「ダークナイト」の作者デヴィッド・ゴイヤーが監督した最新オカルト映画「アンボーン」のポスターと、ゴイヤーが怖かったホラー映画BEST4!!

アンボーン-ポスター
デヴィッド・ゴイヤー原案を担当しているバットマンシリーズ最新作ダークナイト」が今夏、歴史的大ヒットとなり、時の人として注目を集め続けている脚本家デヴィッド・ゴイヤー(写真)の最新監督作品アンボーン」が初公開したポスターです。ビショ濡れになりながら、悲鳴を上げている美女は、謎のモンスターに追われたかと思えば、お次は謎の幽霊に悩まされている、「クローバーフィールド」(2008年)のオデット・ユーストマンです。本作は2週間前に、ココで予告編を紹介しましたが、オデット・ユーストマン演じるヒロインケイシーの一緒に生まれてこれずに死んだ双子の片割れが、怨霊となって彼女にとり憑き、復活をはかろうとするのを、ゲイリー・オールドマンエクソシストが退治しようとしますが、怨霊の背後には、さらに恐ろしい存在がいた…ッ!!みたいなお話です。その「アンボーン」の撮影現場を訪問した、ホラー映画の専門サイト Bloody Disgusting.Comインタビューに応じたデヴィッド・ゴイヤーは、過去20年間のホラー映画を振り返り、ロクな作品がなくホラー・ジャンルは不作だったと苦言を呈しています。そういった中で、デヴィッド・ゴイヤーは自分が本当に怖いと思ったホラー映画として、以下の4本を上げました。 → 

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クリント・イーストウッド俳優引退作品「グラン・トリノ」は、ライフル片手のイーストウッドが不良と闘う、老人と少年の過激ふれあい映画だった!!

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アーニー・ハー-グラン・トリノおとつい、ココで初公開のポスターと写真紹介した時にお約束した、クリント・イーストウッド俳優引退作品グラン・トリノ」の予告編です。前回の記事では、クリント・イーストウッド自身USAトゥデイインタビューで語った言葉などから、本作の内容を紹介しましたが、そのあらすじでは何だか、老人と少年とのふれあいを描いた、ハートウォーミングな感動映画のような印象がありました。が、この初公開された予告編はそんな甘い予想をスッパリと気持ちよく裏切りイーストウッド・ファンが待っていたハードボイルド・クライム・アクションのような雰囲気をたたえています。ミスマッチのように思えたサスペンス映画っぽいポスターのデザインも、実はこうした映画本編の緊迫感を表現していたんですね。この自らメガホンをとった、「ミリオンダラー・ベイビー」(2004年)以来の4年ぶりとなる主演作で、イーストウッド白人優位人種差別主義者の老人ウォルト・コワルスキーを演じています。 → 

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ショック!!、「ドリームガールズ」のジェニファー・ハドソンの母親と兄を射殺した犯人が甥を誘拐し逃走中!!、しかも容疑者は妹の夫!!

ジェニファー・ハドソン
ダコタ・ファニング2.0と共演した最新作「リリィ、はちみつ色の夏」がアメリカで大ヒット中のジェニファー・ハドソン(「ドリームガールズ」2006年)のお母さんとお兄さんがシカゴの自宅で射殺されるという悲しい事件が起きてしまいました。ジェニファー・ハドソンのお母さん、ダーネルさん57歳と兄のジェイソンさん29歳の遺体は、アメリカ現地日付けで本日の24日(金)の午後2時44分に、近所に暮らす親類のいとこが訪ねて来たことにより発見されたもので、警察の聞き込み捜査によれば、同日早朝、銃声らしき発砲音を近所の人が聞いていたことから、ふたりは朝のうちに射殺され、発見されるまで、遺体は放置されていた模様です。警察は犯行現場の自宅から、ダーネルさんの孫で、ジェニファー・ハドソンの妹ジュリアさんの息子である7歳のジュリアン・キングちゃんの姿が見えなくなっていることから、誘拐されたと思われるその身柄を追うと共に、ジュリアさんとの間で、かねてから家庭内暴力などの問題を抱えていた夫のウィリアム・バルフォー27歳の居所を突き止めようと、メディアでも緊急に情報を流し、ジュリアン・キングちゃん発見に向けての協力を一般にも呼びかけるなど、非常捜査網を敷いています。警察では、ジュリアさんが母のダーネルさんに預けていた息子のジュリアン・キングちゃんを奪い返そうと、妻の実家にやって来た婿のウィリアム・バルフォーが、ダーネルさんらの抵抗に遭い、義母と義兄のジェイソンさんを射殺し、息子を連れ去ったものとほぼ断定しています。最愛の家族の訃報をフロリダで受け取ったジェニファー・ハドソンはシカゴの実家に向けて駆けつけており、込み入ったプライベートの問題であるのに加え、警察が事件を捜査中であるため、今は何も話せず、マスコミも状況に対し、配慮をしてほしいと、ジェニファー・ハドソンの代理人リサ・カステラーさんが発表しました。本来ならば、「リリィ、はちみつ色の夏」の大ヒットを家族で祝うべきところが一転、このような深い悲しみの現実に直面してしまったジェニファー・ハドソンと、お亡くなりになった家族の方々に向け、哀悼を表すと共に、一刻も早く、ジュリアン・キングちゃんが無事な姿で発見されることを願います…。
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冷酷な幼児がパパとママを残忍な目で苦しめる、イギリス発の悪趣味で不条理なホラー映画「ザ・チルドレン」の予告編とポスター!!

