3月6日~3月8日の全米映画ボックスオフィスBEST10!!

ウォッチメン-トップ
*数字は、週末の興行成績-(公開館数)-トータル成績 の順です。
第1位ウォッチメン    第2位タイラー・ペリー-マディア・ゴース・トゥ・ジェイル     第3位テイクン    第4位スラムドッグ・ミリオネア     第5位
ポール・ブラート-モール・コップ
第1位ウォッチメン」(今月28日公開)
   $55,655,000-(3,611館)-$55,655,000
第2位タイラー・ペリーのマディア・ゴース・トゥ・ジェイル
   $8,800,000-(2,151館)-$76,505,000
第3位テイクン
   $7,450,000-(3,016館)-$118,049,000
第4位スラムドッグ$ミリオネア」(4月公開)
   $6,925,000-(2,890館)-$125,441,000
第5位ポール・ブラート/モール・コップ
   $4,200,000-(2,558館)-$133,643,000
第6位そんな彼なら捨てちゃえば     第7位コラライン-ダコタ・ファニング     第8位お買いもの中毒な私!     第9位ジョナス・ブラザーズ-ザ・コンサート-3D     第10位
ファイアード・アップ
第6位そんな彼なら捨てちゃえば
   $4,020,000-(2,445館)-$84,647,000
第7位コラライン
   $3,313,000-(1,959館)-$65,680,000
第8位お買いもの中毒な私!」(5月30日公開)
   $3,121,000-(2,290館)-$38,356,000
第9位ジョナス・ブラザーズ/ザ・コンサート 3D」(6月6日公開)
   $2,785,000-(1,276館)-$16,791,000
第10位ファイアード・アップ!
   $2,600,000-(1,798館)-$13,360,000
各映画の解説はこちらです。→ 


全米大恐慌でオバマ大統領も経済政策に腐心し、どこもかしこもお金が回ってこずにヒィーヒィー叫んでるのをよそ目に、手軽なレジャーとして見直され、かつてない好景気に沸いている映画界ですが、その儲けにさらに拍車をかける起爆剤として期待されていたヒーロー映画の最終兵器「ウォッチメン」が、製作のワーナー・ブラザースVS映画化権の一部を保有していた20世紀FOXとの裁判劇を乗り越え、ついに公開されました!!、が、ご覧の数字のように残念ながら爆発的なヒットにはなっておらず、この週末の興行を前週(2月27日~3月1日)との比較で、約18%の全体的なプラスに転じさせるだけの効果しか発揮できていません。
ウォッチメン-ザック・スナイダー走るゾンビ映画「ドーン・オブ・ザ・デッド」(2004年)や、人気グラフィック・ノベルの映画化「300」(2007年)といった大ヒットを連発してきたザック・スナイダー監督(←写真中央)が、映画化不可能と言われたアラン・ムーア(ストーリー)とデイヴ・ギボンズ(作画)によるカリスマ的な支持を集めたグラフィック・ノベルを映画化した「ウォッチメン」は、およそ1億2~5千万ドルもの莫大な製作費が費やされた、上映時間2時間43分にもおよぶ超大作ですが、その内容がヒーロー映画としては少し込み入って、ダークであるところから、それがウケて“第2の「バットマン/ダークナイト」”のような爆発的な大ヒットになるのか?!、あるいはオタクだけが楽しみなマニア映画なのか?!といった見方が二分され、興行で一体、どっちに転ぶのか?!、一般の反応が何とも予測しかねるような作品でした。
そんな「ウォッチメン」は、先週末土曜日にココで伝えたように、初日金曜日の早朝=木曜日深夜のミッドナイト興行こそ大量の観客を動員し(約450万ドル強の売り上げで、「007/慰めの報酬」(2008年)=約230万ドルのほぼ倍)、爆発的大ヒットを予感させたものの、陽が昇ってからの本来の初日の客足は、そこから期待されたほどには大きく伸びず、その深夜興行分を含めた初日の売り上げが2,513万ドルだったことで、ご覧のようにオープニング成績は5,565万ドルにとどまり、期待値の7,000万ドルや、ノルマ値と言われた6,000万ドルを下回ってしまいました。よって、結論的に言えば、公開を待ち望んでいたオタクが木曜の深夜からワンサカと詰めかけたものの、一般の観客はそこまで熱狂的には、「ウォッチメン」のオープニングを迎えなかった…と言われそうです。
