今春、映画化が発表された人気ゲーム「クロックタワー」の主演女優に、ココでキンタマを殴り続けている(←必見ですよ)ブリタニー・スノウが起用され、11月からロサンゼルスで撮影が始まるとの続報が業界メディアで伝えられています。映画を製作するのは、ドイツの映画会社セネター・エンタテインメントですが、春の発表では、ザ・ワインスタイン・カンパニーが共同製作だったのに、同社の名前が無くなっているのは、もしかして、降りてしまったのかもしれません。監督は「ヒルズ・ハブ・アイズ2」(2007年)を作った、ドイツ人のマーティン・ワイズです。 ストーリーは「クロックタワー2」をベースとしたもので、両親の死を目撃した心の痛手から、精神治療を受けている主人公の女性が幻覚に悩まされる…という内容です。主演のブリタニー・スノウは、日本ではまだミュージカル映画「ヘアスプレー」(2007年)の自己中でいじわるなアンバーの…と言われますが、アメリカでは今年4月公開された、リメイクのホラー映画「プロムナイト」(オリジナルは1980年)が、製作費2,000万ドルに対し、4,386万ドルを国内興行で売り上げる及第点の成績を修めたことから、新たなスクリーム・クイーン(ホラー映画のヒロイン)としてブリタニー・スノウは評価されています。と言っても、この「クロックタワー」も、あまり大した映画ではなく、並のホラー映画が出来上がりそうな感じですね。ゲームと同様に映画もシリーズ化を目指すのであれば、今後、何か、ひとひねりが欲しい感じがします。ブリタニー・スノウは、先の「プロムナイト」だけでなく、キンタマを殴る映画「オン・ザ・ドール(On the Doll)」(2007年)も未公開なので、早く、それらを輸入してほしいですね。
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日別アーカイブ: 9月 10, 2008
俺さまの原作コミックより350倍スゴイ映画になる!!、マーク・ミラーが最新作「キック・アス」の撮影をロンドンからレポート!!
今週末からの3連休(13.14.15)で先行上映が行なわれる、アンジェリーナ・ジョリーの殺し屋映画「ウォンテッド」の原作コミックの作者マーク・ミラーが、先週末からロンドンでスタートした、彼の代表作「キック・アス」映画化の撮影現場を訪問し、そのレポートをアチコチのメディアに伝えています。ココでキャストを紹介した「キック・アス」は、15歳の少年ヒーロー、キック・アスと、11歳でニンジャの殺し屋ロリータ、ヒットガールが主人公のバイオレンス・ヒーロー活劇です。正義とは言え、子どもが暴力や日本刀を振りかざすなどの描写に恐れをなしたハリウッドのメジャー・スタジオが映画化を敬遠した本作は、監督のマシュー・ヴォーン(「スターダスト」2007年)とマーク・ミラーが自主製作で作っている、7,000万ドル(約75億円)という、ブッ飛んだ製作費のインディーズ映画です。マーク・ミラーは、先週末の土日を丸々、この映画の撮影見学…と言うか、プロデューサーなので、一応、現場の視察?と言うべきでしょうか?に費やしたようです。土曜日は、汚水処理場を舞台に、11歳の娘にニンジャの特訓を施し、殺し屋に育てようという、クレイジーな親父のビッグ・ダディを演じるニコラス・ケイジと、その当の娘、ヒットガールを演じるクロエ・モレッツ(写真)のシーンが撮影されたとのことで、マーク・ミラーは悪臭などに文句も言わず、ガンバッた出演者らのプロ根性に感心しています。この場面で、ピンクのかわいいキティちゃんのTシャツの上から防弾チョッキを着たクロエ・モレッツは、着弾の衝撃を知ることになると、マーク・ミラーは説明しているので、「巨人の星」の星一徹と飛雄馬の親子もビックリな殺し屋になるための児童虐待的特訓場面なのかもしれません。サンリオから、キティちゃんのシャツを着た子どもが人殺しなのは困るんですが…と、苦情が来ないか?!、心配ですね。で、その翌日の日曜日は、上 ↑ の写真の場面が公園でロケされたそうですが、マーク・ミラーは、あまり説明すると楽しみを奪うとのことで、どういうシーンを撮影したかは明かしていません。マーク・ミラーは、監督のマシュー・ヴォーンとジェーン・ゴールドマンのコンビが執筆した脚本は、ハッキリ言って、自分の原作コミックを超えていると脱帽しており、セリフのやり取りはひと言ひと言がおもしろく、撮影現場のモニターを観ながら、笑ってしまったと感想を述べています。