「ハリポタ」が敵前逃亡?のヴァンパイア映画の超話題作「トワイライト」が、イタリアでキャラクター・ポスターをリリース!!

トワイライト-クリステン・スチュワート
ハリー・ポッターと謎のプリンス」が今年11月の公開予定を、来年2009年7月に先送りしたのは、この映画に恐れをなして逃げたからだッ!!という意見まで言われるほど、海外ではカルト的な大人気のベストセラー小説トワイライト/愛した人はヴァンパイア」(ステファニー・メイヤー著)を映画化したヴァンパイア映画の最新作トワイライト」が、イタリアでリリースしたキャラクター・ポスターです。本作は、 ↑ のポスターのクリステン・スチュワートが演じる人間の少女ベラと、ロバート・パティンソンが演じるヴァンパイアの少年エドワードとの、種族を超えた“ロミオとジュリエット”のようなラブストーリーを主軸に、ヴァンパイアたちのスーパー・ナチュラルな闘いが展開するという内容で、キャム・ギガンデットが演じてるヴァンパイアのジェームスは、2人の仲を引き裂く悪者のようですね。キャム・ギガンデットは人気青春ドラマThe O.C.出身若手人気俳優ですが、この「トワイライト」の脚本を執筆したメリサ・ローゼンバーグは、「The O.C.」の製作総指揮を執っていたプロデューサーなので、彼はドラマでの実績が買われ、この話題作に抜擢されたのかもしれません。キャム・ギガンデットは本作の前に、「The O.C.ファイトクラブ」みたいな青春格闘技映画ネバー・バック・ダウン(Never Back Down)」(2008年)にも出演しており、なかなか「The O.C.絡みからは手を切れませんね。現在日本公開中の「イントゥ・ザ・ワイルド」(2007年)にも出ている主演クリステン・スチュワートは、「パニック・ルーム」(2002年)で、ジョディ・フォスターとして、一緒に立て籠もっていた人で、ロバート・パティンソンは「ハリー・ポッターシリーズの出身で、セドリック・ディゴリーを演じてた人ですが、ヴォルデモート手先に殺されたおかげで、ヴァンパイアとして復活することができました。ロバート・パティンソン的には、例え、贔屓が含まれていたとしても、脇役にしかありつけず、自分を殺したハリー・ポッター」が、自分の主演作とブツかるのを避けて逃げたと言われるのは気分がいいかもしれません。この「トワイライト」は、11月21日に全米公開本当にハリー・ポッターもビックリするような大ヒットになるのか?!見届けるのが楽しみですね。本作の予告編はコチラです。ところで、この「ヴァンパイア」と、とてもよく似た内容の、アンナ・パキン主演のヴァンパイア・ドラマトゥールーブラッド」は、アメリカでの初回放送大好評につき、早くもシーズン2の製作が決定しました。ヴァンパイア・ブームは当分止みそうにありませんね
トワイライト-ロバート・パティンソントワイライト-キャム・ギガンデット
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謎の細菌で死滅しようとする人類が最後の希望を託した箱舟の物語の短編CGアニメの傑作「アーク/箱舟」をご覧下さい!!

グジェゴシ・ジョンカジツキ2007年シーグラフ(SIGGRAPH)の最優秀作品に選ばれた他、今年2008年東京国際アニメフェアでも、公募部門の優秀作品賞を受賞した、ポーランドグジェゴシ・ジョンカジツキ(Grzegorz Jonkajtys/写真)さんの有名な短編CGアニメアーク/箱船」(ARK)です。グジェゴシ・ジョンカジツキさんは、今春、来日した際、ニコグラフ(NICOGRAPH)の大会にも招かれ、この「アーク/箱船」についての講演会を行なうなどもしています。などと、作品の権威づけを前置かなくても、ご覧いただければ、本作のCGのクオリティの高さは元より、深淵を覗きこんでるような気分にさせられる独特のイメージや、荘厳な音楽などによって確立された作品世界に魅きこまれ、いかに優れた作品であるかは、すぐに理解いただけると思います。物語は、神の裁きのように発生した天然のウィルスにより、滅亡の危機にさらされた人類の生き残りたちが、かつて旧約聖書の中で、大洪水を逃れたノアのようにへと乗り込み、今だウィルスに侵されない新天地を目指します。しかし、その船の中で、ひとりの男は、自分がいつの間にかウィルスに侵されていたことに気づき、他の者らを感染させずに救うには、自らが犠牲となって、自分で命を絶つしかないと覚るのですが…といった内容で、セリフはひと言もありません約7分半のかなりダークな作品で、オチにはゾッとするような怖さがありますが、名作なので、ぜひ本作で、日曜日のひと時をお楽しみください。ちなみに、ノアの箱舟の物語は、先頃、ヴェネチア国際映画祭で、ミッキー・ロークの「ザ・レスラー」でグランプリを獲得した、ダーレン・アロノフスキー監督が映画化しようと考えています。実現すると、すごい映画になりそうですね。
グジェゴシ・ジョンカジツキ-ア-ク-ARK
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ディズニー・アニメ最新作「ボルト」のスーパー・ドッグが、仲間のネコを収容所から脱走させる勇敢なサスペンス場面の動画!!

