アメリカでは明後日となる2010年元日に書店に並ぶ予定の「エンタテインメント・ウィークリー」が、次回の第82回アカデミー賞を特集した最新号の表紙に、ジェイソン・ライトマン監督の「アップ・イン・ジ・エアー」(2010年3月20日公開)の主演トリオ、ジョージ・クルーニー、ヴェラ・ファーミガ、アナ・ケンドリックが登場ッ!!
このように次回の“オスカーの顔”となっていることからして、すでに1,000万%ぐらいは絶対…ッ!!と言われている「アップ・イン・ジ・エアー」が最優秀作品賞に輝く可能性が、さらに1億%ぐらいにアップした感じですね…ッ!!
ただし、映画ジャーナリストのクリストファー・タプリーの指摘によれば、やはり、アカデミー賞最優秀作品賞最有力!!と言われ、雑誌の表紙になっていたアン・リー監督の「グリーン・デスティニー」(2000年)は、「グラディエーター」(2000年)のラッセル・クロウに負けちゃってたよ…ッ!!とのこと。果たして、「アップ・イン・ジ・エアー」が主要部門を独占し、まさにその素敵な題名が意味するように“天に昇る”、“有頂天”な気持ちになれるのか?!、賞の行方は“宙に浮いたまま”、まだ誰にも“わかりません”!!、それでは大晦日でみなさんも忙しいと思うので、また色んな映画の話題を一気に見ていきましょう…ッ!! →
月別アーカイブ: 12月 2009
マーベル・コミックの「ファースト・アベンジャー:キャプテン・アメリカ」と、DCコミックの「グリーン・ランタン」、2大ヒーロー映画の近況報告!!
心のハイジャッカーのディカプリオが、あなたの貴重なアイディアを盗みだすSFアクション超大作「インセプション」のオフィシャル予告編!!
早く逃げないと、レオナルド・ディカプリオがアイディアを盗みにくるぞ…ッ!!
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今年2009年を締めくくるクリスマス興行で、SF巨編「アバター」の大ヒットにより、ハリウッドが映画興行史上最高の売上げ高を記録!!
12月25日~12月27日の全米映画ボックスオフィスBEST10!!
「アバター」が驚異的集客力で連続首位!!
大ヒットの「ホームズ」も手出しできずッ!!
*数字は、週末の興行成績-(公開館数)-トータル興行成績 の順です。
第1位 第2位(初) 第3位(初) 第4位(初) 第5位
第1位「アバター」(公開中)
$75,000,000-(3,456館)-$212,268,000
第2位「シャーロック・ホームズ」(2010年3月12日公開)
$65,380,000-(3,626館)-$65,380,000
第3位「アルビン/歌うシマリス3兄弟 2」
$50,200,000-(3,700館)-$77,051,000
第4位「イッツ・コンプリケイテッド」(2010年2月19日公開)
$22,114,000-(2,887館)-$22,114,000
第5位「アップ・イン・ジ・エアー」(2010年3月20日公開)
$11,755,000-(1,895館)-$24,518,000
第6位 第7位 第8位 第9位 第10位
第6位「ザ・ブラインド・サイド」
$11,730,000-(2,766館)-$184,387,000
第7位「プリンセスと魔法のキス」(2010年3月6日公開)
$8,683,000-(3,475館)-$63,357,000
第8位「ナイン」(2010年3月19日公開)
$5,544,000-(1,412館)-$5,922,000
第9位「噂のモーガン夫妻」(2010年3月公開)
$5,000,000-(2,718館)-$15,597,000
第10位「インヴィクタス」(2010年2月5日公開)
$4,390,000-(2,160館)-$23,365,000
★今回の解説も別記事として、コチラですッ!!
2009年に最も盗まれた映画は「X-MEN/ウルヴァリン」のはずが、実は「スタートレック」だっただなんて…ッ!!
91cmズレてしまった哀れなヘンリーを襲った謎の超巨大隕石の正体とは何なのか?!、心の痛みを描いた傑作短編アニメ「スキゼン」!!
この短編アニメのタイトルの「Skhizein」(スキゼン)とは、精神科医のオイゲン・ブロイラーが、日本語では統合失調症と言われる病名の“スキゾフレニア”(schizophrenia)という医学用語を作るにあたり、その元としたギリシャ語で、意味は“分裂”です。統合失調症では幻覚や妄想などにより、患者は日常生活に困難を来たすことになるそうです。…といった題名の言葉の意味をよく知ってから観れば、このシュールなアニメも理解しやすいかもしれませんが、仮りに邦題をつけるとするなら、「心ここにあらず」といったところでしょうか…。 →
名探偵ロバート・ダウニー・Jrの「シャーロック・ホームズ」が「アバター」を倒したX’マス興行の結果と、映画とは少し違うコンセプト・アート!!
映画会社を儲けさせられるハリウッド女優のBEST3として、1ドルを30倍の30ドルに変えられるレイチェル・マクアダムスからすれば、“私が出てるんだから、「アバター」に勝って当然よッ!!”て感じかもしれません…?! →
12月26日の映画ティドビッツよせあつめニュース!!(夕刊)
今週明けの月曜日(現地20日)に悲しい訃報を伝えなければならなかった、その生まれ持つ演技の才能を惜しみなく披露する機会に巡りあわぬまま、32歳の若さで世を去ったブリタニー・マーフィが、傑作「ゴーストワールド」(2001年)のソーラ・バーチと共演すると、昨2008年6月に製作ニュースを伝えた最新作のDVDスルーのホラー映画「デッドライン」は、今月12月1月に全米リリースされたばかりだったのですが、DVDを自販機の手軽さと安価で借りられるレッドボックスが、全米に設置した約1万9,000台の自動レンタル機から、同映画のジャケット(↑)を撤去することを、23日(水)に発表し、その作業に取りかかりました。
レッドボックスは引き続き、「デッドライン」の映画ディスクそのものはレンタル作品として供給するものの、ジャケットだけの撤去を決めたというのは、ご覧のように、現実にシャワールームで亡くなったブリタニー・マーフィの最期の様子をあたかも予言したかのようなデザインが、あまりにも生々しすぎる…との理由からです。
こうした経緯から、「デッドライン」を販売するファースト・ルックが、ジャケットのキー・アートを一新し、再リリースしても驚きにあたらないため、このブリタニー・マーフィの演じるアリスがバスタブで死んでいるジャケットの初回プレス版は、いずれ、彼女のファンにとってプレミアもののお宝となるのかもしれません…。
この「デッドライン」でブリタニー・マーフィが演じているのは、〆切りに追われ、精神的に疲労した脚本家のアリス。彼女は気持ちを集中して、シナリオを仕上げるため、田舎の屋敷に自らカンヅメとなりますが、そこでアリスは過去に屋敷で起きた惨劇を記録したビデオテープを見つけることに…ッ!!、そして、次々と怪奇な現象がアリスを襲うのだった…ッ!!、というわけで、予告編をご覧ください!!
http://www.traileraddict.com/emd/16199
それでは本日は夕刊もお楽しみください…ッ!! →