ワーナー・ブラザースの広報が「ハリー・ポッターと謎のプリンス」公開日変更について、「ハリポタ」ファンを徹底的にコケにした声明ビデオ?!

http://www.ooyala.com/player.js?width=470&height=350&embedCode=Bvb3cyOhA_PLVmityZS2BeHDNX_Z_aGF
初めにいきなり注意で恐縮ですが、「ハリー・ポッターと謎のプリンス」の原作を読まず、まずは映画を楽しみにしている方で、英語の聞き取りはかなり得意という人は、の動画は観ないことをお薦めします。動画に出てくるロブ・デレーニーさんは、シリーズ最新作の映画のクライマックスで何が起きるか?!重大なネタバレを平気でしゃべっています。聞いてしまうと、映画の楽しみは半減するので理解しておいて下さい。と、そんな危険ブツの動画の中身は何やねん?と言うと、シリーズ最新作ハリー・ポッターと謎のプリンス」の公開日を、今年11月から来年2009年7月へと突然変更され、おあずけを食わされたことで怒り狂っている世界中のファンに向けて、シリーズを製作・配給しているワーナー・ブラザースが発信した釈明のビデオです。と言うのは、真っ赤なウソで、そういう設定COMEDY.COM が作ったパロディの動画です。ですから、「私はワーナー・ブラザースの広報のロブ・デレーニーです」と自己紹介して登場しておきながら、アッサリとハリー・ポッターと謎のプリンスの結末を語り映画の商品価値をブッ壊すオッサンは当然、本当のワーナー・ブラザースの人ではありませんのでカン違いしないでください。では、なぜ、オッサンはあえてワーナー・ブラザースの広報と詐称してるかと言うと、それは、「俺たちはハリウッド・メジャーの中の真のメジャーメディア産業の大巨人ワーナー・ブラザース様でありこの世に俺たちに逆らえる奴はいないんだよッ!!だから、『ハリポタの公開日を変えるのも俺たちの自由!!お前らファンがあーだこーだ言ったってそんなの知るかッ!!この虫けらのカスのオタクどもめッ!!」と考えてるとしか思えない、ワーナー・ブラザースの傲慢な姿勢を痛烈に皮肉るのに、同社の広報という立場をとり、どうだッ?!本音を代弁してやったぜ!!と言うことですね。もちろん、ワーナー・ブラザースには、同社なりの事情や考えがあり、「ハリー・ポッターと謎のプリンス」の公開日を変更したのだと思いますが、前売り券を買って楽しみにしてた子どもに向かって、「ごめんね来年の夏まで観れなくなったのよ…と納得させなければならなかった親の立場や、それで泣いてしまった世界中の子どもの気持ちガッカリしたファンの想い、そして、この件についてワーナー・ブラザースのトップが出したファンを小バカにした本物の声明、などを思うと、このロブ・デレーニーさんのいささか過激なパフォーマンスも致し方なく、むしろ、溜飲の下がる思いがしてしまいます。このようなビデオが作られ、それがウケてしまっていること自体ワーナー・ブラザースはどう受け止めるべきか?シッカリ考えてみてほしいと思います。ところで、冒頭でネタバレ注意ができるほど、「ハリー・ポッターと謎のプリンス」の映画の結末や、主な展開がもう分かっているのは、アメリカで一般の観客を招いてのテスト試写がとっくに行なわれたからですが(本来は来月公開ですから)、その反応の結果はと言うと、シリーズ史上最低の作品として、主にブーイングを集めて終わっています…。特に原作までキッチリと読んでいるマニアからの指摘は厳しく原作の骨子を読み違え映画に取り上げるべき場面を誤っているとして、これではハリー・ポッターと謎のプリンスの映画化とは言えない…!!などといった痛いレビューがネット上で公開されたりしました。公開日変更事件のおかげで、「ハリー・ポッターの映画はもういらない!!として、一部のファンから、映画ボイコット運動を起こされている「ハリー・ポッターと謎のプリンス」ですが、そのようにファンの期待を大きく裏切った内容ならば、本当にもう観なくてもいいのかもしれません。と言って、シメたいところですが、マイナー・キャラ好きとしては、やっぱり、イヴァナ・リンチルーナ・ラブグッドちゃん(↓)が観たいですね!!、とりあえず、ワーナー・ブラザースが「ハリー・ポッターと謎のプリンス」のフィルムをただ寝かさず、せっかくの時間を有効に使い、再編集などの改善策を取ってくれていることを期待しておきましょう…。
ハリー・ポッターと謎のプリンス-イヴァナ・リンチ
※ 「商業サイト」への文章の盗用・無断転載厳禁。引用される場合はリンクを張ってください。

ジャック・ブラック主演で、「ボーン・アイデンティティ」をコメディ映画としてリメイク?に、本家「ボーン」シリーズのユニバーサルがGOサイン!!

