「バイオハザード」シリーズのポール・W・S・アンダーソン監督が、自分の大好きなB級カルト映画「デスレース2000」(1975年)をリメイクした、最新作の殺人カーレースの近未来アクション映画「デスレース」の新しいポスターも、サンディエゴ・コミック・コンに登場です!!、ジェイソン・ステイサム主演で、あんまし男臭さムンムンの映画と思われてもヤバイと思ったのか?、共演の24歳のキューバ系アメリカ人の美人女優ナタリー・マルチネスを、ジェイソン・ステイサムと並ばせる同等の扱いでアピールしてきました!!、ナタリー・マルチネスは、2006年に放送された連続テレビ小説「ファッション・ハウス」にレギュラー出演でデビューを飾った女優で、ジェニファー・ロペスのファッション・ブランド、JLOの看板モデルとしても活躍しています。映画はこの「デスレース」が初めてなのですが、嫁さんのミラ・ジョヴォヴィッチを「バイオハザード」シリーズでアクション・ヒロインとして再生し、トップ女優に押し上げたポール・W・S・アンダーソン監督に抜擢されただけに、今後はこうしたジャンル系のアクションやホラーで活躍するヒロインになるかもしれませんね。 ↓ 下は、お楽しみとして、ナタリー・マルチネスのセクシー・ショットです。この艶っぽいナタリー・マルチネスを目当てに観たくなったかもしれない「デスレース」は、8月22日全米公開!!、日本でも公開されると思うのですが、封切り日はまだ未確定のようです。ところで、ジェイソン・ステイサムは手に、宿敵のはずの謎の仮面レーサー、フランケンシュタインの仮面を持ってるんだけど、コレってどういう意味?!、何かストーリーのオチを暗示してるんでしょうか?!、秘密がありそうですね!!、「デスレース」の予告編はココです。
日別アーカイブ: 7月 27, 2008
ディズニー・ピクサー最新アニメ「UP / アップ」が予告編を初公開!!、お手本は“宮崎駿の世界”と宣言!!
開催中のサンディエゴ・コミック・コンで初公開された、ディズニー・ピクサー最新アニメ「UP/アップ」の予告編です。監督をつとめてるのは、「モンスターズ・インク」(2001年)のピート・ドクターです。そのピート・ドクター監督が、コミ・コンで語ったところによると、「ピクサーのスタッフは皆な、ミヤザキの大ファンなんだ。ミヤザキは細部にこだわり徹底することで、観客があたかも、その場所にいるかのように錯覚させている。この『UP/アップ』では、そんなミヤザキと同じことを目指している。ミヤザキこそは、真に偉大な映像作家だよ」、ミヤザキとはもちろん、言うまでもなく、最新作「崖の上のポニョ」が大ヒット中の宮崎駿監督のことですよね。ピート・ドクターは、宮崎駿監督の2004年の作品「ハウルの動く城」の海外版を監修してるので、そんな経験から、宮崎アニメを研究してきた成果を、この「UP/アップ」で発揮するつもりのようです。さて、「UP/アップ」の内容ですが、主人公はアメリカ中西部に暮らす、杖なしでは、もう歩くこともままならない78歳の老人カール・フレドリックセンです。カールは、幼なじみの妻エリーに先立たれ、住まいの立ち退きまで迫られたことから、エリーがよく夢に語りながら、果せずじまいに終わった世界冒険を代わりに成し遂げる旅に出かけることを決心します。そして、カールは ↑ 予告編のようなファンタジックな仰天手段で、冒険旅行に出かけちゃうんですね~ッ!!、アメリカでは公開中の最新作「WALL・E / ウォーリー」(原案はピート・ドクター/日本12月公開)で、ピクサーは一段高い熟成した領域に入り、アニメと一般映画との差を無くしてしまったと評されていますが、この78歳の老人のアニメ「UP/アップ」も、手法としてアニメが採用されただけで、中身はもはや、質的にも普通の映画と何ら変わりないレベルのものになりそうです。そのことについて、監督のピート・ドクターは、「レミーのおいしいレストラン」(2007年)の監督ブラッド・バードの「アニメは“ジャンル”ではなく、“メディア”だよ」という言葉を引用し、この「UP/アップ」もそういう視点から作られていると語っています。ディズニー・ピクサー最新アニメ「UP/アップ」は、アメリカでは2009年5月29日に封切りのサマームービー。ピート・ドクターは“アメリカのミヤザキ”と呼んでもらえることができるでしょうか?!、日本では、たぶん冬休み映画になっちゃいそうですね。
最新SFリメイク「地球の静止する日」が、ロボットのゴートが目から光線のポスターをリリース!!
