スティーヴン・キングの「ダーク・タワー」、「LOST」の島からの脱出が、暗黒の塔への旅の第一関門?!

スティーヴン・キング
ショーシャンクの空に」(1994年)、「グリーンマイル」(1999年)、 「ミスト」(2007年) と、スティーヴン・キング原作の映画化を成功させてきたフランク・ダラボン監督からの申し出を断りキング自身たった19ドル、ザックリ言えば、2,000円で映画化権を、J・J・エイブラムスと、パートナーのデイモン・リンデレフの2人(1人1,000円?)に売り渡したことが大きな話題になった、スティーブン・キング・ワールドの集大成である全7巻の大長編ダーク・タワー」について、 AMCTV.Com が、デイモン・リンデレフにインタビューし、いささか残念な答えを引き出しました。J・J・エイブラムスと共に、テレビ・シリーズLOST」を大ヒットさせ、現在、最新映画版スタートレック」(2009年5月全米公開)の製作も進めている、プロデューサーデイモン・リンデレフは、“荒廃した世界の危機を救うために、暗黒の塔へと向うガンスリンガーのローランドと仲間たちの旅の物語である「ダーク・タワー」を映画化することは、「指輪物語」を「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズに仕上げたピーター・ジャクソン監督の仕事に相当する一大事業である”とし、“現在、クライマックスに差しかかりつつある「LOST」と、とても同時進行できる類の仕事ではない”と語り(同時進行されてる「スタートレック」のファンは怒る?)、要するに、何も進んでいない訳です。そのため、「ダーク・タワー」の映画化を楽しみにしているスティーヴン・キング・ファンは、まずは2010年に予定されている「LOSTの最終回を見届けなければならない訳で、その前後からの製作スタートとなれば、ほとんど、次のオリンピックを待つような心境にさせられます。が、一方、デイモン・リンデレフは映画化にあたっては、小説の7冊をきっちり7本の映画にしたいと述べており、その点はファンにとってはうれしいところです。しかし、7本もの映画シリーズを製作するとなると、「ハリー・ポッター級の支持を維持しなければならないことになり、それは現実的な映画化の取り組みとは言えないといった反応もあるようです。とか言っても、準備を進めていないのなら、本当に7本の映画になるのか?!と議論しても仕方がないので、当面は、この話題はお預けではないでしょうか。もしかすると、並の映画製作者に、「ダーク・タワー」の映画化権を高額で売り渡し、そこそこの興行歩合を手に入れるよりも、タダ同然でも、メディアの寵児J・J・エイブラムスに映画化してもらった方が、大ヒットで莫大な興行歩合が入るかも?!なんて踏んだかもしれないスティーヴン・キングの投資利益を出すのは、かなり先のことになりそうです。 ↑ 写真のようにくつろいで待つしかありませんね
スティーヴン・キング-ダーク・タワー

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