復活「トリプルX」最新作に、ホントは出るとおかしいヴィン・ディーゼルのザンダー・ケイジが非業の死を遂げる前作のアナザー・エンディング!!


昨日、ココで、ヴィン・ディーゼルの代表作のアクション映画トリプルX」(2002年)の新作となる続篇の「トリプルX/ザ・リターン・オブ・ザンダー・ケイジ」が作られることになりそうだというニュースをお届けしました。その中で、シリーズ化が前提だった同映画の続篇に、ヴィン・ディーゼルが出るのを拒んだ為、やむなく、主役をラッパーのアイスキューブ変更して、「トリプルX/ネクストレベル」(2005年)を作ることになった、製作のソニー・ピクチャーズと、監督のロブ・コーエン辻褄合わせをお題目に、怒りにまかせ、裏切り者のヴィン・ディーゼル憎しとばかりに、「トリプルX」のDVDの特典映像の中で、ヴィン・ディーゼルの主人公ザンダー・ケイジを殺してしまった…ッ!!と書きました。と、そのように書かれれば、ヴィン・ディーゼルはどのように殺されたのか?!が気になりますよねぇ?!、そんな訳で、そのヴィン・ディーゼル=ザンダー・ケイジが死ぬ特典映像の動画を探してきました!!、ご覧の通り、うっかり誘拐されたオネーちゃんの後を追い、実にマヌケにアッサリと吹き飛ばされてヴィン・ディーゼルは死んでくれています。そんな動画の内容の薄さも鼻で笑ってしまいそうですが、当時は仲違いしていたヴィン・ディーゼル本人を出演させる訳にもいかず体格の似た男性をスキンヘッドにしたソックリさんを使い、撮影して作った苦心惨憺ぶりにも苦笑してしまいすね。虎は死して皮を残す…と、ことわざに言いますが、ザンダー・ケイジも自らの功績としてタトゥー入りの皮を残し、この世を去るとは、変なオチです。果たして、どうやら、首の皮一枚で命を取りとめた?らしいザンダー・ケイジは、新作ではどのようにリターンしてくれるのでしょう?!、シリーズ最新作トリプルX/ザ・リターン・オブ・ザンダー・ケイジの観られる日が楽しみですね!!
ヴィン・ディーゼル-トリプルX
  ↑ 実はこうして爆破を逃れていたりして…?!
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未来のアウトソーシングは肉体労働もネット経由で?の近未来SF映画「スリープ・ディーラー」の観応え充分な予告編!!

今年2008年サンダンス映画祭評判となり、レビューで高得点を得るなどした結果、サイエンスを題材に扱った優秀な映画に与えられるアルフレッド・P・スローン賞受賞した、近未来SF映画スリープ・ディーラー」の予告編です。低予算のインディーズ映画なので、SFXのレベルなどは高くありませんが、映像の雰囲気にはSFマインドが漲っており見逃せない作品のような感じがします。映画の舞台は、アメリカとメキシコとの国境に巨大な壁が築かれ、違法な行き来や移民が根絶された近未来。アメリカは、頭の痛い不法入国者の問題を消滅させた代償に、その違法移民らを低賃金で就労させることで賄ってきた各産業の下支えを失ったが、それさえも高度なテクノロジーにより解決した。そのハイテクとは、メキシコ側に設置した端末を、労働者の肉体に直接つなぎひとの神経をデジタル回線として脳にアクセスすることで、アメリカ側にある作業機械を操作させる…という究極のアウトソーシングだった。しかし、どうしても豊かな北に行きたいと願った少年メモ・クルズが、自作のマシンネットワークに不正アクセスしたことから、大きな波乱を迎えることに…といった風な、あらすじだそうです。人体とコンピューターなどのマシンが一体化するという発想の世界観は、キアヌ・リーブスの「JM」(1995年)や、アニメの「攻殻機動隊」などでも描かれ、それらで観たのと似たような光景が、この「スリープディーラーの中でも見受けられています。そういう意味では、アイディアに新しさは欠けますが、その設定の落とし所を、アメリカとメキシコの間に横たわる現実の社会問題に置いた着眼点に興味をそそられます。現実に存在しているのに、あたかも見えないゴーストかのように、その社会の内部にまでは入れてもらえない不法に滞在してる人たちの実体のない在り方や、心の持ちようを、ヴァーチャルリアルという、ネット社会の発展でポピュラーになった、わかりよい対比の概念に置き替え、SFにしたのかなぁ…?想像してみたりします。優れた本格SFは、単なる空想や絵空事ではなく、そうした現実の核たる基盤を内包していたりするので、この「スリープ・ディーラー」も大いに期待が出来そうです。本作の出演は、「GOAL!2」(2007年)のレオノア・バレラ。また、題名は似てるけど、中身は全然ちがう映画の「ボビー」(2006年)と「ボビーZ」(2007年)に出てたジェイコブ・バルガスなどです。監督のアレックス・リベラは、過去にドキュメンタリーの短編映画Sexta seccion, La」(2003年)を作っているだけで、この「スリープ・ディーラー」が本格的な監督デビュー作となります。アレックス・リベラ監督は、2002年サンダンス・NHK国際映像作家賞受賞者日本で選ばれ、本作の製作資金を得ている都合上、この「スリープ・ディーラー」が日本で観られないのはおかしな話になるので、DVDスルーかもしれませんが、必ず輸入されるのではないでしょうか?アメリカでは2009年2月頃に公開を検討しているようです。マイナーですが、おもしろそうな映画として、メモしといてあげて下さい
スリープディーラー
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映画連続鑑賞記録の120時間23分超えに不眠不休で挑戦したい映画バカ、ニューヨークに集まれッ!!

