アメリカで昨日、閉幕したサンディエゴ・コミック・コンに、新作ドラマ「フリンジ」などのプロモーションのためやって来た、モンスター映画「クローバーフィールド」(2008年)のプロデューサー、J・J・エイブラムスが、パネル・ディスカッションで同映画の続編について質問され、以下のような答えを返しました!!
「実現するか、どうかはさておき、考えてることがあるんだ。でも、文字通りには続編とは呼べないアイディアなんだよ」
…と、ここで残念ながら、パネル・ディスカッションが終了!!、J・J・エイブラムスが言う、続編とは呼べない「クローバーフィールド2」のアイディアについては、誰もツッコめなかったようです。先月、ココで、「クローバーフィールド」のマット・リーヴス監督の続編は製作中止というインタビュー・コメントをお伝えしたのですが、どうやら、前作の続きなど、関連する内容での新作は中止になったのかもしれませんが、「クローバーフィールド2」と呼べるような、似たコンセプトのまったく新しい映画を、J・J・エイブラムスは考えているようですね。「映画も人生もビックリ箱」が座右の銘のJ・J・エイブラムスだけに、やっぱり、彼のビックリ箱から出るのが、並の続編では納得できないのでしょう!!、何よりファンの期待を大事にする、J・J・エイブラムスの新「クローバーフィールド」の実現に期待しましょう!!、ところで、 ↑ 上の写真は、ジョージ・ルーカスとJ・J・エイブラムスという、新旧のスーパー・プロデューサーの有名な会食の写真を、誰かがフォトショで果し合いにしてくれたもの!!、今朝、ココで、ジョージ・ルーカスが「インディ・ジョーンズ5」を作るという記事をお届けしましたが、「インディ・ジョーンズ」シリーズも、もはや、J・J・エイブラムスが手がけた方が、ファンは安心するかも…?!
日別アーカイブ: 7月 29, 2008
バットマン最新作「ダークナイト」の異常人気で、ジョーカー姿の泥棒が登場?!、マヌケなジョーカー面の逮捕写真を見てやってください!!
事件を起こしたセレブの逮捕写真や、猟奇犯罪者、変な犯罪者の逮捕写真を公開している TheSmokingGun.com が取り上げた、バットマン最新作「ダークナイト」に登場するヒース・レジャーのジョーカーのコスプレに身を包み、ミシガンの映画館で「ダークナイト」のポスターなど、バットマン・グッズを盗もうとした20歳の青年の逮捕写真です。ま、アメリカの映画館なら、「バットマン/ダークナイト」のようなコミックが原作のイベント・ムービーで、観客がキャラクターのコスプレでやって来ることも珍しくはないので、映画館の人も不審に思わず入れたのでしょうが、まさか、ジョーカーよろしく悪事を働くとは思わなかったでしょうね。事件としては、重窃盗及び器物損壊の罪ということで、盗みを働いている現場を、バットマンを呼ぶまでもなく、映画館の人に易々と取り押さえられ、通報で駆けつけた警官に逮捕されたようです。ご丁寧に、警察がジョーカーの逮捕写真まで公表してるところが、ちょっとおもしろいです。ちなみに、この青年は映画オタクで、複数の映画ブログなどで、くだらないコメントを書き込むスパム・コメンテーターとして、ウザがられていたようです。そんな盗みたくなるほど、カッコいい「バットマン/ダークナイト」のポスターやグッズが、日本の映画館に並ぶのは、8月9日ですよ!!
バットマン最新作「ダークナイト」が名画第1位にランキングはハッカーのイタズラだった?!、映画データサイトIMDBに異常が起きています!!