サンディエゴ・コミック・コンがスタートした初日24日(木)に、さっそくやって来てくれた、最新SF映画「地球の静止する日」(ココに予告編)のメンバーが公開してくれた、映画に登場するロボット、ゴートのシルエットをフィーチャーした新作ポスターです。本作は1951年に、ロバート・ワイズ監督(「サウンド・オブ・ミュージック」1965年)が発表した同名の古典SF映画のリメイクですが、このコミ・コンでの、スコット・デリクソン監督(「エミリー・ローズ」2005年)のコメントによると、「映画をリメイクするには、それなりの意味がなければならない。このリメイクでは、デヴィッド・スカルパの脚本の素晴らしさが、その意味を与えてくれた」とのことで、オリジナルが、当時の東西冷戦に警鐘を与えていたのと同じような意味で、今また、「地球の静止する日」をリメイクするにふさわしい現代のテーマが、映画には盛り込まれているそうです。具体的に、どういうテーマか?!はネタばれになるので、詳しくは述べられていませんが、大方の推測では、深刻な地球の環境破壊に警鐘を与えるため、キアヌ・リーブスの宇宙人クラトゥは、やって来るのではないか?!とウワサされています。そのキアヌ・リーブスの宇宙人クラトゥですが、キアヌ・リーブスは外見だけの仮の姿で、本来のエイリアンの正体を持っているようなので、どんなタイプのエイリアンなのか?!も楽しみですね。 ↓ 下のコミ・コンでの写真で、キアヌ・リーブスの隣りにいるジェニファー・コネリーは、宇宙人クラトゥの身体を調べる科学者ですが、ウィル・スミスの息子ジェイデン・スミス(「幸せのちから」2006年)が演じる養子との関係が、映画の初めではギクシャクしているのに、ストーリーを通じて、血のつながらない母子の絆が強まっていくそうで、そういった地球人の姿が、宇宙人クラトゥの胸を打ち、彼はある決意をすることになるようです…。さて、 ↑ 上のポスターではシルエットとなっている、オリジナルでは、そのシンプルな、いかにも50年代風SF趣味のデザインが人気のロボット、ゴート(←写真)ですが、この新作リメイクでのゴートのデザインについて質問されたスコット・デリクソン監督は、「ゴートは、ゴートだからねぇ…、ゴートじゃないと、ファンは納得しないだろ?!」と、あまり大きくはデザインを変更していないらしいことを示唆しました。サンディエゴ・コミック・コンでは、他に未公開の映像なども披露されたそうで、それらのデキの良さから、SFファンが満足できる、真の本格SF映画の誕生ではないか?!と期待が高まったようです。「地球の静止する日」の日本公開は、今年12月20日で決定しており、ポスターに書いてるアメリカ公開日、12月12日から、わずか8日遅れの素早い上陸です。尚、ココでも伝えたように、本作のプロデューサー、アーウィン・ストフの次回作は、日本のアニメ「カウボーイ・ビバップ」のハリウッド実写映画化です。アーウィン・ストフと組むことが多い、キアヌ・リーブスがスパイク・スピーゲルなのか?!、気になりますね!!