ザック・スナイダー監督としては自身の前作で、「ウォッチメン」と同じくR指定(17歳未満要保護者同伴)だった「300」(2007年3月9日公開/3,103館上映)が持つ歴代3月公開映画の第1位のオープニング興行記録7,088万ドルや、同映画の初日売り上げ2,810万ドルにも及ばず、「ウォッチメン」での自己ベスト更新はなりませんでした。また、同時期公開映画としてはアニメ「アイスエイジ2」(2006年3月31日公開/3,964館/PG)のオープニング成績6,800万ドルからも、「ウォッチメン」は大きく割り込んでしまいました。
また、R指定映画として最大規模の3,611館で封切られ、そのうちのシネコンの多くが複数のスクリーンで上映したため、およそ7,500スクリーンという超拡大ロードショーだった「ウォッチメン」ですが、同じR指定映画としては、昨2008年5月30日公開だった「セックス・アンド・ザ・シティ」=初日2,677万ドル/オープニング5,700万ドル/3,285館上映にすら歯が立っておらず、R指定映画としての初日売り上げ記録では第5位、オープング成績では第6位という、期待や注目の大きかった割りには平凡な位置に着けています。
「バットマン/ダークナイト」(2008年7月18日公開/4,366館/上映時間2時間30分)はレイティングの視聴制限が無いに等しいPG-13で有利だったとは言え、初日だけで6,716万ドル(1日での最高売り上げ記録)を稼ぎましたから、「ウォッチメン」はオープニングの週末3日間を費やしても、「ダークナイト」の初日1日分の売り上げにたどり着けなかった訳であり、“第2の「ダークナイト」”だったのは映画のイメージだけで、作品の興行価値としては、とうてい及ばないことになりそうです。
「ウォッチメン」の作品自体の評価としては、レビューでは概ね6対4ぐらいの割合いで好意的に賞賛されていますが、期待ハズレの声が4割もあるからには、これから口コミで人気が浸透し、客足の伸びにつながるということもなさそうです。
と、以上のようなオープニング成績の結果などを踏まえた「ウォッチメン」のアメリカ国内での最終的な興行成績の予測はおよそ1億4~5千万ドルの間と見られており、製作費3,300万ドルで作られたクリント・イーストウッドの「グラン・トリノ」(今週第11位・1億4,167万ドル)や、製作費2,600万ドルで今週第5位の「ポール・ブラート/モール・コップ」(1億3,364万ドル)などと、そう変わらない興行の運びとなり、製作費3,700万ドルで1億9,000万ドル以上を稼いでいるヴァンパイア映画「トワイライト・サーガ」などに比べ、効率の悪い作品となってしまいそうです。
原作コミックが実際によく読まれ、人気が高い本国アメリカ以外の海外市場では、爆発的な大ヒットは恐らく期待できないでしょうから、ワーナー・ブラザースは映画化不可能のグラフィック・ノベルを見事にスクリーンに再現するという偉大なチャレンジに成功したとは言え、ビジネスとしては、冒頭の裁判の和解条項に基づき、収益の約8.5%を20世紀FOXに献上もしなければなりませんから、「ウォッチメン」はよい商売にはならなかった…ということになってしまうのかもしれません。
製作費6,500万ドルの「300」で、国内で約2億1,061万ドル+海外で約2億4,545万ドル=計4億5,601万ドルも稼いだザック・スナイダー監督ですが、ポテンシャル的には「300」よりもヒットの可能性が高そうだった「ウォッチメン」を大ヒットに結びつけられなかったのは、上映時間が長すぎるといった単純なこと以外に、プロモーションなどにも問題がなかったか?!、見直すべき反省点は多そうです。
(「ウォッチメン」の宣伝展開は作品をむしろ、ややこしく見せていると不評…)
オープニング成績5,565万ドルなら、本当は万々歳として、ただ絶賛されてもよさそうなのですが、作品の規模やレベルが高いぶん、ハードルも大きく設定された作品として、「ウォッチメン」は少し厳しいスタートになってしまいましたね。
果たして、この「ウォッチメン」がもっと暖かい時期…と言うか、サマームービーとして6月~8月の間に封切られていれば、どうなったのか?!、公開のタイミングを見誤まったかもしれない…といった声も囁かれているようです。
ロールシャッハさんの危機一髪の脱出シーン!!
