
黒澤明監督の傑作スリラー「天国と地獄」を、「卒業」のマイク・ニコルズ監督がリメイク!!、製作総指揮はマーティン・スコセッシだッ!!

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今年7月のサンディエゴ・コミック・コンで、極秘製作していたプロモーション・リールをサプライズ公開した「トロン2(Tr2n)」(2010年公開予定)の監督ジョセフ・コシンスキーが作った人気ゲーム「ギアーズ・オブ・ウォー2」(11月北米発売)のCMです。「トロン2」は、1982年にディズニーが作った、コンピューターの電脳世界を舞台に、プログラムや情報の流れを擬人化して描いた画期的なカルトSF映画「トロン」の続篇です。プロデューサーを、その「トロン」を観て、これからはCGだ!!と確信した、ピクサーのジョン・ラセター(史上初の長編CGアニメ「トイ・ストーリー」監督)がつとめています(ココに関連記事)。その「トロン2」(Tr2n)がどのような映画になるのか?!、楽しみにしている人にとっては、ジョセフ・コシンスキー監督のタッチを窺い知れるサンプルのCMですが、このゲームの「ギアーズ・オブ・ウォー」シリーズ自体にも、新たに映画化の噂が出ています。それは今夏、歴史的大ヒットとなった「バットマン/ダークナイト」を、ワーナー・ブラザースと共同製作したレジェンダリー・ピクチャーズが、同ゲームを製作しているエピック・ゲームズを買収し、傘下に収める可能性が囁かれているからです。「ギアーズ・オブ・ウォー」の映画化権は、昨2007年にニュー・ライン・シネマが取得しましたが、ワーナー・ブラザースは今年2月に、そのニュー・ライン・シネマを吸収合併しました。それでレジェンダリー・ピクチャーズがエピック・ゲームズを吸収してしまえば、同社は現在もダークヒーロー映画「ウォッチメン」(2009年3月公開予定)をワーナー・ブラザースと共同製作しているような提携関係にあるだけに、ワーナー=レジェンダリーで、この「ギアーズ・オブ・ウォー」が大作映画になるのは間違いないでしょう。もし、レジェンダリー・ピクチャーズがエピック・ゲームズを傘下に収めた場合、映画会社による初のゲーム会社買収劇となり、それは同時にまた、ゲーム産業に本格参入していくパートナー、ワーナー・ブラザースの戦略とも足並みを揃えることになります。映画スタジオとゲーム開発会社が一体化していく動きの記念碑的な作品に、もしかすると、この「ギアーズ・オブ・ウォー」がなるのかもしれませんが、「バットマン/ダークナイト」の歴史的大ヒットの余波が現われてきたとも言えそうです。ところで、上 ↑ のCMを観て、何となく、ゲームの「HALO3」のCMを思い出した方もいるかもしれませんが、それもジョセフ・コシンスキー監督の作品です。その「HALO3/スターリー・ナイト」のCMも、先の「トロン2」(Tr2n)のプロモ動画のリンク先にあるので、興味のある方はあわせて、ご覧下さい。
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アメリカのシカゴに移住した佐伯伽椰子さんが、元気に向こうでもガンバッている姿を見せているハリウッド版「呪怨」シリーズの第3弾「グラッジ3」(The Grudge 3)の予告編です。さすがにもう飽きられている本作は、映画館での興行は目指さず、DVDスルー映画としてパッパと作られています。シリーズ生みの親の清水崇監督もプロデューサーに名前を連ねただけで、脚本・監督ともに直接タッチはしていません。そういう点では、清水監督の手を離れた「呪怨」シリーズがどう展開するのか?!、ついに呪いは止まるのか?!といった、多少の興味は日本のファンには持たれるかもしれませんが…、この予告編を観る限り、そう変わりばえしない輪廻がくり返されそうです。本作の物語は、前作「呪怨 パンデミック」(2006年)で、日本みやげとして佐伯家の呪いをアメリカに持ち帰ってしまったアリエル・ケベルの隣りに住んでいて、恐ろしい目に遭った少年ジェイクの心のケアをする精神科医のアンが事件の核心を調査し、呪いを止めようとする…という内容です。精神科医のアンを演じているのは、「ソウ」シリーズでジグソウの愛弟子アマンダだったショウニー・スミスなので、伽椰子にとっては最強の敵となるかもしれません。予告編に出てくるアジア人の女性は誰ねん?と思うでしょうが、彼女は日本人で、「時をかける少女」(1983年)にも出ていた日本映画の名優、故上原謙さんの孫娘、池端えみさんです。ということは、つまりは若大将、加山雄三さんの娘ですね!!、若大将の娘はアメリカで女優になっていました。その他の共演者は、日本ではまだ放送されていない「ER」のシーズン14で、新人のインターン、グレイディを演じているギル・マッキニーなどです。