現在、日本でもヒーロー映画の「アイアンマン」が大ヒット中のロバート・ダウニー・Jrが、最新主演作「シャーロック・ホームズ」の衣装に身を包み、昨日10日(金)、ロンドンの街に現われました!!、この「シャーロック・ホームズ」は、本作の製作もつとめる映画プロデューサーのライオネル・ウィグラムが、コナン・ドイルの生み出した世界一有名な名探偵を、現代的にリ・イマジニングしたコミックが原作となる映画ですが、その元のコミックが未だ出版されていないため、いったい、どんなシャーロック・ホームズ像が新たに考えられているのか?!、注目を集めていました。その撮影がロンドンでスタートし、とりあえず、視覚的にはロバート・ダウニー・Jrのシャーロック・ホームズの姿がわかった訳ですが、従来のクラシックな装いのホームズとは異なり、アクティヴな雰囲気の現代的にオシャレなスタイルでの装いとなっています。目を引くのは、これまでのホームズが鳥打帽を被っていたのに対し、ダウニー・Jrはラウンド・シェイプのハットを被っていますが、ちょっと印象が放浪紳士チャーリーの帽子に似ているので、ダウニー・Jrが喜劇王チャーリー・チャップリンを演じた名作「チャーリー」(1992年)が想いだされます。また、紫のジャケットとカラフルなベストといった、サイケ感のある色の組み合わせのくずしたドレッシーは、「バットマン/ダークナイト」のジョーカーにも似てないかッ?!といった声もあるようです。チャップリン+ジョーカーがシャーロック・ホームズとは、変なコンビネーションですね!!、みなさんは、ロバート・ダウニー・Jrの新装シャーロック・ホームズのおしゃれ度に何点をつけましたか?!
上 ↑ の写真で、左のギンガム・チェックのスーツの男性は、本作の監督ガイ・リッチー(「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」1998年)ですが、右の男性は、ダウニー・Jrと全くお揃いの格好をしているので、恐らく、ダブル(身代わり)のスタント・マンの方だと思われます。下 ↓ の写真では、高い所から飛び降りるスタントの打ち合わせをしているようなので、編集でお互いの動きがつながるよう、動作のタイミングや、ポーズを調整しているのでしょう。
↑ ホームズと言えば、本来はパイプをくわえていますが、ダウニー・Jrは、リトル・シガーのようなタバコを吸っています。これは打ち合わせ中のオフショットなので、そのタバコはダウニー・Jrの嗜好でしょうが、本編では、やっぱり、スタバのカップの代わりに、パイプ片手に登場するのでしょうか?!
この最新作のアクション映画になるらしい「シャーロック・ホームズ」で、ロバート・ダウニー・Jrの相棒となるドクター・ワトソンを演じるのは、ジュード・ロウ。ホームズの永遠の恋人である、魅惑のアイリーン・アドラーは、「君に読む物語」(2004年)のレイチェル・マクアダムスです。宿敵の悪役キャラは、ガイ・リッチー作品の常連、マーク・ストロングがつとめます。米英での公開は約1年後の2010年秋頃の予定です。となれば、日本では2011年の春休み映画といった辺りでしょうか?!、続きを読むの後にも、ガイ・リッチー監督とロバート・ダウニー・Jrのツーショットをあげているので、ご覧下さい。 →
日別アーカイブ: 10月 11, 2008
革命家チェ・ゲバラの熱い男前の闘争人生をガツンと描いた超大作の大河映画「チェ」のフランス版のかっくいぃーポスター!!
