ジョークなしの真面目な映画の祭典に生れ変るアカデミー賞の新司会者にウルヴァリンが決定!!

ヒュー・ジャックマン-トニー賞-司会
2009年2月22日(日)に行なわれる第81回アカデミー賞授賞式総合司会者に、オーストラリア出身の俳優で、「X-メン」シリーズのウルヴァリンこと、ヒュー・ジャックマン抜擢されたことを、同賞を主催する映画芸術科学アカデミーが発表しました!! 


インターネット動画配信の普及や、長すぎる放送時間現代のライフスタイルに適さないなど、近年、視聴率が下がり続け、ついに今年2008年第80回授賞式では、18.66%にまで落ち込み、視聴者数も3,176万人まで激減(約10年前の1997年の第69回は視聴率78.10%、視聴者数は6,937万人)したアカデミー賞授賞式は、そのセレモニーの内容見直しが迫られていたのですが、その改革のシンボルとしてヒュー・ジャックマン新司会者に抜擢という発表は、実は本来は週明けの火曜日(16日)頃に行なわれるはずでした。
そのアナウンスがくり上げられたのは、ハリウッド敏腕映画ジャーナリストニッキ・フィンケ女史が、“映画芸術科学アカデミーは、アカデミー賞受賞式お決まりの冒頭でのジョークや、ミニ・コントめいたお笑いを廃止し、セレモニーの内容を全体的に、映画ファンに向けた真面目な方向に修正するため、従来までコメディアンや、TV番組の人気司会タレント起用される傾向だった司会者を、あくまでも映画界から人選し、思いがけない人を準備している…”と、自身のブログ昨日(現地11日木曜日)、スクープを飛ばしたからです。それで“次の司会者は誰なのかッ?!やっぱり俳優?!、それとも、もしかして監督やプロデューサーといった人たちが司会をッ?!”といった臆測が乱れ飛ぶことを嫌った映画芸術科学アカデミー発表を早めた訳ですが、ニッキ・フィンケ女史の言うとおりの動きが、アカデミー賞の裏側で考えられているのなら、次回の受賞式映画ファンにターゲットをしぼったコアな見ものとなる可能性があり、そうした改革案が功を奏せば、同賞の人気回復だけでなく、映画復権の機運きっかけともなるかもしれません。
しかし、それにしたって「X-メン」シリーズのウルヴァリンが、アカデミー賞の司会??というのは意外に思う方もいるかもしれませんが、ヒュー・ジャックマン過去に、演劇界のアカデミー賞とも言える最高峰の賞であるトニー賞授賞式の司会を、2003年から2005年にかけての3年連続でこなしており、今回の抜擢は、その実績の上に乗っかったものだろうというのが大方の見方です。ヒュー・ジャックマンアカデミー賞授賞式の司会者に選んだ、同授賞式プロデューサーローレンス・マークビル・コンドンは、マスコミ向けのプレス・リリースの中で、「ヒュー・ジャックマンは完全無欠のエンターテイナーであり国際的にもよく知られた映画スターです彼にはエレガントな品格があり場の状況を瞬時に見極めるセンスもピカイチです次回のアカデミー賞の司会者としてはまさに理想に打ってつけの人物できっと楽しいショーを取り仕切ってくれるはずです!!」と語り、ヒュー・ジャックマンタレント性を手放しで褒め称えています。
ヒュー・ジャックマン芸能ゴシップピープル誌で、2008年の最もセクシーな男性に選ばれるなど、確かに人気も申しぶんなくヒュー・ジャックマンが司会なら、多少、放送時間が長くても授賞式をテレビで見ようかしら…?!納得する方も多いと思います。けれども、ヒュー・ジャックマン現役ど真ん中の俳優であり、本当なら賞を贈る側より受け取る側にいなければならないはず…。加えて、“映画界の顔”として選ばれた本人最新作恋愛大作オーストラリア」(2009年2月28日公開)は、アメリカをはじめ海外では大コケになっていますし、「彼が二度愛したS」(2008年)はまともな公開のされ方さえしていない無視された映画です。また、「ファウンテン 永遠につづく愛」(2006年)もトンデモ映画でした…(※)。と、映画俳優としてのヒュー・ジャックマン近年は絶不調の波の中にいると言われても仕方がない状況です。先のプロデューサーらの言葉を借りずとも、ヒュー・ジャックマン素晴らしい俳優だと思います。ですから、彼の真の成功を願うファンは、まだ40歳なのにアカデミー賞の司会者になんて落ち着いてほしくないのでは…?!
※「ファウンテン 永遠につづく愛」は、そもそも主演だったブラッド・ピットの降板劇などのトラブルに見舞われ、製作規模が縮小されたことで、監督のダーレン・アロノフスキーにとっては妥協しまくった仕上がりとなっています。そのためダーレン・アロノフスキー監督は、同映画を一部、新たに撮り足すなどして作り直すプランや、コミックとして本来の全編を紹介するプランなど、作品のあるべき姿への完成に向けて固執しています。現時点ではトンデモ映画なので、ヒマな人にしか、お薦めしませんが、本当はすんげぇー映画になるはずだったんだろうなぁ…というポテンシャルの片鱗は窺えるので、一見の価値はあります。
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