http://www.traileraddict.com/emb/6560
最初は、“タランティーノがもしディズニーの動物アニメを作ったら…?”というような、ワルの動物キャラたちが活躍する企画(「アメリカン・ドッグ」)としてスタートしたのに、やっぱり、健全な内容に変えられてしまった、ディズニーの最新CGアニメボルト」からリリースされた動画です。主人公のジャーマン・シェパードのボルトハリウッドで活躍する売れっ子のタレント犬。テレビドラマでスーパーヒーローを演じ続けたせいで、自分にはスーパーマンの力があるとカン違いを信じているボルトですが、手違いでアメリカ大陸の反対側のニューヨークに送られてしまい、自力で大陸を横断し、帰宅する旅を通して、本当の自分のあるべき姿を発見することになります…。動画は、そんなボルトが旅の仲間である、ネコのミッテン動物収容所に捕らわれたのを、同じ仲間のハムスターのリノ協力して助ける場面です。しかし、ずっとボールの中にいるリノは窮屈そうで、観てる側がちょっと息苦しくなりそうです。ボルトの声を演じてるのは、ジョン・トラボルタ主題歌もジョン・トラボルタが、ハンナ・モンタナマイリー・サイラスデュエットで歌うことになります。最近は、年上で20歳の、下着のパンツのモデルをやっているジャスティン・ガストンの、広告で見せびらかしてるパンツのモッコリが気になり、つき合い始めて味見しまくっているマイリー・サイラス15歳は、ボルトとテレビで共演してる、うぶな少女タレントのペニーという、かつての自分自身のような役声優を演じています。このディズニー・アニメ最新作ボルト」はアメリカでは11月21日から公開です。
ディズニー-ボルト-2
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M・ナイト・シャマランがヒーロー映画ブーム便乗で「アンブレイカブル2」を製作?!のアンビリーバブルな話題!!

アンブレイカブル
M・ナイト・シャマラン超自然ホラー映画を作ったはずが、映画館のうっかりミス(故意?)でコメディ映画とジャンルづけされたり、ロサンゼルス・タイムズレビューコメディ映画の「リトル・ミス・サンシャイン」(2006年)を引き合いに出されたりしたことから、今ではすっかりコメディ映画と理解するのが正しいようになってしまったサイテー映画の「ハプニング」(2008年)が、製作費4,800万ドルに対して、世界で1億5,700万ドルを稼ぎ、何とか、スレスレで首の皮がつながった?のが残念M・ナイト・シャマラン監督が、MTVの取材に答え、ブルース・ウィリスが主演した、2000年ダーク・ヒーロー映画アンブレイカブル」の続篇を検討中だと語っています。「アンブレイカブル」は、列車の大事故でたった1人だけ生き残ったブルース・ウィリスの元に、スーパーヒーローのコミックにとり憑かれた妄想癖のようなサミュエル・L・ジャクソンが現われ、事故で助かったのはお前がスーパーヒーローだからだ…説得する物語で、コミックと現実の境目の部分を、リアリズムで描いた点においては、今夏、歴史的大ヒットとなった「バットマン/ダークナイトに通じる部分もある作品です。M・ナイト・シャマランも、恐らくは、その点に目をつけ、現在、ブームとなりつつあるダークなコミック・ヒーロー映画先駆けの元祖は、自分のアンブレイカブルと、暗にインタビューで主張することで、あわよくば続篇を作ろうという狙いなのだろうと臆測されています。具体的には、M・ナイト・シャマランは、「『アンブレイカブル2を作るべきか?真剣に自問してみたんだ僕はコミック映画が大好きだしそんな自分自身をちゃんと表現できるか?確かめてみたいんだ」などと述べ、本来は3部作のトリロジーとして同映画をシリーズで作り続ける予定が、あまりヒットしなかったのに加え(※)、公開当時、批評家筋から酷評されたことでへこみ続きを投げ出してしまったことを後悔しています。そして、M・ナイト・シャマランは、「やるべきだと思う僕はアンブレイカブル2と共に戻ってくるよ」といった風に、自らの言葉を結んでいますが、肝心のアンブレイカブルの権利は、、M・ナイト・シャマランがケンカ別れしたディズニーのタッチストーン・ピクチャーズが保有しており、シャマラン自身が何を言ったところで、ミッキーマウスがうんと言ってくれないことには、「アンブレイカブルの続篇は絶対に作れません。そもそもディズニーをホームグラウンドとして、映画を作っていたM・ナイト・シャマランが、同社と袂を別つことになったのは、2006年の「レディ・イン・ザ・ウォーター」を、ディズニー側が“絶対に当らない”として製作を拒んだためで、自分の企画をけなされたことが気に入らない自信過剰なM・ナイト・シャマランはディズニーに別れを告げ、「レディ・イン・ザ・ウォーター」の企画をワーナー・ブラザースに持ち込み、映画化に成功しましたが、同映画は製作費7,000万ドルに対し、全世界での興行収入が7,278万ドルと大コケし、M・ナイト・シャマランの独りよがりの化けの皮がついにはがれた結果となりました。もはや、誰もつかみたくないババのM・ナイト・シャマランを、今さら、古巣のディズニーが帰って来いと言うか?は、かなり絶望的です。しかし、主演のブルール・ウィリスサミュエル・L・ジャクソンらは、「アンブレイカブル」をお気に入りの作品の中に上げており、彼らが「アンブレイカブル2」を支持し、出演を決めれば映画化の可能性も出てくるでしょう。しかし、まだM・ナイト・シャマランの映画に騙されたい観客がいるか?疑問です…。
※製作費7,500万ドルに対し、米国内で9,500万ドルの売上げ。ただし、全世界では2億4,800万ドル売上げた。全般的にシャマランの映画は海外市場では強い。
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バニーガールでブレイクのアンナ・ファリスが、伝説のポルノ女優の伝記映画「インフェルノ」を降板!!、ディープに咥えるのはやめました?!

