「アイ・アム・レジェンド」のフランシス・ローレンス監督が、環境ノンフィクション「人類が消えた世界」をSF近未来アポカリプスとして映画化!!

人類が消えた世界-アラン・ワイズマン-1
人類絶滅近未来の終末を描いた「アイ・アム・レジェンド」(2007年)でウィル・スミスひとりぼっちにしていたフランシス・ローレンス監督が、ウィル・スミスが生き残ったのも余計だった?!とばかりに、人類が完全に消滅してしまった、誰もいない世界が舞台の映画を作ることになりました…ッ!!
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フランシス・ローレンス監督がメガホンをとる予定で、進められるプロジェクトは、来月5月9日に早川書房から邦訳本が 定価2,100円で出版されるアラン・ワイズマン著「人類が消えた世界」の映画化です。
同書の内容は、早川書房および「BOOK」データベースの紹介によれば…
人類が消えた世界-アラン・ワイズマン-2TIME誌が選ぶ2007年ベストノンフィクション第1位!!、いま人類が忽然と姿を消したら、世界各地ではいったい何が起こるのか。住人を失ったあなたの家は、その時点から腐りはじめ、100年後には煙突のレンガなどを除く屋根や壁のほとんどは崩れ落ちるだろう。高層ビルを擁する大都市もまた、地下への浸水から崩壊し長くはもたない。人類なきあとにはどんな動物たちが地上を闊歩するのか。イヌはもはや人間なくしては生きられないが、ネコは小動物を狩りながら自由を満喫するだろう。アフリカで人間の後釜に座るのはヒヒかもしれない。人間が残したいと思う文化的生産物は、銅像などを除けば、ほとんどが数万年のうちに跡形もなく消え去るが、プラスティック粒子、放射性物質などはその後も地球の環境に大きな影響を及ぼし続けるだろう。また、テレビ番組の電波は宇宙空間を永遠にさまよい続け、どこかの生命体の退屈を紛らせるかもしれない……。最新の科学的知見にもとづき、あらゆる側面から人間の営みを見つめなおして語る壮大な未来予測。地球環境の現在と未来を考えさせる話題作!
…とのことで、いささかトンデモ本のような感じもしますが、作者のアラン・ワイズマンはこれまでにもエコをテーマにした著書を発表してきていることからも、つまりは環境問題をテーマとしたスペキュレイティブ・フィクションとなっているようです。
本書の映画化権を取得した20世紀FOXは、この「人類が消えた世界」を、アル・ゴア元副大統領がプレゼンターをつとめた「不都合な真実」(2006年)のようなドキュメンタリー映画として作るつもりはなく、ダイナミックなSF大作のアポカリプス・ムービーのエンタテインメントとして完成させたいそうです。
しかし、本の内容をそのまま映画化すると、登場人物は誰も出てこないことになり、劇映画として成立させるのは困難なことから、原作をどのように料理するのか?!、脚本家のアイデアと腕が問われます。
その肝心な脚本家に採用されたのは、フランシス・ローレンス監督とは前述の「アイ・アム・レジェンド」でもコンビを組んだマーク・プロトセヴィッチです。
マーク・プロトセヴィッチは、ウィル・スミスが主演し、スピルバーグが監督する予定の土屋ガロン/嶺岸信明の漫画「オールドボーイ」の映画化の脚本を書いている人でしたね(パク・チャヌク映画のリメイクではない)。
その「オールドボーイ」映画化のニュースの時にも記しましたが、マーク・プロトセヴィッチは単独では、ウォルフガング・ペーターゼン監督の失敗作「ポセイドン」(2006年)や、ターセム・シン監督の作り出した映像はスゴイけど、話はよくわからない「ザ・セル」(2000年)などを書いた人で、脚本家としては、あまり高く評価されていません。「アイ・アム・レジェンド」はオスカー脚本家のアキヴァ・ゴールズマンとの共作により成功できたというのが定評です。
なので、少し「人類が消えた世界」の映画化には望み薄な感じもあり、いずれ監督はトンデモ映画のズッコケ巨匠ローランド・エメリッヒ(「デイ・アフター・トゥモロー」2004年)に変わってしまうのでは?!といった悪い想像まで膨らんでしまいますが、フランシス・ローレンス監督が何か、アッと驚くような映画化のビジョンを持っていてくれることに期待しておきたいものです。が、まぁ、単純な連想から言えば、人類がいなくなった後の地球の留守番ということであれば、「Wall-E/ウォーリー」(2008年)のようなロボットが出て来て、下 ↓ の原作本のプロモーション・ビデオで描かれているような変化を人間の代わりに見届けそうな感じもしますね。
この映画「人類が消えた世界」の具体的な製作日程などは当然、未定です。


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