レオナルド・ディカプリオとケイト・ウィンスレットという、「タイタニック」(1997年)の悲恋カップルが、11年ぶりに再び共演を果した最新作「家族の終わりに」の美しい写真です。1950年代を舞台とする映画の物語のイメージに合わせ、レオとケイト・ウィンスレットがまるでその当時の映画スターに見えるように、趣のある白黒で撮影されています。今夏、「バットマン/ダークナイト」が驚異の大ヒットを達成しましたが、ふたりの「タイタニック」の歴代興行記録№1には追いついていません。そんなレオとケイトは、すでに「ハリウッドの伝説」と呼ぶに値しますが、若い2人には、これからもたくさん映画に出てもらわなくてはならないので、早々と「伝説」と化されては困ります。けれど、50年後や、もっと先の未来の映画ファンは、「ホラ、これが“ハリウッド・レジェンド”のレオナルド・ディカプリオとケイト・ウィンスレットだよ」と、この写真を観ながら、語ってくれる日が来るでしょう。そんな、いつか映画の伝説として語られる日にふさわしい写真を、レオとケイト・ウィンスレットがツーショットで残してくれたことが、少しうれしかったので、この写真をご覧いただき、共有したいと思いました。「家族の終わりに」は、リチャード・イエーツが著わした米文学の古典的名作を映画化したもので、アメリカの価値観が揺れ動き始めた50年代を背景に、郊外に暮らす典型的な若い夫婦が、結婚の絆と個人の人生との在り方について戸惑い、悩み、衝突するシリアスなホームドラマです。レオも、ケイト・ウィンスレットも、この映画でオスカーのそれぞれ主演賞候補となるのでは?と高い前評判を得ています。監督は、「アメリカン・ビューティー」(1999年)でも壊れゆく家庭を描き、アカデミー賞最優秀作品賞に選ばれたサム・メンデスです。ココに本作のきれいなポスター、ココに必見の価値のある予告編があります。「クラシック」として歴史に残りそうな本作は、アメリカで12月26日から公開です。
※この映画の本当の邦題は「レボリューショナリー・ロード/燃えつきるまで」です。「レボリューショナリー・ロード」は英語の原題通りで、アメリカ向けには内容を表してはいますが、日本語の題名として読んだ場合の語感からは、下手をすると、渡辺美里が主題歌を熱唱する、長州力と大仁田厚が激突のプロレス映画を想像してしまいます。それでは、映画の美しくて儚いイメージを損なうため、原作文学の邦題を勝手に代用しています。「家族の終わりに」は、「家族の終わりに」でよいのでは…?、上 ↑ の写真だけでなく、予告編をご覧になれば、「家族の終わりに」とした方が絶対に正しいと感じてもらえると思います。
※ 「商業サイト」での文章の二重使用・無断転載厳禁。引用の場合はリンクをお願いします。
日別アーカイブ: 10月 20, 2008
10月17日~10月19日の全米映画ボックスオフィスBEST10!!
*数字は、週末の興行成績-(公開館数)-トータル成績 の順です。
第1位 第2位
第3位
第4位
第5位
第1位「マックス・ペイン」
$18,000,000-(3,376館)-$18,000,000
第2位「ビバリーヒルズ・チワワ」
$11,200,000-(3,239館)-$69,067,000
第3位「リリィ、はちみつ色の夏」
$11,050,000-(1,591館)-$11,050,000
第4位「W.」
$10,550,000-(2,030館)-$10,550,000
第5位「イーグル・アイ」(公開中)
$7,343,000-(3,326館)-$81,335,000
第6位 第7位
第8位
第9位
第10位
第6位</b「ワールド・オブ・ライズ」(12月20日公開)
$6,880,000-(2,714館)-$24,481,000
第7位「クゥオランティン」
$6,300,000-(2,463館)-$24,687,000
第8位「ニックとノラの無限大プレイリスト」
$3,900,000-(2,241館)-$26,707,000
第9位「セックスドライブ」
$3,566,000-(2,421館)-$3,566,000
第10位「最後の初恋」(公開中)
$2,680,000-(2,115館)-$36,892,000