サミット・エンタテインメントがヴァンパイア映画シリーズ「トワイライト・サーガ/第3章:エクリプス」の監督に、ファン・アントニオ・バヨナ(「永遠のこどもたち」2007年)を起用する見込みだ…という(ココ)、映画ジャーナリストのニッキ・フィンケ女史が自分のブログで発表したスクープ記事を、サミット・エンタテインメントに電話1本かけて確認取材することさえもせずに、そのまま他人のニュースを鵜呑みしてコピペしたことがバレてしまい、毎度のごとく批判にさらされ続けている映画業界メディアの最高権威が伝えたところによれば、ブラッド・ピットとナタリー・ポートマンがロマンチック・コメデイの恋愛映画で共演する可能性があるようです。→
ブラッド・ピットとナタリー・ポートマンが共演して、カップルを演じるかもしれないのは、先月2月3日に出版されたばかりの「レノア・ドゥーランとハロルド・モリスのコレクションより、本、ストリート・ファション、ジュエリーなどを含む重要な工芸品と個人所有物」(Important Artifacts and Personal Property from the Collection of Lenore Doolan and Harold Morris, Including Books, Street Fashion, and Jewelry)という長すぎる題名の本の映画化です。
この「レノア・ドゥーランとハロルド・モリスのコレクションより、本、ストリート・ファション、ジュエリーなどを含む重要な工芸品と個人所有物」を執筆したのは、ニューヨーク・タイムズの誌面のアート・ディレクターなどをつとめているフリーランスのイラストレーター、編集者のリアンヌ・シャプトンです。
この「レノア・ドゥーランとハロルド・モリスのコレクションより、本、ストリート・ファション、ジュエリーなどを含む重要な工芸品と個人所有物」(←写真)は、普通の文字の小説とは違い、オークションのカタログのような体裁をとり、325点の様々な“本、ストリート・ファション、ジュエリーなどを含む重要な工芸品と個人所有物”を紹介することで、主人公である40代のフォトグラファー、ハロルド・モリスと、ニューヨーク・タイムズでフード・コラムニストをしている20代後半のレノア・ドゥーランの4年間の恋愛の出会いと別れまでを物語るという変わった構成になっています。つまり言うなれば、小説よりは、グラフィック・ノベルに近いような創りこみの本として、読者は、本の中で紹介されているモノの写真を眺め、それにまつわるエピソードを読んでいくことで、全体のストーリーを頭の中で結びつけ、主人公らの恋愛を追体験するような感じとなり、雑貨大好きな女性にはたまらない、かわいい本のようです。
と、いわれれば、実際に中身はどのような本なのか?!、気になると思うので、下 ↓ に作者のリアンヌ・シャプトン自身が、「レノア・ドゥーランとハロルド・モリスのコレクションより、本、ストリート・ファション、ジュエリーなどを含む重要な工芸品と個人所有物」を解説している動画をつけておいたので、ご覧になってください。
この「レノア・ドゥーランとハロルド・モリスのコレクションより、本、ストリート・ファション、ジュエリーなどを含む重要な工芸品と個人所有物」を製作する主体はパラマウント映画で、その傘下でブラッド・ピットの製作プロダクション、プランBと、ナタリー・ポートマンの製作プロダクション、ハンサムチャーリーが共同で企画開発・製作を担当することになります。
現時点では、まだ脚本家や監督なども未定で、実際にプロジェクトが動き出すのは先のことになりそうですが、この企画はナタリー・ポートマンが原作を見つけて、ブラッド・ピットに“一緒にやろう!!”と持ちかけたのを、ブラピが承諾し、パラマウントが映画化権取得に踏み切ったようです。
ナタリー・ポートマンは最近、マーベルのヒーロー映画「マイティ・ソー」に出演し、ヒロインとして主演女優をつとめるのではないか?!という全く根拠のないウワサが飛び交っていましたが、本人がこうした恋愛映画の企画を立案しているというのは、あまりヒーロー映画には興味がないということなのかもしれません。
実現が楽しみなブラピとナタリー・ポートマンの恋愛映画ですが、題名は「レノアとハロルドのコレクション」とか、それぐらいにかなり省略しなければなりませんね。
そう思っていながら、冗談でいちいち何度も「レノア・ドゥーランとハロルド・モリスのコレクションより、本、ストリート・ファション、ジュエリーなどを含む重要な工芸品と個人所有物」と書いて、すみません!!
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