初代007/ジェームズ・ボンドのショーン・コネリーが、007映画への復帰に前向きなことを公表しました。ショーン・コネリーはダニエル・クレイグが新ボンド就任の「カジノ・ロワイヤル」(2006年)について、「ダニエルは素晴らしいボンドだ。派手な特撮やアクション抜きに、あんなリアルな007映画に復刻されるなんて思ってもみなかった」と、ダニエル・クレイグと新007シリーズを称賛し、「ボンドの「敵役」として、007映画復帰にこだわりはないが、主役のボンド以外に多額のギャラを払いたくない映画会社が、私に相応の報酬を支払ってくれるか?だけが問題だね」と発言しました。この言葉の背景として、噂では、ショーン・コネリーはすでにボンド映画への出演交渉を重ねてるそうで、もしかすると最新作「クゥオンタム・オブ・ソレス」(イギリス10月末公開)の次の007映画では、ダニエル・クレイグVSショーン・コネリーという夢の新旧ボンド対決が観られるかもしれません!!、もしショーン・コネリーが007映画に復帰すれば、1983年に最後にボンドを演じた「ネバーセイ・ネバーアゲイン」以来の復帰となります。ちなみにダニエル・クレイグは、ボンドを演じるのに、ショーン・コネリーが「ネバーセイ・ネバーアゲイン」で得たギャラ(300万ポンド=現在のレートで約6億円)の倍以上の金額(推定13億円)を手にしています。なので、ショーン・コネリーは出演料を皮肉ったかもしれませんが、本音では、現在77歳で半引退のショーン・コネリーが、2003年の駄作「リーグ・オブ・レジェンド/時空を超えた戦い」でキャリアを終えたくないことから、有終の美にふさわしい引退作(当然、遺作になる)を探してるのだと言われています。そんなショーン・コネリーは、「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズでイアン・マッケランが演じたガンダルフ役に名乗り出ましたが起用されず、インディ・ジョーンズ最新作「クリスタル・スカルの王国」(6月日本公開)への出演希望も却下されました。なので、ジェームズ・ボンドで成功した自分の人生の締めくくりは、やはり007映画以外にないと考えたのかもしれません。ショーン・コネリーの希望が叶うことを祈ります。