Youtubeで大ヒットのライオンと人間の絆の感動実話「クリスチャン・ザ・ライオン」をソニー・ピクチャーズが映画化!!


クリスチャン・ザ・ライオン-ポスター ↑ の感動的な動画Youtubeで爆発的なヒット数を稼いでいるので、ご存知の方も多い「クリスチャン・ザ・ライオン」の実話を、ソニー・ピクチャーズが映画化を企画しているそうです。「クリスチャン・ザ・ライオン」の実話は、1969年ロンドンで暮らすオーストラリア人のジョン・レンダルエース・バーク親友同士が、有名なデパートのハロッズで、さびしそうだった子ライオンを購入してしまい、クリスチャンと名づけ、それぞれのガールフレンドと一緒に4人で飼育していましたが、グングンと成長するライオンロンドンで飼い続けるのは無理と判断し、クリスチャンをアフリカの野生に戻す訓練を重ね、サバンナに帰してあげたという出来事です。それだけでも感動的ですが、の動画で紹介されてるのは、クリスチャンのことが心配なジョンとエースの2人が1年後に、クリスチャンに逢いにアフリカに出かけたら、なんと野性に戻ったクリスチャンが2人のことを覚えていて昔のように抱きついてなついてくれたばかりか、嫁さんまで紹介してくれてる、奇跡の再会場面です。この、今あらためて、多くの人から熱い涙をしぼり取っているクリスチャン・ザ・ライオン」の実話は、すでに1971年左上のポスタードキュメンタリー映画クリスチャン/ザ・ライオン・アット・ワールズ・エンド」(The Lion at World’s End)が作られており、動画サイトなどにあげられているのは、そのドキュメンタリー映画からの場面です。この「クリスチャン・ザ・ライオン」の人気に目をつけたソニー・ピクチャーズは、ジョンとエースが著わした、1972年出版の「ア・ライオン・コールド・クリスチャン(A Lion Called Christian)」(クリスチャンと呼ばれたライオン)という本をベースに映画化を検討しているようで、現在、映画化権の取得を進めているらしいので、実際にプロジェクトとして動き出すのは、数年先のことになるかもしれません。この企画を進めているソニー・ピクチャーズのプロデューサーマット・トルマッチ氏は、彼のおじいさん、故サム・ジャフェ氏が、すでに皆さん、うっすらと連想しているはずの、人とライオンの絆を描いた名作野生のエルザ」(1966年)のプロデューサーなので、俄然、この「クリスチャン・ザ・ライオン」の映画化には熱を入れているとのことで、よい映画が期待できるのではないでしょうか。ちなみに、ジョンとエースの2人に、クリスチャンをアフリカに帰すことを提案し、サポートしてあげたのは、その「野生のエルザ」で主人公のジョイジョージアダムソン夫妻を演じた、私生活でも夫婦ビル・トラバースヴァージニア・マッケンナ、それに本物のアダムソン夫妻らです。そういったユニークなエピソードを知ると、さらにこの「クリスチャン・ザ・ライオン」の映画化が楽しみになりますが、アダムソン夫妻と、そのアダムソン夫妻を演じる俳優夫婦、それぞれのカップルは、現代の俳優夫婦に演じてほしいですね。みなさんは、どの俳優夫婦を起用したいでしょう?!ジョシュ・ブローリンダイアン・レイン夫婦なんて、いかがですか?!
クリスチャン・ザ・ライオン
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ハリウッド版リメイクのCGアニメ「科学忍者隊ガッチャマン」が予告編を初公開!!、でも10秒だけだよ!!

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ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ」の実写映画の新作を作るらしいと、ネットでデマを流されている香港イマジ・アニメーション・スタジオが製作している、ハリウッド版CGアニメ科学忍者隊ガッチャマン」の予告編です。俗に“ティーザー”と言われる先行版の“こんな映画を作っていますよ”という告知だけの予告編で、10秒しかないのですが、アニメ・ファンならずとも、あのタツノコ・プロ名作ガッチャマンがどんな風に…ッ?!というのは気になるところですよね。内容的には、ココ大量に紹介したコンセプト・アートの場面が実際に動いている様子をチラと見せて、最後にサービスでゴッドフェニックスを垣間見せてくれています。キャラクター・デザインは、 ↓ のような感じで、さすがに白鳥のジュンも、もうミニスカではないようです。なので、美脚で敵の野朗どもの目をくらます忍術は使えません?が、戦闘服としての防御機能はアップしました。本作の公開は、2010年の予定と2年先なので、当面、新たな情報もないでしょうが、何かあれば報告するのでお楽しみにッ!!