「ウォンテッド」では、撮影現場を訪れる機会がなかったらしいマーク・ミラーですが、本作の撮影現場で得た手ごたえとして、期待していたよりも、350倍スゴイ映画になりそうだと、すでにベタ誉めしています。また、恐らくは史上最年少のアクション・ヒロインとなるクロエ・モレッツは、この「キック・アス」のセンセーショナルなヒット・ガール役でスポットライトを浴び、スター街道をバク進することになるだろうと、マーク・ミラーは彼女の才能を高く評価し、予想しています。「キック・アス」の撮影は、この後、カナダに遠征し、再び、ロンドンに帰ってくるとのこと。セット撮影が行なわれるエルストリー・ スタジオでは、かつて「スター・ウォーズ」(1977年)が使ったのと同じステージを使うことになり、マーク・ミラーは、この光栄な偶然も映画が成功する幸運の兆候だとゲンを担いでいます。スタジオ作品ではなく、宣伝が懸念される本作でしたが、今後もこうしてマーク・ミラーが自分でパブリシストをつとめてくれれば助かりますね。そんな宣伝担当のマーク・ミラーによれば、本作の公開は約1年後の2009年晩夏になるだろうとのことです。2009年公開映画に、おもしろそうな話題作は当然たくさんあるのですが、この「キック・アス」の注目度はまさに赤丸急上昇です!!、今後の「キック・アス」最新情報にもご期待ください!!
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ダニエル・クレイグのジェームズ・ボンド最新作「007 / 慰めの報酬」が、アクションぎゅう詰めの第2弾予告編をリリース!!
http://www.traileraddict.com/emb/6329
ダニエル・クレイグがジェームズ・ボンドをつとめる最新作「007/慰めの報酬」の、海外で公開されたばかりのホヤホヤの最新版予告編です!!、すでに本作を全部観た、主題歌“Another Way to Die”を歌う歌手のアリシア・キーズは、自身の映画出演作「ザ・シークレット・ライフ・オブ・ビーズ(The Secret Life of Bees)」(10月全米公開)のトロント国際映画祭でのインタビューで、この「慰めの報酬」について、「スゴイのよ!!、どうやったら、1本の映画であれだけの見せ場を作れるのッ?!」と語りました。それを裏付けるように、この予告編には、前作「カジノ・ロワイヤル」(2006年)を遥かに凌ぐスケールのアクション場面の片鱗が詰め込まれていて、イヤでも期待を高めずにはいられません!!、この「慰めの報酬」は、シリーズ初となる続編形式を採用し、前作「カジノ・ロワイヤル」のラストで非業の死を遂げた恋人ヴェスパー(エヴァ・グリーン)の復讐に、ボンドが立ち上がる物語です。シナリオを執筆したのは、前作に引き続き、ロバート・ウェイドとポール・ハギスのコンビ。ロバート・ウェイドは、ピアース・ブロスナンが007の第19作「007/ワールド・イズ・ノット・イナフ」(1999年)、第20作「007/ダイ・アナザー・デイ」(2002年)と、ボンド映画を書き続けてきたベテランです。「慰めの報酬」=“Quantum of Solace”(邦題はほぼ直訳)という題名はダサすぎと、自分が決めたのではないことを主張していたポール・ハギスは、監督作の「クラッシュ」が2004年のアカデミー賞で作品賞を得たことが有名ですが、「ミリオンダラー・ベイビー」(2004年)や、「父親たちの星条旗」と「硫黄島からの手紙」2部作(2006年)など、クリント・イーストウッド監督が頼りにしている名脚本家でもあります。監督は、「君のためなら千回でも」(2007年)などの名匠マーク・フォースター。名優マチュー・アマルリックが演じている悪役ドミニク・グリーンは、ショーン・コネリーが007だった頃の初期の悪役たちを彷彿とさせる存在感を魅せていると好評を博しているようです。ちなみに、そんな007映画の悪役たちをイメージした腕時計が、スウォッチから発売されているので、興味のある方はコチラをご覧下さい。「007/慰めの報酬」は日本では2009年1月公開です。
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クエンティン・タランティーノの戦争映画「イングロリアス・バスターズ」のヒロイン、ショシャンナはメラニー・ロランだった!!
