http://www.gamekyo.com/flash/flvplayer.swf?videoid=12426
ジェームズ・ボンド・シリーズ最新第22作「007/慰めの報酬」の情報や予告編が更新されないので、代わりにまた、前にココで紹介したゲーム版のデモ動画の最新版で、ジェームズ・ボンドの活躍をしばし堪能して下さい。このアクティビジョン製のゲームは、「慰めの報酬」が007映画史上初の続編として、前作「カジノ・ロワイヤル」(2006年)からストーリーを引き継ぐので、ゲームも両方の映画の場面が含まれているとのこと。で、このデモ動画の場面は「慰めの報酬」?、それとも「カジノ・ロワイヤル」に、こんな場面ありましたっけ?、ま、どちらでもいいのですが…、早く「慰めの報酬」の実写を公開してほしいですね!!、さて、↓ 下のポスター2枚ですが、左は最初にリリースされた世界共通のデザイン。右は最近、アメリカでリリースされた第2弾のUSバージョンです。と言っても、ココで紹介済みのイギリス版の第2弾ポスターがヨコ長だったのを、左側の余白を切り取って、タテ長にしたというだけ。こうして並べて見ると、同じ場面でカメラのアングルが前後した2枚組だったことがわかるのですが、1枚めのシルエットの方はジャケットがはためいているのに、2枚めのポスターでは、ちゃんとジャケットのボタンを留めているとか、左側はいちおう舗装された道路のようなのに、右側は石コロだらけの荒野のような場所…など、微妙なマチガイ探しみたいになってしまっています。徹底的にポスターにこだわったことが大ヒットに貢献してるはずのバットマン最新作「ダークナイト」(8月9日公開)のように、「慰めの報酬」も、ポスターにもっとコッテくれると、ファンはうれしいのですが…。ボンド・シリーズ最新作「007/慰めの報酬」はイギリスで10月31日に公開。日本は2009年1月10日公開の予定です。
日別アーカイブ: 7月 21, 2008
ヴィン・ディーゼルが「トリプルX」の主演に復帰希望?!、ロブ・コーエン監督に再びメガホンを打診しました!!
「ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝」(8月16日)の公開を控えたロブ・コーエン監督が、2002年の自身のヒット作「トリプルX」の続編を、ヴィン・ディーゼルを主演に復帰させて再開するプランがあることを、HOLLYWOOD.com の取材で明かしました。「トリプルX」は、「ワイルドスピード」(2001年)で、ヴィン・ディーゼルをスターダムに押し上げたロブ・コーエン監督が、続けてコンビを組み、発表したスパイ・アクション映画です。007/ジェームズ・ボンドに対抗する、現代的な新しいスパイ像を目指して、エクストリーム・スポーツの達人のアウトサイダーが政府にスカウトされ、エージェントになるという奇抜な設定の作品です。エクストリーム・スポーツの要素を取り入れたアクションの斬新さがウケて、映画は成功し、ヴィン・ディーゼルは、シルベスター・スタローンや、ブルース・ウィリスに変わる、次代のアクション・スターの筆頭に躍り出ました。しかし、シリーズ化前提の作品だったにも関わらず、ヴィン・ディーゼルが続編への出演を拒み、仕方なく、主人公をアイス・キューブの別人に変更して作られた続編「トリプルX ネクストレベル」(2005年/リー・タマホリ監督)は、ファンの期待を裏切ったことから不人気で、シリーズはアッサリと幕を下ろしています。その「トリプルX」に復活の機会が巡ってきたのは、最近では、ギレルモ・デル・トロ監督の「ヘルボーイⅡ:ゴールデンアーミー」(今秋公開)や、また、サンドラ・ブロックの「あなたが寝てる間に…」(1995年)などでも知られるプロデューサー、ジョー・ロスが、同シリーズの権利を手に入れ、ロブ・コーエン監督にシリーズの再開を打診したからです。ロブ・コーエン監督は、「ハムナプトラ3」のダビング作業中に、ジョー・ロスがスタジオにやって来て、「ヴィン・ディーゼルが「トリプルX」の続編を希望してるんだけど、監督に興味はあるかな?」と訊ねられたと話しています。ロブ・コーエンは、申し出に対し、「条件が整うならば…」と、無難な答えを返していますが、ヴィン・ディーゼルの「トリプルX」復活には、大きな障害があります。それはかつて、「トリプルX」だけでなく、「ワイルドスピード」の続編も、ヴィン・ディーゼルからフラレてしまったロブ・コーエン監督が、ヴィン・ディーゼルに裏切られたという怒りから、「トリプルX」のヴィン・ディーゼルの主人公ザンダーを、同映画のDVD特典映像の中で、殺してしまっているからです。