スピルバーグとピーター・ジャクソンの暗礁に乗り上げた夢のコラボ映画「タンタン」にソニー・ピクチャーズの女神が光を灯したッ!!

ソニー・ピクチャーズ-コロムビア・ピクチャーズ
9月末ココでお伝えしたスティーヴン・スピルバーグと、「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのピーター・ジャクソンという人気大ヒット映画監督のふたりが共作する夢のコラボレーション企画タンタン」(ベルギーの漫画家エルジェのコミック「タンタンの冒険」の映画化)が、本来であれば先月10月からスピルバーグ監督のメガホンで撮影がクランクインしていた予定が、同映画をメインで製作出資するはずだったユニバーサル映画採算の見通しが立たないとして製作開始直前に降りてしまい大ヒット確実スーパー映画監督らが資金難で映画が作れず暗礁に乗り上げた…という異常事態を、女神のたいまつが光明を照らすロゴ(↑)でおなじみのソニー・ピクチャーズ救済してくれることになりそうです!! → 


スピルバーグ-ピーター・ジャクソン
…というニュースを、ハリウッド映画業界メディア一斉にヘッドラインで報じた、このモーション・キャプチャー技術を採り入れる3-D半CGアニメ映画タンタン」は総製作費として約1億3,000万ドル(約140億円)が見積もられており、最初パラマウント映画製作準備資金企画開発費として、3,000万ドルを出資しています。スピルバーグ監督とピーター・ジャクソン監督は残りの1億ドルユニバーサル映画に頼ったわけですが、そのアテがハズレてしまい、パラマウント映画に追加の出資を依頼していました。パラマウント映画は、これまで傘下に治めていたスピルバーグ監督の映画会社ドリームワークス離脱してしまい、ドリームワークスからの作品供給がいずれ途切れ(※)、大きな収入源を失う可能性があることから、将来に渡っての良好な関係継続も視野に入れてか、残りの全額1億ドルを出資することを承諾しました。しかしながら、そのありがたいはずの申し出に、やはり、スピルバーグ監督にはパラマウント映画と袂を別つ経緯があったことからか、それを全面的には受け入れず、一方でソニー・ピクチャーズにも救済を求めたとのことです。かつて、スピルバーグ監督の代表作SF映画未知との遭遇」(1977年)を製作したソニー・ピクチャーズ(コロムビア・トライスター)は、両監督からの申し出を受け入れ、「タンタン」の残りの製作費1億ドルを、パラマウント映画と共同出資することにほぼ合意し、海外配給権を手に入れる見込みです。パラマウント映画ソニー・ピクチャーズの「タンタン」における出資比率までは不明ですが、ソニー・ピクチャーズ映画の内容などのクリエイティヴな側面にはタッチせずパラマウント映画が主な製作母体となるらしいことから、出資額パラマウント映画の方が大きいだろうことが推察されます。また、パラマウント映画北米を中心にイギリスなど、主に英語圏の配給権を所持し、ソニー・ピクチャーズ英語圏以外の配給権を握るだろうとのことなので、日本での配給会社はソニー・ピクチャーズとなりそうですが、こうした配給収入の面でも割合的にはパラマウント映画の方が大きくなりそうです。こうしてソニー・ピクチャーズ様々のお陰で、どうにか「タンタン」は第1作めの本格製作に、あらためて着手できそうですが、新たに別の問題も発生しているようです。と言うのは、すでに主役の少年新聞記者タンタンキャスティングしていた、ヒュー・グラント親戚子役俳優トーマス・サングスターが、映画が一度、暗礁に乗り上げたことから、主演を降りてしまったとの情報があるからです。そのため、スピルバーグ監督とピーター・ジャクソン監督は、新たに自分たちの映画に主演する少年を探さなければならないのかもしれません。また、この「タンタン」は第1作めスピルバーグ監督がメガホンを取り、第2作めをピーター・ジャクソンが監督、そして第3作めふたりで監督という3部作のトリロジー構想でしたが、ユニバーサル映画採算割れの可能性大を指摘してしまった今、本当に当初の予定通りに3本の映画が製作されるか?疑問です。ピーター・ジャクソン監督による第2弾まではどうにか作れそうな気配ですが、トリロジーを完成させることは難しいかもしれません。しかしながら、スピルバーグ監督にとって、長年の夢であった「タンタン」の映画化がひとまず実現することになりそうで、本当によかったと思います。あとは天才スピルバーグ監督の力で大ヒットを達成し、第3作めまで作れる環境を自力で実現させてほしいと思います。これでサイモン・ペグもついにスピルバーグ作品ギャグを披露できそうです。
(※ これまでにパラマウント=ドリームワークスで企画された作品は、引き続きパラマウントを主体で製作・配給される。両社の関係は即座に切れる訳ではないが、これから企画・製作のドリームワークス映画はユニバーサル配給となる。ユニバーサルはスピルバーグ監督が拠点のオフィスを構える本来の古巣の映画会社。だったら、長いつきあいやねんから、なんで「タンタン」にカネ出されへんねん?!とファンは怒ってる…)
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