トニー・ジャーが最新作「マッハ2」を完成させずジャングルに失踪?!、タイ映画界は大騒ぎです!!

トニー・ジャー-マッハ2
トニー・ジャー-マッハ2-プレス今年のカンヌ映画祭自ら乗り込み監督も兼ねたマッハ!!!!!!!!2」(Ong Bak2)のプロモーションを精力的に行なっていた、タイのアクション・スタートニー・ジャーが、その「マッハ!!!!!!!!2」を80%まで撮り終えた段階で、撮影をストップし、未完成のまま、現場を放棄して、行方をくらましていたことが、先週、タイ国内での一連の報道でわかりました。トニー・ジャーが「マッハ!!!!!!!!2」を途中で投げ出した理由については、主演だけでなく、いきなり、アクション大作「マッハ!!!!!!!!2」で初監督まで兼ねてしまったプレッシャーから、ストレス過多となり、疲れきって、自暴自棄にジャングルに逃げた?!とか、どこかの寺に隠れている?!とか、様々な憶測が乱れ飛んだようですが、現在は、トニー・ジャーはマスコミの前にも姿を現し居所もつかめているようです。そのマスコミに対して、トニー・ジャーが語った“失踪の真相とは、ひと言で言えば、製作費をめぐるトラブルです。「マッハ!!!!!!!!2」の製作費については、トニー・ジャーのこだわりや、初監督の手際の悪さなどから、すでに予算を大きく超過し、3億バーツ(約10億円近く)を費やしていると、タイ国内でウワサされています。が、トニー・ジャーは、それらのウワサを全て否定し、「マッハ!!!!!!!!2」は、見積もりでは2億3,200万バーツ(約7億円以上)が必要とされたにも関わらず、映画を製作する Sahamongkol Film は、1億1,700万バーツしか、トニー・ジャーに予算を与えず、足りない分をトニー・ジャーは自費でまかなってきたが、それも限界にきたので、映画製作を中断したとのことです。普通の映画製作の現場で、監督は予算に沿って仕事をするものの、全体の製作費の管理まではしないはずなので、トニー・ジャーの現場がいったいどのような製作体制をとっていたのか?!は疑問ですが、とにかく、トニー・ジャーの主張は、世間のウワサとは大きく異なっています左上の写真は、そのような自己弁護のため、新聞社に現われ、映画の製作費などの資料を証拠として示し、自分の正当性を訴えているトニー・ジャー本人の姿です。トニー・ジャーから、そのような糾弾を受けたタイを代表する映画会社 Sahamongkol Film首脳陣は、先週末の金曜日(25日)に会見を開いています。社長シア・ジャン(Sia Jiang)氏は、今回のトニー・ジャーの現場放棄が会社に与えた損害などについて、裁判を起こすつもりは無いことを語り、涙を浮かべながらトニー・ジャーは息子も同然と思っていることや、もし彼が本当に映画を愛しているのならどうか私たちのところに戻ってきて一緒に映画を完成させてほしいと、マスコミを通じて、トニー・ジャーに訴えかけました。確かに、Sahamongkol Film が成長できたのは、トニー・ジャーの「マッハ!!!!!!!!」(2003年)、「トム・ヤム・クン!」(2005年)の国際的な成功によるものとされているのですが、それであまりにトニー・ジャーをチヤホヤしすぎたせいか、最近のトニー・ジャーについては、映画の成功はすべて自分ひとりの力であると吹聴するなど、周囲を軽視した“天狗”の問題行動が指摘されており、「マッハ!!!!!!!!2」も、初めは前作に続いて、プラッチャヤー・ピンゲーオ監督がメガホンをとるはずでしたが、トニー・ジャーの自分さえいればよいという自己中心的な考えから、本人が監督の座を奪った経緯と伝えられています。なので、今回の「マッハ!!!!!!!!2」の問題について、大方の見方では、真実を明らかにし、双方の主張の食い違いを正して、関係を修復するよりも、すでに12月にタイ国内での公開日が決まっているマッハ!!!!!!!!2を完成させることが先決として、週末の会見にも出席した、トニー・ジャーの育ての親プラッチャヤー・ピンゲーオ監督がどのような手段でか?!不足分を撮り足し監督を引き継ぐのではないか?!と見られています。以前に、ココで紹介した「マッハ!!!!!!!!2」の予告編が素晴らしい出来だっただけに、トニー・ジャーは直接シア・ジャン社長やプラッチャヤー・ピンゲーオ監督と話し合うなどしあくまでも自分の映画として完成させてほしいと思うのですが…。それが無理なら、脚本を書き変えて、「チョコレート」(2008年)のジージャを出してくれーッ!!、て感じですよね。ちなみに、ジージャと「チョコレート」は、トニー・ジャーを当てにできないと察した Sahamongkol Film と、プラッチャヤー・ピンゲーオ監督先手を打って次のスター作りにつとめたものだと言われています。この件も落ち着きどころが決まれば続報をお届けしたいと思います。