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子どもは残酷…などとよく言われますが、その残酷さを極端に描いてみせたイギリスホラー映画の最新作ザ・チルドレン」の不気味な予告編ポスターです。本作の内容は、予告編でご覧の通りのシンプルなもので、年末年始を共に過ごし、祝おうと集まった親友同士の2組の家族の子どもたちが凶暴化する謎の病気を患い親たちを襲い始めるというだけのお話。しかし、襲撃者が我が子では反撃に出れないだけに、どうしていいかわからず恐ろしいですね。ココで紹介した、ギレルモ・デル・トロ製作をつとめ、幽霊映画「永遠のこどもたち」(12月20日公開)のファン・アントニオ・バヨナ監督がメガホンをとる、ゾンビの出ないゾンビ映画へイター」と少し似ているような感じがします。そんな本作の脚本・監督をつとめたのは、今年1月ココで紹介した、セルマ・ブレア姐さんも出ている傑作サイコ・スリラーの「W△Z」(2008年)が、日本では「パーフェクトゲーム 究極の選択」というテキトーな題名で、8月にDVDスルー映画としてリリースされたトム・シャンクランドです。原案ストーリーを提供したのは、今月初めゾンビ映画28週後…」(2007年)の続篇の監督に起用されるのではないか?!という噂ニュースで紹介した、スプラッター・コメディザ・コテージ」のポール・アンドリュー・ウィリアムス監督です。その「28ヶ月後…については、その後、デマであることが確認されましたが、二人の監督は共に、イギリス映画界が注目しているホラー・サスペンス系のクリエイターなので、この「ザ・チルドレン」も、ひとまずチェックをしておいた方がよさそうです。本作の出演は、「レンブラントの夜警」(2007年)のエヴァ・バーシッスルジェイソン・ステイサム主演の「バンク・ジョブ」が来月11月22日日本公開になるスティーヴン・キャンベル・ムーア、話題のテレビ・シリーズ「Lの世界」のレイチェル・シェリー、「0:34 レイジ 34 フン」(2004年)のジェレミー・シェフィールドです。公開イギリスで12月5日から。日本では、やっぱりDVDスルーになっちゃいそうですかね?!、やんちゃな子どもたちが主人公なだけに、子どもの日にちなんで、GW公開ではダメでしょうか?!
ザ・チルドレン
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リメイク・ホラーの最新作「マイ・ブラッディ・バレンタイン-3D」の苦笑するしかないアホな予告編とポスター!!

