ダコタ・ファニング2.0と共演した最新作「リリィ、はちみつ色の夏」がアメリカで大ヒット中のジェニファー・ハドソン(「ドリームガールズ」2006年)のお母さんとお兄さんがシカゴの自宅で射殺されるという悲しい事件が起きてしまいました。ジェニファー・ハドソンのお母さん、ダーネルさん57歳と兄のジェイソンさん29歳の遺体は、アメリカ現地日付けで本日の24日(金)の午後2時44分に、近所に暮らす親類のいとこが訪ねて来たことにより発見されたもので、警察の聞き込み捜査によれば、同日早朝、銃声らしき発砲音を近所の人が聞いていたことから、ふたりは朝のうちに射殺され、発見されるまで、遺体は放置されていた模様です。警察は犯行現場の自宅から、ダーネルさんの孫で、ジェニファー・ハドソンの妹ジュリアさんの息子である7歳のジュリアン・キングちゃんの姿が見えなくなっていることから、誘拐されたと思われるその身柄を追うと共に、ジュリアさんとの間で、かねてから家庭内暴力などの問題を抱えていた夫のウィリアム・バルフォー27歳の居所を突き止めようと、メディアでも緊急に情報を流し、ジュリアン・キングちゃん発見に向けての協力を一般にも呼びかけるなど、非常捜査網を敷いています。警察では、ジュリアさんが母のダーネルさんに預けていた息子のジュリアン・キングちゃんを奪い返そうと、妻の実家にやって来た婿のウィリアム・バルフォーが、ダーネルさんらの抵抗に遭い、義母と義兄のジェイソンさんを射殺し、息子を連れ去ったものとほぼ断定しています。最愛の家族の訃報をフロリダで受け取ったジェニファー・ハドソンはシカゴの実家に向けて駆けつけており、込み入ったプライベートの問題であるのに加え、警察が事件を捜査中であるため、今は何も話せず、マスコミも状況に対し、配慮をしてほしいと、ジェニファー・ハドソンの代理人リサ・カステラーさんが発表しました。本来ならば、「リリィ、はちみつ色の夏」の大ヒットを家族で祝うべきところが一転、このような深い悲しみの現実に直面してしまったジェニファー・ハドソンと、お亡くなりになった家族の方々に向け、哀悼を表すと共に、一刻も早く、ジュリアン・キングちゃんが無事な姿で発見されることを願います…。
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