来年2009年がキューバ革命50周年の節目にあたることから、それを記念するようにして作られた、革命家チェ・ゲバラの生涯を描いた大河映画「チェ」の前編「アルゼンチン」(↑上)と、後編「ゲリラ」(↓下)のそれぞれフランス版のポスターです。本作は全部観れば、4時間28分にもおよぶ長~い大作ですが、ココで伝えたように、監督のスティーブン・ソダーバーグ(「トラフィック」2000年)は、本当は3部作を構想していて、間の中編は映画化されておらず、“余すところなく描いた…”といった言葉が使えないのが残念です。今後、中編を製作した場合、前後の2本に比べると小規模の作品になるだろうと、ソダーバーグ監督はニューヨーク映画祭で語っているので、本当は全体で6時間ぐらいの映画を作りたかったのでしょうか?!、前編「アルゼンチン」では、ゲバラ(ベニチオ・デル・トロ)がカストロと共にバティスタ政権を打倒し、キューバ革命を達成するまでの人生のハイライトが描かれ、後編「ゲリラ」では、1964年に国連総会で行なった、有名なゲバラの演説から以後、ボリビア革命に挫折し、処刑され、革命戦士としての人生の幕を引く落日が描かれます。作られていない中編は、コンゴで革命を指導した闘争の日々のストーリーだと、ソダーバーグ監督は述べているので、ゲバラの人生の年表に照らせば、後編「ゲリラ」から、そこの部分が番外編のように飛び出してしまうことになります。なので、もし、3本めが作られたら、時間軸を整えるために、全体の編集はやり直されるのかもしれません。この「チェ」は日本では、2009年お正月第2弾作品として、前後編が順次、公開されていく予定ですが、それぞれ、「チェ 28歳の革命」と、「チェ 39歳 別れの手紙」という、まるで映画のイメージに合わないスカみたいにヘボい邦題がつけられているので、ここでは原題のまま、表記しています。せっかく、大人の男の鑑賞に耐えられそうな、革命家の熾烈な人生の男ロマンの映画なのに、どうして、そんなおセンチな恋愛のフォークソング?みたいな題名なのか、ガックシです…。ゲバラの青春時代の旅を描いた、人気のある映画「モーターサイクル・ダイアリーズ」(2004年)のイメージを引きずりたいのでしょうか?、でも、ゲバラはあの旅で大人の男に成長したのでは…?!
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57億円のジョニデも歯が立たない99億円俳優、キアヌ・リーヴスの顔がドアップな、最新SF大作「地球が静止する日」のドイツ版ポスター!!
ジョニー・デップが「パイレーツ・オブ・カリビアン4」で、57億円という史上最高額の“出演料”を得ることになったものの(ココ)、「マトリックス」(1999年)の続篇2本に対する198億円(1本99億円)という史上最大のギャラ(出演料+興行歩合)の記録には、今だ遠く及ばず、最も高給な俳優の地位は揺るいでいないキアヌ・リーヴスが演じる宇宙人クラトゥを大アップにした、最新SF大作「地球が静止する日」のクールなドイツ版のポスターです。ココの7分間もある長いダイジェストで映画の発端をタップリとご覧いただいた本作は、巨匠ロバート・ワイズ監督の古典となっている有名なSF映画「地球の静止する日」(1951年)のリメイクですが、オリジナルでは平和の意味を伝えに、地球にやって来たクラトゥが、57年の時を経て、蘇った新作では、地球を破壊し、人類を危機に陥れる…と、正反対の役割のように紹介されているので、その真意は何なのか?!、映画のクライマックスの秘密が大注目ですね。そんなキアヌ・リーヴスの真意を探る科学者のヒロインは、ジェニファー・コネリーです。ジェニファー・コネリーは、SFカルトの「ダークシティ」(1998年)や、マニア人気の「ロケッティア」(1991年)、そして、名作「ラビリンス/魔王の迷宮」(1986)に、虫好き少女の「フェノミナ」(1984年)と、意外にファンタジー・ジャンル系に強い女優ですが、この「地球が静止する日」も、彼女のキャリアの中で異彩を放てるか?、期待がかかります。監督は、異色なホラー映画「エミリー・ローズ」(2005年)を作ったスコット・デリクソンです。本作は、ドイツでは12月11公開のようですが、日本はその翌週の19日(土)から全国超拡大ロードショー。前売り券は個数限定で、キアヌの生声入りボールペンのおまけ付き(←)だそうなので、キアヌ・リーヴスの声を聞けば、お仕事や勉強がはかどりそう?!という方は、無くなる前に早い目の購入をお薦めします!!
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ダニエル・クレイグの戦争実話の映画「デファイアンス」の新しい予告編と、その実話の映画にできない、語られざるビックリな仰天のオチ!!