http://www.traileraddict.com/emd/8976
自分の名前を何度もしつこくアピールしなければ気がすまない自己顕示欲のかたまりの誰かさんが、例によって自分の名前を冠として、自分で題名につけてエラい人ぶっている「自己顕示欲のかたまりのバカのマディア・ゴース・トゥ・ジェイル」が先々週の初公開から2週連続でトップに立ってきましたが、さすがに今週は正義の味方?!のヒーロー「ウォッチメン」登場で、悪は退治され、第2位に下がりました!!、ご覧のように第2位以下と、首位の「ウォッチメン」との数字の差は極端で、この週末に映画館に足を運んだ人のほとんどが「ウォッチメン」目当てか、チケットを買う窓口で「ウォッチメン」を選んでいたことがわかります。
この「自己顕示欲のかたまりのバカが女装して刑務所に行く」は、先週から約46%という半減に近い売り上げのダウンですが、公開館数は99館も増やしています。今後、さらに数字を大きく伸ばしていくことはないと思われますが、この自己顕示欲のかたまり映画が、ここまでの健闘を見せた意外さも、不況の最中、映画界だけは活況と言われる、世間とは逆行の現象の一翼を担っています。
リーアム・ニーソンの元秘密工作員のパパが愛娘を誘拐した犯人をパリまでシメアゲに行く、リュック・ベッソン製作のモンスター・ペアレント・ムービー?!の「テイクン」は、公開6週めでようやく73館が上映を打ち切りましたが、先週の第4位からワンランク浮上で、またBEST3入り!!という驚きの粘りを見せています。
リーアム・ニーソンとしては単独主演作が大台の1億ドルを超え、ここまで大ヒットするというのは初めてのことで、本作もうれしい期待ハズレの大成功として映画界だけ好況の原因となっています。リーアム・ニーソンに集客力があると見なされれば、彼が主演する予定ながら、製作費が捻出できず、企画が止まっているスピルバーグ監督の伝記映画「リンカーン」も実現の可能性が増してきますね。
第4位のアカデミー賞8冠の感動映画の名作「スラムドッグ・ミリオネア」は、「テイクン」と順位を入れ替え、先週の第3位からワンランク・ダウンです。
アカデミー賞で旋風を巻き起こした効果が薄くなってしまい、先週から約42%の売り上げダウンとなっています。しかしながら本作は公開17週めで、昨2008年11月のヴァンパイア映画「トワイライト・サーガ」の大ブームよりも前に封切られていたことを考えると、このロングランは驚異的ですね。監督のダニー・ボイルは、次回作は「007」シリーズの新作を手がけるとか、キーラ・ナイトレイ主演の「マイ・フェア・レディ」のリメイク版を手がけるとか、タブロイド紙に訳のわからないことばかりを書かれていますが、実際はアニメ映画を手がけるプランがあるようです。
年々、体格が立派に…と言うか、ブクブク膨らんでいっているケヴィン・ジェームズがデブのカン違い警備員を演じた初主演作のコメディ映画「ポール・ブラート/モール・コップ」が、一旦は第8位までランキングを下げ、もうそろそろフェード・アウトか?と思われていたのに、また徐々にランキングを上げるという逆の動きを見せ、上位の第5位まで這い上がってきました!!、本作は先週から140館が打ち切っていますが、やはり売り上げは大きくは下がらずに、先週から約25%マイナスという平均よりも低い数字のスローペースです。まったく誰も期待していなかった、この映画の大々ヒットが、2009年初頭からのなぜか映画興行だけは前年比アップの大好況の最大の功労者となっています。
しかし、映画好景気の恩恵を被っているのは、作品がヒットし、チケットが売れて儲かっている映画会社だけで、売店のコンセッションの売り上げに大きく依存している個別の映画館はドリンクやポップコーンがあまり売れず、実態的にはそれほど儲かってはいません。そのためシネコン・チェーンの中には閑古鳥が鳴いている平日に限り、ドリンク1ドル、ポップコーン1ドルといった投売りの均一サービス価格を設定するなどの展開を予定しているところもあります。映画館にとっては興行ランキングの数字が良いヒット作=儲かる映画ではない…ということですね。
ドリュー・バリモア製作のラブコメ群像劇「そんな彼なら捨てちゃえば」は、公開5週めで先週からワンランク・ダウンです。つまりは「ポール・ブラート」と順位を入れ替えています。本作は一気に413館が上映終了してしまいましたが、やはり、観客の支持の高い作品として、売り上げのダウンは先週から約33%にとどまっています。この人気作もゆるやかにランキングを下っているのが特長です。
ダコタ・ファニング第7位は先週と変わらず、ダコタ・ファニング2.0が声の主演をつとめている、ヘンリー・セリック監督のストップ・モーション・アニメのダーク・ファンタジー「コラライン」です。
ダコタ・ファニング2.0は、先々月1月にヴァンパイア映画「トワイライト・サーガ」の第2章「ニュームーン」に出演し、天使のように美しい吸血鬼のジェーンを演じるのでは?!というニュースをお知らせしましたが、この度、出演が決定しました!!