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アメリカのツタヤ?とでも言える、ネットで映画DVDの貸し出しオンライン配信を行なっているDVDレンタル大手ネットフリックスが、ギネス・レコードの映画連続鑑賞時間記録120時間23分超えに不眠不休で挑戦する映画バカを大募集しています。イベントが行なわれるのは、ニューヨークのタイムズスクエアで、現地10月2日の朝10時30分にスタートし、10月7日までの5日間続けられる予定です。チャレンジャーは映画を1本観終える毎に、10分間の休憩が与えられ、その間に、トイレや食事シャワー?電話?ストレッチ?などの用事を済ませなければなりません。大会には、現レコード・ホルダーチャンピオンアシシュ・シャルマ(Ashish Sharma)氏がインドから参戦する他、同氏に記録を破られたドイツ人のクラウディア・ワブラ(Claudia Wavra)さんもリベンジにやって来る予定です。参加希望の方は、Facebookにログインし、“Netflix Movie Watching World Championship” まで、自分が大会に向けて、どのようなトレーニングで映画鑑賞力を鍛えているか?アピールした動画を今月22日までに送ってください。オーディションで受かれば、参加資格が得られます。もちろん、ニューヨークへの旅費なんて出ませんが…。しかし、気になるのはどんな映画を観せてくれるのか?!というプログラムですよねぇ~。バンバン爆発マイケル・ベイ監督の映画や、ウィル・フェレルの爆笑コメディなんかばっかりだと、けっこうガンバレると思いますが、これ映画じゃなくて静止画かよ?とボヤきたくなるようなカメラ固定延々と動きのない場面の長回しが続く、ギリシャのテオ・アンゲロプス監督3時間55分もある退屈すぎるアレクサンダー大王」(1980年)なんか観せられたら、それが1本めでも、即座に睡魔との闘いには負けてしまいそうです。また、クリスチャン・ベール1年間も眠れない主人公を激ヤセで演じた「マシニスト」(2004年)が上映されたら、この上なく感情移入できそうですね。健康への問題はさておき、映画ファンには楽しそうなイベントなので、日本でもどこかの映画館でやってみてほしいです!!、果たして、ギネスの記録は更新されるのか?、後日、情報が入れば、お伝えしたいと思います最後になりましたが、 ↑ は、この映画バカ募集のCMです。お風呂で観てる映画はコーエン兄弟の「ビッグ・リボウスキ」(1998年)ですね。確かに会話の場面はちょっと眠くなる映画です。
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「REC」の監督がホラー映画の最高傑作「エクソシスト」をスパニッシュにリメイクしたい?最新作「エクソシスト5」の怖い予告編!!

