マレーシアで今月、封切られたファンタジー映画「ドゥーヤン」(Duyung=マーメイド)の公式サイトからダウンロードした壁紙の写真です。マレーシアの美しい海でたわむれる、きれいなマーメイドの姿にウットリさせられます。でも、予告編を見ると、主人公の青年ジミーは変な奴で、全然カッコよくないし、奇妙と言うか、不気味ささえ漂う猿人のオリックス(人類学の大発見じゃないか!!)なんかと暮らしてる、訳のわからない設定です。物語は、ジミーが村長の娘に恋をし、求婚しますが、村長は財産のないジミーのことを認めません。そこで奮起したジミーは海の廃棄物をリサイクルして、金儲けに励むことに。そんなジミーを、伝説のマーメイドは、彼が海の環境を守ってくれてると思い、不思議なパワーで、彼を助けてくれるのですが…。というような、お話のようです。環境問題をテーマにした、ちょっとおもしろそうな映画で、興味を魅かれるのですが、これもまた日本では観れないんでしょうね…。こういう同じアジアの国々の話題作が観れない映画環境問題も改善されたいものです。しかし、この映画のマーメイド、ウロコが腰までの西洋のマーメイドと違い、オッパイまでウロコで覆って隠しています!!、肌の露出が少ない点は、東洋的な奥ゆかしさと思うべきでしょうが、残念ですッ!!、それでは続きを読むをクリックで、美しい海と人魚の予告編をご覧下さい!!
日別アーカイブ: 3月 30, 2008
タイのホラー映画「トレイン・オブ・ザ・デッド」を漢字で書くと「猛鬼列車」だそうです!!
台湾で現在、「猛鬼列車」という、日本人にはちょっとユニークな漢字のニュアンスの題名で公開されているタイのホラー映画「Train of the dead」(2007年)のポスターです。警察から逃げ出した強盗団と夜行列車に乗り合わせてしまった主人公の青年トー。大勢乗っていたはずの乗客がこつ然と車内から全員、姿を消してしまったことから、強盗団は、彼らの存在を知ったトーが乗客を避難させたとして、彼の命を狙おうと…ッ、しかし運良く、不思議な美女ラトリーに救われたトーは、彼女から、乗っている列車が「幽霊列車」だと明かされる…ッ!!!、という内容です。けっこう描写が強烈なので、続きを読むをクリックで、ぜひ予告編をご覧下さい!!
タイ版「ゲゲゲの鬼太郎」?は、伝説の幽霊ヒロイン「ナーン・ナーク」のCGアニメ!!
タイで4月3日から公開になる、タイの有名なゴースト・ストーリー「ナーン・ナーク」を現代風にCGアニメ化した映画「ナーク(Nak)」のポスターです。元々の「ナーン・ナーク」のお話は、19世紀にオンヌット(現在は日本人が多く住む地域)のある村にいたナーン・ナークという女性が、夫がミャンマーとの戦争に出征している間のお産中に死んでしまい、母子ともに幽霊となり、何も知らず帰ってきた夫と暮らし続け、他の村人を震えあがらせたという実話?だそうです。それが最強の亡霊ナーン・ナークの都市伝説となり、このアニメでは、ピンクの髪のちょっとセクシーな正義の味方のヒロインとして、仲間の妖怪や人間の子どもたちと共に悪霊を退治してくれる、何だか「ゲゲゲの鬼太郎」みたいな全然違う話になってしまっています。タイの文化を反映した独特のキャラクター・デザインなどが新鮮ですし(「呪怨」の伽椰子?みたいなキャラも出てきますが)、アニメ映画として、かなりおもしろそうな感じがします。恐らく日本で公開されることはないでしょうが、機会があれば、ぜひ観てみたいアニメです。続きを読むをクリックで、本作の予告編に加え、1999年に実写で映画化された作品の予告編もあげておくので、そのあまりの違いの大きさに呆れてください。