http://www.traileraddict.com/emb/6858
今週月曜日に、ココで新しい写真をご覧いただいたばかりのダニエル・クレイグの戦争映画「デファイアンス」(Defiance=反抗、抵抗)が、新しい予告編とポスターを更新してくれました。下 ↓ のポスターは、ダンディなスーツではありませんが、ダニエル・クレイグが鋭い目つきで銃をかまえていると、ジェームズ・ボンド?みたいなイメージが頭を横切りますね。予告編は、6月にココで紹介したもの以来、4ヶ月ぶりの更新ですが、映画のストーリーラインに沿った編集がされていて、具体的に物語の概要がつかめる作りとなっています。両親をナチスに惨殺されたユダヤ系ポーランド人の3兄弟、ダニエル・クレイグ、リーヴ・シュレイバー、ジェイミー・ベルが、敵討ちのためにレジスタンスとなり、地の利を得た潜伏先の森で、大勢のユダヤの同胞を匿い、蜂起できる体制を整える…という展開ですね。ダニエル・クレイグが、予告編の1分10秒のところで、「俺たちがみんなを守るッ!!」と宣言してくれるところが、すごくカッコよくて、ジンと来る訳ですが、すでにご承知のように、この映画の物語は実話で、主人公のビエルスキ3兄弟は実在の人物です。もしかするとネタバレになってしまうかもしれませんが、彼らはこの闘いを生き残り、戦後、アメリカに移住するなどしました。ダニエル・クレイグの主人公ツービアは、1987年に亡くなられているのですが、兄弟の戦時中の活動を綴ったノンフィクションが2003年に出版され、評判となり、2006年にはヒストリー・チャンネルでドキュメンタリーが作られた末、ついにこうして劇映画にもなったという流れです。主人公の兄弟は、実は3兄弟ではなく、本当は4兄弟で、1番下にさらに弟のアロンがいて、映画では、2003年の「ピーター・パン」に出演していたジョージ・マッケイが演じています。末っ子アロンは当時はまだ少年だったので、レジスタンスとして目立った活躍がなかったのか、映画では3兄弟のように描いている雰囲気ですが、実は、このアロンについては、あまり語れない事情が別にあります。それは昨2007年に、現在80歳のアロン・ビエルスキとその妻が誘拐の罪などで、フロリダの刑務所に収監されてしまっているからです。誘拐とは、穏やかではありませんが、具体的にはビエルスキ老夫婦は、隣人のポーランド人の同胞である93歳の老女を、バケーションの旅行を装って、祖国のポーランドに連れ出し、現地の老人ホームに放り込んで軟禁し、その間に、老女がアメリカで蓄えていた資産の30万ドル(約3千万円)を盗み取ったという計画的な犯罪です。「俺たちがみんなを守るッ!!」と有言実行を果してくれた、英雄的な兄たちのおかげで生きながらえた尊い命を、その晩年で無駄遣いしてしまった訳ですね…。予告編の中で、ダニエル・クレイグのお兄ちゃんは、「俺たちはケダモノのように狩りに遭っている。でも、ケダモノになってはいけないんだッ!!」と、例え戦場でも人間らしさを失ってはいけないと、気高い心を持ち続けろ!!と訴えています。そんな過酷な戦場で培われたはずの気高い心が、平和な時代にお金の誘惑には勝てなかったというのは皮肉ですが、まさに最近のアメリカの金融不安の問題が反映されてるのかもしれません。しかし、80歳になっても、そんなに大金が欲しいのかなぁ…?!、他人の懐事情はよくわかりませんが、実はそんなビックリの現実のオチもあったという、感動的な美談の戦争映画「デファイアンス」は、12月12月全米公開です。監督は、「ラスト・サムライ」(2003年)のエドワード・ズウィック。1分47秒のところで、穴から出てくる女優のミア・ワシコウスカは、この後、ティム・バートン監督の新作では穴に入る主役を演じています。「不思議の国のアリス」ですね!!
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もしも、「ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ」の亀がリアルだったら…怖いよね?、というフィギュア…。
もしも、「ど根性ガエル」のピョン吉がリアルだったら…と、日本人なら一度は真剣に想像してみる?ようなことを、「ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ」に置き変えてみたようなフィギュアですね。このフィギュアを造ったアレックスCFさんは、自らを“未確認生物擬似科学的造型作家”と、ユニークな肩書きで紹介されているので、ニンジャ・タートルズたちの本来の亀としてあるべき姿を追求すれば、こうなると言うことですね。アレックスCFさんによれば、このフィギュアはレオナルドだそうですが、レオナルドならば、頭のハチマキは青のはずでは?とツッコミが入りそうです。しかし、そもそも最初のオリジナルのニンジャ・タートルズたちはみんな、ハチマキの色は赤で統一されていたのが、オモチャの売り上げを伸ばしたいという理由から、キャラクターごとにハチマキの色が変えられた…と、アレックスCFさんは説明されています。なので、本来のあるべき姿としては、ハチマキは赤でなければならない訳ですね。ココに、アレックスCFさんの不気味なリアルさの未確認生物たちのギャラリーがあるので、その手のキモイ系が好きな方は悦にひたってください。
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