ホロ酔い?のダン・エイクロイドが、「ゴーストバスターズ」の25年ぶり復活の新作「ゴーストバスターズ3」の脚本執筆が進んでるよとポロリとこぼしてしまった言葉の裏を、映画サイトの Pajiba.com が取り、脚本を書いているのは人気コメディ・ドラマ「The Office」の脚本家コンビ、ジーン・スタプニツキーとリー・アイゼンバーグだとスッパ抜いたことから、シリーズ最新作「ゴーストバスターズ3」の製作決定が明らかとなった件の続報です。 Pajiba.com の記事では、その「The Office」コンビと共に、最新作の原始時代コメディ「イヤー・ワン」(2009年6月全米公開/ジャック・ブラック主演)の脚本を書き、監督をつとめている、「ゴーストバスターズ」シリーズのレギュラーで脚本も書いたハロルド・ライミス(↓写真)が、新作「ゴーストバスターズ3」の企画では蚊帳の外に置かれ、そのことで内紛のトラブルになっていると伝えていました。が、同サイトの後を追っかけ、確認記事を打っていった業界メディアでは、ハロルド・ライミスは企画の当初から参加しており、そんなトラブルは無いとされ、旧「ゴーストバスターズ」の主演陣は全員、新作にも出ると伝えました。そういった異なる2種類のニュースに、後者はハロルド・ライミスの顔を立てたのかな?!といった、うがった見方もできるでしょうが、その当のハロルド・ライミス本人が、この件で、シカゴ・トリュビーンにメールを送ったので、その内容を紹介しておきたいと思います。ハロルド・ライミスは、メールの中でまず、ソニー・ピクチャーズが「ゴーストバスターズ3」の映画化を現に進めていることと、脚本家が間違いなく、ジーン・スタプニツキーとリー・アイゼンバーグであることを認め、保証しています。そして、自分とダン・エイクロイド、アイヴァン・ライトマンは、ソニー・ピクチャーズから出演の打診を受けたと明かしており、ダン・エイクロイドからの又聞きとして、ビル・マーレーも出演を希望してると記しています。しかしながら、ハロルド・ライミスは、自分たち旧「ゴーストバスターズ」の主要キャストは、新「ゴーストバスターズ3」では、新たな若いゴーストバスターズたちの指導的立場の先輩、“メンター”としての役割で、主役ではないと、一歩引いた立場を表しています。さらにハロルド・ライミスは、先の製作中のコメディ映画「イヤー・ワン」のプロデューサーが、コメディ映画の現代のヒット・クリエイター、ジャド・アパトーであり、そのジャド・アパトーのホームグラウンドはソニー・ピクチャーズだよと指摘し、新「ゴーストバスターズ」シリーズのプロデューサーがジャド・アパトーであるかのように示唆しています。「40歳の童貞男」(2005年)など、日常的な場面でのお笑いが得意なジャド・アパトーは、SFXを盛り込んだアクション映画でもある「ゴーストバスターズ」のような作品には不向きな感じもするのですが…。このハロルド・ライミスのメールを紹介した、シカゴ・トリビューンのコラムニスト、マーク・カーロは、セス・ローゲンの2007年の大ヒット・コメディ映画「ノックド・アップ」に、ハロルド・ライミスが、セス・ローゲンのお父さんの役で出演していたことから、新作ではセス・ローゲンが父の後を継ぎ?、ゴーストバスターズになるのではないか?!と、彼を中心とした、ジョナ・ヒル(「スーパー・バッド」2007年)、ジェームズ・フランコ(セス・ローゲンとのコンビ作「パイナップル・エクスプレス」がアメリカでヒット中)、マイケル・セラ(「JUNO/ジュノ」2007年)といった、キャストのアンサンブルのゴーストバスターズを予想し、提案しています。みなさんはいかが思われるでしょうか?!、しかし、ソニー・ピクチャーズは「ゴーストバスターズ3」の全米公開を2010年に予定してるそうなので、すでに2010年6月25日公開と日付けまで指定され、公式サイトまで用意されてる、同じソニー・ピクチャーズのヒーロー・アクション大作?の「グリーン・ホーネット」に主演するセス・ローゲンは、「ゴーストバスターズ3」にまでは出ないと思うんですけれど…。みんな、どうしても、全米№1コメディアンのセス・ローゲンを出したいんですよね。とまぁ、当分、先のことでしょうが、キャストの発表が待ち遠しいですね!!、それまではアレコレ、想像して楽しみましょう!!
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