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http://www.traileraddict.com/emd/6304
「ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ」の実写映画の新作を作るらしいと、ネットでデマを流されている香港のイマジ・アニメーション・スタジオが製作している、ハリウッド版CGアニメ「科学忍者隊ガッチャマン」の予告編です。俗に“ティーザー”と言われる先行版の“こんな映画を作っていますよ”という告知だけの予告編で、10秒しかないのですが、アニメ・ファンならずとも、あのタツノコ・プロの名作「ガッチャマン」がどんな風に…ッ?!というのは気になるところですよね。内容的には、ココで大量に紹介したコンセプト・アートの場面が実際に動いている様子をチラと見せて、最後にサービスでゴッドフェニックスを垣間見せてくれています。キャラクター・デザインは、下 ↓ のような感じで、さすがに白鳥のジュンも、もうミニスカではないようです。なので、美脚で敵の野朗どもの目をくらます忍術は使えません?が、戦闘服としての防御機能はアップしました。本作の公開は、2010年の予定と2年先なので、当面、新たな情報もないでしょうが、何かあれば報告するのでお楽しみにッ!!
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http://www.movieweb.com/v/V08IdfgpEGJPQX
先週、ココで紹介した、全米№1コメディアン、セス・ローゲンの最新作「ザックとミリのポルノ作り」(Zack and Miri Make a Porno)の予告編が再生できなくなっているので、ポスター ↓ と共に、改めてあげ直しておきます。と言っても、前回、紹介した予告編は、最初に赤の画面が出ることから、俗に“レッドバンド・トレイラー”と言われる、お子さまは観てはいけないもの。それに対し、今回、新たに紹介するのは、ミドリの画面が映し出される“グリーンバンド・トレイラー”で、一応、R指定とされていますが、とりあえずは、誰が観てもいいものです。交通信号の赤と青と同じ理屈で分けられている訳ですが、前回の予告編をご覧になり、覚えておられる方は、きっと、どこが違うの?!と首をかしげられると思います。答えとしては、グリーンバンドの方が2カットほど削除されているそうですが、ハッキリ言って、中身はほぼ同じですね。なのに、じゃあ、なぜ、消された予告編はレッドバンド?!かと言うと、下品な言葉があったからというのもありますが、主な根拠は、以前も紹介したように、この「ザックとミリのポルノ作り」の題名に「ポルノ」という言葉があることから、アメリカの映倫にあたるMPAAから特別に目をつけられ、イジワルをされてる映画だからと言うしかありません。然るに、本作はMPAAからNC-17=成人映画の部類に指定されていますが、本来は、高校生ぐらいは自由に観られるR指定にするのが相当な大人向けのラブコメと言われており、当然、ポルノである訳がありません。また、ネット上では暗黙の了解的に、レッドバンド予告編も放置されてるのが普通で、この映画のように、海賊版じゃない正規の予告編が止められるのは、あまり無いことです。どうしても、MPAAは、この映画が気に入らないようですね。そんな訳で、実は ↓ 下のポスターも、MPAAがアメリカ国内での掲示を禁じてしまった幻のポスターで、カナダで使用されているものです。みなさんは、このポスターが著しくハレンチで街頭での掲示は無理と思われますか?!、このように、MPAAは映画ごとによって、基準がマチマチになりがちで、最近もR指定にされた、マーク・ウォールバーグ主演の20世紀FOX作品「マックス・ペイン」(10月17日全米公開)のジョン・ムーア監督が、「どうして、『バットマン/ダークナイト』がPG-13(事実上制限なし)なのに、『マックス・ペイン』がR指定なんだよ?!、MPAAはワーナー・ブラザースのチンコしゃぶって、機嫌とってんじゃねえよッ、このカマ野朗!!」みたいな、アンタの言葉がR指定だろうがッ!!とツッコまれそうな発言をしています。「バットマン/ダークナイト」については、映画のレイティングがおかしいのでは?!