実際の映像を観たことがないので、どういう殺し方をしているのか?、わからないのですが、ロブ・コーエン監督は、シリーズを製作するソニー・ピクチャーズから、続編で主役が変わってもおかしくないように、DVD版で、“処理をしてほしい”と頼まれ、「だったら、そんな奴、殺してしまえ!!」と、ザンダ-=ヴィン・ディーゼルを殺してしまったそうです。「愚かで早トチリなことをした…」と、ロブ・コーエン監督は話していますが、ザンダーはスクリーン上では死んでいないため、その障害については、「ここはハリウッドだからね、何でもアリだよ」と、本当は大して後悔もせず、楽観しているようです。
さらに、ロブ・コーエン監督は、ヴィン・ディーゼルからの続編希望について、「彼もキャリアの浮き沈みを経験して、自分が何をすべきなのかがわかってきたのだと思う。こういう機会を、彼が用意してくれることに感謝する」と語っており、両者の気まずい関係は、今後、修復に向かいそうです。ちなみに、ヴィン・ディーゼルが、アクション映画に出なくなったのは、そもそも彼が監督希望だったことから、アクション・スターとして売れてしまったキャリアに戸惑いがあったのではないか?!と思われます。しかし、ヴィン・ディーゼルは、いち早く復帰を決めて、主演している「ワイルドスピード」シリーズについて、「キャラクターが描けなければ、アクション映画も成立しない」といったことを語っていることから、アクション映画への見方を変えたようで、現在は、自作自演で最新作の歴史アクション映画「ハンニバル・コンカー(Hannibal the Conqueror)」(2009年公開予定)の準備も進めています。いずれはクリント・イーストウッドのように監督業だけに専念したいにしろ、まずは自分の置かれた恵まれた立場を利用し、映画界で大きな存在になることが先決と考え直したようですね。過去は過去として、ファンにとっては、ヴィン・ディーゼルの「トリプルX」再開はうれしいかぎりなので、今後のロブ・コーエン監督と、ヴィン・ディーゼルとの話し合いが上手く進み、ふたりの強力タッグが復活することを願います。なお、ロブ・コーエン監督は、スティーヴン・ソマーズ監督から引き継いだ「ハムナプトラ」シリーズの主役を、ブレンダン・フレイザーから、息子のアレックス=ルーク・フォードに変えて継続する予定なので、もしかすると、「ハムナプトラ」と「トリプルX」という、ふたつの人気シリーズをひとりで抱えることになるかもしれません。
最新作の「T4」=「ターミネーター・サルべーション」が早くも公式サイトをオープン!!
バットマン最新作「ダークナイト」(日本8月9日公開)のオープニング興行で史上最大のヒットを記録したクリスチャン・べールが、自己ベスト更新をしかねない超話題作である、「ターミネーター」シリーズの第4弾の最新作「ターミネーター・サルべーション」が、早くもココに公式サイトをオープンしました!!、現在は ↑ 上のキャプ画のように予告編が観られるだけで、特にコンテンツはありませんが、ファンの方は、今後の情報更新のため、「お気に入り」に追加しといてください!!、このサイトでは、「ターミネーター・サルべーション」はソニー・ピクチャーズの映画のようですが、日本での配給は東宝東和、アメリカでの配給はワーナー・ブラザースのはずなので、そちらの2社のサイトなども、たまに覗いてもらえれば、「ターミネーター・サルべーション」の情報が得られるかもしれません。ソニピは、日本とアメリカ以外の世界各国の配給をカバーする予定ですが、デジタル系はお得意のソニーがサイトを作ってくれるのは、ありがたいですね。このサイトの世界各国公開日リストによると、日本での「ターミネーター4」の公開は2009年6月とのこと。アメリカの公開日、5月22日(↑ 上の27日はたぶん要訂正?)から、そう遅れることなく観られるようで、よかったですね!!、ところで、この公式サイトでも、副題の「ザ・フューチャー・ビギンズ」が見られなくなっていますが、やはり、さすがに「ターミネーター・サルべーション/ザ・フューチャー・ビギンズ」では題名が長すぎると、副題をとってしまったのかもしれません。クリスチャン・ベールは、このシリーズをゼロから再出発させることを象徴する、その副題が気に入ってたようなので、本人は残念かもしれませんね。また、「ターミネーター4」の新情報が出れば、お伝えします!!