脚本は、「プリズン・ブレイク」のお兄ちゃん、リンカーン・バロウズこと、ドミニク・パーセルが2006年に主演したオカルト映画「ディテンション」でデビューしたブラッド・キーンです。監督は、最新作のモンスター・ホラー映画「スプリンター」が、今週末31日からアメリカで限定公開される、イギリス人のトビー・ウィルキンス。この「グラッジ3」(The Grudge 3)はアメリカで2009年3月にDVDリリースの予定です。まさか、日本では映画館で封切り?!てなことはないと思いますが…。続きを読むの後に、「スプリンター」の予告編もあげておくので、先端恐怖症でない方はご覧下さい。トゲトゲ?にパラサイトされた人間がクリーチャーになって襲ってくる映画です。
★トゲトゲ映画の予告編はこちら →
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「もしも昨日が選べたら」(2006年)のアダム・サンドラーが主演する、「もしも明日が選べたら」みたいな内容のディズニーのおとぎ話?映画の最新作「ベッドタイム・ストーリーズ」の予告編とポスターです。本作は、アダム・サンドラー演じるホテルのメンテナンス作業員、スキーターが、姉妹のコートニー・コックス(「フレンズ」)から出張の間、子どもを預かってくれと頼まれ、引き受けた甥と姪を寝かしつけるのに語った寝物語のベッドタイム・ストーリーが、なぜか?翌日には現実になるというファンタジー。スキーターは、この不思議な現象を利用し、自分の都合のいいように明日を変えようとしますが、甥と姪が茶々を入れ、物語に口をはさんだメチャクチャ、テキトーなことばかりがリアルになり、騒動を引き起こす…という展開です。現実とファンタジーを行ったり来たりというコンセプトは、昨2007年に大ヒットした同じディズニーの「魔法にかけられて」から苦心して、ふくらませてみた印象がありますが、ご覧のように、古代ローマの戦いあり、西部劇あり、SFありといった何でも詰め込んだ映画がおもしろかった試しがないので、ちょっと不安ですね…。しかし、共演に、「ウェイトレス ~おいしい人生のつくりかた」(2007年)のケリー・ラッセルと、「呪怨 パンデミック」(2006年)の…ではなく、「明日、君がいない」(2006年)のテリーサ・パーマーという、個性ある魅力的な女優さんをキャスティングした点は趣味が良く、観てみたい感じがします。監督は、ミュージカル映画「ヘアスプレー」(2007年)は大成功でしたが、ヴィン・ディーゼルがベビーシッターで四苦八苦するという、本作と発想が似たような映画「キャプテン・ウルフ」(2005年)は大失敗と、当たりハズレのハッキリしているアダム・シャンクマンです。さて、この「ベッドタイム・ストーリーズ」は成功?、それとも失敗?、どちらにオチは転がっているのでしょう?!、本作はアメリカでは12月25日クリスマス全米ロードショー。子どもに語ったお話が…ということにおいては、ターセム・シン監督の「落下の王国」(2006年)を連想しますが、お互い似ても似つかぬ映画ですね。
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カナダのトロントで行なわれた、1000人のゾンビによる大デモ行進のニュースを、先週、ココでお伝えしましたが、上↑下↓の写真は、カナダ人になんて負けてられない?!と奮起した人たちが、先週の土曜日(25日)にロサンゼルスにおいて、アカデミー賞の会場として有名なコダック・シアターに隣接するショッピング・センター「ハリウッド&ハイランド」で行なったイベント「スリル・ザ・ワールド・LA ’08」の模様です。このイベントの趣旨は、マイケル・ジャクソンの「スリラー」のゾンビ・ダンスを、ゾンビに扮装して、どれだけ大勢の人たちと一緒に踊れるか?!、世界記録を作ろうぜッ!!というものです。インターネットを通じて呼びかけられた、このバカなイベントには、当日、世界12ヵ国91都市から駆けつけた人々が集い、それぞれのお気に入りのゾンビに扮装し、計3回、みんなで「スリラー」を踊りました。合計で何人の人たちが集まり、世界記録ができたのか?!は明確ではありませんが、こんなことにガンバッている人たちは、たぶん、この人たちだけだと思うので、とりあえず、世界記録?なのだと思います。このイベントの主催者によれば、大勢のゾンビで「スリラー」を踊ってみせる目的は単に、おもしろいと思うからッ!!だそうで、バッカだよなぁ~、コイツらッ!!と笑ってやってください!!、そんなバカとゾンビの輪が世界をつなぎ、平和をもたらしてると思ってくれる方のために、ゾンビたちが「スリラー」を踊ってるダンスの動画も、ちゃんと続きを読むの後にあげています。ヒマつぶしにお楽しみ下さい!!
★ゾンビたちのぎこちないダンスの動画はこちら →