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スウェーデンのゲームメーカー、ターゲット・ゲームスが開発した、同名の大ヒット、ロール・プレイング・ゲームを下敷きに製作した、最新SFアクション映画「ミュータント・クロニクルズ」の紹介です。早く紹介しておかなければと思う間に、予告編もポスターもたまってしまったので、一気にご覧下さい。まず、 ↑ 上の予告編は、本作に主演のトーマス・ジェーン(「ミスト」2007年)が先ごろ、自分のサイトで公開したものです。なぜ、主演俳優がそんなことをするか?!と言うと、この映画の配給が決まらず、公開の予定がないから!!、予告編を観れば、えぇーッ、なんで、この映画をどこも買わないの?!と驚くと思うのですが、トーマス・ジェーンはそんな草の根的な声を、映画ファンの方から上げてもらい、配給会社が、この「ミュータント・クロニクルズ」に注目してくれることを願っています。そんな本作の舞台は、23世紀の未来。世界はたった4社の企業、ザ・キャピトル、バウハウス、ミシマ、インペリアルにより支配されており、それぞれが、枯渇しつつある天然資源を奪い合うため、兵士を抱え、日夜、闘いをくり返しているというのがストーリーの前提。ところが、戦闘の最中に、古代の封印を解いてしまい、ミュータントたちを地上に呼び覚ましてしまったことから、ミュータント対人間の戦争が勃発する…ッ!!という内容です。監督をつとめたのは、7歳で初めてSF映画を作ったという、39歳のイギリス人、サイモン・ハンターです。彼は、2000年に「ライトハウス」(LIGHTHOUSE)というスリラー映画を発表していますが、同映画は、各国で主にDVDスルーでリリースされ、映画館では限定的にしか上映されておらず、本職はCMディレクターなので、この「ミュータント・クロニクルズ」で本格的に映画監督デビューと言って、さしつかえないかもしれません。脚本を担当したのは、「バイオハザード」シリーズのポール・W・S・アンダーソン監督が、一度、干されて、キャリアを失脚する原因となった、1997年の大失敗作「イベント・ホライゾン」のフィリップ・アイズナーです。と、ここまで書けば、どうして、この映画の公開予定がないか?!、少し、おわかりになってきたかもしれませんね…。しかし、主演は、トーマス・ジェーンとロン・パールマンという、「パニッシャー」VS「ヘルボーイ」みたいな、見応えのある、素晴らしい俳優同士の共演ですし、脇を固めているのも、「シン・シティ」(2005年)のデヴォン青木、名優ジョン・マルコヴィッチらと、申し分のない面子です。本作はこの7月24日から開催のサンディエゴ・コミック・コンで上映の予定なので、ぜひ、そこからまた口コミが広がり、公開が決まっていくことを期待します。 ↓ 下は本作のポスターです。それぞれクリックで拡大して、ご覧下さい。さらに、その ↓ 下は、すでに今年12月の公開を決めてくれたロシアでの予告編です。これを観てしまえば、さらに「ミュータント・クロニクルズ」は絶対に観てーよッ!!となるはずです!!、ところで、以前、ココでトーマス・ジェーンが、ダーク・ファンタジーの西部劇コミック「ジョナ・へックス」のキャラクター・メイクをした流出写真を紹介しましたが、その後、トーマス・ジェーン本人が、その写真の経緯について説明しました。確かにDCコミックスとワーナー・ブラザースが第2の「バットマン」シリーズと位置づけている「ジョナ・へックス」の主演に、トーマス・ジェーンはオファーをされています。しかし、その写真は、元から「ジョナ・へックス」ファンだったトーマス・ジェーンが、オファーを受けて、あまりにうれしかったため、友だちのメーキャップ・アーティストに頼んでメイクしてもらい、自分でお膳立てして撮影した、ま、言わばプロモ用の写真だそうです。それを、自分の熱意を伝えるため、ワーナー・ブラザースに持っていったのが、どこかから流出してしまったとのこと。なので、まだ「ジョナ・へックス」の主演に、トーマス・ジェーンが決定した訳ではありませんでした。でも、多くのファンは、ジョナ・へックス=トーマス・ジェーンでいいと、あの写真に納得したようなので、ワーナー・ブラザースは、もうトーマス・ジェーンに決めていいと思います。また、この件も続報があれば、お知らせします。
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日別アーカイブ: 7月 4, 2008
新作「ターミネーター4」の何も買えそうにないセブン・イレブンの写真!!