ガッチャマン-11
ガッチャマン-12
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ポルノとカン違いされてるラブコメ「ザックとミリのポルノ作り」の消された予告編の代わりと、これで発禁?のポスター!!

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先週、ココで紹介した、全米№1コメディアン、セス・ローゲン最新作ザックとミリのポルノ作り」(Zack and Miri Make a Porno)の予告編が再生できなくなっているので、ポスター ↓ と共に、改めてあげ直しておきます。と言っても、前回、紹介した予告編は、最初に赤の画面が出ることから、俗に“レッドバンド・トレイラー”と言われる、お子さまは観てはいけないもの。それに対し、今回、新たに紹介するのは、ミドリの画面が映し出される“グリーンバンド・トレイラー”で、一応、R指定とされていますが、とりあえずは、誰が観てもいいものです。交通信号の赤と青と同じ理屈で分けられている訳ですが、前回の予告編をご覧になり、覚えておられる方は、きっと、どこが違うの?!と首をかしげられると思います。答えとしては、グリーンバンドの方が2カットほど削除されているそうですが、ハッキリ言って中身はほぼ同じですね。なのに、じゃあ、なぜ消された予告編はレッドバンド?!かと言うと、下品な言葉があったからというのもありますが、主な根拠は、以前も紹介したように、この「ザックとミリのポルノ作り」の題名に「ポルノという言葉があることから、アメリカの映倫にあたるMPAAから特別に目をつけられイジワルをされてる映画だからと言うしかありません。然るに、本作はMPAAからNC-17=成人映画の部類に指定されていますが、本来は、高校生ぐらいは自由に観られるR指定にするのが相当な大人向けのラブコメと言われており、当然、ポルノである訳がありません。また、ネット上では暗黙の了解的に、レッドバンド予告編も放置されてるのが普通で、この映画のように、海賊版じゃない正規の予告編が止められるのはあまり無いことです。どうしてもMPAAはこの映画が気に入らないようですね。そんな訳で、実は ↓ 下のポスターも、MPAAがアメリカ国内での掲示を禁じてしまった幻のポスターで、カナダで使用されているものです。みなさんは、このポスターが著しくハレンチで街頭での掲示は無理と思われますか?!、このように、MPAAは映画ごとによって基準がマチマチになりがちで、最近もR指定にされた、マーク・ウォールバーグ主演の20世紀FOX作品マックス・ペイン」(10月17日全米公開)のジョン・ムーア監督が、「どうして、『バットマン/ダークナイトがPG-13(事実上制限なし)なのに、『マックス・ペインがR指定なんだよ?!MPAAはワーナー・ブラザースのチンコしゃぶって機嫌とってんじゃねえよッこのカマ野朗!!」みたいな、アンタの言葉がR指定だろうがッ!!ツッコまれそうな発言をしています。「バットマン/ダークナイト」については、映画のレイティングがおかしいのでは?!という疑問が、イギリスでの指摘をもとに、日本でも記事にされていましたが、「ダークナイト」には性的な描写がありませんし、バットマンは正義の味方で人を殺しませんから、例え、映画のトーンがダークでも、年少者の視聴を制限する確としての要素は少なく、冷静に観れば、レイティング論争にまでは至りません。もし、「ダークナイト」のレイティングに異論のある人は、そういった、レイティングを引き上げさせない網の目をくぐった上手な映画表現までを、同時に指摘してあげなければ、フェアではないでしょうし、何と言っても、これを子どもが観てもいいのか?!カン違いさせるほどに思いこませた、ヒース・レジャー鬼気迫るジョーカーの名演技をこそ、語るべきです。そんなレイティングとは何なのか?!といった予備知識もロクに無しに、スキャンダルな話題を求めるメディア不必要に騒ぎ立てたせいで、立場を悪くしたMPAAは、今後、映画の審査基準を厳しくする方向性だと言われています。先の「マックス・ペイン」も、そういった煽りを食らいR指定にされてしまったと考えるのが妥当で、だから、ジョン・ムーア監督は、バットマンとワーナー・ブラザースに八つ当たりしてしまったと解釈するべきでしょう。映画をネタにした無責任なニュースで、映画の作り手やファンが迷惑を被るのはイヤですね…
セス・ローゲン-ザックとミリ-ポスター
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ダーレン・アロノフスキー監督がヴェネチア国際映画祭にリベンジ!!、「ザ・レスラー」で金獅子賞を獲得!!