ジャック・ブラック
この夏、声優をつとめたドリーム・ワークスアニメカンフー・パンダ」(2008年)が、アメリカ国内だけで、2億1,521万ドルの大ヒットとなり、それを含めた全世界では、現在までに6億2,000万ドル以上を稼ぐ大成功を収めた、コメディ俳優ジャック・ブラックが、その「カンフー・パンダ」の脚本家コンビジョナサン・エイベルグレン・バーガーらと共に、新たなコメディ映画ユニバーサル・ピクチャーズで作ることになりました。新作映画のタイトルは未定ですが、実写のアクション・コメディ映画とのことで、ある日、キューバの海岸の波打ち際に打ち上げられた、記憶を失った謎の男、ジャック・ブラックが、実は自分の真のアイデンティティはスーパー・スパイだった…ッ!!ということに気づき、驚きの運命に立ち向かっていくお話…。と、聞けば、アラ…??それってマット・デイモンボーンシリーズじゃんッ?!てことですよね?!、脚本グレン・バーガーは「それでジャック・ブラックがホントにスーパー・スパイだったらコメディにならないし、ホントにスーパー・スパイの映画はもう、ユニバーサルさんは何本も作ってるよね」と冗談めかした発言をしています。もしかすると「ボーンシリーズの映画会社ユニバーサル・ピクチャーズで、「ボーンシリーズそっくりのコメディ映画を作ること自体が、すでにパロディなのかもしれませんが、そのトボケ方すれば、どうもジャック・ブラックの“アイデンティティ”は、スパイでも何でも全然なくタダのカン違いのオッサンのようですね。しかし、そんなドジなカン違いスパイの映画ということであれば、やはり今夏アメリカで大ヒットし、今月11日(土)から日本でもロードショーが始まる、スティーヴ・カレルの「ゲット・スマート」も、主人公が素人スパイという設定を取り入れてますし、さらにそれに先立ち、アメリカで今年6月に公開されたアダム・サンドラーの「ユー・ドント・メス・ウィズ・ゾーハン(記事と予告編)」(You Don’t Mess with the Zohan)では、反対にアダム・サンドラーはスゴ腕のスパイなのに、なぜか?美容師に転職してトラブルに巻き込まれる…というスパイ・コメディでした。そのように見渡すと、ジャック・ブラックの新作パロディボーン企画は、そういった先行のスパイ・コメディのヒットから触発されて、浮かび上がってきたものかもしれません。ハリウッドには、ちょっとしたスパイ・コメディ・ブームの波が来てるようですね。ユニバーサル・ピクチャーズは、このジャック・ブラックの
お笑い版ボーン・アイデンティティ」の企画と脚本に、ン百万ドルの値段をつけ、買い取っているので、映画にするのは確実でしょうが、具体的な製作日程や、監督の発表にまでは至っていません同じ映画会社の姉妹作?ですし、マット・デイモン本物ジェイソン・ボーンもカメオ出演とかしてくれるとウレシイですね!!
※ 「商業サイト」への文章の盗用・無断転載厳禁。引用される場合はリンクを張ってください。

タランティーノの戦争映画「イングロリアス・バスターズ」で、ヒトラー暗殺のヒロイン、ショシャンナの悲劇の現場となる農家を発見!!