バットマン最新作「ダークナイト」が史上最大のヒットの週末、渦中の人、クリスチャン・ベールは…ッ?!
あかんてーッ!!、 クルマから落ちるしッ!!、 座っときッ!!
↑ …と、普通のお父さんの週末のように、バットモービル・タンブラーではない普通のクルマに自分でガソリンを入れているクリスチャン・べール。窓から這い出して転落しそうな、やんちゃな3歳の娘エメリンちゃんに手を焼いてるようですが、この写真が撮られたのは、バットマン最新作「ダークナイト」が18日(金)に全米で公開され、初日だけで6,640万ドル以上という史上最大のヒットで、“事件”となった翌日の土曜日。なのに、「ダークナイト」の大ヒットなんて、まるで他人事のようなクリスチャン・ベールは、やっぱりクール!!
↑ この日、かわいいエメリンちゃんを連れて、ジムにトレーニングに出かけたクリスチャン・ベールは、外出先で、奥さんのサンドラ・ブラジックさん(↓ 写真右)と合流し、家族でロサンゼルス空港に向かいました。行き先は…。
↓ たぶん、小さなターミネーターを連れてるところを見ると、再び、レジスタンスのリーダー、ジョン・コナーとして、シリーズ最新作「ターミネーター・サルべーション/ザ・フューチャー・ビギンズ」(2009年6月日本公開)のロケ地に向かったのだと思われます。なんか父娘して、ホントに闘いに行くようなコワイ顔してますが、きっとファンが寄ってきて、ちょっと困ったんでしょうね…。
そして今朝、「全米映画ボックスオフィスBEST10」でお伝えしたように、バットマン最新作「ダークナイト」は、オープニングの週末3日間だけで、1億5,540万ドル以上の興収を叩き出し、「スパイダーマン3」(2007年)を抜いて、史上№1の座に着きました!!、クリスチャン・ベールが13歳の時に主演し、出世作となった「太陽の帝国」(1987年)の共演者、ガッツ石松も、大成功したクリスチャン・ベールの姿に、きっと感激しているはずです?!、驚異の大ヒット映画「バットマン/ダークナイト」は、日本では8月9日から公開。また記録破りでお願いします!!
7月18日~7月20日の全米映画ボックスオフィスBEST10!!
