無かったことにされた「スーパーマン」シリーズに驚きの新たな展開の証拠がリークされました!! →
上 ↑ の画像は、 slashfilm.com が読者のアレックスさんから情報提供を受け、公開したものです。この画像は、「スーパーマン・リターンズ」(2006年)は元より、「バットマン」シリーズや、「ウォッチメン」(3月28日公開)など、多くの映画をワーナー・ブラザースと共同製作しているパートナーの映画会社リジェンダリー・ピクチャーズの公式サイトのページをキャプチャーしたものですが、このページはパスワードで保護され、一般のビジターはアクセスできないエリアに設置されていて、そこでは同社がこれから製作する予定の映画=ワーナー・ブラザースが作る映画の極秘ラインナップが紹介されているそうです。
注目は左上で、「スーパーマン・アンリーシュド」(Superman Unleashed)という「スーパーマン」の新作映画のタイトルが記されています!!、そして、さらに驚きなのが、少し見づらいのですが、下の方の3行に渡るカンタンな紹介文の中で、この「スーパーマン・アンリーシュド」は、「スーパーマン・リターンズ」の続編だ…と書かれていることです!!
「スーパーマン・リターンズ」については昨2008年8月にココで伝えた通り、愛読者のみなさんもご存知のように、ワーナー・ブラザース・ピクチャーズ・グループの代表ジェフ・ロビノフ氏が経済メディアのウォール・ストリート・ジャーナルを通じ、不評で赤字だった同映画は無かったものとし、「スーパーマン」シリーズは新たにイチから全部やり直すと発表しました。また、昨年12月にはココで伝えたように、「スーパーマン・リターンズ」の監督ブライアン・シンガーは自身の更迭を言外に認めています。そうした経緯から、映画「スーパーマン」シリーズは心機一転し、装いも新たに再スタートを切るらしいというのが世間の常識となっていましたが、上 ↑ の画像がホンモノであるなら(ハッカーじゃないと確認できない)、それは誤った思い込みで、ワーナー・ブラザース/リジェンダリーは、やっぱり、「スーパーマン・リターンズ」のシリーズを継続するという、昨年の発表とは正反対のことを水面下で進めていたことになります!!
しかしながら、「スーパーマン・リターンズ」の続編は一度、「スーパーマン/鋼鉄の男」という題名に決定し、発表されましたが、そのタイトルが見当たらず、「スーパーマン・アンリーシュド」に変えられているというのは、“怒れる鬼神”として笑顔を見せないスーパーマンが登場する、その続編「鋼鉄の男」を企画し、第1作に続けてメガホンをとるはずだったブライアン・シンガー監督自身が“更迭の男”になったことだけは確かな現実のようです。
ただし、この“副題”のような「アンリーシュド」=“Unleashed”とは、“解放”、“解き放つ”、“自由になる”といった意味合いの言葉であり、そこから派生して“リリースされる”、“公開する”などのニュアンスで、“映画秘宝最新4月号は本日21日アンリーシュ!!”といった言い方もできるので、この“アンリーシュ”自体が本当に“副題”か?!は疑問があり、単に“「スーパーマン」の映画を作りますよ”と言っているだけなのかもしれません。
また、先週の木曜日(12日)に、「スピードレーサー」(2008年)のウォシャウスキー兄弟監督が、この「スーパーマン」の新作の監督に打診されているというドイツ発のニュースがありましたが、それも slashfilm.com の確認作業により、デマだと判明したそうです。
こうしたモヤモヤしたウワサばかりが飛び交い、一向にオフィシャルな進展が見られない「スーパーマン」は、「ターミネーター4/サルベーション」(6月13日公開)のマックG監督も自分がメガホンをとりたいと手を上げていますし、当分、スッタモンダが続いていくのかもしれません…。
果たして、「スーパーマン」の最新作は「スーパーマン・リターンズ」の続編で、題名は「スーパーマン・アンリーシュド」なのか?!、いずれ答えの明らかになる日が楽しみですね!!
【注意】本文の二重使用・無断転載厳禁。引用は当ブログ名を明記し、リンクをお願いします。特に某映画サイトのライターは文章を丸々コピーしないこと!!