ケイト・ハドソンがママの大傑作コメディ「ファール・プレイ」を名コンビのマシュー・マコノヒーとリメイク!!

ケイト・ハドソン-マシュー・マコノヒー
ファールプレイ-ポスター今年5月に最新の共演作フールズ・ゴールド/カリブ海に沈んだ恋の宝石」が封切られた、「10日間で男を上手にフル方法」(2003年)の名コンビケイト・ハドソンマシュー・マコノヒーが、共演作の第3弾として、ケイトのママゴールディ・ホーン30年前に主演した大傑作コメディ映画ファール・プレイ」(1978年)のリメイクを検討中と、WENN(ワールド・エンタテイメント・ニュース・ネットワーク)が伝えました。「ファール・プレイ」(←ポスター左)は、暗殺計画を偶然、知ってしまい、命を狙われるゴールディ・ホーンを、刑事のチェビー・チェイスが守りながら、ふたりで暗殺を阻止し事件を解決する…というストーリー。後にジェーン・フォンダの大ヒット・コメディ映画「9時から5時まで」(1980年)を撮るコリン・ヒギンズ監督の、得意のヒッチコック・タッチのサスペンス風演出によるコメディという個性が最も活かされた作品で、そのヒッチコック監督の「知りすぎていた男」(1956年)など、いくつかの名作映画のパロディが交えられているのが特徴のドタバタ・コメディです。名作「風の歌を聴け」(1981年)の大森一樹監督が自著の中で「映画館で本当に声を出して笑ったのはファール・プレイぐらいかなぁ…」とか、他人が隣りにいる映画館では、そんなに笑えないと、リアルな指摘を前置いて書いていたと思うのですが、「ファール・プレイは本当におもしろくて愛らしい映画です!!歴代コメディ映画のベスト1と言いきってもいいかもしれません!!、ケイト・ハドソンは「そういう話もあるだけで脚本家もまだ採用していません…」と、あくまでも仮の話としていますが、名作「サボテンの花」(1969年)でアカデミー助演女優賞を与えられ、スピルバーグ監督の映画デビュー作続・激突!/カージャック」(1974年)の主演女優もつとめた、偉大なコメディエンヌゴールディ・ホーンと、映画史に埋もれて、いずれ確実に忘れられる小品のファール・プレイ」に再び、スポットが当てられる、再評価の機会になれば…と思うので、ぜひ、ママの最高傑作を現代に復活する孝行を、ケイト・ハドソンは実現してほしいと願います。 ↓ は、その「ファール・プレイ」からの動画です。暗殺阻止に駆けつけるため、タクシーを拝借したゴールディ・ホーンとチェビー・チェイスですが、そこには言葉の通じない日本人の老夫婦が乗っていて…という場面です。チェビー・チェイスが刑事だと説明するのに、ゴールディ・ホーンが、「彼はコジャックのような者よ!!」と、テリー・サバラスの大ヒットTVドラマ「刑事コジャックを例に出すのが、いかにも、その当時らしいです。「ファール・プレイ」に興味を持たれた方は、ぜひ、レンタル店で探してみてください

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