「ターミネーター4/サルベーション」の続編「T5」をめぐって、ハリウッドのメジャー・スタジオが仁義なき30日間の争奪戦!!

ターミネーター4-15
シリーズ次回作ターミネーター5」を製作・配給する権利をめぐって、ハリウッドのメジャー・スタジオ同士30日間戦争をおっぱじめることになりそうです…!! → 


今月5月21日(木)から全米公開される、注目のシリーズ最新作「ターミネーター4/サルベーション」は、2007年に設立されたメディア製作会社の独立プロダクション、ザ・ハルシオン・カンパニーが同シリーズのライセンスを買収し、製作した作品であり、同映画を北米でリリースするワーナー・ブラザースと、それ以外の日本を含む諸外国でリリースするソニー・ピクチャーズは、ハルシオンから配給権を買い取っただけに過ぎません。
つまり、「ターミネーター」シリーズは、ハリウッドのビッグ・タイトルにしては珍しく、どこのメジャー・スタジオにも所有されていない訳です。
その「ターミネーター」シリーズについて、 VARIETY の マイケル・フレミング記者が伝えたところによれば、続編となる次回作の「T5」に出資・製作し、配給する第1優先権がMGMにあるそうです。
MGMは、ジェームズ・キャメロン監督が1984年に発表した、そもそも最初の「ターミネーター」を製作した、現在は休眠状態のオライオン・ピクチャーズを傘下に収めており、そうした事情からハルシオンが「ターミネーター」シリーズのライセンスを買収するにあたって、両社の間で裁判沙汰となり、結果としてMGMが、ハルシオンの製作するシリーズの新作映画のパートナーになるか?、ならないか?を、他社に先がけ、一番最初に検討する権利を得たそうです。
MGMは、その第1優先権に基づき、最新作の「ターミネーター4/サルベーション」の企画も検討しましたが、前作の「ターミネーター3」(2003年)がウンコ映画で不評だったにも関わらず、引き続き「T3」のボンクラ脚本チーム、ジョン・ブランカートとマイケル・フェリスが「T4」の脚本を執筆することや、アーノルド・シュワルツェネッガーが出演しない…など、様々なマイナス要素にだけ目を止め、製作・配給の権利をパスしてしまいました…。
が、ご存知のように、「T4」はその後、スーパースターのバットマン=クリスチャン・ベールが主演することになり、脚本も、「007/慰めの報酬」(2008年)のポール・ハギス、「バットマン/ダークナイト」(2008年)のジョナサン・ノーランといった優秀なライターたちが総て書き変えてしまい、今や、今夏のサマームービーの台風の目となる超話題作で、爆発的な大ヒットが決定的となっています。
よって、「T4」をみすみす他社に譲り、逃がした魚は大きかった…と後悔しているMGMとしては、すでにクリスチャン・ベールも主演を承諾している「T5」を、今度こそは自社のものとしたい訳ですが…、前述のワーナー・ブラザースは北米の配給権を取得するのに、およそ5,000万ドル=約48億円を支払い、ソニピは世界配給権のために7,500万ドル=約72億円以上を支払った…とされています。
まだ海のものとも山のものともわからなかった「T4」に対して、それだけの値札がつけられた訳ですから、そこから商品価値のバリューがグンと上がった「T5」のお値段はいかほどになるものか?!、驚きの金額がつけられることになりそうです。
ギレルモ・デル・トロ監督がメガホンをとる21世紀最初の超巨大映画プロジェクトの「ホビット」を筆頭に、多数の大作の企画を抱えているMGMは、その莫大となりそうな高額の「T5」を自社のものとする余裕が金庫にあるのか?!、どうか?!、同社は、ハルシオンから、「T5」のシナリオと要件を受け取った後、30日以内に答えを出さなければなりません。
しかし、その30日間に、現在、「T4」を仲良く分け合っている状態のワーナー・ブラザースとソニー・ピクチャーズが、指をくわえ黙って見ている訳はなく、水面下でハルシオンに接触し、今後の「ターミネーター」シリーズを完全に自社の傘下に収める暗闘を行うはずでしょう!!
ハリウッド・メジャーの中の真のメジャーで、クリスチャン・ベールの「バットマン」シリーズを製作するワーナー・ブラザースが「ターミネーター」も手に入れてしまうのか?!、それとも、MGMに出資し、同社と「007」シリーズで提携しているソニピが連携を発揮し、「ターミネーター」シリーズを奪取するのか?!、あるいは他のメジャー・スタジオが横やりを入れる可能性も少ないながら、あるでしょう!!
「ターミネーター」シリーズの今後のマネー・バトルの入札競争に、ギョーカイでは大いに注目が集まりそうですが、ファンの立場としては、どこのスタジオが「ターミネーター」シリーズの親方になろうとも、この争奪戦で用意される巨額資金によって、「T5」、そして、「T6」の製作が事実上、確定したのも同じとなり、新トリロジーを観届けられる保証ができた…!!と、よろこんでいいのではないでしょうか。
「審判の日」に勝利する映画会社はどこなのか?!、いずれ結果が出れば、またお伝えしたいと思います!!
ターミネーター4-46
シリーズ最新作「ターミネーター4/サルベーション」は、来月6月13日(土)から日本公開です!!、先行上映は1週前の6日(土)・7日(日)です!!

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