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「バットマン/ダークナイト」(絶賛公開中)が爆発的な大ヒットにより、アメリカで社会現象化の事件にまでなろうとも、今だなお、燦然と全米歴代興行記録第1位の頂点に君臨し、寄せ付けない究極の大ヒット映画「タイタニック」(1997年)の主人公と言えば、もちろん、レオナルド・ディカプリオのジャックと、ケイト・ウィンスレットのローズですが、上 ↑ の動画は、ナンとレオのジャックの主役に、サミュエル・L・ジャクソンが挑戦し、オーディションを受けていた!!という、驚きのお宝発掘ビデオです!!と言いたいところですが、ケイト・ウィンスレットも「タイタニック」の時と比べて、何だか少し老けてるように、実はこれはヤラセの嘘ビデオです。と、ネタを明かせば、な~んだ、つまんないよッ!!と言われそうですが、本当に驚いてほしいのは、このビデオに出てくるサミュエル・L・ジャクソンも、ケイト・ウィンスレットも実は本人ではなくて、他の人が演じた体に、ふたりの顔をCGでフェイス・インプラントの合成をして作り出した、完全に虚構のビデオだということです。たぶん、CGなどにあまり興味のない方が、よく注意せず、ご覧になれば、コロッと騙されてしまうのではないでしょうか?!、こういったフェイス・インプラント技術は、イメージ・メトリクス社というフェイシャル・アニメーションに特化したプロダクションが進化させたもので、「タイタニック」のジェームズ・キャメロン監督の最新作のSF映画「アヴァター(Avatar)」(2009年12月全米公開)で採用され、その驚異の映像の完成度が映画業界の中で、新技術として注目を集めています。上 ↑ のジョークの動画は、そのイメージ・メトリクス社の技術か?、どうかは知りませんが、下 ↓ の動画は、イメージ・メトリクス社が作ったものです。同社の広報のお姉さんが、フェイシャル・アニメーションのテクノロジーについて語ってくれていますが、この彼女も現実には存在せず、CGアニメで作られた顔を持つエミリーというキャラクターです。音楽の世界では、とっくに録音技術などで、下手な歌手の歌を相当にごまかしていますが、いずれは映画界でも、大根役者がこういった最新技術で名優とカン違いとされ、演技賞を獲ってしまうかもしれません。そのように考えると、少し恐ろしい感じですね。メディアの中の人は、本当に本人で、現実に存在するのか?!、信じきれない時代が目前にまで迫って来ました…。ところで、上 ↑ の動画は、コメディのショート・フィルムばかりを集めたサイト Minimovie.com が作ったものです。ちょっと笑えそうな動画を探している方は、訪れてみて下さい。
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