ヴァンパイアに変身で牙をむき、さらにバージョンを上げそうなダコタ・ファニングは今月末からカナダのヴァンクーバーで行われる「ニュームーン」の撮影に参加し、完成した映画は今年11月20日から全米公開される予定です。
ただし、「ニュームーン」の監督は、「ライラの冒険/オッサン、こんなにどうしようもない映画を作るのは、むしろ難しいやろ?!の羅針盤」(2007年)のクリス・ワイツなので、「トワイライト・サーガ」はすでに死んでいる…?!と言われているのは微妙なところです。まぁ、ダコタ・ファニングの吸血鬼だけが見どころの作品になるのかもしれませんが、「スパイダーマン」シリーズに出たせいで?!、うつ病を患ったキルスティン・ダンストが約15年前の1994年に11歳で演じた「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」の美少女吸血鬼クローディアに負けない、吸血天使のジェーンをダコタ・ファニングには演じて魅せてほしいものです。
そんな訳で、驚異的な映像が観客をア然とさせている必見の「コラライン」からメイキング動画をまたご覧ください。
コラライン」のわき毛もお手入れしてくれるヘア・メイクさん?!
http://www.movieweb.com/v/VIJNrLJSGSOoOM
第8位は、公開4週めのバカ女映画「お買いもの中毒な私!」です。
本作は244館にさようならされた割りには売り上げが急激にはしぼんでおらず、ダウンの幅は約33%で、反対に先週の第9位から順位をひとつ上げています。
上映打ち切りの影響があまりないというのは、よほどこの映画に苦戦していた映画館が主に耐え切れず、音を上げて撤退したといった光景が想像されますが、
ここでちょっと、今一度、この「お買いもの中毒な私!」の予告編をご覧頂き…、
女はバカだ!!と言ってるような「お買いもの中毒な私!」の予告編
http://www.movieweb.com/v/VIMQYNQVplcHRO
…続けて、こちら ↓ の「エクスプリシット・イルズ」の予告編をご覧ください。
エクスプリシット・イルズ予告編
http://www.movieweb.com/v/VItEytwuG9GLxw
エクスプリシット・イルズ…という訳で、ここで突然、圏外の注目作に入ってしまいますが、先週末にたった1館で封切られ、オープニング成績9,600ドルで興行ランキング初登場第42位に着けた、この「エクスプリシット・イルズ」は、昨2008年のサウス・バイ・サウスウエスト映画祭で絶賛され、観客賞を受賞した群像劇の人間ドラマです。本作は、俳優のイーサン・ホークが監督した恋愛映画「痛いほどきみが好きなのに」(2006年)に主演し、“イーサン・ホークに監督ができるなら、俺もきっと監督ができる!!”と思った?!28歳の俳優マーク・ウェバーが、2005年に出演した「ブロークン・フラワーズ」の監督ジム・ジャームッシュにプロデュースを手伝ってもらい、作り上げた監督デビュー作です。
内容は、フィラデルフィア北部の貧民層のスラムを舞台に、そこに暮らす人々の生々しい生活の様子や思いを描いたものですが、初監督のマーク・ウェバーは実際に同地域で育ち、シングル・マザーでホームレスだったお母さんと車の中や廃墟のビルを転々と渡り歩く生活で、きびしい貧困に絶えながら生き抜いて、俳優として成功しました。マーク・ウェバーはそうした自分の生い立ちから、貧困の根絶やホームレスの救済を訴えるなど社会活動に力を入れており、この映画もそうしたメッセージを伝えるために作られています。
題名の「エクスプリシット・イルズ」=“Explicit Ills”の“Explicit”とは“明らかに”、“明白に”、“ハッキリと…”といった感じの意味で、“Ills”は“病気”ですが、“不幸”や“不運”といった概念も含まれていて、“社会悪”と言う時の“悪”も、英語では“Ill”で表されます。すなわち、“明白な社会の病いとしての不幸(貧困)”といったニュアンスが伝わってくる題名な訳ですが、さて、“病気”と“中毒”では、どちらの映画を観て、助けてあげる方がいいでしょう…?!
