自殺?!、バットマン最新作のジョーカー役、ヒース・レジャーが急死!!

ヒースとマチルダ
バットマン最新作ザ・ダークナイト」(今年9月日本公開予定)でジョーカーを演じた俳優ヒース・レジャーが急死の訃報です。ヒース・レジャーは22日(現地日付)の午後、ニューヨーク・ソーホーの自宅マンションの部屋で、ひとりで死んでいました。当日、ヒース・レジャーはマッサージを予約しており、訪れたマッサージ師が訪ねても応答が無いため、ハウスキーパーが部屋を開けたところ、死亡してるのが発見されたそうです。死因は確定されていませんが、遺体のそばに複数の薬物があったことから、警察では、この死亡は犯罪ではないとだけ発表しています。当初、ヒース・レジャーは、双子のオルセン姉妹として知られる女優メアリー・ケイト・オルセンのマンションで死んだと報道されましたが、オルセン姉妹の代理人が、そのマンションは姉妹のどちらの持ち物でもないと、関連を一切、否定しました。ヒース・レジャーは1979年生まれオーストラリア出身で、代表作は、ゲイのカウボーイを演じ、アカデミー主演男優賞候補になった「ブロークバック・マウンテン」(アン・リー監督/2005年)です。シェカール・カプール監督の「サハラに舞う羽根」(2002年)でも、素晴らしい演技でした。まだ28歳で、将来の名優間違いなしとして、これからの活躍が最も期待されている俳優のひとりでした。なお、すでに撮影が終了している「バットマン ザ・ダークナイト」への影響はないと思われますが、次回主演作「The Imaginarium of Doctor Parnassus」(「ブラザーズ・グリム」(2005年)に継ぐテリー・ギリアム監督とのコンビ2作め)は対応を迫られることになりそうです。今のところ、自殺説は大きく出てませんが、ヒース・レジャーは最近のインタビューで、離婚した元妻で女優のミシェル・ウィリアムズ(「ブロークバック・マウンテン」で共演)との間に、2005年に産まれた娘マチルダちゃん(写真)について、「マチルダの中に僕は生きているから、僕は死んでもかまわないんだ…」などと発言しており、最愛の娘と別れたことが、大きな心の痛手になったのでしょう…。遺作がジョーカー(しかも、映画の中では脇役)だったというのは、悪い冗談のようです…。

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