…というのは、北米での配給を受け持つサミット・エンタテインメントがアメリカでの公開日として、現地22日付けでプレスリリースし、発表したもの。これまで2009年中公開とだけで、いったい、いつ観られるのか?!と気になっていたハリウッド版「鉄腕アトム」=「アストロボーイ」の公開日が、ひとまずアメリカの話とは言え、日にちまで断言して明らかになったので、何だか安心ですね。日本での公開も、その2009年10月23日(金)を基準として決められていくのではないでしょうか?、、「アーサーとミニモイの不思議な国」(2006年)や、「奇跡のシンフォニー」(2008年)などで名子役として知られるフレディ・ハイモアが主人公のアトムの声をつとめることや、生みの親となる天馬博士の声をニコラス・ケイジが担当する他、名優ドナルド・サザーランド、「ヴェロニカ・マーズ」のクリステン・ベルなど、続々とボイス・キャストは発表されている本作ですが、まだ肝心の映画の中身や、実際の動画などは一部にしか公開されていません。にも関わらず、すでにココのキャプ画などの不評から、残念ながら、第2の「スピードレーサー」…と言った、日本アニメの輸入は再び、失敗するだろうとの先読みもネット上では囁かれたりもしています。マンガの“神さま”として、天国に帰ってしまった手塚治虫先生も気が気ではないかもしれませんね…。
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日別アーカイブ: 9月 23, 2008
コミック・ヒーロー映画「アイアンマン」がDVD発売記念でシューティング・ゲーム付きのウィジェットを配布中!!
http://www.ppiwidget.com/campaigns/ironman.swf?inst_id=44071
アイアンマンこと、大富豪トニー・スタークの美人秘書ペッパーのグウィネス・パルトローが、ナンだ、これ?と見上げているのは、アメリカで9月30日にリリースされる「アイアンマン」のDVD/Blueray 宣伝のために配布されているアイアンマン・ウィジェット。アイアンマンのカッコいい動画や写真が観られるのはもちろんのこと、カンタンなシューティング・ゲームもついていて、ヒマつぶしには持ってこいです。何か、ムカつくことがあった時は、アイアンマンになった気分で、バンバン、ミサイルを発射し、ウサを晴らしてください。アイアンマンには興味がなくても、グウィネス・パルトローの秘書姿を観るだけでも価値のある本作は、日本では9月27日(土)から公開です。リージョン・フリーのプレイヤーがあれば、3日後にはUSA版のDVDが買えちゃいますね。海賊版が出まわるのは必至?!
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最新作「007/慰めの報酬」はシリーズ最短1時間46分のスピーディーな展開で、ジェームズ・ボンドは自己紹介をしてる余裕もありません?!
映画の上映時間が全般的に長くなる傾向の中で、ジェームズ・ボンド最新作「007/慰めの報酬」の上映時間が、約1時間46分とシリーズ史上、最もコンパクトにまとめられた最短の作品になりそうだとの情報が、ネット上に広まっています。これまでのボンド映画は概ね、2時間10分前後ですから、「慰めの報酬」は通常のボンド映画より、約25分ほども短いことになります。このように「慰めの報酬」の上映時間が短い訳としては、やはりシリーズ史上、初めて続篇の体裁をとり、前作「カジノ・ロワイヤル」(2006年/2時間24分)のエンディングを引き継いだことで、ストーリーの前置きを端折ることができたのに加え、ボンド映画で、必ず観られていたお約束のルーティンをいくつか、この「慰めの報酬」では廃したからだと伝えられています。そのひとつとして、これまでボンド映画では必ずあった、敵役の人物らが、「ところで、ミスター…」などと言葉につまり、ボンド自身が「ボンド…、ジェームズ・ボンドです」と、あえて「ボンド」と名前を2回、述べて強調するなどの間をとった演出は廃止されたそうです。これらの改良は、「君のためなら千回でも」(2007年)など、本来はドラマ映画を得意とし、アクション映画のメガホンは、見方によってはミスマッチな感もあるマーク・フォースター監督の方針だそうで、007映画を作り続けてきた映画プロデューサー一族のバーバラ・ブロッコリも、このような007の伝統を受け継がないリニューアルを承認したとのことです。そういった見得を切るなどの儀式的なことを省いていった結果、映画の展開のスピードアップがはかられ、結果として、上映時間が短くなったものだと思われますが、これは同時に、ボンド映画をしのぎ、スパイ映画の現代の代表作になったと評されたりもする、マット・デイモンの「ボーン」シリーズの素早い展開を取り入れ、対抗したものではないか?と臆測されたりもしています。すでに「カジノ・ロワイヤル」で、かなりボンドのイメージを刷新した感がありましたが、21世紀版ジェームズ・ボンドのテコ入れはまだまだ続けられるようですね。根っからの007ファンがどのような反応を見せるか?が楽しみな最新作「007/慰めの報酬」の全貌がわかるのは、10月31日の世界最速でのイギリス公開ですが、日本では2009年1月に封切りです。
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インド映画「ハリ・プッター」は、「ハリポタ」に似ても似つかずと判断した裁判所が、ワーナーは映画ファンをバカにしすぎと厳しい指摘!!
