクープが事実であり、「コナン」の監督はブレット・ラトナーに決定したことを確認したというニュースを報じました。ブレット・ラトナー監督は、ジャッキー・チェンの「ラッシュアワー」シリーズや、「X-MEN ファイナルディシジョン」(2006年)などで知られるヒットメーカーではありますが、工場で大量生産したようなオリジナリティのかけらもない安っぽい大衆受けを狙った映画のトーンから、映画ファンからはまるで支持されていません。辛うじて、製作総指揮に名を置いているテレビ・シリーズの「プリズン・ブレイク」が人気を集めている程度です。なので、このAICNのニュースに反応した海外の映画サイトやブログの多くは、「コナン」は始まる前に終わった…と断じ、筋肉バカのコナンが出てくるだけのお子様ランチのような映画が出来ることは間違いないと予想しています。「コナン」については、作品世界を共有する「レッド・ソニア」という姉妹作が先に作られることが決定しており、そちらは「プラネット・テラー」カップルのロバート・ロドリゲスとローズ・マッゴーワンが手がけるので、アバズレ女戦士がエロの肉弾戦もバンバンやりまくる暴力至上主義の野蛮映画として正当に作られそうですが、ブレット・ラトナー監督の「コナン」がそれより迫力のある映画になるとは、とうてい思えません…。また、ロバート・ロドリゲスは、「コナン」のプロデュースも手伝っていいと、今夏のサンディエゴ・コミック・コンで言ってくれていましたが、ハリウッド・セレブ気取りのオッサンのブレット・ラトナーと、ロバート・ロドリゲスの反りが合うとは思えません。実際としては、シュワルツェネッガーの「コナン・ザ・グレート」(監督はパチンコ屋の軍艦マーチのレコードを買ったジョン・ミリアス)のリメイクではなく、ロバート・E・ハワードのヒロイック・ファンタジー小説「コナン」シリーズの原作から新たにやり直す最新作「コナン」の脚本を書くのは、ロバート・ゼメキス監督に「べオウルフ」の企画を盗まれた、北欧バイキングVSエイリアンのオタ丸出しのSF映画「アウトランダー」(2008年)を監督したハワード・マケインですが、脚本だけでなく、いっそハワード・マケイン監督に撮らせてあげればいいのにと、映画ファンは思うものの、製作費が1億ドル(100億円以上)を超えそうな大作の「コナン」ともなると、どうしても手堅い実績のブレット・ラトナー監督を映画会社は選んでしまうのかもしれません。この「コナン」を製作するのは、北村龍平監督のハリウッド進出のホラー映画「ミッドナイト・ミードトレイン」(2008年)を、社内の権力争いの餌食として、わざと失敗させたライオンズ・ゲートです。ライオンズ・ゲートからは、「コナン」についてのオフィシャルな発表はまだリリースされていないので、とりあえず、AICNには悪いですが、誤報であることを祈りましょう。と言いたいですが、AICNのニュースはいつもかなり正確です。
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「ソウ」シリーズ最新作「SAW 5」がバラエティ番組の罰ゲームみたいな拷問のネタバレ動画を公開!!
http://www.traileraddict.com/emb/6952
昨日、ココで紹介したテレビスポットの中でチラと見られた5人の“ゲーム”のプレイヤーたちが、どんなゲームをするのか?!がタネ明かしされた動画なんですが…、ちょっとテレビのバラエティ番組の罰ゲームみたいで「ソウ」シリーズにしてはアイディアに欠ける感じです。他の人たちの首が絞まるのなんて平気にグイグイとワイヤーを引っ張って、目前の鍵を捕りに行こうとしている、「24 -TWENTY FOUR-」ではCTUで働いているモリス・オブライエンこと、カルロ・ロタですが、こんな卑怯な姿をクロエ(メアリー・リン・ライスカブ)が見たら、ケツを蹴り上げられると思います!!、果して、モリス…じゃなくて、この映画ではチャールスですが…は助かるのか?!、彼の案否は11月28日(土)から公開の「SAW 5」を上映する映画館でご確認ください!!
