コンピューターの中の世界の映画「トロン」なのに、これじゃあアナログすぎて変じゃないッ?!


1982年ディズニーが作ったSF映画カルト・クラシックトロン」をスウェードした動画です。「スウェード」とは、ジャック・ブラック主演レンタルビデオ店映画Be Kind Rewind」(2008年/監督ミシェル・ゴンドリー)の中で、名作映画を安っぽく再現することを言い表した新語です。貧相でパチもん映画ぽいのはスウェーデン製だからですという、スウェーデンの映画人が聞いたら怒り出しそうな、乱暴な根拠のないこじつけから来ています。それがウケて今では、好きな映画をスウェードして楽しんでいる人たちが大勢いるのですが、ま、コスプレ嗜好の趣味が進化したような感じかもしれません。いずれはスウェード映画の作り手から本格的なプロの映画監督も誕生するでしょうか??、それにしても、コンピューターの中の電子世界なのに、すべてダンボール製というのはオモシロイですッ!!

インディ・ジョーンズのパクリ映画かと思ったら、実は「キングソロモンの秘宝」だったアサイラムの最低映画!!

Temple of Skulls以前に、「アイ・アム・レジェンド」のパクリ映画アイ・アム・オメガ」や、「クローバーフィールド/HAKAISHA」のパクリ映画モンスター」、「AVP2 エイリアンズVS.プレデター」のパクリ映画エイリアンVSハンター」を紹介した、最低映画の製作会社アサイラム最新作が「テンプル・オブ・スカルズ」(the Temple of Skulls)なので、てっきり、「インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説」(1984年)の原題Indiana Jones and the Temple of Doom」の「テンプル・オブ」と、最新作インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」(6月日本公開)の原題Indiana Jones and the Kingdom of the Crystal Skull」の「スカル」を強引に足してインディ・ジョーンズのパクリ映画だと思ったら、正式なタイトルが「Allan Quatermain and the Temple of Skulls」で、このアラン・クォーターメインって、「ロマンシング・アドベンチャー/キング・ソロモンの秘宝」(1985年)の主人公じゃないすかッ?!、だったらアサイラム版のリメイクですよねッ!!、ま、そもそも1985年当時アサイラムに匹敵する伝説の映画会社キャノン・フィルムズが「キング・ソロモンの秘宝」を作ったのも、インディ・ジョーンズの大ヒットに便乗しようとした訳ですが、しかし、コレってやってることが23年前のまるっきし再現てだけで進歩がありませんッ!!、て言うか、もしかしてこうして昔を再現すること自体が奥の深いパロディなの?!う~んさすがアサイラム!!よくわかりませんッ!!、とりあえず、続きを読むをクリックで、話のタネにでも「テンプル・オブ・スカルズ」の予告編をご覧下さい。ところで、オリジナル(ホントはこれもリメイク)の「キング・ソロモンの秘宝」にはシャロン・ストーン出てましたね!!

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もつ鍋食って後悔してる?、江戸川乱歩原作のフランス映画「インジュウ」の変なポスターと予告編!!

インジュウ-ポスター
もつ鍋がまずかったか?!それで腹をこわしたか?!もつ鍋の提灯を背にブノワ・マジメル(「ピアニスト」でカンヌ国際映画祭男優賞)がむずかしい顔をしてるフランス映画インジュウ」(Inju, la bête dans l’ombre)のポスターです。本作は、江戸川乱歩1928年に発表した本格推理小説陰獣」を、「完全犯罪クラブ(←いいです!)」(2002年)のバーベット・シュローダー監督が日本で撮影し映画化したものです。ポスターを見ると、ガイジンがまた変なニッポンを描いてるぞ!って感じですが、予告編はカッコよくて期待できそうです続きを読むをクリックで、その予告編と、ヨーロッパで活躍する日本人モデルで、本作で映画デビューリカ・ミナモトさんのちょっとエロい写真をご覧下さい!!

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ショーン・コネリーが007/ジェームズ・ボンド復帰にOK!!、新旧ボンド対決が実現か?!

ボンドVSボンド
初代007/ジェームズ・ボンドショーン・コネリーが、007映画への復帰に前向きなことを公表しました。ショーン・コネリーはダニエル・クレイグ新ボンド就任の「カジノ・ロワイヤル」(2006年)について、「ダニエルは素晴らしいボンドだ派手な特撮やアクション抜きにあんなリアルな007映画に復刻されるなんて思ってもみなかった」と、ダニエル・クレイグと新007シリーズを称賛し、「ボンドの敵役」として、007映画復帰にこだわりはないが主役のボンド以外に多額のギャラを払いたくない映画会社が私に相応の報酬を支払ってくれるか?だけが問題だね」と発言しました。この言葉の背景として、では、ショーン・コネリーはすでにボンド映画への出演交渉を重ねてるそうで、もしかすると最新作クゥオンタム・オブ・ソレス」(イギリス10月末公開)の次の007映画では、ダニエル・クレイグVSショーン・コネリーという夢の新旧ボンド対決が観られるかもしれません!!、もしショーン・コネリーが007映画に復帰すれば、1983年最後にボンドを演じたネバーセイ・ネバーアゲイン以来の復帰となります。ちなみにダニエル・クレイグは、ボンドを演じるのにショーン・コネリーがネバーセイ・ネバーアゲインで得たギャラ(300万ポンド=現在のレートで約6億円)の倍以上の金額(推定13億円)を手にしています。なので、ショーン・コネリーは出演料を皮肉ったかもしれませんが、本音では、現在77歳半引退のショーン・コネリーが、2003年駄作リーグ・オブ・レジェンド/時空を超えた戦い」でキャリアを終えたくないことから、有終の美にふさわしい引退作(当然、遺作になる)を探してるのだと言われています。そんなショーン・コネリーは、「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズでイアン・マッケランが演じたガンダルフ役に名乗り出ましたが起用されずインディ・ジョーンズ最新作クリスタル・スカルの王国」(6月日本公開)への出演希望も却下されました。なので、ジェームズ・ボンドで成功した自分の人生の締めくくりはやはり007映画以外にないと考えたのかもしれません。ショーン・コネリーの希望が叶うことを祈ります