約1ヶ月前にココ(予告編あり)でお伝えした、ワーナー・ブラザースのイギリス支社が、インド映画「ハリ・プッター/コメディ・オブ・テラーズ」(Hari Puttar/A Comedy Of Terrors)を、同社の看板映画「ハリー・ポッター」シリーズの偽物であるとして、著作物の財産権などを侵害されたとして起こした訴訟に裁定が下りました。22日(月)にインド・ニューデリーの最高裁が下した判断は、ワーナー・ブラザースの訴えを棄却するというもので、同社の訴えには信憑性がないとしています。ニューデリーの最高裁は、以前の記事でもふれましたが、映画「ハリ・プッター」の製作はすでに2005年に公表されており、それから3年間も放置した後、映画が完成し、公開の直前になってから、訴えを起こしてきたワーナー・ブラザースの行為には、真に自社の映画「ハリー・ポッター」の権利を守ろうとする意志は感じられないとしています。また、まるでジャンルの異なる映画「ハリ・プッター」を、魔法使いの映画「ハリー・ポッター」と混同し、見誤る者がいるとは常識的には考えにくいとし、題名も酷似とまでは言えないとしています。この裁定を受けたワーナー・ブラザースは「『ハリー・ポッター』ファンの観客の混乱を防ぐのに加え、自社の財産を守る当然の訴えを起こしたまで」と頑な態度を崩さず、裁判所の決定内容をよく検討し、今後の対策を考えたいとしています。インドでは普通の名前であるハリという男の子を主人公にしたファミリー向け映画「ハリ・プッター/コメディ・オブ・テラーズ」は、20世紀FOXの「ホーム・アローン」シリーズの盗作と言うのが一般的な見方で、ワーナー・ブラザースが「ハリー・ポッター」と関連づけた訴訟を起こすのは、愚の骨頂だと、最初から世論は見ていましたが、ニューデリーの裁判所は、そんな世論に沿った判断を下したことになります。また、裁判官が暗に指摘したように、ワーナー・ブラザースは「ハリー・ポッター」ファンをはじめ、映画の観客の知能をバカにしすぎではないか?という切り返しには、アメリカの映画サイトなどの反応記事も同意し、インド映画「ハリ・プッター」を、ダニエル・ラドクリフ主演の「ハリー・ポッター」シリーズの最新作とカン違いして、意気揚々と映画館に足を運ぶのはワーナー・ブラザースの人間だけ!!と言った皮肉を書くなどしています。ワーナー・ブラザースは、シリーズ最新作「ハリー・ポッターと謎のプリンス」の公開日を、今年11月から、2009年7月に突然、変更し、すでに多くの「ハリー・ポッター」ファンからボイコットの抗議を受けるなど、自分たちで「ハリー・ポッター」シリーズを自滅に追いやろうとしていますが、今回の訴訟もまた、「ハリー・ポッター」離れを、一層と促進させただけの、みっともない行為として終わりそうです。なお、ワーナー・ブラザースがインド映画「ハリ・プッター」を訴訟した真意は、同映画が宣伝展開にあたり、ファスト・フード大手のマクドナルドとのタイアップを得るなど、複数の有名企業との契約に至ったことに着目し、そういった辺りから儲けを掠め取ろうとしたハイエナ行為だという見方が有力視されています。「ハリ・プッター/コメディ・オブ・テラーズ」は今週末から、無事にインドで公開の予定。ワーナー・ブラザースが訴えない限り、世界で知られる可能性などなかった映画ですが、お陰で有名になったので、海外セールスも今後、有効に展開できるかもしれません。
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