ココで紹介したオランダ映画の「ワーストケース・シナリオ」や、ココのスコットランド映画「アウトポスト」などと同じナチス・ゾンビ映画の系譜に属する、ノルウェー映画の最新作「デッド・スノー」の予告編です。お話は、いたってカンタンで、ホラー映画のお約束として、グループ旅行の若者たちが登場し、たどり着いたノルウェーの雪深い山荘で、かつて、その土地で、住民らに惨殺されたナチス兵がゾンビとして蘇り、現代の若者たちとご対面ッ!!ということですね。監督は、トミー・ヴィルコーラという人で、長編映画はこれが2本目。デビュー作は「Kill Buljo: The Movie」(2007年)という、クエンティン・タランティーノ監督の「キル・ビル」(2003年)のパロディ映画だったので、ホラーはこれが初めてということになります。本作の公開は、ノルウェーでもそう言うか?は疑問ですが、下 ↓ のポスターに書いてる通り、“お正月第2弾”となる2009年1月9日封切り。当然、ノルウェー国内だけの公開しか決まっていないのですが、人気のナチス・ゾンビものですし、今後、海外セールスも決まっていくのではないでしょうか?、物語の前提として、ナチス兵の死体があり得る場所ということで、過去にナチスが駐留してた土地を舞台に選ぶしかないナチス・ゾンビものは、ヨーロッパならではのゾンビ映画のジャンルとして、今後も膨らんでいきそうですね。ま、ナチスは月面からやって来るッ!!という、矢追純一の「ナチスがUFOを造っていた」が原作としか思えない、フィンランドの「アイアン・スカイ」というナチス映画もココにありますが、これはゾンビではなく、SFです。それにしても、こうしたナチス・ゾンビ映画ブームは、いったい、いつになったら、日本を襲ってくれるのでしょう?!

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