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1981年カナダ製ホラー映画血のバレンタイン」をリメイクした最新作マイ・ブラッディ・バレンタイン-3D」の予告編ポスターアホみたいなので、苦笑しながら、ご覧下さいアホみたいと言うのは、 ↓ のスクリーンから飛び出したつるはしが股間直撃寸前ポスターを見れば一目瞭然にわかるように、3Dの立体映画だということだけが強調されていて、映画自体の中身は置いてけぼりです…。予告編も同様な作り方で、ほらこれを大きなスクリーンで3Dで観たらビックリしておもしろいでしょう?!という映像のカットが意識してつなげられただけでなく、最後予告編のためだけに作られたポスターのような場面がくっつけられています。なので、本作はもはや、映画として内容で勝負することは放棄し、単純にテーマパークのアトラクションのような体験を提供しますよという趣旨ですね。それはそれでおもしろいとは思いますが、映画本来のあるべき姿ではありません…。それにこんな風に、ひたすら3Dだけを売り物にできたのは、かなり昔のことのように思います。たぶん、オリジナルの映画が作られた時代あたりの…。そんな、リメイクなのに進歩していない本作は、2月14日のバレンタイン・デー鉱山で発生した事故により、生き埋めになりながらも、何とか生き延びた生存者の作業員が、事故の原因を作った仲間に残酷な復讐を遂げ、この鉱山町では、2度とバレンタイン・デーを祝うなと呪いをかけますが、時が経ち、事故のことを忘れた町の人たちはバレンタイン・デーを祝ってしまう…という内容です。…の後は言わずもがなですね。本作の主演は、「スーパーナチュラル」で兄貴の方を演じているジェンセン・アクレスの方は、リメイク版13日の金曜日」(2009年2月13日全米公開)に出ていましたね。ヒロインは、「シン・シティ」(2005年)、「ザ・スピリット」(12月25日全米公開)など、カリスマ・コミック作家兼映画監督フランク・ミラーミューズとして知られるジェイミー・キングです。監督パトリック・ルシエ。「スクリーム」シリーズや、「ミュージック・オブ・ハート」(1999年)、「カースド」(2005年)など、ウェス・クレイヴン監督の作品の編集を手がけていたことから、同監督プロデュースにより、「ドラキュリア」シリーズで本格的に映画監督デビューした人です。この「マイ・ブラッディ・バレンタイン-3D」は2009年1月16日全米公開果して3Dの立体映画とだけ宣伝してヒットするでしょうか…?!
マイ・ブラッディ・バレンタイン-3D-ポスター
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マイケル・ベイが「俺に無断のトランスフォーマーのアトラクションには、オプティマスを出さない!!」と、あの映画のテーマパークに猛反発!!

トランスフォーマー-バンブルビー
マイケル・ベイ-トランスフォーマー今週火曜日にココで、映画のテーマパークユニバーサル・スタジオが、大ヒット映画トランスフォーマー」シリーズをフィーチャーした、巨大ロボットたちのバトルを体験する新しいライド型のアトラクションを建設することになったというニュースをお届けしました。そのニュースについて、現在、中東続篇の「トランスフォーマー2/リベンジ・オブ・ザ・フォールン」(2009年5月全米公開)の撮影を続けているマイケル・ベイ監督が自身オフィシャル・サイトを通じて、不快の念を表しました。マイケル・ベイ監督によれば、ユニバーサル・スタジオがリリースしたプレス資料の中で、同テーマパークを経営するユニバーサル・パークス・アンド・リゾーツCEOトム・ウィリアムス氏が「マイケル・ベイ監督と一緒に仕事ができることになり光栄だ」と述べているが、自分はこのアトラクション・プロジェクトには関与しておらず協力してサポートする気もないとのことです。言わば、無断で自分の名前を宣伝に利用されたことに対して、「言っていないコメントをデッチ上げられるのは不愉快」とマイケル・ベイ監督は納得していない訳ですが、「トランスフォーマー」シリーズを製作しているスピルバーグドリームワークスが、パラマウントを離脱し、今後は主にユニバーサルを通じて作品を発表することになったことから、両社の密接なパートナー・シップを見越して、トム・ウィリアムス氏は、当然、マイケル・ベイ監督が協力をしてくれるか、すでにこの件を承諾してくれていると思っていたのかもしれません。マイケル・ベイ監督は「俺はオプティマスのことをよく知っているがあいつはよく知らない奴とは仕事したがらないよ」と、暗に映画に登場したトランスフォーマーのキャラクターを、自分抜きではユニバーサル・スタジオのアトラクションには使わせないといったことをほのめかすばかりか、「たぶんそのアトラクションを演出する奴が、『トランスフォーマー3を監督するんじゃないか?!」と、今回の企画で自分が蚊帳の外に置かれていたことについて、大人気なくスネています。相変わらずチョッとアホなマイケル・ベイ監督ですが、そんなにオプティマスのことを親友のように思っていたのかッ?!と、トランスフォーマー思いな姿勢については、一部のファンからは好感を持たれたようです。まぁ、マイケル・ベイ監督がアメリカに戻ったら、ユニバーサル・スタジオと話し合いをしてみるべきでしょうね。その結果、“マイケル・ベイ監督プレゼンツ”となれば、さらに「トランスフォーマー・ライドの価値はあがるでしょうが、ユニバーサル・スタジオは多額の監督料をとられそうです…
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