アンナ・ファリス
リンダ・ラヴレース最新主演作のコメディ映画ハウス・バニー」が現在、アメリカで大ヒット中アンナ・ファリスが、主演を予定していた、伝説のポルノ女優リンダ・ラヴレースの生涯を描く伝記映画インフェルノ」(ホラー映画みたいな題名…)を降板したと、 Moviehole.net が伝えました。「最終絶叫計画」シリーズぐらいしか代表作?のなかったB級お笑い女優のアンナ・ファリスは、ポルノ女優リンダ・ラヴレース役について、「みんな私のことを全然わかってなかったってビックリするわよとてもシリアスな役柄なの」と、「ハウス・バニー公開以前の6月に録られたMTVインタビューの中で語り、問題作のインフェルノ」で本格女優脱皮する野心をのぞかせていました。ところが、「ハウス・バニー」が、先週の興行ランキングでは、ベン・スティラーロバート・ダウニー・Jrジャック・ブラックトム・クルーズ四天王をそろえた戦争コメディの大作トロピック・サンダー/史上最低の作戦」(11月22日公開)をお色気作戦で撃沈し、上位に上がる健闘を見せるなど、公開4週めで、製作費2,500万ドルに対し、4,300万ドルの売上げのスマッシュ・ヒットとなっています。これで大ブレイクを果したアンナ・ファリスは、今後は、ポスト・ドリュー・バリモアポスト・ケイト・ハドソンといった具合に、1本立ちで主演の張れるコメディ女優として、格付けが上げられることになりそうです。そのため、波乱に富んだ人生を生き、最後は交通事故で死んでしまうリンダ・ラヴレースシリアスに演じる、女優としての方向転換は、現時点ではマイナスと判断したようで、アンナ・ファリスは、「今後もコメディ路線一筋で行く」と語ったと Moviehole.net は伝えています。アンナ・ファリスには、そのように、これからもお色気コメディ映画で活躍してもらえれば、それでみんなハッピーでいいかなと思うのですが、問題は、アンナ・ファリスの抜けた後、いったい誰がインフェルノリンダ・ラヴレースを演じることになるか?!です。リンダ・ラヴレースは、古い映画なので、ご存知ない方も多いかと思いますが、70年代に社会問題化するほど大ヒットした、革命的なポルノ映画ディープ・スロート」(1972年)の主演女優です。「ディープ・スロート」を初め、出演したポルノ映画で多くのトラブルに遭い、波乱のポルノ女優人生を過ごしたリンダ・ラヴレースは、ポルノから引退すると、良くも悪くも自分を有名にしてくれたポルノ映画などアダルト産業の実態を告発し、批判する反風俗の社会運動家となり、世間を驚かせましたが、2002年に不慮の交通事故で亡くなってしまいました。そんな、興味深い題材の映画化に取り組んでいるのは、「ブレードランナー」(1982年)などの原作者として知られるフィリップ・K・ディックをモデルにしたSF作家が主人公(演じてるのはビル・プルマン)の奇妙な映画ユア・ネーム・ヒア」(Your Name Here)で、今年2008年にデビューした新人のマシュー・ワイルダー監督ですが、残念ながら、このデビュー作は配給会社が決まらずオクラ入りの状態になっています。加えて、「インフェルノ」も製作資金集めに苦労しています。アンナ・ファリスの降板の背景には、本当にカメラが回るのか?といった不信もあったかもしれませんが、今や、旬の人気女優に出世したアンナ・ファリス主演で居続ければ、資金も集められたかもしれない点は悔やまれますね。さて、アンナ・ファリスの代わりに、誰かお金を持ってこれそうな女優がこのリンダ・ラヴレース役に興味を持ってくれるのか?、そして、ポルノ産業の裏側を描く問題作インフェルノは無事に映画として完成するのか?ふ~んそんな企画もあるのか…と、物好きな方は、記憶の片隅にでも置いといてください。ちなみに、「ディープ・スロート」は、オランダが国営テレビ局で普通に無修正完全版を放送して、オランダの放送倫理の基準はどうなっているのか?!世界がズッコケましたね(ココにその記事)。
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