キーラ・ナイトレイが家庭内暴力で苦しむ女性たちのために迫真の演技を観せた傑作CM「カット」をご覧ください!!

キーラ・ナイトレイ-DV-CM
来週末11日(土)から最新主演作ある公爵夫人の生涯」が日本公開になるキーラ・ナイトレイが、DVドメスティック・バイオレンス被害に遭っている女性たちのために立ち上がってくれました…ッ!! → 



昨日2日(木)からイギリスのテレビで放送されているウーマンズ・エイド・フェデレイションが製作した、ドメスティック・バイオレンスの根絶を訴えかけるCMです。
キーラ・ナイトレイは自分のような女優を演じており、撮影を終えた彼女が自宅に戻ると、窓には明かりが点いていて、シルエットになった恋人がジッと彼女を見下ろしています…。恋人の姿を見ても笑顔のないキーラ・ナイトレイが室内に入ると、鏡は無残にひび割れ、周囲には血痕が…。嫉妬深い恋人が、彼女が仕事で男性と接触するのが我慢できず、怒りをぶちまけ、素手の拳で鏡を殴り割ってしまったのでした…。ケガをした恋人にタオルを差し出すキーラ・ナイトレイですが、反対にタオルを顔に投げ返され…、と、ここでいきなり、キーラ・ナイトレイがカメラに向かって、「こんなの納得できない。予定の台本にないじゃない…!!」と素に戻ったように言い、観てる方はアレッ?!と思うのですが、恋人はかまわずにキーラ・ナイトレイを殴り飛ばしてしまいます…ッ!!、突然、始まった恐ろしい暴力に震えるキーラ・ナイトレイの表情を撮らえたカメラがゆっくりバックすると…、そこは実は映画スタジオの室内セットだったとわかりますが、スタッフは誰もいません…。助けてくれる者もおらず、恋人から残酷に蹴り続けられるだけのキーラ・ナイトレイの姿を映した画面に、「誰かが“カット!!”と声をあげるべき時じゃないか?」というメッセージの字幕がかぶさります…。
…以上の2分程度のCMを観て、カンのいい映画ファンの方はもしかすると、このCMの監督が誰だか、わかったのではないでしょうか?!、ヒント①はキーラ・ナイトレイが出ている、ヒント②は現実とフィクションが交じり合った構成のスタイル…。と来れば、そう、このCMは「つぐない」(2007年)のジョー・ライト監督の作品です。だから、こんなにクオリティが高いんですね…!!
このCMは実際はもう少し長い短編映画として作られているそうで、イギリスでは予告編などと一緒に、一部の映画の冒頭に付けられ、映画館のスクリーンで観ることが出来るそうです。
キーラ・ナイトレイが演じてみせた、こちらの胸が痛くなるような暴力への怯え方と、現実の家庭内暴力の場面では、誰もカット!!と叫んで止めに入ってはくれない…という恐ろしさを実感させたジョー・ライト監督の構成のアイディアは、単にDVの枠を超え、どのような暴力もその理由を問わず、ダメなんだ!!ということを、あらためて強く訴えかけています。
この優れたキャンペーンCMは、言うまでもなくボランティアにより作られています。
キーラ・ナイトレイ-ある公爵夫人の生涯
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