暴言のクリスチャン・ベールが“俺はクソッタレのサイテー人間”と自分を卑下して謝罪!!、そんなバットマンをあの天才監督が弁護した!!

クリスチャン・ベール-ラジオ-KROQ
先週映画に関するスキャンダル・ニュースとして、バットマンことクリスチャン・ベール最新主演作ターミネーター4/サルベーション」(6月13日公開)の撮影現場で、昨2008年7月18日ブチキレ、スタッフの撮影監督シェーン・ハールバット暴言を連発している音声メディアで暴露された事件と、それに対する世の中の反応事例(ココココ)をお伝えしました
この事件の結末として、アメリカでは昨日となる6日(金曜日)のロサンゼルスFMラジオ局KROQで、ケヴィン・ライダージーン・“ビーン”・バクスターコンビ(↑写真)がDJをつとめるモーニングショーに、なんとクリスチャン・ベール本人電話で生出演し、深い反省の謝罪を述べた興味深いコメントを発したので、その内容をお伝えしておきます。また、クリスチャン・ベールは悪くない!!と、ヴェネチア国際映画祭グランプリ作品ザ・レスラー」(今夏公開予定)の天才ダーレン・アロノフスキー監督が映画の現場で働く者の代表として立ち上がってくれました!! → 



上 ↑ の動画の音声が、クリスチャン・ベールがKROQに電話し、突如、生出演して、DJのケヴィン・ライダーとジーン・“ビーン”・バクスターに語ったラジオの内容です。クリスチャン・ベールが何を語っているのか?!、いくつかポイントを取り出して、通訳すると…、
まず、クリスチャン・ベールは月曜日(2日)の朝以来、連日マスコミで自分の怒声が流され、いたる所で非難され、後ろ指を指され続けた1週間を、「自分にとって惨めな一週間だった…」と心境を告白し…、
「自分のパンクな言動は度を過ぎたもので、後悔している。あの暴言の音声を聞いて、最もショックを受けたのは自分だと思う。何も言い訳はできないし、言い逃れなんて出来るはずがない…」
…と、素直に謝罪しています。そして、クリスチャン・ベールは、当時の自分について、以下のように語っています。
「みんな、『T2』を観たと思うけど、あの映画の中でリンダ・ハミルトンのサラ・コナーは精神病院に入っていた…、彼女はクレイジーな人物なんだよ。そして、彼女の血はその息子であるジョンに受け継がれているんだ。あの日の撮影で、僕はそんな母子のつながりを示す狂気を表現しようとしていた…。でも、演りすぎてしまった…。あの時の僕は半分ジョン・コナーで、半分クリスチャン・ベールだった…」
ターミネーター2」(1991年)で、リンダ・ハミルトンのサラ・コナーが精神病院に入っていたのは、彼女が第1作で経験したアーノルド・シュワルツェネッガーの未来からやって来たターミネーターの襲撃や、そのタイムトラベルでわかった、やがて来る滅亡の“審判の日”などを、誰も信じないからで、単に頭がおかしい訳ではないのですが、それでも第1作ではタダのウェイトレスだったはずのサラが、スカイネットとの戦争に備え、武器を備蓄し、戦術を身に着けるなど、女ソルジャーにいきなり生まれ変わってしまった人格の急激な変貌は変わっていると言えば、かなり変わっています。とりあえず、クリスチャン・ベールは、コナー家の血筋には、少しヤバイものがあると考え、そういう設定で役作りをしたようですね。
さて、再びラジオにチューニングを合わせると、クリスチャン・ベールは…、
クリスチャン・ベール-1
「シェーンとは話しあっただけでなく、お互いの間で問題は水に流せているんだ。あの日は働きづめで、僕はシェーンをクビにしないと、もう現場には戻らないとか怒鳴っていたけれど、僕にそんな権限がある訳ない…」とか…、
「音声を聞いた世間の人は、僕がシェーンを虐待していると思っただろうけれど、それはシェーンに対する侮辱だよ。巨体で大男の彼に、僕が向かっていって、本来、勝てる相手ではないからね」
…などと述べ、撮影監督のシェーン・ハールバットの名誉の挽回につとめたほか、映像がなく音声だけだったことで、余計な想像の誤解が膨らんでしまった…といったことを示唆しています。また、クリスチャン・ベールは…、
「僕はあくまでも“俳優”であって、“スター”ではないんだ。なのに、“スター”だと思われ、そう扱われることに僕はなじめずにいて、どう対処していいか、まるでわからない…。僕は大勢の人が、クリスチャン・ベールは自分が他人よりも優秀だと思っていて、人を見下していると話していることを知っている…。でも、それは真実ではない。僕なんて、運に恵まれただけのラッキーなクソ野郎なんだ。僕はそう自分で肝に命じているから、演じるという俳優の仕事に一生懸命に取り組んでいる。けれど、時にその情熱が道をハズレてしまうんだ…」
クリスチャン・ベール-マシニスト
…と、でなきゃあ、1年間不眠という悪夢の中で人生を送っている男の狂気を演じた「マシニスト」(2004年)で体重30kg減の異常な役作り(↑)はできないよなぁ…と、ある意味、納得できる仕事への取り組み方についても語っています。
そして、クリスチャン・ベールは…、
「僕のことは徹底的に好き放題、バカにしていいと思う。僕はそうされて仕方がない立場なのだから…」
以上のように、全面的に自分が恥ずべき行いをしたことを認め、世間に許しを乞える立場ではないが、人間なら、時に誰でも怒りを爆発させ、癇癪を起こしてしまうことや、生きていれば“最悪の日”もあるということを理解してはもらえないですか…?と語り、受話器を置いています。
クリスチャン・ベールが自分でこのように語ることは予想していませんでしたが、とりあえず、本人が“俺はサイテー人間だ…”と素直に謝ったので、この件にはもう終止符が打たれそうです。しかし、この事件の解釈について、クリスチャン・ベールのつぐないに先がけ、前述のように「ザ・レスラー」や、傑作「レクイエム・フォー・ドリーム」(2000年)で天才映画監督として知られるダーレン・アロノフスキー監督(↓写真)が、マスコミに以下のようなコメントを発表しています。
ダーレン・アロノフスキー「私はクリスチャン・ベールは正しいと思う。“アクション!”でカメラが回り、“カット!”の声がかかるまでの本番は神聖な時間なんだ。映画の撮影現場は、常にすごく活気のエネルギーに満ちていて、みんな普通に気が高ぶっている。些細なことで失敗や、トラブルは起こりやすい。だから、そこにいる人間はみんな神経を張り詰め、体裁などかまわずガムシャラに働いているものなんだ。中でもとりわけ俳優はそうだよ。それを考慮し、彼らは大目に見られて然るべきなんだ」
「『T4』の現場が実際にあの日、どういうシーンを撮影していたのか?!を、当然、私は知らないし、どのような理由であれ、キレることはよくないだろう。でも、クリスチャンがきっと極限まで感情を高めないといけないような演技を求められていたんだろうことは想像がつくよ」