ニューヨーク・タイムズが公開した「T4」こと、シリーズ最新作「ターミネーター・サルべーション/ザ・フューチャー・ビギンズ」のセットの写真です。ニューメキシコ州アルバカーキの郊外に造られた広大な廃墟セットで、屋根と柱だけが残ったセブン・イレブンが佇んでいます。ニューヨーク・タイムズの記事は、「ターミネーター4」についてではなく、俳優組合のストに関しての原稿なので、残念ながら映画の新情報はありません。ニューヨーク・タイムズは、アルバカーキのような不況の地方にとって、ストにより撮影が中断された場合の、地域の経済に与える影響などにふれ、ストの不毛さを暗示するのに、「そんなことやってると、映画産業はいつか、このセットみたいに廃墟になっちゃうよ」と、この写真を持ち出したようです。目的は違いますが、思いがけずコレが、「ターミネーター4」から公開の最初の写真になってしまいました。「T4」については、先日、ココでヘレナ・ボナム=カーターが出演すると伝えましたが、その後、恐らく、役名が“セレナ”らしいとの情報だけで、どんな役柄か?まではまだわかっていません。俳優組合がストに入り、「ターミネーター4」の2009年5月の公開予定が先送りされると嫌なので、ストだけは回避してほしいですね。
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バットマンが高級ホテルに駐車中のバットタンブラー&ポッドの写真!!
ゴッサムシティからビバリーヒルズに出張で来て、大富豪らしく、映画「プリティ・ウーマン」(1990年)の舞台の高級ホテル、ビバリー・ウィルシャー・フォーシーズンズに滞在しているらしいバットマンが、ホテルに駐車しているバットモービルの「ダークナイト」仕様のタンブラーと、バイクのバットポッドです。前にもココで写真をあげてますが、見れば見るほどカッコいいバットマンの乗り物たちなので、どアップの写真を、あらためてあげておきました。マニアの方はご堪能ください。これらが実際に走る姿が観られるバットマン最新作「ダークナイト」は8月9日日本公開です。ところで、「ダークナイト」のヒロイン、マギー・ギレンホールの弟、ジェイク・ギレンホールは、ジョーカーを演じた故ヒース・レジャーとは、「ブロークバック・マウンテン」(2005年)で、ホモだちを演じ共演しただけでなく、私生活でも親友だったので、「ダークナイト」のプレミア上映に、お姉ちゃんと一緒に出席し、ヒースの代わりに挨拶をしてくれるようです…。ジェイク・ギレンホールは、ヒースとミシェル・ウィリアムズの間の娘マチルダの名づけ親で、ヒースの死後、彼女の後見人もつとめています。「ダークナイト」のプレミア上映は、少ししめやかな祭典となりそうですね…。
ニコラス・ケイジ主演の恐怖の大予言映画「ノウイング」が早くも予告編を公開!!
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先月、ココで紹介した、ニコラス・ケイジの最新主演作「ノウイング」の予告編が早くも登場です!!、この秋や年末公開の映画でも、まだ多くの作品が予告編を出していないのに、来年2009年3月アメリカ公開の本作が、早すぎるに加え、しかも、いきなり予言の謎を解くストーリーを先にバラす、こんな予告編からデビューしちゃって大丈夫なのか?!と心配になるのですが…、同じ2009年には、予言ものという点で少し似ている、ローランド・エメリッヒ監督(「紀元前1万年」2008年)のトンデモ大作「2012」も夏に控えているので、予言パニック映画は「ノウイング」が本家で、「2012」がパクリとでも言わんばかりに、「ノウイング」を製作するインディペンデントのサミット・エンタテインメントは、「2012」を作るメジャー・スタジオのソニー・ピクチャーズに先行したかったのかもしれません。本作は監督が、一般的には「アイ,ロボット」(2004年)の…と紹介されますが、実はSFカルト映画「ダークシティ」(1998年)のカリスマ、アレックス・プロヤスなので、まだまだスゴイ展開が隠されてることを期待しましょう。物語は、予告編の冒頭、50年前の小学校で、未来の災害を預言した少女が、これから起きる災害の日付けと死者の数を記した手紙をタイムカプセルに埋め、それを現代のニコラス・ケイジが解読し、予言に先がけ、災害を止めなければ、自分も家族も死んでしまう…!!という内容です。数字にとり憑かれるあたりは、ジム・キャリーの「ナンバー23」(2007年)を少し連想させますね。ちなみに、ローランド・エミリッヒ監督の「2012」は、その「ナンバー23」の中に出てきたマヤ歴のカレンダーの予言の映画です。
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ディズニーの大人気ミュージカル「ハイスクール・ミュージカル」の第3弾映画版が写真初公開!!