「X-メン」シリーズの最新作「ウルヴァリン」のプロモ動画が流出!!、ウルヴァリンVSセイバートゥースの対決をご覧ください!!

http://s100.photobucket.com/flash/player.swf?file=http://vid100.photobucket.com/albums/m35/lynn138/Comic-Con/Comicon098.flv
http://s100.photobucket.com/flash/player.swf?file=http://vid100.photobucket.com/albums/m35/lynn138/Comic-Con/Comicon099.flv
サンディエゴ・コミック・コンで公開された「X-メン」シリーズ最新作のスピンオフ映画X-メン・オリジン/ウルヴァリン」のプロモ・リールを盗撮したものがネットに流出しました!!、少し見づらいアングルですが、後にセイバートゥースとなるビクター・クリード恋人を殺されその仇を討とうとするローガンが、ウルヴァリンに肉体改造されたことから、復讐劇が壮絶なミュータント同士の闘いに発展するという、「X-メン」のプリクエール的な本作のあらすじをつかめるだけの動画が公開されています。ウルヴァリンを演じてるのは、もちろん、ヒュー・ジャックマン。宿敵セイバートゥースに扮してるのは、ナオミ・ワッツのダンナで、ホラー映画「スクリーム」シリーズに出てたリーヴ・シュレイバーです。監督は、ストリート・ギャングの少年の映画ツォツイ」(2005年)で、アカデミー賞外国語映画賞を受賞したギャヴィン・フッド公開は、アメリカで2009年5月1日の予定です。ナンダカンダ言っても、ミュータントのキャラがたくさん出てくることで、ウルヴァリン誕生の映画というより、単にX-メン4なんじゃない?!と言われた本作ですが、動画を観る感じでは、監督も変わり映画の雰囲気は先のX-メンのトリロジーとは大分ちがう気がします。早く、ミュータントのキャラクター・ポスターをリリースしてほしいですね!!、しかし、映像に納得するファンの声援がスゴイ!!サンディエゴ・コミック・コンの現場の盛り上がりが伝わってくるような動画です
X-メン・オリジン-ウルヴァリン

オリバー・ストーン監督が、最低の大統領ジョージ・W・ブッシュを赤裸々に描いた「W.」の予告編が初公開!!

http://www.traileraddict.com/emb/5711
在任期間中に伝記映画まで出来ちゃうなんて俺の人気もまんざらじゃないなぁ~ッ!!とか、下手したら本気で思ってそうな、史上最低の現職アメリカ大統領ジョージ・W・ブッシュの人生を、「JFK」(1991年)、「ニクソン」(1995年)と大統領を映画化してきたオリバー・ストーン監督が描いた“大統領3部作”の完結編?W.」の予告編です。すでに多くの人が知っている、ブッシュ大統領の青年時代の放蕩ぶりや、元大統領の父親ジョージ・H・W・ブッシュとの確執などを示し、この男がいかにして大統領になったか?!テーマを訴えている予告編ですが、少しコメディ・タッチの雰囲気も感じ取られます。さすがに“現在”のことなので、あまり過激に描くことは控えたのかもしれませんが、ブッシュとオリバー・ストーン監督は共に、1946年生まれの同い年で、同時代に似たような経験の人生を生きてきたことから、オリバー・ストーンはある種のシンパシーをブッシュに感じているとも言われており、もしかすると映画は、ブッシュ寄りの内容なのかもしれません。結末で、ブッシュ政権とは何だったのか?!という疑問に、オリバー・ストーン監督が彼なりにどんな答えを出しているのか?!が注目されますが、単にテレビの伝記ものドラマのような、当たり障りない内容で終わる可能性も無きにしもあらずです。伝記映画なのか?!ジャーナリスティックにアメリカ政界の暗部をえぐった問題作なのか?!それとも3面記事の再現フィルムなのか?!、今ひとつ、作品の性質や方向性が見えてこないW.」ですが、11月の大統領選に合わせた公開のイベント・ムービーであることだけは確かです。
-ブッシュ