イングロリアス・バスターズ-クエンティン・タランティーノ-2
イングロリアス・バスターズ-クエンティン・タランティーノ-1 ↑ と ← の写真は、クエンティン・タランティーノ監督のマニア・サイトThe Quentin Tarantino Archives紹介した、同監督の最新作の戦争映画イングロリアス・バスターズ」で使用される、ドイツ・ザクセン地方の丘に作られたフランス風農家のオープンセットです。今年5月カンヌ映画祭で、クエンティン・タランティーノ監督が、来年2009年のカンヌ映画祭で上映してみせる!!と、いきなり宣言し、多くの人が“そんなの無理だろが…ッ?!”と、発言の無謀さを笑い飛ばして実現不可能とされた映画イングロリアス・バスターズ」が、ついにセットまで出来てしまいました!!、この農家は恐らく、場所はフランスの田舎という設定で、ヒトラー暗殺を目指すヒロインショシャンナ(メラニー・ロラン)の家族が惨殺される、ナチスへの復讐の動機づけとなる映画のオープニングの舞台ではないか?!と推測されています。と、しかし、そういった、これまで、このブログで紹介している「イングロリアス・バスターズのストーリーは確かなの?という疑問もあるかもしれませんが、それがある意味で確かだと証明されたのが、 ↓ の変テツもない写真です。これは本作が撮影されるドイツバベルスバーグ・スタジオ駐車場で撮られたものですが、同映画のスタッフ用に駐車スペースが確保されていることが示されています。この写真がなぜ巷間伝えられているイングロリアス・バスターズのストーリーの情報の正確さの根拠になるかと言えば、それは張り紙に書かれた映画の題名INGLOURIOS BASTERDS」の文字です。この、どこかで見覚えのある、本来は”bastards“と書くべきスペルを間違えているヘタクソな字は、ココで紹介した本作のシナリオ表紙に書かれていた文字と筆跡が同じじゃないですかッ!!、そう、この駐車スペースは、我らがクエンティン・タランティーノ監督のために確保された場所で、そういった傍証から、以前、ネットに流出(製作費集めの話題作りのため、故意に公開?)した脚本は、まず間違いなく、その時点での「イングロリアス・バスターズの本物のストーリーだと言っていいと思います。そんな着実に行軍を進めている兵隊やくざたちは、予定されていた今月13日のクランクインを繰り上げ、早くも週明けの月曜日(6日)から、写真の農家で撮影をスタートするそうです。また、兵隊やくざたちをまとめるイングロリアス・バスターズのリーダーアルド・レイン中佐を演じるブラッド・ピットは、先日、ココで紹介した写真の中で、うっすらとヒゲを伸ばし始めている様子から、ヒゲのブラピとして登場するのではないか?!と、ファンの間でウワサされています。もしかすると、来週にも本作の撮影風景の写真が観られるかもしれませんね、乞うご期待しておいて下さい!!
イングロリアス・バスターズ-クエンティン・タランティーノ-3
※ 「商業サイト」への文章の盗用・無断転載厳禁。引用される場合はリンクを張ってください。

デルのPCはインテル入ってるに加え「アイアンマン」も入ってくる!!、好きな映画をオプション搭載のサービス実現に向けスタートです!!

アイアンマン-ロバート・ダウニー・Jr
パソコンを自分仕様にカスタマイズして購入できることがセールス・メリットコンピューター・メーカーデルが、アメリカ国内での新たなパソコン購入者に対し、日本でも先週末に公開された全米大ヒット映画アイアンマンの搭載をオプションとして選べるサービスを開始すると発表しました。あらかじめ「アイアンマン」の映画をパソコンにプリロードするオプション価格は20ドル(約2130円)となり、他のDVDなどでは観られない未公開のボーナス映像などが、デル限定のサービスとして追加されるそうです。この「アイアンマン」の映画データは、1度だけに限りディスクに焼いて落とすことが可能とのこと。アップルのiTunes に対抗すべく、映画や音楽のデジタル配信事業に本格参入を予定しているデルでは、今後、提携の映画会社の数を増やしコンテンツを充実することで、サイトからのダウンロード販売も始めるつもりだそうです。もう映画はテレビではなく、パソコンで観る時代だと言うことですが、海賊版対策などはどうなってるのか?が、少し気がかりな点です。このデルの映画搭載オプションは、現在はアメリカ国内限定ですが、近日中には世界各国に拡大を予定しています。映画とパソコンの抱合わせ販売という、おもしろいアイディアですが、ハリウッド大手ソニー・ピクチャーズを傘下に置く、SONYVAIOシリーズでも、即座に真似されちゃいそうな感じですね。映画会社にとっては、こういったプランが上手く進めば、世の中に出回るパソコンの膨大な台数ぶんだけ気軽にソフトを購入してもらえる機会が増えることになり、新たな収益源へとつながるのかもしれません。極端な話が、「007シリーズを全部乗せみたいなオーダーをするマニアが現われるのではないでしょうか?!、さて次にパソコンを買い換える時あなたなら何の映画を搭載したいですか?!
※ 「商業サイト」への文章の盗用・無断転載厳禁。引用される場合はリンクを張ってください。

「俺をウンコまみれの牛肉くんと呼ぶがいいさッ!!」と、あのシャイア・ラブーフが自分の変わった名前の意味を解説!!