という疑問が、イギリスでの指摘をもとに、日本でも記事にされていましたが、「ダークナイト」には性的な描写がありませんし、バットマンは正義の味方で人を殺しませんから、例え、映画のトーンがダークでも、年少者の視聴を制限する確としての要素は少なく、冷静に観れば、レイティング論争にまでは至りません。もし、「ダークナイト」のレイティングに異論のある人は、そういった、レイティングを引き上げさせない、網の目をくぐった上手な映画表現までを、同時に指摘してあげなければ、フェアではないでしょうし、何と言っても、これを子どもが観てもいいのか?!とカン違いさせるほどに思いこませた、ヒース・レジャーの鬼気迫るジョーカーの名演技をこそ、語るべきです。そんなレイティングとは何なのか?!といった予備知識もロクに無しに、スキャンダルな話題を求めるメディアが不必要に騒ぎ立てたせいで、立場を悪くしたMPAAは、今後、映画の審査基準を厳しくする方向性だと言われています。先の「マックス・ペイン」も、そういった煽りを食らい、R指定にされてしまったと考えるのが妥当で、だから、ジョン・ムーア監督は、バットマンとワーナー・ブラザースに八つ当たりしてしまったと解釈するべきでしょう。映画をネタにした無責任なニュースで、映画の作り手やファンが迷惑を被るのはイヤですね…。
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オープニングにブラッド・ピットがやって来て、コーエン兄弟監督の最新作「バーン・アフター・リーディング」が世界初公開された以外は、これといって注目作もなく、ほとんど話題を提供できず、精彩を欠いてしまった第65回ヴェネチア国際映画祭のグランプリにあたる金獅子賞を、ダーレン・アロノフスキー監督の最新作「ザ・レスラー」が受賞しましたので、一応、このブログでも、お伝えしておきます。監督のダーレン・アロノフスキーは、前作「ファウンテン 永遠につづく愛」(2006年)の撮影開始直前に、主演のブラッド・ピットから「この映画は失敗しそうな気がする」と捨てゼリフで去られてしまい、代わりにヒュージャックマンを起用して映画を完成したものの、このヴェネチア映画祭で酷評され、映画がコケてしまった遺恨があるのに重ねて、この「ザ・レスラー」もまた、一緒にプロジェクトを進めてきた主演のニコラス・ケイジが、やっぱり撮影前に降りてしまい、ミッキー・ロークを代役に作った映画なので、もしや、「ファウンテン」の悪夢、再びか?!という不安もあったのですが、見事にリベンジを果たして、遺恨を返した形になりましたね。この「ザ・レスラー」は、すでに今年2月にココで写真、ココでミッキー・ロークの凶器攻撃の動画などと合わせて紹介済みですが、盛りを過ぎて、すでに一度は引退したはずのミッキー・ロークのプロレスラーが、インディーズのドサ回り興行から、今一度、最後の花を咲かせようとするストーリーで、何だ?!、大仁田厚の映画か?!とか冗談で言われちゃいそうです。共演は、「いとこのビニー」(1992年)で、アカデミー賞助演女優賞を受賞している、映画通には人気のあるマリサ・トメイ(↓写真中段)が、やさぐれたストリッパー役で出演しているのが見逃せない他、青春映画の金字塔「サーティーン あの頃欲しかった愛のこと」(2003年)で、素晴らしい名演技を見せたエヴァン・レイチェル・ウッド21歳(↓写真下段)が、ミッキー・ロークの娘役で出演しています。ダーレン・アロノフスキー監督は来月10月から、一度はフラれたブラッド・ピットを準主役に迎え、お次はボクシングの映画「ザ・ファイター」の撮影がスタートする予定です。主人公のボクサーを演じるのは、その役のために約2年間かけて、カラダを作り、ボクシングのトレーニングを重ねてきたお陰で、バットマンにも勝つ自信のついたマーク・ウォールバーグ。もしかして、ニコラス・ケイジは、レスラーのカラダを作るトレーニングを継続する根性がなかった?!、その後はいよいよ、「ロボコップ」シリーズの“続編”の最新作に、ダーレン・アロノフスキー監督は取り掛かる訳ですが、マニアックなファンとしては、ナンシー・アレンの出番はないのかな?!とか気になっちゃいますね。「ザ・レスラー」は、現在、開催中のカナダのトロント国際映画祭にも参加の他、9月末からスタートのニューヨーク映画祭でも上映など、しばらくは映画祭巡りを続け、本国アメリカでの一般公開も2009年になる見込みです。
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