ディズニーの大人気ミュージカル・ドラマ「ハイスクール・ミュージカル」がついに映画になった「ハイスクール・ミュージカル3」から、初の写真公開です。本作はタイトルに「3」とあるように、ワイルドキャッツの連中も高校3年生となり、卒業へ…とくれば、アメリカの青春映画やドラマではおなじみの卒業パーティーのプロムがテーマか?!と察しがつくように、 ↑ 上の写真は恐らく、そのプロム・パーティーで歌い踊るトロイとガブリエラではないか?!と思います。ミュージカルにふさわしい歌や踊りが付きもののプロムをクライマックスに持ってこれるストーリーが描ける「3」だからこそ、テレビドラマから映画へ格上げされたと思うので、良質な青春映画に仕上がることを期待します。で、この写真は、ゴシップ誌の代名詞「ピープル」が、いち早く独占リリースしたもの。週末発売の次号の「ピープル」では、本作を特集し、もっと写真を公開しているそうなので、ファンの方はチェックしておいて下さい!!、「ハイスクール・ミュージカル3」の公開はアメリカでは10月24日から。ココに本作のポスターがあります。ちなみに、ガブリエラのヴァネッサ・ハジェンズの次回作は対バンの音楽映画「ロック・オン」、トロイのザック・エフロンの次回作は、若きオーソン・ウェルズが演出をつとめる舞台でシゴかれる俳優を演じるらしい映画「ミー・アンド・オーソン・ウェルズ」です。どちらもアメリカで2009年公開の予定。日本でも連続して、この爽やかカップルの映画が観られると楽しいのに…!!
映画史上の考古学的大発見!!、フリッツ・ラング監督の古典SF映画「メトロポリス」の完全版が見つかった!!
ドイツの新聞ZEIT(ジート?)が、1920年代のドイツ表現主義の代表的な映画監督であるフリッツ・ラング監督が、1927年に発表した古典SF映画「メトロポリス」の全長版の完全なフィルムが、南米のアルゼンチン・ブエノスアイレスの映画博物館で見つかり、現在、修復作業中であると伝え、世界の映画ファンや研究家の注目を集めています!!、SF映画史上の最高傑作と位置づける人も多い「メトロポリス」は当初、3時間30分の大作でしたが、興行的な理由や、配給会社の検閲的なカットなどの結果、1時間54分にまで短縮され、その後も各地で公開の度、切り貼りされたことから、複数の上映時間のバージョンが生まれ、それらの途中でフィルムが紛失していった結果、ついに原形をとどめなくなった、まぼろしの映画と呼ばれる作品です。フリッツ・ラング監督のオリジナル版の1927年の初上映以後に上映された最長版は、2002年に復元された2時間3分のバージョンですが、新たに発見されたフィルムでは、3時間30分の映画がまるごと総て残っていたということで、完全版が上映されれば、これまで解釈されてきた「メトロポリス」の内容や、評価、批評など、レビューは書き改められなければならないだろうと、フィルムの鑑定と修復にあたっている映画研究者らは述べているそうです。しかし、発見されたのは16ミリ・フィルムで、長さは25分間ぶんだけとの異なった情報も入ってきており、解釈が異なっているので、追加で観られるのは25分間?で、実際に3時間30分すべてが観られる訳ではないのかもしれません。いずれにしろ、最終的な完全版の公開を待つしかないのですが、どのような形で公開されるのか?!は不明です。できれば、典雅なクラシック・コンサートのようなフル・オーケストラ生演奏による、巨大スクリーンの荘厳なイベント上映の形で、復活「メトロポリス」完全版を堪能するか…、もしくは、ドイツ・ハンブルグの有名な名画座「メトロポリス」(今もあるのかな?)で観られたら幸せです。↓下の動画は、その「メトロポリス」から、有名なロボットのマリアが誕生する場面です。こんなの80年前に撮るなんて、フリッツ・ラングはスゴすぎるッ!!