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新作「バイオハザード4」を作るよりも、ポール・W・S・アンダーソン監督は愛妻ミラ・ジョヴォヴィッチと長く熱い週末で子作りに励みたい?!
今日18日からCGアニメ版の最新作「バイオハザード/ディジェネレーション」が封切られている「バイオハザード」シリーズについて、7月にソニー・ピクチャーズとシリーズの監督でプロデューサーのポール・W・S・アンダーソンが最新第4弾の製作に向けてのミーティングを行なったという記事をお届けしましたが、今月5日付けのイギリスの「サンデー・サン」に掲載されたインタビューの中で、ポール・W・S・アンダーソン監督が、次回作は1980年のイギリスのギャング映画「長く熱い週末」のリメイクを手がけてると述べており、「バイオハザード4」はその次だ…と語っています。次回作として、プロレスラーのザ・ロックこと、ドウェイン・ジョンソンが主演する「スパイハンター」を予定していたはずのポール・W・S・アンダーソン監督ですが、カーアクションがメインとなりそうな同映画は、日本では来月11月29日(土)から公開の最新作「デス・レース」とかぶる部分が多そうなことから、恐らく「長く熱い週末」にスイッチしたのでしょうが、どうせなら「バイオハザード4」を先にしてくれてもよかったのに…と、ファンはグチりたくなるかもしれません。同インタビューの中で、夫婦がお互いに仕事ですれ違うことが多く、家族の時間が何より大切と話しているポール・W・S・アンダーソン監督は、シリーズの主人公アリス役に起用した縁で結婚した愛妻ミラ・ジョヴォヴィッチとの間に、昨2007年11月に誕生した第1子の女の子エヴァーちゃんを含め、少なくとも3人の子どもを儲けたいとプライベートでの夢を語っていますが、「バイオハザード4」を監督すれば、夫婦が共に過ごせて、映画作りと子作りの一石二鳥になるのでは?!、「バイオハザード4」は噂の予定では2010年全米公開です。下 ↓ に公開中の「バイオハザード/ディジェネレーション」の予告編もあげておくので、まだ観ていない方はご覧ください。
http://www.traileraddict.com/emb/6897
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動物のファミリー・コメディなんてバカらしいという冷めた一笑が大爆笑に変わる「マーリー/世界一おバカな犬が教えてくれたこと」の予告編!!
http://www.traileraddict.com/emb/6940
日本でも邦訳本が大人気の全米大ベストセラーの同名エッセイ(ジョン・グローガン著)を映画化したファミリー・コメディ「マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと」の予告編です。6月に紹介した先行の予告編は、犬のマーリーが海岸を走ってるだけのドッグフードのCM?みたいなものでしたが、今回はちゃんとマーリーの飼い主である人間のキャストのジェニファー・アニストンとオーウェン・ウィルソンも登場し、映画の中身がわかるようになっています。本作の内容は、早川書房から1,500円で発売されている邦訳本の案内によれば、「新婚カップルのジョンとジェニーが引き取った元気なラブラドールレトリバーの子犬。強くて頼れる名犬にするはずが、猪突猛進、天真爛漫、数々の騒動を引き起こしては二人に体いっぱいで甘えてくる問題児に。そんなおバカな犬マーリーに振り回されながら、待ち望んだ出産、転職と歳月を重ねるうちに、若かった夫婦もいつのまにか三児の親に……。辛いことも楽しいことも分けあいながら家族をつくりあげてきた二人のそばには、いつもマーリーがいた。そんな13年間の思い出を綴る感動エッセイ」とのことで、最後のエッセイを「映画」に変えれば、本作の内容ですよということですね。無垢な動物を使って、あざとく笑わせ、最後は安っぽく泣かせようだなんて、そんな古臭くてシラジラしい手段になんて、絶対にひっかかるものかッ!!と思っている方も、予告編をご覧になれば、思わずこみ上げてくる笑いを押えられなかったのでは?