この、とても同じ国の話とは思えない、コントラストの違いすぎる2本の映画が同時に公開されているのは何だか不思議で、複雑な感じがします…。
「エクスプリシット・イルズ」で、ギリギリの生活を余儀なくされる貧しさから保険に入れず、幼いぜん息の息子に薬を買ってやれない母親を熱演しているのは、「シン・シティ」(2005年)や、「デス・プルーフ」(2007年)などの姐御ロザリオ・ドーソン。「リトル・ミス・サンシャイン」(2006年)で個性を発揮し、「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」(2007年)の若き教祖を演じ、恐ろしい演技力を発揮したポール・ダノが出ているのも、映画通には観逃せないポイントですね。貧困を描いても、映画としての厚みはリッチな感じがする作品です。下 ↓ は本作のポスターです。
エクスプリシット・イルズ-ポスター
先週の初登場で、自己顕示欲のかたまりの変なオッサンから首位を奪い獲れずに敗退し、なんと第2位発進というトップ・アイドルにあるまじきメンツ丸つぶれの醜態を晒してしまったジョナス・ブラザーズのコンサート・フィルム「ジョナス・ブラザーズ/ザ・コンサート 3D」が、今週はさらに追い討ちをかけるように一気に約78%もの売り上げダウンで、第9位にまで急降下してしまいました。
まぁ、どうせ熱烈なファンはスクリーンに映し出される3Dのコンサートを、生のライヴの実物の3Dで体験しているでしょうし、それを今さら上映時間たったの76分のために、映画館に足を運ぶよりは、後日、DVDを買う方がいい…と考えそうな感じもします。また、昨年公開されてヒットしたマイリー・サイラス=ハンナ・モンタナのコンサート・フィルムとの比較がよく言われる本作ですが、それぞれのファンは別なので、本来あまり比べようはないと思います。また、マイリー・サイラスのコンサート・フィルムも現在、上映すれば、昨年のようにヒットするとは思えません。
ディズニーは昨年、マイリー・サイラスのコンサート・フィルムのヒットに気をよくして、人気ドラマ「ハンナ・モンタナ」の最新映画版を、今年のサマームービーとして5月1日公開で「X-MEN/ウルヴァリン」とぶつけ、興行ランキングで初登場首位を狙うつもりでしたが、その後、冷静になり、その無謀な考えはやめて、「ハンナ・モンタナ」を夏興行から撤退させ、4月公開に変更しています。
第10位は先週と変わらず、フットボール部員の野郎ふたりがスケベ根性むき出しに、女ばかりのチアリーダー部に移籍して、合宿に参加する青春エッチ系コメディの「ファイアード・アップ」ですが、今回はランキング全体を眺めてもわかるように、「ウォッチメン」のひとり勝ちで、順位の変動がほとんどなかったことから、先週からさらに約3割の売り上げを落としている本作も、運良く順位の横滑りで、首の皮一枚でBEST10圏内に生き残った…ということですね。
さて、今週末はまた不吉な13日の金曜日がやって来る!!という訳で、「13日の金曜日」シリーズのショーン・S・カニンガム監督と、「エルム街の悪夢」シリーズのウェス・クレイブン監督という、ふたりのマスターズ・オブ・ホラーが1972年に作ったスリラー映画の傑作「鮮血の美学」をリメイクした現代版が封切られます!!、監督はギリシャ人のデニス・イリアディスですが、製作はマスターズ・オブ・ホラーのコンビがつとめ、さらに凶悪さを増した仕上がりとなっています。
また、ディズニーが何度も、何度も、何度も、何度も、何回だってリメイクし続ける5本めの「星の国から来た仲間」の現代版「レース・トゥ・ウィッチマウンテン」も登場!!、主演は、実は名作の「テラビシアにかける橋」(2007年)の不思議少女ちゃん、アナソフィア・ロブで、共演はドウィエイン“ザ・ロック”ジョンソンです。
さらに、「魔法にかけられて」(2007年)でディズニーのお姫さまを演じ、現代のアメリカン・スゥイートハートとして、世界①幸せなイメージのプリンセス・エイミー・アダムスが、20世紀FOXの陰謀により、ジャック・ブラックのくだらない映画に出ることを義務付けられ、「アイアンマン2」への出演を許してもらえなかった世界①不幸なイメージのエミリー・ブラントと姉妹役で共演したドラメディの傑作「サンシャイン・クリーニング」も限定公開される予定です。
「ウォッチメン」が2週連続で首位をキープできるか?!が注目のポイントですが、まず大丈夫そうな感じですね!!、では、来週もお楽しみにッ!!
【注意】本文の二重使用・無断転載厳禁。引用は当ブログ名を明記し、リンクをお願いします。特に某映画サイトのライターは文章を丸々コピーしないこと!!

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