サム・ライミ監督の人気ゲーム「ワールド・オブ・ウォークラフト」映画化のストーリーを「プライベート・ライアン」のロバート・ロダットが執筆!!

サム・ライミ-ワールド・オブ・ウォークラフト
まず失敗して、アタルことがないとされるゲームの映画化ですが、サム・ライミ監督はその窮地から、ライアン軍曹のように救われるのでしょうか…?!
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「スパイダーマン」シリーズで培った不名誉なダメ映画監督の汚名を、自らのキャリアの原点に回帰したホラー映画の傑作「ドラッグ・ミー・トゥ・ヘル」でそぎ落としたサム・ライミ監督が、超オタクのギレルモ・デルトロ監督にメガホンを奪われた「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのプリクエールとなる21世紀最大級の巨大映画プロジェクト「ホビット」に似た要素が多いらしい人気オンライン・ゲーム「ワールド・オブ・ウォークラフト」を、ワーナー・ブラザース/レジェンダリーが映画化する監督に抜擢された…!!というニュースは、今夏7月下旬に、映画サイト AICN の映画ジャーナリスト、ハリーが独占スクープとして、他の業界メディアを出し抜いて伝えたものですが、第1報の時点では、あまり具体性が感じられなかったので、このブログではスルーしました…。
しかし、その具体的な続報として、MTVニュースがサム・ライミ監督本人を独占取材し、伝えたところによれば、世界中で1,150万人以上がプレイしている人気オンライン・ゲームの映画化のシナリオを、スピルバーグ監督の数ある代表作の1本である「プライベート・ライアン」(1998年)の脚本を執筆したことで知られるロバート・ロダットが担当することになったそうです。
「バットマン/ダークナイト」(2008年)のプロデューサー、チャールズ・ローヴェンが陣頭指揮を執り、サム・ライミ監督が自らメガホンをとることを前提に、現在、映画化を模索している「ワールド・オブ・ウォークラフト」のプロジェクトは、主にレジェンダリー・ピクチャーズで進められてきたもので、「300」(2007年)のプロデューサー、トーマス・タルが企画開発を担当し、同オンライン・ゲームをリリースしたブリザード・エンターテインメントが主催するゲーム・イベント“ブリズ・コン”において、製作費1億ドル以上の超大作として映画化することを、2007年に発表しました。
その時点では、トーマス・タルは、「ワールド オブ ウォークラフト」の監督として、「300」、そして、「ウォッチメン」(2009年)のザック・スナイダー監督か、「バットマン」シリーズのクリストファー・ノーラン監督の起用を視野に入れていたのですが、巡りめぐって、メガホンがサム・ライミ監督にまわってきたものです。
MTVの取材に答えたサム・ライミ監督は、「元のゲームに忠実にそった映画にしたいと思っている…」と語りながらも、映画は「『ワールド・オブ・ウォークラフト』の世界観が充分に感じられるようなロバート・ロダットのオリジナル・ストーリーを採用する…」と述べたうえで、「必ずしも、ゲームの主要キャラクターが主人公になるとは限らない…」と付け加えているので、もしかすると、映画化に向け、独自の主人公を新たに創造し、そのキャラクターを「ワールド・オブ・ウォークラフト」の世界に投入するのかもしれません。
ワールド・オブ・ウォークラフト
しかしながら、サム・ライミ監督は来年2010年3月第1週から「スパイダーマン4」(2011年5月6日にたぶん全世界同時公開)の撮影をスタートする予定でスケジュールを組んでいますし、続編の「ディセント2」が来月11月7日(土)から日本公開になるシリーズ第1作の洞窟ホラー「ディセント」(2005年)のニール・マーシャル監督を起用して、コンビを組む3D映画「バースト」(Burst)や、雪男のモンスター映画「レフュージ」(refuge)といった多数の企画のプロデューサーを兼任しています。
また、ロバート・ロダットも、スピルバーグ監督がプロデューサーをつとめ、「ER緊急救命室」のドクター・カーターことノア・ワイリーが主演する新テレビ・シリーズや、「パトリオット」(2000年)でコンビを組んだトンデモ映画のカン違い巨匠ローランド・エメリッヒを、ディザスター映画「2012」(11月21日公開)に続けて、監督に選んだことで、ソニー・ピクチャーズがSFマニアの批判の矢面に立たされているアイザック・アシモフ原作の「ファウンデーション」の脚本なども執筆しているので、実際のところ、「ワールド・オブ・ウォークラフト」の映画が現実に観られるとするなら、少なくとも4~5年先のことになりそうです…。
なお、「ワールド・オブ・ウォークラフト」のスピンオフ・ノベル「Arthas: Rise of the Lich King」が映画の原作だ…というウワサをもとに、映画のタイトルが“Rise of the Lich King”に決まった…といった情報が一部にありますが、前述のように、サム・ライミ監督は“オリジナル・ストーリー”だと明言しましたし、監督本人は「ウォークラフト」という題名で、プロジェクトを語っているので、「ウォークラフト」が今のところ、映画の仮題だと思っておくのが妥当のようです。
ま、「ワールド・オブ・ウォークラフト」の映画化が本格的に進展するのは数年先になりそうですし、そうした先の時点においても、サム・ライミ監督が自らメガホンをとる気でいるか?!、それとも、プロデューサーの立場をつらぬいてしまうのか?!、何とも言えませんから、題名がどうとか言ってる次元ではありませんね。
「ワールド・オブ・ウォークラフト」の行方は、気長に見守りましょう…!!
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