と問いかけてしまう本作は、意外に良さそうな映画の感じがします。が、それもうなづけるのは、本作の脚本を手がけたのは、トム・クルーズ主演のスピルバーグ監督のSFスリラー「マイノリティ・リポート」(2002年)のスコット・フランクで、監督は、テレビの「セックス・アンド・ザ・シティ」を経て、「プラダを着た悪魔」(2006年)で大ヒットをかっ飛ばしたデビッド・フランケルです。「プラダを着た悪魔」は“都会的でオシャレな女の子のサクセス・ストーリー”という型に安易にハマらず、それを超えた傑作でしたから、この「マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと」も、お手軽な動物ものファミリー・コメディとだけはあなどれないのではないでしょうか。本作はアメリカでは12月25日のクリスマスに全米拡大公開。「犬」と「笑い」の2大要素で日米ともに大ヒットは間違いない作品だと予想されますが、後は映画の内容をキチンと伝え、さらにどこまで観客の裾野を拡げられるか?が勝負ですね。
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ダコタ・ファニング2.0が人類の未来を変えるため、サイキック・バトルを闘う最新SFアクション映画「PUSH/プッシュ」が予告編を初公開!!
http://www.traileraddict.com/emb/6949
現在はすっかり美人お姉さんに成長したことから、「アイ・アム・サム」 (2001年)などに出ていた子役時代の彼女と区別するために、最近の海外メディアでは冗談半分に「ダコタ・ファニング2.0」とバージョンを更新した表現で紹介されているダコタ・ファニングが、さしずめ「1.7」あたりで撮影した最新作のSFアクション映画「PUSH/プッシュ」が予告編を初公開しました!!、この「PUSH/プッシュ」は8月にココでポスターと写真を紹介しましたが、その記事の中でふれたサンディエゴ・コミック・コンのプロモーション・リールを編集し直したものが、この予告編です。本作は、「HEROES/ヒーローズ」+「X-メン」+「ジャンパー」?などと揶揄されているのですが、超能力者を薬物で洗脳して戦闘員に仕立てあげようとする政府の闇の組織ディビジョンと、それを倒そうとする超能力者らのサイキック・バトルのストーリーです。タイトルの「プッシュ」とは、他人をマインドコントロールする超能力のことで、この映画では一般にテレキネシスと言われている念動力を「ムーブ」、予知能力を「ウォッチ」といった具合に独自のネーミングをしており、その他に、他人が嗅いだ臭いを察知する「スニッフ」や、高周波の声で人を殺す「ブリード」、傷を癒す「スティッチ」など、「HEROES/ヒーローズ」のように様々なエスパーが次々と登場します。ダコタ・ファニングが演じてる13歳のキャシーはウォッチャーで、組織に父を殺され、復讐を誓ったムーバーのクリス・エヴァンスを手助けし、人類の未来の自由のために闘います。クリス・エヴァンスは、「ファンタスティック・フォー」シリーズでは、炎の使い手のヒューマン・トーチだった人ですね。「ジャンパー」(2008年)に登場した“パラディン”のサミュエル・L・ジャクソンのように、この映画で超能力者をハントするのは、「ブラッド・ダイヤモンド」(2006年)のジャイモン・フンスー。「紀元前1万年」(2008年)の垂れ目がかわいい美女のカミーラ・ベルは、彼の右腕で、彼女が「プッシュ」のようです。本作は映像の見た目がすごくデジタル・ビデオ的過ぎて、映画なのに、テレビ・ドラマの「HEROES/ヒーローズ」よりも雰囲気を醸し出せておらず、舞台の香港の空気も活かせていないと言った点が、マニアから厳しく突かれていますが、その安っぽさもまたB級臭ムンムンの香港映画?とカン違いで思ってあげれば悪くないのでは?!、この「PUSH/プッシュ」は2009年2月9日全米公開の予定です。日本で観られるのは、GWや夏休みといった辺りでしょうか?!
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