全世界失明の「ブラインドネス」が最新予告編とキャラ・ポスター公開!!
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先日、ココで新しいポスターを公開したばかりの「ブラインドネス」が、立て続けにキャラクター・ポスターと予告編の新作をリリースしたので、ご覧ください。謎の失明病が世界を襲う本作は、あらすじだけだと、ホラ吹き映画のM・ナイト・シャマランチックですが、こちらはレッキとしたノーベル賞作家ジョゼ・サラマーゴの原作なので、金返せ!!と映画館の人が観客からイヤミを言われるハプニングは起こらないはず。しかし、元の原作はパニック小説ではなく、文学なので、視覚的なホラー描写より、心理的な葛藤のサスペンスが見どころになりそうです。5枚のキャラクター・ポスターで、ジュリアン・ムーア、マーク・ラファロ、ダニー・グローバー、ガエル・ガルシア・ベルナルはすぐにわかると思うのですが、見なれないサングランスの女性はアリシー・ブラガです。アリシー・ブラガは、ウィル・スミスの「アイ・アム・レジェンド」(2007年)の中で、突然、現われて、ビックリさせてくれた、きれいな女優さんと言えば、思い出す人も多いのでは?!、同映画ではラストに人類救済の役割を担っていた彼女ですが、本作でも世界を救ってくれるんでしょうか?!、そんなアリシー・ブラガは、本作の一般的な紹介ではメイン・キャストに含まれませんが、彼女は、本作の監督フェルナンド・メイレレスの出世作「シティ・オブ・ゴッド」(2002年)で本格デビューした、メイレレス監督の秘蔵っ子なので、こうしてポスターを作ってもらえたのかもしれません。まぁ、加えて、原作者と監督の地元となるポルトガル語圏に向けて、ここはやはり、ブラジルの有名女優も出てることをアピールしとこう!!という宣伝でしょうね。同じように、日本版のキャラ・ポスターでは木村佳乃が登場するのでしょうか?!、本作は海外では9月から、日本では11月から公開です。
少年サンデー連載「ダレン・シャン」の実写映画版が写真を初公開!!
日本では少年サンデーのコミック版「ダレン・シャン」が、一番よく知られていて、わかりやすいので「ダレン・シャン」と紹介していますが、本当は、作家ダレン・シャンの原作「奇怪なサーカス」を映画化の本作のタイトルは「シルク・ド・フリーク」、だけど、やっぱり映画が日本公開の時の邦題は「ダレン・シャン」になるのでは?!、で、公開された写真は ↑ 上のたった一枚きり。ハリー・ポッターの表紙をココで紹介したイギリスの映画メディア「エンパイア」が独占公開したものです。右はヴァンパイアのラーテン・クレプスリーを演じてるジョン・C・ライリー、左はダレン・シャンのクリス・ケリーです。コミックのファンの人には、若いオネーちゃんにしか興味がない、ダサくて汚い、人生終わってるようなキモ親父のギャグが売りのお下劣なコメディアン、ジョン・C・ライリーが、なんでラーテンやねんッ?!と納得できないかもしれませんね(まともな映画にも出てるんですけどね…)。ちなみに監督も「アバウト・ア・ボーイ」(2002年)など、主にコメディ映画が中心のポール・ウェイツです。ポール・ウェイツは製作総指揮をつとめた、シリーズ化が前提の「ライラの冒険 黄金の羅針盤」(2007年)を第1作めで思いっきりコケさせた、読みの甘い人なので、本作も本当にちゃんとしたダーク・ファンタジーになるのか?!、予断を許しません…。ま、ここは見世物小屋のサーカス、シルク・ド・フリークのボスで、みんなを取り仕切るMr.トールの渡辺謙さんにガンバッてもらいたいところですが、予知能力者のMr.トールは、この映画の行く末をどのように予感しているのでしょう?!、「エンパイア」によると、本作はイギリスでは2009年2月公開。アメリカでは恐らく2008年12月公開だと言われています。日本は2009年の春休み映画として、ハリウッド実写版「ドラゴンボール」と同時期公開で、ジャンプVSサンデーの場外対決でしょうか?!、とか言っても、同じ一ツ橋グループですけどね。
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新作「ハリー・ポッターと謎のプリンス」から新しい写真の公開です!!