…と、ダーレン・アロノフスキー監督は、“映画の現場”はあんなもんだ…といった調子で、言わばクリスチャン・ベールの暴言も、映画撮影という創造活動の一部であり、それを映画撮影の現場の様子や事情をよく知らない人たちが録音された音声だけで勝手に、クリスチャン・ベールの態度や人間性を判断するのは間違いだと、“映画人”の立場から、待ったをかけ、クリスチャン・ベールを弁護しました。
こうしたダーレン・アロノフスキー監督の映画作りを“神聖化”した真摯な姿勢や、俳優の立場を尊重しようという、彼の現場では採用されているらしい方針は、落ち目のスクラップ俳優だったミッキー・ロークがなぜ?!、「ザ・レスラー」で奇跡の復活を遂げ、今月22日(日本23日)に行われるアカデミー賞授賞式で主演男優賞は確実とまで言われる名優に生まれ変わることができたのか?!、その秘密の一端を窺わせているような気もします。
それにしても、天才と呼ばれるダーレン・アロノフスキー監督が同じ映画の釜の飯を食う仲間として、クリスチャン・ベールが世間の集中砲火を浴びるのを見ていられず、「ターミネーター4/サルベーション」は自分の映画でもないのに、口を開いて、こうして弁護に立ったというのに、当の「T4」の監督マックGは何をやっているのかッ?!、このまま黙っているだけではマックG監督には従来の屁タレの称号に加え、クソッタレまで足さなければいけなくなってしまいます。
次回作は「ロボコップ」シリーズの最新作を手がける予定の天才ダーレン・アロノフスキー監督ですが、ロボットつながりで「T5」もお願いできないものでしょうか?!、ダーレン・アロノフスキー監督なら、「トランスフォーマー2」(今夏公開)の“映画は爆発だッ!!”マイケル・ベイ監督が「ターミネーター」に突きつけた果たし状を破り捨て、返り討ちにするガッツと、天才と呼ばれる映画作りの奥義を見せてくれるかもしれません?!
クリスチャン・ベール-2
 ↑ “スター”として、どう振舞っていいか、わからないクリスチャン・ベール?!
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