昨2008年7月4日のアメリカ独立記念日にココで紹介した、「ミスト」(2007年)などで知られるトーマス・ジェーンが自分の公式サイトで予告編を公開し、こんなにおもしろそうなSFアクション映画なのに、どこの配給会社も買ってくれないんだッ!!、みんな、応援して助けてくれーッ!!と、映画ファンに呼びかけていた彼の主演作「ミュータント・クロニクルズ」が、その後、マグノリア・ピクチャーズ傘下のマグネット・フィルムズ様にお買い上げ頂き、限定公開ながら、4月24日についにアメリカでも映画館デビューできることが決定し、、あらためて迫力ある新編集の予告編をリリースしたので、ご覧下さい!!、それとビリーは全然、知らなかったのですが、この「ミュータント・クロニクルズ」は昨年11月にすでに日本で封切られ、公開は終了してたんですね…、遅ればせながら、その時の日本版ポスターもご覧下さい!!
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http://www.traileraddict.com/emd/8441
← 左のポスターがジャンル系映画の専門サイト QUIET EARTH が紹介した「ミュータント・クロニクルズ」の日本公開時のポスターです。こんな漢字だらけのポスターで宣伝され、「ミュータント・クロニクルズ」が日本で上映終了してたとは、気づきもしませんでした!!、…と、イジワルなツッコミをしてしまいましたが、やっぱり欧米人にはアジア諸国の違いは今だ、まるで判ってないようです…。そんな訳で海外ではとっくに日本では公開されたと思われている「ミュータント・クロニクルズ」は、スウェーデンのゲームメーカーが発売した同名のロール・プレイング・ゲームをベースに映画化した作品です。
お話の内容は23世紀の未来、世界は日本のミシマを含む、たった4つの会社が国家に代わり支配していた…!!を前提とし、その4社が枯渇し、残り少なくなった天然資源の奪い合いをする最中、地下に眠っていたミュータントたちの封印を解き、目覚めさせてしまったことから、ミュータントVS人類の生存を賭けた戦争が勃発する…!!という、ダークな終末的世界観の作品です。
主演は前述の通り、トーマス・ジェーンで、名優ジョン・マルコヴィッチが出演している他、ヘルボーイことロン・パールマンと、プリンセス・ヌアラことアンナ・ウォルトンが「ヘルボーイⅡ:ゴールデンアーミー」(必見公開中)に引き続き共演してるのも、ジャンル系映画のファンには見逃せないところです。また、桃の天然水の資源をミュータントに奪われてたまるものかッ!!と、「DOA/デッド・オア・アライブ」(2006年)などのキュートでセクシーなデヴォン青木(↓)が闘うヒロインとして活躍してくれているのも、野朗にはうれしい本作の特典です。監督はSF映画作りを始めた7歳(!)の時点で、まともな人生を送れないことが決定した親不孝な映画バカ野朗のイギリス人、サイモン・ハンターです。昨年夏のサンディエゴ・コミック・コンなどで特別上映され、ジャンル系映画マニアからは2008年のお気に入り映画にけっこう選ばれている「ミュータント・クロニクルズ」が、漢字ばっかりじゃない、ちゃんとひらがなやカタカナも使ったポスターや字幕でリバイバル上映?されることを期待します!!
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