7月25日~7月27日の全米映画ボックスオフィスBEST10!!

http://ad.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/htmlbanner?sid=2489889&pid=877180662
*数字は、週末の興行成績-(公開館数)-トータル成績 の順です。
第1位ダークナイト     第2位ステップ・ブラザース    第3位マンマ・ミーア     第4位X-ファイル    第5位
センター・オブ・ジ・アース
第1位ダークナイト」(8月9日公開)
   $75,630,000-(4,366館)-$314,245,000
第2位ステップ・ブラザース
   $30,000,000-(3,094館)-$30,000,000
第3位マンマ・ミーア」(2009年公開)
   $17,865,000-(2,990館)-$62,714,000
第4位X-ファイル
   $10,200,000-(3,185館)-$10,200,000
第5位センター・オブ・ジ・アース」(10月25日公開)
   $9,415,000-(2,688館)-$60,185,000
第6位ハンコック    第7位WALL・E-ウォーリー     第8位ヘルボーイ2-ゴールデン・アーミー    第9位スペース・チンプス    第10位
ウォンテッド
第6位ハンコック」(8月30公開)
   $8,200,000-(3,309館)-$206,371,000
第7位WALL・E / ウォーリー」(12月公開)   
   $6,349,000-(3,044館)-$195,235,000
第8位ヘルボーイⅡ:ゴールデンアーミー」(今秋公開)
   $4,934,000-(3,018館)-$65,894,000
第9位スペース・チンプス
   $4,375,000-(2,538館)-$16,006,000
第10位ウォンテッド」(9月20日公開)
   $2,727,000-(1,754館)-$128,616,000
脅迫事件の被害者なのに、“暴行事件の加害者として逮捕!!”と正反対の報道(※)をされてしまったクリスチャン・ベールが主演のバットマン最新作ダークナイト」が、先週に続き、今週も7,500万ドル以上というスゴイ数字で余裕の2週連続第1位!!、トータルの売上げも3億ドルの大台にサッサと乗せてしまった。本作は、あらゆる興行記録を破っていきつつありもうとても紹介しきれない。来週には4億ドルに達するとの見込みも出されている。
※この事件については、その後、元母と元姉が元身内であるというだけの理由で、元姉の3人の子ども(12歳、10歳、1歳)の“養育費”として、2000万円相当の金銭の支払いを、クリスチャン・べールに要求し、それをクリスチャン・ベールが断ったことから、元母と元姉が「『バットマン/ダークナイトのロンドン・プレミアのイベントを台無しにしてやるから覚えていろ!!」と、クリスチャン・ベールばかりか、彼の家族までをも脅迫したのが真相と報道されている。元母と元姉は、クリスチャン・ベールから暴行をふるわれたと狂言事件をデッチ上げ、「バットマン/ダークナイト」のプレミア・イベントを妨害し、マスコミ利用により虚偽を既成事実化させ、クリスチャン・ベールから裁判で示談金を奪おうとした?訳だが、元身内を犯罪者にしたくない寛大なクリスチャン・ベールは一切を無かったことにしようとしている…
第2位に登場の「ステップ・ブラザース」は、ウィル・フェレルジョン・C・ライリー中年になっても独立できないダメ男たちが、それぞれの片親が結婚したことにより、仲の悪い義兄弟となり巻き起こすトラブルを描いたバカなコメディ映画どれだけお互いキライあってるか?!、 ↓ 下の動画をご覧下さい。
第3位ミュージカル映画マンマ・ミーア」は、35.6%ダウンで先週の初登場2位から少し後退したものの、製作費5,200万ドルは回収済み人気の高さから、すぐにベスト10圏外に消えてしまうとは思えないので、ジワジワ利益を上げていきそうですね。「マンマ・ミーアの動画は、ココにたくさんあります。
