アカデミー賞8冠の感動映画「スラムドッグ$ミリオネア」の子どもたちがスラムにさようなら!!、ダニー・ボイル監督が家を買ってあげたッ!!

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↑ の写真は、インドムンバイのスラムで、「スラムドッグ$ミリオネア」がアカデミー賞を受賞するのを見守っているスラムドッグの皆さん様子ですが、全世界ですでに1億6,200万ドル以上の大ヒットを記録しているアカデミー賞8部門制覇の「スラムドッグ$ミリオネア」は、その収益をご覧のようなスラムに還元していない一部のマスコミからバッシングされていましたがそれは早トチリだったようです!! → 


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今週の日曜日(22日)に行われた第81回アカデミー賞授賞式で、作品賞・監督賞・脚色賞など主要な8部門を獲得した感動映画「スラムドッグ$ミリオネア」のダニー・ボイル監督はオスカー受賞後、式に参加するため渡米して来た、映画に出演した子どもたちをディズニーランドや、サンタモニカのビーチに遊びに連れて行くなど、充分にもてなしていたようですが、イギリスのデイリー・メールの取材に応じ語ったところによれば、お家まで買ってあげたそうです。
デイリー・メールのリズ・トーマス記者とバーニー・ヘンダーソン記者がインド・ムンバイからレポートした記事によれば、ダニー・ボイル監督と「スラムドッグ$ミリオネア」のプロデューサー、クリスチャン・コルソンは、映画に出た2人の子どもたち、ヒロインのラティカの子ども時代を演じたルビナ・アリ(Rubina Ali)と、主人公ジャマールの兄サリームの子ども時代を演じたアズルディン・モハメッド・イスマイリ(Azharuddin Mohammed Ismail)のそれぞれの家族に約2万英ポンド=277万円相当のアパートの部屋を買い与えたとのことです。インド人の平均年収は約35万円と言われていますから、大体、その8年ぶんぐらいの年収をまとめて足した金額のアパートなら、現地では立派なものだと想像されます。
前述のように、「スラムドッグ$ミリオネア」は現実にスラムに暮らす子どもらを俳優に起用して、世間から涙とお金を搾り取っておきながら、その儲けを当の子どもたちには与えていないと批判されていたのですが、ダニー・ボイル監督によれば、「誰でも家を買う時はそうだと思うけれど、迷って、すぐには決められないものだ」とのことで、子どもらへの支援の遅れにはそれなりの経緯があったようです。
ダニー・ボイル監督は、「子どもたちの新しい住まいはレンガとモルタルで出来ていて、電気や水道も完備し、衛生的な暮らしが送れる」と説明し、その場所は、「彼らが友人や親類たちにすぐ会える近所で、実際に彼らが自分たちで何軒も見てまわって決めた。彼らにとってはコミュニティとのつながりはすごく重要だから、地元から遠くへは離れたがらないんだよ」だそうで、スラムでも彼らにとってはふるさとであることなど、家探しに手間取りそうな事情を語っています。
また、プロデューサーのコルソンは、「アズルディン・モハメッド・イスマイリの家族はスラムで非合法なほったて小屋を勝手に作り、生活していたが、地元の役所に取り壊されてしまった。そのためダニー・ボイル監督と、彼らが新しい住まいを見つけられるように転居費用をすぐに送金したが、イスマイリの家族は家を探してやるというブローカーにお金を騙し取られてしまった」とのことで、そうした経験から、「ただお金を送るだけでは何の支援にもならないと学んだ」、ダニー・ボイル監督とコルソンは、今回の住宅提供にあたって特別に基金を設立し、子どもたちが18歳になり、学校教育を終えるまではアパートは基金の管理下に置いて、勝手に転売し、現金に変えるなどの処置をとれないようにしたそうです。
コルソンは、「親たちが売ってすぐに金に変え、子どもの将来のために使われない支援を提供することは断じてできない」と述べています。
そして、ダニー・ボイル監督は、「金で一時的に解決すればいい問題じゃないんだ。もっと長期的な視野を持って、事にあたらなければならない。その礎となる土台は、まず子どもたちを確実にキチンと学校に通わせられる環境を作ることだ。私たちは子どもたちが経済的に裕福になること以上のものを求めている。それは彼らが自分の人生を自分で思い通りに生きていけるスキルを持ちあわせることだ」と語り、子どもたちが通学を続けられるように、向こう8年間の人力車の運賃もあわせて全部面倒をみることにしたそうです。
ダニー・ボイル監督は、他の一般のスラムのストリート・チルドレンの子らに対しても、「スラムドッグ・ミリオネア」の製作費を出資した資本家や、映画の配給会社らと協力して、支援救済基金の立ち上げを進めていることも明かしています。
アカデミー会員のほとんど誰も観ていない外国映画がオスカーを買い上げ、アカデミー賞は八百長でクソだ!!、フェアな選考をしろッ!!といった批判の声もあがり、また価値を下げてしまったアカデミー賞でしたが、「スラムドッグ$ミリオネア」のオスカー像は世界をよい方向に変えるためのシンボルとして、これから真の黄金色の輝きを放とうとしているようですね。
映画はまだ世界も、人の人生も変えられる!!と、映画の力を今一度、世に知らしめ、これがアカデミー賞の正しい利用の仕方だというのを示しつつあるダニー・ボイル監督と「スラムドッグ$ミリオネア」こそ映画好きが誇れる素晴らしい作品だと思います。
アカデミー賞と映画の力で貧困から子どもを救いたい「スラムドッグ$ミリオネア」の希望のたくらみには、日本では4月18日(土)から加担することができます。
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