昨日、ココで「エンパイア」最新号の表紙に登場のケンカ後?みたいなダニエル・ラドクリフのハリー・ポッターの写真を紹介しましたが、その「エンパイア」のエクスクルーシブの独占的世界初公開が済み、「USAトゥデイ」ほかのメディアも一斉に、最新作「ハリー・ポッターと謎のプリンス」の写真を紹介し始めたので、ご覧下さい。 ↑ 上のダニエル・ラドクリフとエマ・ワトソンの「冬ソナ」チックな写真では、ダニエル・ラドクリフの髭剃り後もうっすら青く、ふたり共、すっかり大人ですが、ハリーがヒゲを剃る姿は想像できませんね…。 ↓ 下の写真の左にいるオジサンは、監督のデヴィッド・イエーツです。その ↓ 下は惚れ薬の媚薬を作っているハーマイオニー!!、と、そんな媚薬も出てくる本作では、ロン・ウィーズリーの妹ジニーとハリーとの関係が急接近など、闇の魔法使いヴォルデモートとの闘いとは別に、ラブ・ストーリーの側面もしっかりと描かれた作品になるとのこと。日本公開は11月29日です。続きを読むの後にも写真をあげてるので、ご覧下さい。本作の写真は、ココとココにもあります。
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★「ハリー・ポッターと謎のプリンス」の写真はこちら →
キアヌ・リーブスのSF映画「地球の静止する日」がいきなり予告編公開!!
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7月1日にアメリカで公開され、初日2400万ドル(※)を稼ぎ大ヒットのウィル・スミス主演作「ハンコック」(日本8月30日公開)の冒頭につけられている最新SF映画「地球の静止する日」の予告編第1弾です!!、本作は1951年の巨匠ロバート・ワイズ監督の同名の古典SF映画のリメイク…というよりも、リ・イマジニングと呼ぶべきオリジナル・ストーリーに近い脚本で製作された新作です。主人公のキアヌ・リーブスは、SF好きの方はご存知の有名な宇宙人のクラトゥ。オリジナルでは、地球に警告を発しに来た彼ですが、この新作では何をしに来たのか?!、オリジナルは、当時のSFコミックや空想科学小説から拝借してきたような、いかにもSFチックな描写でしたが、さすがに現在、それをするとパロディか?、ただのマンガ?みたいになるので、本作は真実味のあるリアルな演出で宇宙人到来という荒唐無稽なストーリーの足を地につけさせている感じがします。ここら辺りは、前作「エミリー・ローズ」(2005年)で、悪魔祓いを裁判という極めて現実的なアングルから描いてみせ、オカルト映画に新風を吹き込んだ監督スコット・デリクソンらしい、腕の見せどころじゃないでしょうか。そのスコット・デリクソン監督と、脚本のデヴィッド・スカルパは、本作のような大作を手がけるには過去の実績が足りないことで心配されていたのですが、問題はなさそうに見えます。ジェニファー・コネリーのファンタジー・ジャンルの映画はアタリ(「ダークシティ」)、ハズレ(「ハルク」)が激しいのですが、本作はアタリの方に入りそうですね。彼女が連れ歩いてる養子の息子は、ウィル・スミスの息子ジェイデン・スミス(「幸せのちから」2006年)。なので、パパの大ヒット映画「ハンコック」に、息子の新作予告編をくっつけるという変形の親子共演で、ウィル・スミスは本作を強力バックアップですね。しかし、完璧な秘密主義で作られてる「地球の静止する日」は、写真などが全然、リリースされないまま、いきなり予告編が出てきました。インパクトのあるデビューを果したかったんでしょう。日本公開は今年12月20日の予定です。ココにポスターがあります。
(※「ハンコック」の初日は1日ヨルの特別興行と翌2日をあわせて初日と解釈)