予告編がたくさん観られても、映画がヒットするわけではない!!という興味深い反比例の実態を示したチャート表!!

映画予告編視聴回数VS興行成績
本日はとりあえず、そんなに目新しいニュースもないので、ビジネス・サイトの Silicon Alley Insider が作った興味深い横棒グラフのチャートをご覧ください…!!
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上 ↑ のチャートは、最近に全米公開された映画の予告編がオンラインで視聴された回数と、その映画のオープニング成績との相対関係を表したものです。
赤の横棒グラフが予告編の視聴回数で、チャートの上に示された単位は100万回刻み。そして、青の横棒グラフが興行のオープニング成績で、500万ドル単位の目盛りがチャートの下に刻まれています。
予告編が700万回以上も観られたミーガン・フォックスの学園ホラー「ジェニファーズ・ボディ」のオープニング成績が、たった約686万ドルでコケたのに対して、予告編がせいぜい2~3,000回程度しか観られなかったジェラルド・バトラーVSジェイミー・フォックスの復讐スリラー「ロー・アバイディング・シチズン」は約2,103万ドルのオープニング成績をあげ、そこそこのヒットになった…という、興味深い正反対の結果がひと目で明らかです。映画会社にとって、予告編をどれだけ観てもらえるかは、映画をヒットさせるための宣伝の重要なカギであるのは確かで、予告編が500万回以上も観られ、それに見合うようにオープニング成績で約3,269万ドルをあげるヒットを達成した「かいじゅうたちのいるところ」や、予告編が400万回近く観られ、オープニング成績が約2,473万ドルだった「ゾンビランド」といった健全な実例も上 ↑ に示されていますが、「バイオハザード4」を撮影中のポール・W・S・アンダーソン監督がプロデューサーをつとめたSFホラー「パンドラム」は、「ゾンビランド」以上に予告編に関心を持ってもらえたのに、オープニング成績は5分の1ちょっとの約442万ドルしかあげられませんでした…。
かねてより、“公開前にネットで盛り上がった映画は、いざ封切られてもヒットしない…”といったセオリーが言われてきましたが…、しかし、「ジェニファーズ・ボディ」、「パンドラム」、「ロー・アバイディング・シチズン」はいずれも、その内容のくだらなさにおいてはいい勝負なので、「ロー・アバイディング・シチズン」は主演スターの人気と知名度で集客をかせぎ、観客をうまく騙せたものの、「ジェニファーズ・ボディ」と「パンドラム」のこけおどしは見透かされてしまったようですね…。
映画会社はこうしたデータをもとに、オンラインでの宣伝の仕方や、予告編の作り方を今後も模索していかなければならないと思いますが、ブルース・ウィリスのSFアクション「サロゲート」のように、200万回近くも観られた予告編で、あたかも、この後、何が起きるんだろう…?!と思わせていたカットが、実は結末のラストシーンだった…?!なんてことはやめてほしいですね…!!
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