シャイア・ラブーフ
最新主演作サスペンス映画イーグル・アイ」が初公開全米興行ランキング第1位絶好調シャイア・ラブーフが、パレード・マガジンの取材に応じ、自分の「シャイア・ラブーフ」という、少し変わった名前についての意味を説明してくれています。シャイア・ラブーフによれば、まず名字の「ラブーフ」=LaBeoufは、フランス語の“ビーフ”として牛肉を意味しますが、フランス語の正しいスペルは“LaBoeuf”であり、自分の名字は “e” と “o” が逆転した間違った綴りだと語っています。そのため、フランスに行けば、「自分の名前アホみたいやん!!」とバカにされてもおかしくないと述べているシャイア・ラブーフは、スペルが間違ってる理由を、「50年代のビート世代レズビアンだったバアちゃんがさぁ家族に反抗して名字の綴りを変えちゃったんだよね」と、家系をさかのぼった秘話を明かしてくれています。そして、「シャイア」の意味は「フランス語の下品な4文字言葉だよ」と、実はひどいサイテーの名前をつけられてしまったことを告白していますが、本人はいたって気に入ってるようで、「だから俺の名前をフランス語で直訳すると、“クソッタレ・ビーフみたいになる訳ちょっとさぁロックな感じでクールっぽくない?!」と、愉快に話しています。と、以上のことから言えるのは、おいッシャイアお前の名前フランスじゃあ放送禁止スレスレじゃないかッ?!というツッコミであり、フランス人シャイア・ラブーフの名前を見かけるたびに、アタマの中で「〇〇〇〇」を想像させられてたんですね…。そんな恥かしい名前の“クソッタレ・ビーフ”を、さらに日本語にしてみればウンコまみれの牛肉”になってしまうシャイア・ラブーフが主演の「イーグル・アイ」は、日本では10月18日公開です。
※ 「商業サイト」への文章の盗用・無断転載厳禁。引用される場合はリンクを張ってください。

ボンド最新作「007/慰めの報酬」の主題歌「アナザーウェイ・トゥ・ダイ」の音楽クリップと、不人気な映画の題名を決めた真犯人が判明!!

http://d.yimg.com/cosmos.bcst.yahoo.com/up/fop/embedflv/swf/fop.swf
映画のために作った曲なのに、真っ先にコカコーラZEROのCMで使われたことに憤りを表していたジャック・ホワイトが、アリシア・キーズとのデュエットで完成させた、ジェームズ・ボンド最新作007/慰めの報酬」の主題歌アナザーウェイ・トゥ・ダイ」のプロモーション・ビデオです。歌ってるアリシア・キーズは、「007映画みたいなビデオになると思うわ」と語っていたので、アクション映画風に演出されたクリップになると思っていたのですが、ご覧のように、出来上がったビデオはまるで007映画らしくありませんでした。映画の映像は、ラストでちょこっとダニエル・クレイグが出てくるだけ…。ボンド映画のファンには、おもしろ味にかける仕上がりかもしれません。ところで、日本語の「慰めの報酬」というタイトルに馴れるまでシックリこなかった…という方も多かったかもしれませんが、元々の原題QUANTUM OF SOLACE」(邦題はほぼ直訳)は“言葉の響きが変だ…”と、違和感を感じてる英語圏のファンはさらに相当な数に昇っています。そんな不人気な最新作の題名について、主演のジェームズ・ボンドこと、ダニエル・クレイグは、そのタイトルを決めるミーティングに自分も参加し、「クゥオンタム・オブ・ソレス」という変わった題名をプッシュして、決めてしまったのは実は自分だ…と、インタビューに答えたイギリス版のGQマガジンの中で明かしました。「クゥオンタム・オブ・ソレス」自体は、そもそも原作者イアン・フレミングのボンド小説の短編の題名(邦訳本では「ナッソーの夜」)なので、ボンド映画に使用されても不思議はないのですが、スタッフの間からは、「なになに・オブ・なになに」と、「オブ」が付くのは、「ハリー・ポッターシリーズっぽく聞こえないか?という反対意見が出たそうです(ボンド映画の題名に“オブ”が付くのは初めて)。「ジェームズ・ボンドとクゥオンタム・オブ・ソレス」ということですよね。しかし、ダニエル・クレイグは「そんなことないさッ!!」と主張した結果、この「クゥオンタム・オブ・ソレスに決めさせてしまったとのことです。ダニエル・クレイグは、過去のボンド・シリーズの「死ぬのは奴らだ」(1973年・原題 Live and Let Die)や、「オクトパシー」(1983年・原題 Octopussy)なども、題名自体にはあまり意味がなく、けして映画の内容そのものを表してはいないので、そういったボンド映画のネーミングの伝統?に乗っ取れば、「けして、『クゥオンタム・オブ・ソレスもおかしくはないだろう?」と言っています。まぁ、題名で言えば、 ↑ のプロモーション・ビデオの主題歌アナザーウェイ・トゥ・ダイ」のタイトルが、ピアース・ブロスナン007第20作ダイ・アナザー・デイ」(2002年)に似すぎ…という指摘もあるかと思うのですが…。今年2008年お正月の三が日から撮影を始め、今月10月末の31日にはイギリスで封切りという素早さで作られた、最新作の「慰めの報酬」ですから、細かい点については、あまり議論を重ねている時間はなかったのかもしれません。そんな大忙しの撮影で、本格的なアクション演技に挑んだオルガ・キュリレンコ(↓)のボンド・ガールを、日本のスクリーンで楽しめるのは2009年1月です。
007-慰めの報酬-21
※ 「商業サイト」への文章の盗用・無断転載厳禁。引用される場合はリンクを張ってください。

