かなり有名な映画や小説、マンガともなると、どこかでその話題を見聞きしただけで、実際には観たことも読んだこともないのにわかった気になってる人というのがいるものです。アマンダちゃんもそんな1人で、彼女は「スター・ウォーズ」の映画をまるで観たことがないにも関わらず、そのストーリーを全部、知っているそうです!!、では、アマンダちゃんに「スター・ウォーズ」の物語を語ってもらいましょう!! →
http://vimeo.com/moogaloop.swf?clip_id=2809991&server=vimeo.com&show_title=1&show_byline=1&show_portrait=0&color=&fullscreen=1
海外のいろんな映画サイトやブログでおもしろがって取り上げられているビデオです。ジョー・ニコロージさんという、どうやら「スター・ウォーズ」マニアらしい人が、彼のお友だちで「スター・ウォーズ」を観たことがないアマンダちゃん(←)が「私だって『スター・ウォーズ』ぐらい知ってるわよ!!、プンプン」というので、そいつぁ、おもしろいっ!!、ほれほれ、「スター・ウォーズ」のストーリーを言ってみろ!!と語らせた音声に、ジョーさんが「スター・ウォーズ」の写真をコラージュしてコミカルなマンガ風のビジュアルをつけてくれました。
アマンダちゃんによれば、「スター・ウォーズ」ではいきなり悪い奴として、ダース・ベイダーが出てくるのは正解ですが、その親分のダース・シディアスまでがサッサと登場します。しかし、アマンダちゃんはダース・シディアスという名前まではわかっておらず、彼がパルパティーン皇帝だということもうる覚えです。でも、親分の顔は白いということだけはわかっています(笑)。で、そんな悪党ふたりがジェダイを殺しまくり、農場で働く農家の青年ルーク・スカイウォーカーも殺されそうになったところをオビ=ワン・ケノービが助けてくれて、オビ=ワンとルークは別の惑星に逃れ、そこでC-3POとR2-D2のロボット・コンビと出会います。ロボット・コンビが託されたレイア姫からのSOSのメッセージを受け取ったルークとオビ=ワンは、ハン・ソロとチューバッカを雇用し、レイア姫の救出に向かう…というのがアマンダちゃん版「エピソード4/新たなる希望」(1977年)のあらすじです。
そして「エピソード5/帝国の逆襲」(1980年)では、酒場のバーの惑星?で、ジャバ・ザ・ハットに捕らわれた、なぜか?金色のスーツを着たレイア姫の救出に、ルークたちは成功し、一同は茶色のマペット?たちの星に移動します。茶色のマペットはもちろん、イウォークのことですね。そこでイウォークたちから悪い巨大ロボットの退治を頼まれたルークたちは、それを退治し、ついでにデス・スターも破壊します。そして裏切り者としてランド・カルリシアンが登場しますが、彼は殺され、ハン・ソロは何か?で凍りづけに固められてしまいます。とりあえず、「帝国の逆襲」の最後でのハン・ソロの運命はその通りですね。
最後の「エピソード6/ジェダイの帰還」(または「ジェダイの復讐」1983年)では、それまで登場していなかったヨーダがいきなり死に、オビ=ワンも死んで、ふたりは幽霊のゴーストとなって、フォースの暗黒面のダークサイドに堕ちかけたルークを救います。そして、ルークとレイア、そして“ハンス”というドイツ人みたいな名前が本名かもしれないハン・ソロたちはパルパティーン皇帝を倒し、ダース・ベイダーの正体も暴いて、彼を殺しますが、アマンダちゃんによれば、ダース・ベイダーが死んで、ルークはたぶん胸を痛める事情があるそうです。フィナーレはジャー・ジャー・ビンクスか?、誰か?エライ人が宇宙の平和を守ったルークたち一同を表彰して、ドイツ人のハンス?とルークの男同士は熱い口づけを交わし、チューバッカが吠えて、「スター・ウォーズ」トリロジーのサーガは終わりとなるそうです。
いかがでしょうか?、ジョージ・ルーカスの「スター・ウォーズ」と比べて、アマンダちゃんの「スター・ウォーズ」は…ッ?!
ともすると、アマンダちゃんを小バカにしてるとも思われるビデオですが、語り口のかわいらしさからして、たぶんアマンダちゃんはイジクられやすい天然のハッピータイプな性格の素直な女の子なんだと思います。だから、アマンダちゃんを知らない人も、彼女のメチャクチャな「スター・ウォーズ」を聞いて、何となくのほほんと平和な気分で微笑ましくなってしまいます。でも、ジョーさんはいずれ、ちゃんとアマンダちゃんに「スター・ウォーズ」を観せてあげないとダメですよッ!!
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