さっき紹介したハリウッド・リメイクのゾンビ・ホラークゥオランティン」(10月全米公開)の元のスペイン映画REC/レック」(2007年)を、パコ・プラサコンビで監督したジャウマ・バラゲロが作った「エクソシスト5」の予告編です。ウィリアム・フリードキン監督のオリジナルの「エクソシスト」(1973年)が持っていた独特の異様な雰囲気に負けない神秘的なムードを、この予告編も醸し出しています。国民のほとんどがカトリックというキリスト教国のスペインを舞台に「エクソシストをリメイクするのは大正解ではないかとうなづかされます。悪魔にとり憑かれる女の子も、元祖のブサイクなリンダ・ブレアとは違い、現代風の美少女で、この女の子がどんな恐ろしい姿を見せてくれるのか?ワクワクしますよね!!、と、そんな公開が待ち遠しくなるエクソシスト5」ですが、残念ながら、冒頭の「作った予告編」という書き方は文字通りの意味で、作ったのは予告編」であり、映画を作っている訳ではありません。すなわち、「グラインド・ハウス」(2007年)で観たような、ウソのフェイク映画の予告編ということですね。そんなお遊びのニセモノ予告編を、映画好きの素人ならまだしも、またどうしてプロのホラー映画監督が作っているか?と言うと、来月10月スペインで開催されるジャンル映画の祭典シッチェス・カタロニア国際映画祭呼びかけに応じて、作ったものなんです。同映画祭では、参加する映画監督らに、こうしたフェイク映画の予告編を持ち寄ることを呼びかけており、その趣旨に副い、まずは地元スペインを代表して、ジャウマ・バラゲロ監督が、この素晴らしすぎるエクソシスト5の予告編を披露してくれたということです。これから、他の監督たちが映画祭に、どんなおもしろい予告編を持ってきてくれるのか?、まさに楽しみですが、この「エクソシスト5」も、ジャウマ・バラゲロ監督はかなり映画のイメージをシッカリとつかんだ上で作ってる節が窺えるので、恐らくは本当にエクソシストをリメイクしたいのではないでしょうか?、そういう風に考えると、この“ウソの予告編を持って来てください”という企画は、ウソからが生まれることも…という思いを込めた、映画企画の見本市のような意味があるのかもしれません。この「エクソシスト5」の予告編を観て、ぜひうちで本編を…ッ!!というスポンサー希望の映画会社が現われるといいですね。ところで、「エクソシストシリーズ自体は「3」(1990年)までですが、2004年の「エクソシスト/ビギニング」を「4」ととらえて、ジャウマ・バラゲロ監督は、この予告編を「エクソシスト5」としたんでしょうね。しかし、ウィリアム・フリードキン監督の「エクソシスト」は、ポルノじゃないけど、子どもは観てはダメッ!!ということが大きな話題になった日本で最初の洋画なのでは?様々な意味で映画を変えた革命的作品でした…。
エクソシスト
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スペイン・ホラーのアメリカ・リメイク「クゥオランティン」のロシア版予告編とドイツで公開の写真!

http://www.terrorfeed.com/flvplayer.swf
今年、日本でも公開されたスペイン製ドキュメタリー風ゾンビ映画REC/レック」(11月DVDリリース)を、ハリウッド・リメイクした「クゥオランティン」(Quarantine=検疫隔離)のロシア版の新しい予告編です。映像の内容的には、以前にココココ紹介したものと大差ないのですが、ロシア語の音声がおもしかったのであげてみました。後半の危機迫るカットでのボイスオーバーは、ロシア語がわからなくても、こいつら棒読みで下手だろ?シラジラしい雰囲気が感じられ、少し笑えます。ま、ロシア語の吹き替えは、元々の言葉の特徴からか、たいてい間延びした印象になったしまうものなんですが…。さて、本作はオリジナルと同様に、救急隊とその活動を取材するテレビ番組クルーらが緊急出動した事件現場のアパートクゥオランティン検疫隔離で閉じ込められ、その建物の内部で起きた恐怖の出来事の一部始終をカメラが記録していた…ッ!!というお話。隔離される理由は、もちろんゾンビの感染者が出ちゃったからですね。監督は、やっぱり、やらせのドキュメンタリーモッキュメンタリー自主製作スナッフ・フィルムポーキプシー・テープ(The Poughkeepsie Tapes)」(2007年)が話題を集めたジョン・エリック・ドゥードルです。本作はアメリカでは10月10日から公開10月31日のハロウィンに向けて、公開されていくホラー映画第1弾のような感じです。で、 ↓ の写真は、ドイツの映画サイトから拾ってきた本作の写真スペイン映画のアメリカ製リメイクをロシア版予告編とドイツで公開の写真で紹介してみた訳ですが、ネタをひとつの国でまとめといてほしいです!!
クゥオランティン-Quarantine
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