昨日(12日夜)、アンジェリーナ・ジョリーが無事に男の子と女の子の双子の赤ちゃんを出産し、男の子には、自分の母方のおじいさん、ハル・ノックス・ヒルハウスから名前をもらい、ノックス・レオンと名づけた(女の子はヴィヴィアン・マルシェリーヌ)ブラッド・ピットの最新作「バーン・アフター・リーディング」から、双子誕生にかこつけた祝いのつもりか、ご覧の上↑下↓のポスターが2枚同時リリースされました。「ノーカントリー」(2007年)で、アカデミー賞監督賞受賞後の第1作となるコーエン兄弟が監督の本作は、元CIAのジョン・マルコヴィッチの暴露ネタの原稿をめぐり起きる騒動を描いたブラック・コメディです。↑上のポスターでは、ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、フランシス・マクドーマンド、それにジョン・マルコヴィッチにティルダ・スウィントンといった多彩な俳優たちのユニークなコンビネーションが見ものですよという本作の魅力の一面を伝え、↓下のポスターでは、前にココで紹介した、ソール・バス風の1950年代テイストのお洒落なデザインで、本作の趣味の高さを訴えかけています。どちらもいいポスターですね。「バーン・アフター・リーディング」はアメリカで9月から公開の予定。ココに予告編があるので、ご覧下さい。
日別アーカイブ: 7月 13, 2008
祝!!、アンジェリーナ・ジョリーが双子の赤ちゃん、ノックス・レオンとヴィヴィアン・マルシェリーヌを無事出産!!
アンジェリーナ・ジョリーがブラッド・ピットの子どもを出産のために入院しているレンバル病院があるフランス・ニースの地元紙が、12日(土)午後8時ちょうど過ぎぐらいに、アンジェリーナ・ジョリーが無事に双子の赤ちゃんを出産したと報じています。双子は男の子と女の子で、それぞれ名前は、男の子がノックス・レオン、女の子がヴィヴィアン・マルシェリーヌとのこと。マルシェリーヌは昨2007年1月に亡くなられたアンジーと双子みたいに似てたママの女優マルシェリーヌ・ベルトランの名前をもらったものですね。双子は体重が1800グラムとされているので、未熟児かもしれませんが、これらの情報はレンバル病院から公式発表されたものではないので、今後、訂正されるかもしれません。アンジーとブラピの赤ちゃんについての正確な第一情報は、レンバル病院の公式サイトから、追ってリリースされるとのことなので、フランス語のわかる人はそこを見てください!!、これで子どもが計5人になったパパのブラッド・ピットはさらに儲けるためにも、クエンティン・タランティーノ監督の戦争映画「イングロリアス・バスターズ」に出てくれるかな?!
あのキャメロン・ディアスが犯罪を犯した現場の決定的証拠写真?!
↓ ケータイで電話しながら… ↓ クルマに乗り込み…
↓ そのまま電話しながら走り去った、キャメロン・ディアス…
運転中のケータイはLAでも違法ですよ!!
…とは言え、この写真が撮影されたのは先週10日(木)のヨル。ロサンゼルスでケータイ運転が違法になったのは7月1日からなので、もしかするとキャメロン・ディアスは法律が変わったことを知らないのかも?!、だけど事故を起こしたら大変!!、誰か、キャメロンに注意してあげて!!という感じですが、この現行犯の証拠写真?だけでは、警察はキャメロン・ディアスに違反キップは切れないの?!(※LAも日本と同じくイヤホンマイク着用なら運転中の通話可)
ところで、キャメロンのケータイもiPhone?!、デカく見えるよなぁ!!
スパイク・ジョーンズ監督のドツボの映画「かいじゅうたちのいるところ」について大損害のワーナー・ブラザースが公式見解を発表!!