フランスの芸能サイト Purepeople.com が、クエンティン・タランティーノ監督の最新作の戦争映画「イングロリアス・バスターズ」の主人公ショシャンナを演じる主演女優はフランスのメラニー・ロランだ!!と、先週末にスッパ抜きスクープを出していたのですが、それを裏付けるように、メラニー・ロランがロサンゼルス入りしているとの続報が、アメリカのメディアからあがってきたので、どうやら、 Purepeople.com の記事は当りだったようです!!、1983年生まれのフランス人女優メラニー・ロランは、日本ではあまり知られてないのですが、フランスではトップ女優で、「真夜中のピアニスト」(2005年)や、フィリップ・リオレ監督の「心配しないで」(2005年)など、多数の映画に出ており、戦争映画も「デイズ・オブ・グローリー」(2006年)で経験済みです。メラニー・ロランが演じるショシャンナは、ストーリーが大きく2つに分かれている本作の片方のドラマの主人公で、ナチスに惨殺された両親の復讐を果すべく、ヒトラー暗殺を心に誓った、「キル・ビル」(2003年)のユマ・サーマンに相当するようなキル・ヒトラーのヒロイン。そんな彼女が、もうひとつのドラマである、ブラッド・ピット率いる兵隊やくざ軍団イングロリアス・バスターズがパリの映画館で仕掛けるヒトラー暗殺作戦と、映画の後半で呼応していくことになります。恐らくは、ブラッド・ピットとのロマンス・シーンもあるのでは?と期待されるので、 ↑ 写真のように美しいメラニー・ロランは、これで一躍、国際スターの仲間入りとなりそうですね。タランティーノは素晴らしい逸材を得ました!!、前述のように、すでに渡米したメラニー・ロランは、ロサンゼルスでタランティーノ監督らと本格的な打ち合わせや、リハーサルに入っているようです。これで主要キャストは揃った格好になりましたが、現在、公表されている出演者で、ブラピの部下の兵隊やくざは、ティル・シュヴァイガー、イーライ・ロス、B・J・ノバク、サム・レヴァイン、ダニエル・ブリュールも?といった面子なので、今後、もし追加がなければ、本作の元ネタの2本の映画、「地獄のバスターズ」(1976年)と「特攻大作戦」(1967年)のどちらにより近いか?という議論では、「地獄のバスターズ」に軍配が上がりそうです。「特攻大作戦」=The Dirty Dozen の1ダースになるには、あと6~7人ほどバスターズが必要です。「イングロリアス・バスターズ」の撮影は来月10月13日からヨーロッパでスタート。まだひと月あるので、キャスティング・ニュースの続報をさらに待ちましょう!!、尚、撮影監督には「キル・ビル」でコンビを組んだロバート・リチャードソンが決定しました。ロバート・リチャードソンは、映画の印象を決める見栄えのトーン=“ルック”を決めるカメラテストを始めています。
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アンジェリーナ・ジョリーが双子育児専念でスパイ・スリラー「エドウィン・A・ソルト」から降板?!
アメリカのエンタメ・サイト大手の ign.com が確かな筋からの情報として、アンジェリーナ・ジョリーが双子の赤ちゃんの育児を理由に、ソニー・ピクチャーズのスパイ・スリラー「エドウィン・A・ソルト」(監督フィリップ・ノイス)の主演を降板する見込みだと報じました。「エドウィン・A・ソルト」は7月にココで伝えたように、当初はトム・クルーズが主演する予定だった作品ですが、トム・クルーズの要求したギャラが高額(2,000万ドル=約22億円)すぎたため、ソニー・ピクチャーズ側が断り、アンジェリーナ・ジョリーを起用することにした作品です(ココ)。ソニー・ピクチャーズは、このアンジェリーナ・ジョリー降板により、主人公の性別を男性から女性に変える脚本の書き換えを止め、来年2009年2月の撮影スタートに向け、新たな主演男優を探す方向性だと、 ign.com は伝えています。「エドウィン・A・ソルト」は、CIAエージェントの主人公エドウィン・A・ソルトが、ロシアの二重スパイであるとの疑いをかけられ、その汚名を晴らし、陰謀の黒幕を倒そうとするストーリーです。さて、また塩をまかれてしまった「エドウィン・A・ソルト」ですが、次は誰が、この塩っぱい役に手を出すのでしょう?!、ともあれ、アンジーの女スパイが見られなさそうで残念ですね。まぁ、双子の世話も大変そうだし、仕方ありません。ママはかわいい子どもたちとラジコンカーで遊んであげてくださいね!!
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