日本が舞台のバリー・アイスラーのサスペンス小説「雨の牙」(原題:「Rain Fall」)の映画化に、ゲイリー・オールドマンが出演を検討中だそうです。「雨の牙」は、東京を舞台に日系人のストイックな暗殺者ジョン・レインが主人公のシリーズ小説の第1作で、1964年生まれの作者バリー・アイスラーにより、2002年に発表されたものです。作者のアイスラーは日本のCIAに勤務の経験もあるとかで、ゲイリー・オールドマンに、まず日系人の役は無理なことから、作者をモデルにしたようなCIAの日本支局員(ただし悪役)を演じるのではないか?と憶測されてます。映画「雨の牙」は、暗殺者ジョン・レインが依頼により殺害したターゲットの娘を、CIAの謀略?から守ろうとするストーリーになるらしく、どことなく、ゲイリー・オールドマンが敵役を演じた、ジャン・レノとナタリー・ポートマンの殺し屋の映画「レオン」(1994年)を彷彿とさせる感じがします。果たして、ゲイリー・オールドマンと対決する殺し屋を日本人俳優が演じ、ハリウッド・デビューするのか?、それともまた「SAYURI」(主演チャン・ツィイー)などのように、他のアジア系の俳優に主役を獲られてしまうのか?、映画化が進めば、注目が集まりそうです。ただし、「雨の牙」は全編を日本で撮影し、ほとんどが日本語のセリフになるだろうとのことで、日本人には有利ですね。監督はオーストラリア出身で、黒沢清監督の最新作「東京ソナタ」の脚本を書いたマックス・マニックスです。続きを読むをクリックで、マックス・マニックスの監督デビュー作「ダンス・オブ・ザ・ドラゴン」(2008年)の予告編を2パターンあげてるので、参考にご覧下さい。
日別アーカイブ: 3月 24, 2008
なんだコレ?!、1981年のバカなエロホラーコメディ「スチューデント・ボディ」の動画!!
1981年製作の「スチューデント・ボディ(Student Bodies)」(←「女学生の肉体」ってなニュアンスですかね)の場面です。このアホな脚本を書いたのは、ウディ・アレンの右腕の元脚本パートナーで、「ウディ・アレンのバナナ」(1971年)を共同執筆してるミッキー・ローズです。ウディ・アレンも、さすがにこのアホくさいギャグにはフッ飛んだのではないでしょうか?!、本作は欲求不満の変態殺人鬼が、女子高生の分際でセックスなんて、けしからん!!と、逆恨みの嫉妬でエッチな女の子を殺していくという、さも80年代ホラーにありがちなストーリーを先取りしてパロッたような映画だそうで。マニアの間では、「スクリーム」(1996年)や「絶叫計画」シリーズなどのホラー・パロディの原点の映画として崇められてるようです。近々、アメリカではDVDが発売されるとのことですが、これって日本でも公開された映画なんでしょうか??
ジョニー・デップが伝説のギャングを演じる最新作「パブリック・エネミー」の動画と写真を公開!!
レオナルド・ディカプリオの代わりに、ジョニー・デップが主演した最新作「Public Enemies」(公共の敵)の写真です。ジョニデの役は伝説的な実在のギャング・スター、ジョン・デリンジャーですが、そもそもの原作(ブライアン・バロー著)は1930年代にFBIがいかにして誕生したか?という内容のようなので、デリンジャーの伝記映画ではないと思うのですが…。マイケル・マン監督(「ヒート」1995年)が、ジョニデのデリンジャーをどのように描くか?、お手並み拝見ですね。本作の撮影には、当時、実際にデリンジャーが銀行強盗に使っていた拳銃と同型の本物が使用されており、また登場するクラシックカーもすべて、ロスコー博物館から借りてきた本物だそうで、細部まで史実に忠実に作りこまれてるようです。以前にココで詳しい記事をあげてるので、参照して下さい。共演は、クリスチャン・ベールと、先のアカデミー賞で主演女優賞を獲得したマリオン・コティヤールという、期待の裏切りようがないキャスティングです。本作の公開は2009年中の予定です。続きを読むをクリックで、写真もう一枚と、ウィスコンシンで行なわれてる撮影の動画をご覧ください。