「マジンガーZ」の偽ブランド品?!、韓国の巨大ロボット映画「テコンV」のメカの秘密を明かすテスト映像を公開!!
http://services.brightcove.com/services/viewer/federated_f8/1214128517
今年1月にココで動画を紹介した、韓国の巨大ロボット映画の最新作「テコンV」のメカの動きを紹介している、CGのテスト映像です。「テコンV」は、名前からもわかるように、ロボットなのにテコンドーの達人!!、 ↑ 上の動画の中で、ふくらはぎからジェット噴射を出して、キックをパワーアップしたり、背中からジェット噴射でパンチをスピードアップする、わかりやすさがいいですね。「テコンV」のオリジナルは、1976年に作られたアニメ・シリーズで、韓国では国民的人気のロボット・キャラとのこと。見た目からして、「マジンガーZ」のパクリなのは丸わかりですが、ここはまぁ、アジア代表として、マイケル・ベイ監督の「トランスフォーマー2」と、2009年公開の巨大ロボット映画対決をくり広げてもらいましょう!!、監督は、韓国国内で大ヒットし、ハリウッドでリメイクされるサスペンス映画「セブンデイズ」(2007年)のウォン・シニョンです。日本にこそ映画化できる巨大ロボット、いっぱい、いるのにね…。なぜ、映画にならないの?!
「トロン2」の盗撮映像がネットに流出!!、ライトサイクル、ビュンビュン走ってますよ!!
http://www.traileraddict.com/emb/5707
サンディエゴ・コミック・コンで、ディズニーがサプライズ公開した「トロン2」(Tr2n)のプロモーション映像を、盗撮したものがネットにリークされたので、ご覧ください!!、初めは観ずらそうな盗撮の画面にゲンナリしますが、観ていくうちに、「トロン2」の電子的迷宮世界の魅力にハマってしまいます!!、オリジナルの「トロン」( ↓ 写真)は、製作された1982年の当時、世の中に定着し始めたコンピューター・ゲームの世界に、もしも人間が入り込んだら…といった着想から作られたもので、リアルとヴァーチャルをリンクさせたストーリーや、CG映像のイメージなどの斬新さで(実際は手描きアニメ)、注目を集めました。しかし、あまりに時代を先取りしすぎた内容から、一般には、よくわからない映画とされ、興業的には大コケとなっています。が、一方、「トロン」の世界観を理解できたマニアからは評価され、カルト映画として長く人気を集め、そのお陰で“失敗作”なのに続編が作られることになった訳です。と同時に、4分の1世紀以上を経て、ようやく世の中が「トロン」の世界観に追いついたことも受けて、作られることになった、この続編では、 ↑ 上の映像でも観られるように、オリジナルの主演俳優ジェフ・ブリッジスが再び、主演をつとめています。その他のストーリーなどの詳細は明かされていないので不明ですが、脚本を手がけているのは、人気ドラマ「LOST」のライター・チームである、エドワード・キトシスとアダム・ホロウィッツです。監督は、未来的なタッチのCMで才能を評価されているジョセフ・コシンスキーがあたっています。公開は2010年との予定ですが、ジョセフ・コシンスキー監督が、1976年製作の、やはり、カルトなSF映画「2300年未来への旅」(環境汚染により、人がドーム内で暮らしてる映画)のリメイクも監督しているので、もしかすると、「トロン2」は2011年まで完成がズレこむ可能性もあるかもしれません。ジョセフ・コシンスキー監督は、名前だけでは、日本では無名ですが、人気のゲーム「HALO3」のCMで、「スターリー・ナイト」を作った人だよと言えば、あぁ、アレかッ!!、と、すでにジョセフ・コシンスキー監督の作品を観ていることに気づいてもらえるかも。続きを読むの後に、未見の方のため、その「HALO3/スターリー・ナイト」と、もう1本、ジョセフ・コシンスキー監督による、不思議な近未来?が舞台のナイキのプロモーション映像をあげておくので、興味のある方はご覧ください。「トロン」の時代に、インターネットはまだ普及していなかったのですが、現在はまさにネット社会で、ゲームもオンライン化されています。「トロン2」では、そういった事情も反映されているのか?!、スケールアップしてそうな映画の内容が楽しみです!!
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