先日、ココで、バットマン最新作「ダークナイト」(8月9日公開)が、映画データの有名サイト、インターネット・ムービー・データ・ベースの歴代映画トップ250のランキングで、約10年間近くも第1位の座を堅持してきた「ゴッドファーザー」(1972年)を引きずり下ろし、映画史上名画№1になるという快挙を達成したというニュースをお伝えしましたが、その後、インターネット・ムービー・データ・ベースのシステムに異常があるか?、ハッキングされている疑いが出てきました。まず、初めに疑問が持たれたのは、その後、「ゴッドファーザー」が第3位に後退し、入れ替わりに3位だった「ショーシャンクの空に」(1994年)が第2位に上昇したことです。この時点では、「バットマン/ダークナイト」の熱烈なファンが組織票を組んで、いずれは必ず、トップに返り咲く名画「ゴッドファーザー」に、ワザとマイナス・ポイントを投じ、「バットマン/ダークナイト」の第1位を死守しようとしているのではないか?!と見られていました。しかし、その後、 ↑ 上のキャプ画のように、「ダークナイト」がトップ250の第1位と、同時に最下位のボトム100でも最低のワースト第1位をとっているという表記が現われ、同じランキング上で、1本の映画が、同時にふたつの順位を持つ訳がないので、明らかに何かの異常がインターネット・ムービー・データ・ベースに起きているとウワサされるようになりました。また続いて、トップ250で第26位にランキングし、すでに49,876件の投票を得ているはずのディズニー・ピクサー最新アニメ「WALL・E / ウォーリー」が、その紹介ページ(↓キャプ画)では、投票件数5票以下により判定不可 (awaiting 5 votes) とされ、本来は8個半、点灯していなければならないはずの星が、ひとつも輝いていません。と、こういった微妙なトラブルが多数の映画データにまたがって発生しており、それらを確認することさえ、データが膨大なので、ままなりません。果たして、インターネット・ムービー・データ・ベース内部でのシステム・トラブルなのか?!、それともジョーカー…じゃなくて、ハッカーが映画データにイタズラの細工を施そうとしているのか?!、プロ・アマ問わず、世界中の映画関係者・愛好者が頼りにしている映画データの標準サイトなので、気になるところです。せっかくのバットマン最新作「ダークナイト」の映画史上名画第1位の栄冠でしたが、残念ながら、事実として手放しでよろこぶのは、少し先まで待ってみた方が賢明のようです。
16歳になったセレナ・ゴメスが背中に天使の羽のロッカーに変身!!、ついに本格歌手デビュー決定です!!
先週の火曜日、22日に16歳のバースデイを迎えたセレナ・ゴメスを祝福するように、彼女の背中に天使の羽が生えちゃった写真です。これはお誕生日の翌日23日にカリフォルニアのマリブで撮影された写真なのですが、セレナ・ゴメスがギターを持ち、ロッカーに変身している様子が気になります。それと言うのも、セレナ・ゴメスは先ごろ、ハリウッド・レコードと契約し、ついに本格歌手デビューが決定したからです!!、近日中にも詳細の公式発表があるとのことですが、歌手としてのコンセプトはロッカーなのでしょうか?!、ところで、そんなセレナ・ゴメスについて、ローリングストーンが、ジョナス・ブラザースのニック・ジョナスと、彼女がつきあっているらしいと、ファンにはガッカリなニュースを報じたのですが(それぞれの代理人は否定)、ニック・ジョナスと言えば、ハンナ・モンタナ=マイリー・サイラスの彼氏だったはず!!、ついにセレナ・ゴメスに男までとられて逆上したのか?!、マイリー・サイラスは、セレナ・ゴメスを小バカにしたモノマネのビデオを公開し、それが動画サイトなどで広まり、メディアに取り上げられた結果、マイリー・サイラスはタダの根性悪のイジメッ子のイヤミなクソ女子と叩かれてしまい、マイリー・サイラスは「冗談のつもりでした…」と謝罪のコメントを発表しています。これにより、すでに様々なスキャンダルで人気が下がる一方だったマイリー・サイラスの人気はさらに下降し、セレナ・ゴメスの人気と知名度は上がるという、マイリーにとっては、ライバルに塩を送る計算違いになってしまいました。セレナ・ゴメスは、そんな自滅のマイリー・サイラスのイヤガラセなどは無視しているようですが、これからの歌手デビューで、完全にマイリー・サイラスを追い抜けるか?!、トップスターへの正念場はこれからですね。続きを読むの後に、セレナ・ゴメスが自分で歌っている、彼女が主演のディズニー・チャンネルの人気ドラマ「ウェイバリー通りのウィザードたち」の主題歌「Everything is Not What it Seems」の動画をあげておくので、興味のある方はご覧下さい。
★「ウェイバリー通りのウィザードたち」の主題歌はこちら →
「アイ・アム・レジェンド」で、どのように人類は滅んだのか?!の空白の3年間を描く続編の企画がスタート!!
