Toynewsi.com がリリースした“プレイメイツ・トイズ”から発売予定のシリーズ最新作「ターミネーター4/サルべーション」のアクション・フィギュアの写真です。むき身のターミネーターたちに囲まれている人間キャラは誰あろう、スカイネット軍団と闘うレジスタンスのリーダーである主人公のジョン・コナーらしいのですが、…てことは、こいつはクリスチャン・べールのフィギュア?な訳で…、まるで似ていません…。ターミネーターたちもチャチな作りで、あまり購買意欲をそそってくれていないのですが、このプレイメイツの「ターミネーター4」シリーズは、まぁ、幼い子どもが闘わせて遊ぶオモチャ…ということなんでしょうね。じゃあ、そんな今イチのフィギュアの写真をなぜ、紹介しているのか?!というと、昨2008年の「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」もそうだったように、またオモチャから映画の内容がネタバレしているからです…ッ!!、ネタバレのフィギュアの写真は続きを読むの後に隠しているので、映画本編を観る前に予備知識を多く持ちたくないという方は、ここまでにしておいてください!! →
さて、ネタバレの問題フィギュアとは、また顔が全然、似ていないのでピンとこないのですが、上 ↑ の写真では右端、下 ↓ の写真では左から2体めにいるサム・ワーシントン演じるマーカス・ライトのフィギュアがそうです。
これをネタバレと言っても、まぁ、予告編の中で、すでにクリスチャン・ベールが「お前たちとは俺が生れる前から闘ってきた…ッ!!」とか言っているので、公然の秘密のようなものですが、マーカス・ライトはサイボーグ?のターミネーターです。そのマーカスが映画の途中で、恐らくフィギュアのような格好で自分の正体をさらすことになるのが、これらの写真からわかってしまいました!!、また、マーカスが水陸両用ターミネーターのハイドロボットを手に捕まえて闘っているような様子から、映画の中でハイドロボットVSマーカスの対決があることは間違いなさそうで、そこからマーカスが実はターミネーターとは言え、けして完全に敵ではなさそうだ…ということも推測されます。
この「ターミネーター4/サルべーション」では、ストーリーのカギとなる実質的な主人公はマーカスであって、「5」以降からクリスチャン・べールのジョン・コナーが本格的に活躍する…とウワサされています。なので本当はできれば、マーカスの正体などの情報は伏せておく方がよいのですが、映画会社がせっかく秘密にしておいても、こうしてオモチャ会社の宣伝でバレていってしまいます…。映画とオモチャのどっちが大事なのか?!、ちょっと複雑な思いがよぎってしまいますね。
この“プレイメイツ・トイズ”の「ターミネーター4」フィギュアは、キャラクターの組み合わせにもよりますが、6体セットで68ドル94セント、10体セットで97ドル96セントという正価がつけられているので、だいたい1体あたり約10ドル(950円)ぐらいといったところでしょうか。お手頃なお値段ではありますが、出来栄えが今イチなので、高い気もしてしまいますね。
マーカスは一体、どんな存在なのか?!、新たな物語の幕開けとなるオチの謎が楽しみな「ターミネーター4/サルべーション」は、6月6日(土) / 7日(日)先行上映の後、13日(土)から本格的に封切りです。
ちなみに邦題には「サルべーション」がついていませんが、サルべーションが単に“救い”や“救済”の意味なのか?、それとも“救世主”出現の予告なのか?、その意味の解釈が映画を期待させるキーワードになっているので、実はカンタンにはハズすことができず、このブログではしつこく「ターミネーター4/サルべーション」と書き続けています。
果して、“救世主”とは普通にクリスチャン・ベールのことなのか?、あるいは正体はターミネーターのサム・ワーシントンがそうなのか?、それとも別の救世主がラストで現われるのか?!、という謎かけですね。
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