ザ・レスラー-1
オープニングブラッド・ピットがやって来て、コーエン兄弟監督の最新作バーン・アフター・リーディング」が世界初公開された以外は、これといって注目作もなく、ほとんど話題を提供できず、精彩を欠いてしまった第65回ヴェネチア国際映画祭グランプリにあたる金獅子賞を、ダーレン・アロノフスキー監督の最新作ザ・レスラー」が受賞しましたので、一応、このブログでも、お伝えしておきます。監督のダーレン・アロノフスキーは、前作ファウンテン 永遠につづく愛」(2006年)の撮影開始直前に、主演のブラッド・ピットから「この映画は失敗しそうな気がする」と捨てゼリフで去られてしまい、代わりにヒュージャックマン起用して映画を完成したものの、このヴェネチア映画祭で酷評され、映画がコケてしまった遺恨があるのに重ねて、この「ザ・レスラー」もまた、一緒にプロジェクトを進めてきた主演ニコラス・ケイジが、やっぱり撮影前に降りてしまいミッキー・ローク代役に作った映画なので、もしや、「ファウンテンの悪夢再びか?!という不安もあったのですが、見事にリベンジを果たして、遺恨を返した形になりましたね。この「ザ・レスラー」は、すでに今年2月ココで写真ココでミッキー・ロークの凶器攻撃の動画などと合わせて紹介済みですが、盛りを過ぎて、すでに一度は引退したはずのミッキー・ロークのプロレスラーが、インディーズのドサ回り興行から、今一度、最後の花を咲かせようとするストーリーで、何だ?!大仁田厚の映画か?!とか冗談で言われちゃいそうです。共演は、「いとこのビニー」(1992年)で、アカデミー賞助演女優賞を受賞している、映画通には人気のあるマリサ・トメイ(↓写真中段)が、やさぐれたストリッパー役で出演しているのが見逃せない他、青春映画の金字塔サーティーン あの頃欲しかった愛のこと」(2003年)で、素晴らしい名演技を見せたエヴァン・レイチェル・ウッド21歳(↓写真下段)が、ミッキー・ロークの娘役で出演しています。ダーレン・アロノフスキー監督は来月10月から、一度はフラれたブラッド・ピットを準主役に迎え、お次はボクシングの映画ザ・ファイター」の撮影がスタートする予定です。主人公のボクサーを演じるのは、その役のために約2年間かけて、カラダを作り、ボクシングのトレーニングを重ねてきたお陰で、バットマンにも勝つ自信のついたマーク・ウォールバーグ。もしかして、ニコラス・ケイジは、レスラーのカラダを作るトレーニングを継続する根性がなかった?!、その後はいよいよ、「ロボコップ」シリーズの“続編”の最新作に、ダーレン・アロノフスキー監督は取り掛かる訳ですが、マニアックなファンとしては、ナンシー・アレンの出番はないのかな?!とか気になっちゃいますね。「ザ・レスラー」は、現在、開催中のカナダのトロント国際映画祭にも参加の他、9月末からスタートのニューヨーク映画祭でも上映など、しばらくは映画祭巡りを続け、本国アメリカでの一般公開も2009年になる見込みです。
ザ・レスラー-2
ザ・レスラー-3
ザ・レスラー-4
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