先週末、開催されたサンディエゴ・コミック・コンに参加した、「アイ・アム・レジェンド」(2007年)の監督フランシス・ローレンスが、その大ヒット作のまさかの続編の準備をしていることを明らかにしました。この続編は、その企画の発想の根本が、前作が世界で5億8,000万ドル以上の大ヒットになったことを受けての、1本だけで終わりはもったいない!!という、二匹目のドジョウを狙うものなので、あくまでもウィル・スミス主演が前提。となれば、前作のその後の話では無理があるため、前作で一気に端折られた空白の3年間を描くプリクエールになるとのことです。空白の3年間とは、前作の冒頭で、アリス・クルピン博士がガンの治療薬を発明し、それを試験投与したところ、実は人間をダーク・シーカーズに変える危険なウィルスだとわかった2009年から、そのウィルスが蔓延し、人類VSダークシーカーズの闘いの結果、ニューヨークが荒廃して無人化、ウィル・スミスが地球最後の男となる、2012年までの期間のことです。前作では、ウィル・スミスがワンマン・アーミーとして、いかに自分の身を守るかだけだったのですが、プリクエールでは登場人物が増えることにより、多用なアクション場面や、大がかりなシーンを設定できることから、娯楽映画としては、このプリクエールの方がおもしろそうです。ただし、人類はダークシーカーズとの闘いに破れ、ウィル・スミスだけが生き残るという結末がわかりきっているのが難点ですが…。この企画はまだフランシス・ローレンス監督の原案段階なので、ウィル・スミスの主演も決まっておらず、映画になるか?どうか?も未定です。なので、ま、そんなプランもあるのかと話題のひとつにでも覚えておいてください。フランシス・ローレンス監督の次回作は、中国を舞台に、7人の少林寺の僧が、逃亡中の女性を匿う、「白雪姫」のカンフー映画化?!みたいな「スノー・アンド・ザ・セブン」(2010年)が予定されています。
ジョニー・デップがイカレた帽子屋を開業?!、ティム・バートン監督の新作「不思議の国のアリス」に出演するようです!!
先週、ココで、ティム・バートン監督の最新作「不思議の国のアリス」の主演女優に、オーストリラア出身の18歳、ミア・ワシコウスカ(「アメリア」2009年公開)が決定したというニュースをお伝えしました。その中で、ジョニー・デップも出ないかなぁ~と希望的観測を述べたのですが、どうやら、本当にジョニー・デップも出てくれるようです!!、最新のニュースでは、ジョニー・デップの役どころは、ルイス・キャロルの原作のお茶会の場面に登場する、いかれ帽子屋(The Mad Hatter)に決まりそうだとのこと!!、帽子が帽子だけに(↑参照)、「チャーリーとチョコレート工場」(2005年)のウォンカにちょっと似たルックスのキャラになってしまいそうですが、きっと、またジョニー・デップ流のアナーキーな、マジにイカレた帽子屋を演じてくれるんでしょう。他に推測として、傲慢で恐ろしいハートの女王の役は、絶対に出てくるに決まってる、ティム・バートン監督の嫁さん、ヘレナ・ボナム=カーターで決まりだろうと言われています。ティム・バートン版「不思議の国のアリス」は、CGと実写を合成した3-D映画として完成される予定で、脚本は「美女と野獣」(1991年)など、ディズニー・アニメのおとぎの世界を知り尽くしたベテランのリンダ・ウルバートンです。早ければ、今年11月から撮影をスタートするそうなので、今しばらく、正式なキャストの発表を待ちましょう!!、公開は2010年の予定です。
ブラジル初のゾンビ映画「ビヨンド・ザ・グレイブ」が予告編を初公開!!
http://services.brightcove.com/services/viewer/federated_f8/1214128517
今年1月にココで紹介した、ブラジルの新人監督ダビ・デ・オリヴィエラ・ピンへイロ(Davi de Oliveira Pinheiro)による、ブラジル初のゾンビ映画「ビヨンド・ザ・グレイブ」(Porto dos Mortos)の予告編が公開されました。1月に紹介した時は、資金集めのためのデモ映像をご覧頂いたのですが、どうやら、無事に製作費が集まったようで、完成にこぎつけそうですね。本作は、ゾンビがはびこる近未来の荒廃した世界で、謎の連続殺人鬼を追いかける刑事が主人公のホラー・アクションですが、予告編の印象では、マカロニ・ウェスタンの影響を受けた西部劇の要素も加わっていそうです。でも、ダビ・デ・オリヴィエラ・ピンへイロ監督は、尊敬する映画監督として三池崇史監督の名をあげているので、マカロニではなく、スキヤキの影響なのかもしれませんね。日本刀でも闘うみたいだしッ!!、「ビヨンド・ザ・グレイブ」はブラジルで今年11月から公開。日本に輸入してくれる奇特な配給会社募集中です!!
「インディ・ジョーンズ5」は、いきなり未来の話?!、ジョージ・ルーカスがシリーズ続行を断言!!