韓国の美少女ホラー「箪笥」のハリウッド・リメイク「アンインバイテッド」のポスターと写真!!

アンインバイテッド-ポスター
2004年日本で公開された韓国サイコ・ホラー映画箪笥」を、ドリームワークスがリメイクした「アンインバイテッド」のポスターと写真です。お話の内容は、オリジナルと当然同じで、母の死を境に心の病いを患い、入院していた姉妹が、再婚した父の家に帰ってきたところ、様々な怪奇現象が…ッ!!ということですね。オリジナルをご覧になった方の中には、この映画がフェアか?アンフェアか?微妙だなぁ…と、もしかしたら騙された気がして、納得してない方も多いかもしれません。肯定的に捉えれば、ある家族の悲劇のドラマを、サイコ・ホラー映画の切り口から描いてたみたと解釈するのが妥当なのでしょうが…。そういった辺りを、このハリウッド・リメイク版では、ズバリ、ホラーとだけして作っているのか?、それとも、心の闇を覗いた人間ドラマの方に重きを置いているのか?、注目ですね。主人公の姉妹を演じてるのは、日本からアメリカに伽椰子を連れて行き、日本を安全にしてくれた、「呪怨 パンデミック」(2006年)のアリエル・ケベル(↓写真右)と、「レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語」(2004年)でジム・キャリーに殺されそうだったエミリー・ブラウニング(↓写真左)です。お父さんを演じてるのは、「ボーン・アルティメイタム」(2007年)で淡々とマット・デイモンを追い詰めようとしたデヴィッド・ストラザーン。その彼の再婚相手で、娘たちからはアンインバイテッドな招かれざる継母は、オリバー・ストーン監督の最新作W.」(10月17日全米公開)では、ブッシュ大統領と結ばれてしまい、結婚にはツキのない?エリザベス・バンクスです。監督は、イギリス出身チャールストーマスガード兄弟という新人脚本チームキャリアの浅い人たちばかりで、かつての一線級のスタッフ・キャストを揃えた「ザ・リング」(2002年)、「ダーク・ウォーター」(2005年)などのリメイク作に比べると、アジア映画のリメイク・ブームが過ぎ去った今、この「アンインバイテッド」などは、惰性で作られてしまった感が少しあります。しかし、前述のように、描き方次第では、いい映画になるポテンシャルを秘めたストーリーなので、新人ばかりと言っていいスタッフらの志の高さに期待がかかります。アメリカでの公開は、2009年1月30日という、どうでもいい映画が公開される典型的な日程なぜそう言えるかというと、1月末でアカデミー賞の候補作を締め切るため、1月中までは賞レースを目指す優秀作がスクリーンを占めてしまうからですね。まぁ、ジャンル系は元々、賞にあまり縁はありませんから、そんなの関係ないと言えば、関係ないのですが…
アンインバイテッド-1
アンインバイテッド-2
※ 「商業サイト」への文章の盗用・無断転載厳禁。引用される場合はリンクを張ってください。