写真は、アメリカの有名なコメディ番組「サタデー・ナイト・ライブ」で3月1日に放送されたコントのキャプ画です。同性愛者の権利を主張する活動家として知られるレズビアンのミュージシャン、メリッサ・エスリッジのコンサートに行って来たエレン・ペイジが、ライブの感激をボーイフレンドに過剰な大興奮で伝えるというコントです。エレン・ペイジが「ライブに来てた女子たちがかわいくてたまらない」とか、「むせ返るような女子のいい匂いでクラクラきた」とか言うので、彼氏は「もしかしてレズビアンなの?」と心配気味ですが、エレン・ペイジは全開大股開きで「女の子を股間に挟んで、太ももで締めつけたい!!」と、恥かしい言葉を叫びだす乱れぶりです!!、エレン・ペイジは以前から「レズだろ?」と噂されていた人なので、このコントは一体、カミングアウトなのか?、それともホントはレズじゃないから噂をチャカしてみせたのか?、が話題になっているのですが…。ま、男の子みたいな服装を好む、恋人のいない20歳の女の子なんて、普通にいくらでもいるので、その程度の理由で「レズビアン」のレッテルのエレン・ペイジも気の毒なんですが、真相はどうなんでしょうね??、もし本当にレズだったら、「ハードキャンディ」(2005年)の「変態のキンタマは私が抜き取ってやる!!」の過激なロリータ・サイコキラーのキャラが、より怖い感じがしてしまいます…。コントのように、両刀使いでもOKの彼氏を探さなければなりませんね。続きを読むをクリックで、受賞は逃したものの、オスカー候補になった若き大女優のバカでちょいエロなコントをご覧下さい!!、レズの方はおかずビデオに!!……はなりませんよね…。
日別アーカイブ: 3月 6, 2008
まさに実写版「紅の豚」のような、ドイツ映画「レッド・バロン」のすごい空中戦!!
飛行機好きの宮崎駿監督が泣いて喜びそうなドイツの新作戦争映画「レッド・バロン」(Rote Baron, Der)のドッグファイト(空中戦)の場面です。この映画は、第一次大戦で敵から「赤い悪魔」と恐れられた実在のドイツ空軍のパイロット、マンフレート・フォン・リヒトホーフェンの人生を描いた作品です。マンフレートはその天才的な飛行技術を駆使したアクロバチックな空中戦で、次々と敵機を撃墜し、英雄と讃えられるのですが、看護婦のケイトと出会い、恋に落ちた彼は、実は自分は国家の戦意高揚のプロパガンダのあやつり人形でしかなかったと気づくことに……という戦争の悲劇のドラマのようです。恋人ケイトを演じてるのは、テレビ「ターミネーター:ザ・サラ・コナー・クロニクルズ」で主人公サラ・コナーのレナ・へディーです。本作は4月からドイツ公開ですが、今のところ、国外の配給セールスはまるで決まっていないようです。ホントにジブリが買い付けちゃったりしてね。
ジャン=クロード・ヴァン・ダム(本人)が銀行で強盗に間違えられ、警察と乱闘になるトンデモ動画!!
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傲慢でナルシストな筋肉バカでドスケベのため、一流のセレブになれなかった落ち目のアクション・スター、ジャン=クロード・ヴァン・ダムの役を、ヴァン・ダム本人が演じているモッキュメンタリー(嘘のドキュメンタリー)の最新パロディ映画「コードネームはJCVD」(Codename: JCVD)からの動画です。カードのトラブル?、それとも残高不足?、どっちにしろ銀行でお金を下ろせなかったヴァン・ダムが、大スターの自分を知らない銀行員にキレて、「俺さまはジャン=クロード・ヴァン・ダムだぞ!!、ジャン=クロード・ヴァン・ダムが金がなくてどうする?!、早く金を出せ!!」と騒ぎ出したことから、強盗とカン違いされ、ヴァン・ダムがSWATチームと格闘になるというバカな場面のようです。ヴァン・ダムがこういう自虐的な映画に出ることをOKしたのは、成長して反省し、過去の自分を笑える大人になったから?、それとも落ちぶれて、本当にお金が欲しかったから?、その判断は映画の出来次第で決まりそうですね。本作はブラジルでは公開済みで、4月からフランスで封切られます。日本での公開が未定なのが残念です!!、本作の前の記事と予告編はココです。
ジョージ・A ・ロメロ監督の最新ゾンビ映画「ダイアリー・オブ・ザ・デッド」のゾクゾクする演出の場面です…!!
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一家惨殺現場に駆けつけたテレビ・クルーが報道の本番中に、被害者がゾンビで蘇り、救急隊員やレポーターを貪り殺す一部始終をカメラがとらえ、最後はゾンビがカメラに迫ってきて、テレビの向こうの視聴者=観客の我々を震え上がらせるという、逃れられない恐怖を予見させる見事な場面が、さり気なくワンシーン・ワンカットの演出で描かれています。さすがはゾンビ・マスターにして、超ベテラン映画監督のジョージ・A・ロメロの仕事です。ワンシーン・ワンカットの天才、ミヒャエル・ハネケ監督(「隠された記憶」2005年)も脱帽ではないでしょうか。ロメロ監督もゾンビじゃなく、ハネケのように日常的な恐怖のテーマで映画を撮っていたなら、やはり、とっくにカンヌやベルリンなどのメジャーな映画祭でグランプリを制覇していたと思います…。しかし、そんな名声や権威を求めてしまえば、ゾンビ映画の体裁を通し、社会の欺瞞を痛烈に批判してきた自分の作家性に矛盾が生じ、ゾンビ映画がただのゲテモノ映画に失墜してしまうことを、ロメロ監督は誰よりも自分がわかっていたのかもしれません。紹介した場面も、人の不幸を扇情的に伝えるマスコミと、それを娯楽のように楽しむ大衆の無責任ぶりに、ゾンビが「他人事とは思うなよ!!」と怒りの報復にやって来るような感じです…。「ダイアリー・オブ・ザ・デッド」は、そういう現代のメディア社会がテーマのゾンビ映画のようです。本作の予告編はココ、ポスターはココです。
「アイ・アム・レジェンド」の封印された別バージョンのエンディングを公開中です!!、コレは見逃さないでくださいッ!!
ウィル・スミスの「アイ・アム・レジェンド」(2007年)が公開前に急遽、再撮影され、ラストシーンが大幅に変更されたことはご存知の方も多いと思います。上の動画は変更される前のフランシス・ローレンス監督のオリジナルのエンディングです。劇場公開版より、原作に忠実な終わり方だけど、観客にはウケないだろうと、映画会社の重役たちが判断したものです。このエンディングは、3月18日にアメリカでリリースされる「アイ・アム・レジェンド」のDVDの特典ボーナス映像として初公開されるはずだったのですが…、なぜか?、このようにオンラインに流出してしまっています。これってもしかして、爆発的大ヒットのわりに早くも忘れられ始めている本作を思い出してもらうための映画会社の宣伝プロモーションによる「やらせ流出」なのでしょうか??