新作アニメ「スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ」(日本8月23日封切り)の公開を控えた、ジョージ・ルーカスが、同映画のタイムズの取材の中で、あらためて、「インディ・ジョーンズ5」製作に前向きな意志を示しました。インタビューの中で、ジョージ・ルーカスは、今年、公開して大ヒットになった19年ぶりの最新作「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」製作にあたり、「やる気のないスピルバーグを説得して監督してもらうのは大変だったが、現在では、スピルバーグも心変わりし、「インディ・ジョーンズ5」に反対しておらず、アイディアが出れば、絶対に「インディ・ジョーンズ5」を作りたい」と述べています。ただし、スピルバーグとの間では、全面的な合意には至っておらず、「インディ・ジョーンズ」シリーズは、あくまでも過去の時代に舞台設定し、少しノスタルジックなトーンを含んだ、これまでの作品のスタイルを踏襲すべきであるというスピルバーグの考えに対し、ジョージ・ルーカスは「僕は“未来”志向なんだ。過去のシリーズとは、まるで違う新作にしたいと思っている」と語っています。「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」を世界初公開したカンヌ映画祭で、ひとり先走りで、シャイア・ラブーフ主演の「インディ・ジョーンズ5」を作りたいと話してしまったジョージ・ルーカスですが、その後、公開の結果、大ヒットに気を良くして、自分の考えを前進させたいようですね。しかし、「インディ・ジョーンズ4」は、今や、内容的には大失敗とされ、存在するべきではなかった映画と、嫌っているファンの方が多い状態になってしまっているので、さらに新作を作るには、相当な配慮が必要となりそうです。でも、そういった愚作としての評価も、ジョージ・ルーカスには、もしかすると、スピルバーグが過去のスタイルにこだわった結果と見えているのかもしれません。最大の汚点は“未来”志向のオチだったと思うのですが…。とりあえず、「インディ・ジョーンズ5」が出来るとしたなら、まるで想像のつかない展開を迎えることになるのかもしれません。
最新作「ターミネーター4/サルべーション」のポスターと、「T4」の脚本は「ダークナイト」の脚本家が極秘裏に書き上げていた事実が発覚!!
昨日、ついに閉幕したサンディエゴ・コミック・コンで公開された、シリーズ最新作「ターミネーター4/サルべーション」のポスターです。この新作では、過去の「ターミネーター」トリロジーで、アーノルド・シュワルツェネッガーが演じたT-800の前身のプロトタイプ、T-600が主に活躍するとのことなので、ポスターの、頭、撃ち抜かれてるターミネーターも、そのT-600なのだと思います。サンディエゴ・コミック・コンでは、訪れた監督のマックGが、この新作についての貴重な情報をいくつか明かしてくれてるので、報告しておきます。まず、公けの資料では、「T4」の脚本家は、「T3」(2003年)の脚本チームのジョン・ブランカートとマイケル・フェリスとされているのですが、マックG本人が口頭で述べたところによると、実際の脚本家は「バットマン/ダークナイト」(8月9日公開)のジョナサン・ノーランだとのことです。ジョナサン・ノーランは、ご存知のように、その「バットマン/ダークナイト」の監督クリストファー・ノーランの弟で、大傑作の「メメント」(2000年)を書いた脚本家ですが、彼がどの時点から「T4」に参加してるのか?はわからないのですが、もしかして、脚本を手直ししたいと思ったクリスチャン・ベールが、「バットマン」から「ターミネーター」にジョナサン・ノーランを引っ張ってきたのでしょうか?!、いずれ「T4」の脚本家のクレジットは書き変えられるのだと思います。ジョナサン・ノーランは、やはり、兄のクリストファーがメガホンをとった手品師の映画「プレステージ」(2006年)でも、クリスチャン・ベールとコンビを組んでいます。脚本のからみで言うと、「T4」のラストは“つづく…”というクリフハンガー形式で終わり、1本の映画としては完結しないそうです。「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」(2006年)のような終わり方になるということですね。また、レイティングを意識した映画作りは行なっておらず、最終的に「T4」が“R指定”となり、子どもが観られない映画になってもかまわないとのこと。すなわち、ガキ向けのアクション映画なんて作っていない訳です。最後に、映像は銀のこしの処理を行なうそうです。銀のこしとは、現像の時に普通は取り除かれるフィルム上の感光材の銀を、あえて残すことで、鮮やかな発色を抑え、くすんだ渋いトーンの映像に仕上げることです。市川崑監督の「幸福」(1981年)が、まさに全編、この銀のこしを採用し、儚い刑事の水谷豊のくすんだ日常を見事に描き上げていました。「T4」と同様のジャンルの映画では、クライヴ・オーウェンの傑作近未来SF「トゥモロー・ワールド」(2006年)が、希望のない近未来を描き出すのに、銀のこしを使っています。以上のような点から想像すれば、「ターミネーター4/サルべーション」は、かなり渋めの近未来SFアクション映画となりそうで、過去のトリロジーとは一線を画しそうですね。シリーズ最新作「ターミネーター4/サルべーション」は2009年5月アメリカ公開です。