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*数字は、週末の興行成績-(公開館数)-トータル成績 の順です。
第1位 第2位
第3位
第4位
第5位
第1位「ダークナイト」(8月9日公開)
$155,340,000-(4,366館)-$155,340,000
第2位「マンマ・ミーア」(2009年公開)
$27,605,000-(2,976館)-$27,605,000
第3位「ハンコック」(8月30公開)
$14,000,000-(3,776館)-$191,504,000
第4位「センター・オブ・ジ・アース」(10月25日公開)
$11,910,000-(2,830館)-$43,074,000
第5位「ヘルボーイⅡ:ゴールデンアーミー」(今秋公開)
$10,038,000-(3,212館)-$56,447,000
第6位 第7位
第8位
第9位
第10位
第6位「WALL・E / ウォーリー」(12月公開)
$9,813,000-(3,310館)-$182,476,000
第7位「スペース・チンプス」
$7,350,000-(2,511館)-$7,350,000
第8位「ウォンテッド」(9月20日公開)
$5,097,000-(2,433館)-$123,347,000
第9位「ゲットスマート」(今秋公開)
$4,085,000-(2,135館)-$119,569,000
第10位「カンフー・パンダ」(7月26日公開)
$1,750,000-(1,505館)-$206,506,000
★前作「バットマン/ビギンズ」(2005年)のオープニング成績4,700万ドルを遥かに上回る、1億5,540万ドルの猛烈な大ヒットとなったバットマン最新作「ダークナイト」が、2007年5月に「スパイダーマン3」が打ち立てたオープニング記録、1億5,110万ドルを易々と抜いて、期待通りと言うよりは、予定通りと言えそうな、史上最高の新記録を達成した!!、これでバットマンこそが最強のスーパーヒーローであることを証明したDCコミックは、この夏、「アイアンマン」(9月27日公開)、「インクレディブル・ハルク」(8月1日公開)とヒットを飛ばしてきた、ライバルのマーベル・コミックに対し、一矢を報いるどころか、形勢を逆転したような印象となった。ココですでに報告済みのように、バットマン最新作「ダークナイト」は、深夜興行記録、公開館数記録、1日での売上げ最大記録と、様々な記録を塗り替えただけでなく、ココでお伝えしたように、歴代名画第1位の座にまで着いた。「ダークナイト」をここまでの大成功に導いたワーナー・ブラザースが、本作で行なった長期に渡る、ネットとリアルを連動させたヴァイラル・マーケティングのイベント展開や、ほとんどアートの領域にまで高めたポスターなどは、まさに賞賛に価し、そういった力の入った宣伝活動がしっかりと実を結んだ。「ダークナイト」は大ヒット映画ではなく、社会現象なのか?!とまで、アメリカでは言われるほどの異常なバットマン・ブームの盛り上がりだが、今後、どの程度、日本にまで伝染するか?!が注目される。
★バケモノ映画のバットマン最新作「ダークナイト」という勝ち目のない相手と同じ日に初日を迎え、どうなるのか?!と思われた、ミュージカル映画「マンマ・ミーア」だが、作品の方向性が正反対だったことが功を奏し、案じられたほど悪くない好スタートを切った。どころか、昨2007年に「ヘアスプレー」が作った2,750万ドルのミュージカル映画史上最高のオープニング記録を、わずか10万ドルだが上回り、新記録を樹立し、いかに「マンマ・ミーア」のファンが大勢いるかを知らしめた。ココに「マンマ・ミーア」のミュージカル場面の動画がたくさんあるので、お好きな方は、ご覧下さい。
★映画の内容は酷評されている「ハンコック」が、ウィル・スミス人気に支えられ、第3位。ただし、単館ベースでは「ハンコック」の3,708ドルに対し、第4位の「センター・オブ・ジ・アース」が4,208ドルとなり、順位を逆転。ヒーロー映画の観客は、やはりバットマンに奪われており、ファミリー層を対象とした「センター・オブ・ジ・アース」の方が堅調だったことがわかる。同様に、バットマン最新作「ダークナイト」と、ジャンルのファン層がカブる「ヘルボーイⅡ:ゴールデンアーミー」が、先週のトップから、一気に第5位まで転落…。
★先週、エディ・マーフィのサイテー映画「デイブは宇宙船」(12月公開)が初登場第7位で大失敗の大赤字を出した20世紀フォックスが、今週、その「デイブは宇宙船」と入れ替わりに、同社のサイテー・アニメ「スペース・チンプス」を初登場第7位とし、また大失敗…。20世紀フォックスは、M・ナイト・シャマラン監督の、今や失笑コメディと位置づけられる「ハプニング」(7月26日公開)も作ってしまったし、来週は、テレビのパイロット版を、なぜ映画館でやるのか?!と批判されている「X-ファイル」を公開する…。企画の迷走ぶりがひどい…。
★第5位から第10位までの間に、失敗作の「スペース・チンプス」も含め、3本のアニメ映画がランクイン。「WALL・E / ウォーリー」も間もなく2億ドル越えで、アニメ人気の高さがうかがえる。↓ 下の動画は一応、「スペース・チンプス」の予告編。興味と時間のある方はご覧ください。
http://www.movieweb.com/v/V08G5bfjDGJKLT