モーリス・センダックの世界中で愛されているベストセラーの絵本「かいじゅうたちのいるところ」を、「マルコヴィッチの穴」(1999年)、「アダプテーション」(2002年)などカルト系の変な映画を作る監督スパイク・ジョーンズを起用し、家族向け娯楽映画のファミリー・ピクチャーに仕上げようなどという、そもそもが土台、無理なプロジェクトをスタートした結果、案の定、出来てきた映画(↑写真)が、ダークすぎる、難解でわからない、主人公の少年の家庭環境の不幸ぶりがリアルすぎて、ひいてしまう、ファンタジーなはずのかいじゅうたちが怖すぎて子どもが泣く…といった結果(噂)で、同映画を転覆させてしまったワーナー・ブラザースが、初めて公式にロサンゼルス・タイムズの取材に答え、スタジオの責任者のアラン・ホーン氏が、監督・キャストを総入れ替えし、莫大な赤字覚悟で、ワーナー・ブラザースは「かいじゅうたちのいるところ」をイチから全部撮り直すというウワサを完全否定しました。アラン・ホーン氏によると、「ワーナー・ブラザースは、スパイク・ジョーンズ監督に対し、『かいじゅうたちのいるところ』を完成させるための追加の製作費と、そして、何より重要だと思われる時間を提供するつもりです。より幅広い層の観客の皆さんに楽しんでいただける映画にできるよう、スパイク・ジョーンズ監督の作家性との間で、お互い共通の着地点を見いだせると期待しています。今回の出来事は「問題」ではなく、私たちは「チャレンジ」なんだと認識しています」とのこと。最後は「チャレンジ」とキレイに締めくくっていますが、要するにワーナー・ブラザースは、冒頭にも書いたように、健全で楽しいファンタジックな家族で楽しめる映画にしたい訳で…、だったら、どうして、ゾンビ・マスター=ジョージ・A・ロメロ監督に学園青春モノの胸キュンな初恋ラブコメディを撮れ!!と言うのと、ほとんど変わらない監督の人選をしてしまうのか?!、こういった壊滅的な映画製作トラブルの度、発端となる企画者の考えは、まるで謎です…。今後、チャレンジが順調に進み、双方が理解しあえた場合、「かいじゅうたちのいるところ」は2009年10月にアメリカで公開の予定です。 ↓ 下の動画は、ちなみに…ということで、ロサンゼルス・タイムズも紹介している、ピクサーのジョン・ラセター監督(「トイ・ストーリー」1995年)が、昔、実験的に作ったアニメ版の「かいじゅうたちのいるところ」の映像が観られる動画です。ま、ワーナー・ブラザースはいずれ、ディレクターズ・カット版としてスパイク・ジョーンズ監督オリジナルのカルト映画「かいじゅうたちのいるところ」を、いずれDVDで出すんじゃないか?!と思いますけどね…!!

黒澤清監督の「回路」のリメイク「パルス」の続編「パルス2」のジャケット写真!!
黒澤清監督が、2001年にカンヌ国際映画祭で国際批評家連盟賞を受賞したホラー映画「回路」を、ハリウッド・リメイクした2006年の「パルス」の続編「パルス2:アフター・ライフ」が、アメリカで9月30日にDVDスルーで発売されることになり、リリースされたジャケットの写真です。この続編では、パソコンの中から現われたゴーストたちにより文明が破壊された、前作から7年後の終末世界が舞台になっていて、ゴーストに怯える人々は電力を一切使わず、19世紀のような暮らしを送っているという設定。そして、大量にいるゴーストの中には、自分たちが死んでることが理解できず、苦しんでいる死者もいるという…ゴーストの側からの視点も交えた展開になっているようです。何となくおもしろそうなんですが、もはや出発点のオリジナルの「回路」とは、何の関係もない感じですね。監督は前作ではプロデューサーだったジョエル・ソイソン。主演は、人気のSFドラマ「バトルスター・ギャラクティカ」で “アポロ” を演じているジェイミー・バンバーです。DVDスルーで日本に里帰りを期待しましょう!!