第4位に「X-ファイル」も初登場。この映画は、最初はこのブログでも取り上げていましたが、途中から無視して、一切、紹介することを止めました。その理由は、原作者で監督のクリス・カーターによる「アンチ・ブログ・キャンペーン」に対し、憤りを感じ、同様の理由で「X-ファイルを半ボイコットし始めた海外の映画サイトやブログにも共鳴したからです。「アンチ・ブログ・キャンペーン」とは、インターネット上の掲示板などに匿名を装い、故意にガセネタ(本物のスタッフ・出演者で作るから、ある意味では本物)を流して、後から、それらを掲載した映画サイトやブログを指摘し、ガセネタを暴露して、「デタラメ載せてるの?!バカじゃない?!」と小バカにして、「マイナーの映画サイトや映画ブログなどインターネット・メディアは信用性がありませんよ」と攻撃するキャンペーンです。クリス・カーターや、「X-ファイル」のスタッフが、なぜそんなことをしなければならないのか?!、意味がわからず、主演のジリアン・アンダーソンなども困惑していたようですが、そのような不毛なキャンペーンの結果最も信用を失っていくのが当のX-ファイル自体であるのは、まともな考え方の人なら、すぐにわかるはず…。映画サイトやブログの側では、嘘の情報が混じっているかもしれないユーザーに迷惑をかける恐れのあるX-ファイルは紹介しなければいいと言うだけです。そんなクリス・カーターに協力した、ハリウッドの20世紀FOXのパブリシストも、故意に嘘の情報を流してはその人はもうパブリシストとは言えないと非難されました。確かに“流出ネタ”や、“ネタバレ”などは、あまり品の良いものではないので、クリス・カーターはそういったことがキライなのかもしれませんが、それにしても、それらは、映画サイトやブログを運営してる人が映画会社の中に盗みに入ったのではなくほとんどが映画会社の内部の人が流出させてるものなので、問われるべきは、自分たちの情報管理のあり方なのでは?!、また、良識のあるサイトやブログではネタバレは掲載しません。どうも、クリス・カーターの姿勢から察するに、彼の中では、「X-ファイル」がテレビで高視聴率を稼ぎ、トップ・クリエイターともてはやされた90年代前半から時計が止まっているようで、今回の暴挙・暴言などは、インターネット・メディアが理解できない過去の人が起こした老害なのかもしれません…。映画の内容についての評価は変わらず、映画ではなくテレビのパイロット版と揶揄されていますが、製作費も、それにふさわしく、ハリウッドのメジャー・スタジオの映画では、もはや低予算と呼ばれかねない、たったの3,000万ドルと、ハナから気合いを入れて作っていないので、ま、どうでもいい映画なんでしょうね…。実はX-ファイルの大ファンなので、この映画での復活は楽しみでしたがこんな事になり残念です…
第5位の「センター・オブ・ジ・アース」は遊園地感覚の3-D体験がウケているのか?!、意外な堅調ぶり。主演のブレンダン・フレイザーは、ドル箱の「ハムナプトラ」シリーズの主役を息子のアレックス=ルーク・フォードに譲ることになったので、お次はこの“3-D探検隊シリーズに活路を見いだす?!
第7位の「WALL・E / ウォーリー」は、間もなく2億ドル越えの素晴らしい成績ですが、当初、期待されたような大爆発のヒットにはならなかったのが残念。でも、アニメの本作には、キャラクター商品のマーチャンダイジングの売上げが別にあることを考えると、プロジェクトの全体ではいったいどれだけの収益を上げているのか?!
第10位に踏みとどまったアンジェリーナ・ジョリー殺し屋映画ウォンテッド」は、“R指定の限界が来たのか?!、そろそろ息切れ…。本作については、様々な事情から少し無理のある続編よりも、映画会社のワーナー・ブラザースが自社で開発しようとしているウォンテッドのゲーム版の方が注目されますね
それではステップ・ブラザースの動画で軽く笑ってください!!
http://www.movieweb.com/v/V08GgkmvxBJQSU
http://www.movieweb.com/v/V08G8bdghmACDK